2009.04.30 (Thu)
メーデーに小沢代表が「命がけで政権交代を実現する」と約束
こういっちゃなんだけど、小沢一郎が代表になる前の民主党は、目的の定まらない浮き草のようにふらふらしていたし、自民党との違いもはっきりと打ち出していなかったので、あまり支援したいと思わなかったんだけど、小沢代表になってからというもの、選挙には勝つわ、支持率は上がるわ、おまけにどんどん自民党との差が明らかになってくるわで、今の自民党政治に不満のある人は、ほとんどが小沢代表を藁にもすがる思いで、頼りにしているのだと思う。
あせった自民党は、小沢代表にダメージを与えるために国家権力を不正行使して秘書を国策捜査、逮捕したり、やたらと民主党の政策を中途半端にパクるようになった。そのせいで、二党間の大きな差も、表面的には少しずつ縮まってきてしまっているけれども、根本的には、自民党は、自分達の利権や金持ちのための政治、民主党は国民主権の政治という大きな違いはそのまま残っている。
だから、私としては、なんとしてでも、政権交代を実現させるために小沢代表を応援したい。小沢代表が民主党の代表でなくなったら、それこそ、政権交代の実現は無理だと思うし、例え、政権交代できても、又すぐ自公政権に逆戻りという事態になることは目に見えているからだ。

西松献金問題で、一時公に出るのを避けていらっしゃった小沢代表がこのところ、活発に動き出されたようで、元気付けられる。29日午前、東京の代々木公園で開かれた第80回メーデー中央集会でも小沢一郎代表が挨拶し、「衆議院総選挙に勝利して、政権交代を実現する。国民の側に立った新政権をつくり、『国民の生活が第一。』の政治を実現する」と改めて表明したという。
「国民主導、生活第一、地域主権の『新しい日本』をつくる」小沢代表、第80回メーデーで宣言
(民主党ウェブサイト 4月9日)
冒頭、主催者を代表して高木剛連合会長が挨拶に立ち、連合は格差拡大、貧困が社会問題化するなかにあって、メーデーにおいては第76、77回と2年続けて中央メーデーと並行して、パート契約者の集いを開催してきて、そして昨年、一昨年は同じ会場で非正規労働メーデーと銘打って集まりを行ってきたと紹介。「そして今年の記念すべき第80回メーデーにおいては、中央メーデーを正規も非正規もすべての働く仲間がメーデーで一体という思いから非正規労働者のみなさんにも参加を呼びかけた」と語った。
そのうえで、「この第80回メーデーを契機に、今の日本の社会のありように怒りをこめ、正規労働者も非正規労働者も共に連帯し、労働者の生活権利を再建するため、勤労国民の先頭に立ってわれわれが戦わなければならない」と述べ、連帯を呼びかけた。
高木会長はまた「本年9月までには解散・総選挙がある」との認識を示し、「日本を変えていくためには政治も変えなければならない。今回の総選挙では政権交代を何が何でも果たさなければならない。そんな思いを込めて全力をつくす」と力説した。
続いて、集まった参加者の大きな拍手と歓声で迎えられて小沢代表が登壇し、メーデーのお祝いを述べるとともに、連帯の挨拶を行った。
【More・・・】

(毎日 4月29日)
2009年 第80回メーデー 小沢一郎代表「連帯の挨拶」
~「国民の生活が第一。」の政治の実現をアピール~
(民主党HP 2009/04/29)
第80回メーデー中央大会における小沢一郎代表の「連帯の挨拶」は、下記の通りです。
民主党代表の小沢一郎でございます。第80回メーデーに際し、民主党を代表して、働く仲間の皆さんとの連帯の挨拶を、そしてメーデーのお祝いのご挨拶を申し上げます。
はじめに、皆さんからいただいております様々な激励に対して、深く感謝申し上げます。皆さんの声をしっかりと受けとめ、何としても今年、衆議院総選挙に勝利して、政権交代を実現する。国民の側に立った新政権をつくり、「国民の生活が第一。」の政治を実現する。この自分自身の身の果てるまで、あらゆる障害を乗り越えて、その使命を達成することを、この機会にお約束致します。
これまで自公政権は、弱者切り捨て、格差拡大の政治によって、暮らしと地域を壊し、国民を散々、痛めつけてきました。国民の可処分所得が減り続ける一方、税金や保険料負担は増え続けております。年金問題は一向に解決されず、医療や介護で多くの国民が苦しみ、子育てや教育の負担はもはや、国民生活の限界に達しようとしております。
そして、百年に一度とも言われる経済危機にあっても、官僚任せの麻生内閣、自公政権は、従来と同じように、官僚支配の制度、仕組みやムダづかいをそのままにしておいて、その場しのぎのバラマキをただ繰り返すばかりであります。その結果、金融危機では世界で最も軽微な損失だったはずの日本がいまや、先進国で最悪の景気後退に陥っているのであります。企業倒産、「派遣切り」は増え続け、正社員のリストラ、労働条件の切り下げも止まりません。
さらに、政府・与党はバラマキの財源として、税収を超える赤字国債を垂れ流し、早ければ二年後にはその穴埋めとして消費税の大増税を行おうとしております。それは正に、財政を破綻させると同時に、経済を衰退させ、国民生活を崩壊させる究極の「亡国的政策」であります。
これほど無節操、無責任極まりない麻生・自公政権には、当然、この危機を乗り切る能力も意欲など全くありません。困難を打開し、生活の安心と国民の元気を取り戻すために、一刻も早く、国民の信頼を得た強力な政権をつくらなければなりません。それが、民主党を中心とする政権であると確信しております。
民主党は、機能しなくなっている今の制度や仕組みそのものを根本から変え、「国民の生活が第一。」の政治を実現します。
まず、天下りと税金のムダづかいを一掃して、国民生活に大胆に予算を振り向けなければなりません。予算編成の仕組みそのものを変えるのであります。家計や地域を直接支援して国民の可処分所得を増やし、暮らしのセーフティネットを強化して現在と将来の安心を築き、内需を拡大して不況と失業を克服していかなければなりません。
そして、年金・医療の改革、子育てへの支援、働き方の改革、農林漁業と中小企業の再生によって、「新しい生活をつくる」という皆さんとの約束を必ず実行して参ります。
あと四カ月以内には衆議院総選挙が必ず行われます。自民・公明両党はそこで衆議院における三分の二の多数という絶対的ね力を確実に失います。一方で、参議院における野党の過半数という状況は変わりません。つまり、民主党を中心とする政権をつくる以外に、いわゆる「国会のねじれ」を解消し、国政を円滑に運営する方法はないのであります。
次の、新しい政権をつくるのは正に国民であり、ここにお集まりの同志の皆さんご自身であります。今こそ、私たちの手でわが国に議会制民主主義を定着させようではありませんか。
民主党は皆さんとともに、国民主導、生活第一、地域主権の「新しい日本」をつくります。そして、働く人たちがちゃんと報われる、真っ当な政治、経済、社会を築くために、力を合わせて政権交代を実現しようではありませんか。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
ありがとうございました。
植草一秀の『知られざる真実』
民主党内反党分子「賊軍」を排除すべし
民主党最高顧問の渡部恒三氏、仙谷由人氏、前原誠司氏、枝野幸男氏などは、もとより反小沢代表派の議員である。昨年秋の民主党代表選に際しても、小沢氏の代表無投票三選に反対の意向を示していた。
民主党がいま、最も重視すべきことは、総選挙を目前に控えて、政権交代実現を求める民主党支持者の声にどう答えるのかである。民主党は2005年9月の郵政民営化選挙に際し、岡田克也代表指揮の下で、大敗を喫した。
私は総選挙に際し、岡田代表に、「セーフティネット重視、天下り根絶、対米隷属からの脱却」を前面に掲げて闘うべきだと提言した。小泉自民党は「郵政民営化」を掲げ、大勝した。民主党のテレビCMは「日本をあきらめない」と、意味が不明確なものだった。
その後、代表に就任したのが前原誠司氏である。2006年の年初、小泉政権は窮地に追い込まれた。郵政選挙で小泉政権が全面支援した堀江貴文氏が証券取引法違反容疑で逮捕された。再開された米国からの輸入牛肉に危険部位が混入していた。耐震構造偽装問題が表面化した。防衛施設庁の汚職問題が表面化した。
民主党が攻勢に転じる局面だったが、偽メール問題が表面化して前原氏は代表辞任に追い込まれた。民主党は解党の危機に直面した。
この局面で2006年4月に民主党代表に就任したのが小沢一郎氏である。代表就任直後の千葉7区衆院補選で民主党候補が奇跡的な逆転勝利を収めた。民主党の反転攻勢はこの衆院補選から始まった。
2007年7月の参議院選挙で民主党は大勝し、参議院第1党の地位を獲得した。参議院では野党が過半数を確保し、自民党独裁政治に重いくさびを打ち込んだ。
次期総選挙で野党が勝利すれば、政権交代が実現する。2006年の解党寸前の状況から、政権交代実現まであと一歩の地点まで民主党を誘導したのは小沢一郎民主党代表である。
いまだに大久保秘書が逮捕されたままで、いろいろと心労も多いことだろうが、小沢代表には国民の悲願でもある政権交代をぜひ実現させていただきたいと思う。それには、小沢代表1人の力では限界があるので、国民の私達もあらゆる知恵を絞って民主党や小沢代表に、アドバイスや意見をしてみたらどうだろうか。
小沢代表を応援するためにも、今日もランキングの応援宜しくお願いします。

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もしくは小沢さんのリーダーシップに期待しているのか?
それとも小沢さんの政治的主張を支持しているのか?
もしかしたらその全部なのかも知れませんが、とても不思議です。
第一の点についていえば、多分どの世論調査を見ても過半数の国民が小沢氏は交代すべきだと答えている事実をどう考えるべきなのでしょうか。
要するに国民の多くが小沢さんの説明に納得していない。
国民の過半数が退陣すべきと考えている人物が党首の政党が国会で過半数を得るなどということが可能なのでしょうか?
第二の点についていえば、過去には数々の政党をぶち壊して、壊し屋とよばれ、最近もナベツネの大連立構想にからんでやめると言ったりやっぱりやめないと言ったり、リーダーとしてどうなのよ、と感じることもしばしばです。
そして何より問題なのは第三の点、小沢さんのこれまでの政治的主張です。
小沢さんは権力の中枢である自民党幹事長をつとめた後、「日本改造計画」のなかで、親米保守の立場を明確にし、アメリカ流の新自由主義や、そこから生ずる自己責任論を讃美しています。
小泉元首相や、橋下大阪府知事の主張にそっくりなのです。
今は意見を変えたのかも知れませんが、それなら自分の過去との決別について小沢さんは明確に語っているのでしょうか?寡聞にしてそのような発言を聞いたことはありません。
だから自民党政治に反対している人たちが小沢さんを支持しているのが不思議です。まあ、民主党も前原さんとか、もっと極右もいますからね。よく考えると要するにカイカク派が小沢さんを支持しているんでしょうね。
やってくれそうな人。小泉さんはやってくれたが結果はひどいものだったと思います。
これからは多分橋下さんが国民の熱狂的支持を得て国政でやってくれるでしょう。日本はもっと少しの天国と沢山の地獄があわさったような国になってしまうかもしれません。
でも小沢さんは結局何もできなかった人になる気がします。
ご質問いただいたのに、昨日はちょっと忙しくて、お返事できませんでした。やはり大久保氏は保釈されていませんよね。というか、そのことに関する情報がないので状況がわからない状態です。だから、その後どうなったのか、とても気になりますね。先日逮捕された(笑)SMAPの草なぎ君もすぐに釈放されて、不起訴処分となっていますよね。大久保氏がどうなったのかとても気になります。
http://www.asyura2.com/09/senkyo62/msg/223.html
http://latache1992.blog56.fc2.com/blog-entry-45.html
(ただ、昨夜も同じ内容のコメントを投稿させていただいたのですが、私の操作がまずかったのか、反映されませんでした。もし、二重投稿になりましたら、恐縮ですが、昨夜の投稿を削除していただけないでしょうか。)
掲示板の「平成海援隊」と「TOKYO CALLING(行動に向けての準備室)」では、小沢代表を励まそうと「拝啓 小沢一郎 様」という書簡集を作成して、小沢事務所にお届けしました。
皆さんも、是非お読みください。書簡集は印刷することもできますので、友人・知人などに配って、小沢代表を励ましている人がたくさんいることを知らせませんか?
「拝啓 小沢一郎 様」
http://issuu.com/irohoney/docs/letterstoozawa2
「平成海援隊」
http://www2.realint.com/cgi-bin/tbbs.cgi?Hkaientai
「TOKYO CALLING(行動に向けての準備室)」
http://www2.realint.com/cgi-bin/tbbs.cgi?Tcalling0904
http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2009/04/post_260.html
決して小沢さんの力だけではないのだということを理解していただければ幸いです。
渡辺恒三さんは小沢総理の誕生をもっとも願ってる一人じゃないかと思っていたのですが・・・・
いかにも民主党内部が混乱してるように演出して自公を油断させる、目くらまし作戦の1つじゃないかと・・・・
いざ、解散になった時には小沢代表をもっとも近くで担いでいくのじゃないかと、思ったり・・・・甘いかなぁ・・・・
「しょっちゅう行方をくらまして、どこで何してるんだか」
知ってるくせに。
敵に手の内を見せてどうする。
小沢は小沢にしかできない仕事で走り回っている。
小沢が政権交代に自信を覗かせている意味。
選挙の結果は蓋を開けてみるまでは分からない。
あまり足を引っ張らないで欲しい。
このままだと、辞めても続投しても、支持者を分裂させることになってしまう。
だから、私としては、なんとしてでも、政権交代を実現させるために小沢代表を応援したい。小沢代表が民主党の代表でなくなったら、それこそ、政権交代の実現は無理だと思うし、例え、政権交代できても、又すぐ自公政権に逆戻りという事態になることは目に見えているからだ。
おっしゃるとおりだと思います。
高野 孟さんも《THE JOURNAL》にて、官僚体制を打破すると宣言している小沢さんを支持していますね。「官僚体制の裏も表も知っている小沢にそれこそ剛腕を発揮してそれを断行して貰うことこそ政権交代の大目的なのであって、それが小沢抜きの政権交代になってしまっては意味は半減する。」
まったく、そのとおりだと思います。
何が何でも政権交代が必要です。官僚も自公もなんとしてでもそれを阻止しようとしている。国民はしっかりと事実を見極めなければならない。
小沢さんはいう。自公政権の究極の「亡国的政策」をやめさせ、機能しなくなっている今の制度や仕組みそのものを根本から変え、「国民の生活が第一。」の政治を実現すると。
その宣言に、私は全力で支持します。
マスコミの世論操作(情報操作ですね)に抗して、ネットの中から発信している真のジャーナリスト魂をもった意見を、支持したい。
そして、ブロガーたちを支持したい。
掲示板「平成海援隊」と「TOKYO CALLING」では、このような企画をいたしました。どうぞ、この熱い小沢への声援を見てください!!!
「拝啓、小沢一郎様」http://issuu.com/irohoney/docs/letterstoozawa2
なぜ産経が今このニュースを流すのかは分りませんが、選挙をやってみれば実際はこんな感じじゃないかなとずっと思ってました。
首都圏の人や、普段政治や選挙に関わっている人は、全国のサイレントマジョリティーの変化に気付いていないように思います。
こういう無言でも自分の考えを持っている人たちは、目先のまやかしに左右されません。
でも、理不尽な形で党首を辞任させれば、こうはならないと思います。
少し長いですが、引用させて頂きます。
【選挙 ウワサの真相】地方選の民主逆風はまぼろし…らしい
4月30日7時57分配信 産経新聞
今春の千葉、秋田両県知事選で、与党がホッと一息ついた。自民党系候補が連勝したからだ。麻生内閣の支持率も、低めとはいうものの回復傾向にあり、「麻生太郎首相の経済対策が評価されつつある」「反転攻勢の局面をようやく迎えた」という声が与党から聞こえてくる。だが、それは本当なのだろうか。2つの知事選の裏では、実は、いくつもの「誤算」が繰り広げられていた。
◇
「かなり、票差は縮まったんじゃないのか」
4月12日夜。秋田知事選の開票日。寺田学はテレビの前で驚きの表情を浮かべていた。
寺田は民主党の秋田県連代表。自民、公明、社民各党が支持した佐竹敬久の当選と、自らが推す川口博の敗北は疑いない現実だったが、その票差が予想以上に縮まっていたからだ。
驚きは当然だ。投票1週間前。報道各社が行った情勢調査では、川口は佐竹に最大20ポイントも離され、寺田は惨敗を直感させられていた。10万票以上離されても、しかたがない数字だ。
様子が変わったのは、その情勢調査が報じられた直後だ。
秋田市内の寺田事務所に「民主党は誰を応援しているのか」という不思議な問い合わせが相次いだ。
後で知ったが、このころから「期日前投票」の数もジワジワと伸びた。何かが動きだしていた。
「選挙戦術を間違えたかもしれない」。そんな声が出たのも、このころだ。
小沢一郎代表の秘書逮捕で始まった西松建設の巨額献金事件は、民主党を直撃した「はず」だった。それを意識したであろう川口陣営は、民主党に「出入り禁止令」にも近い要請を繰り出した。
川口の選挙出陣式。「寺田さんは、秘書も顔を出さないでほしい」。昨年秋から寺田が口説き続けてやっと出馬させた川口陣営から、寺田は拒否された。
地元選出の民主党参院議員、松浦大悟も同じだ。
川口の選挙カーに乗り込んだまではよかったが、「民主党とは名乗らないでください」とピシャリと言い渡された。
開票日の夜。寺田がテレビをみていたのも川口の選挙事務所ではなかった。父である当時の秋田県知事、寺田典城の知事公舎に座らざるを得なかった。
だが、テレビの開票速報では、差はそれほど広がっていなかった。最悪のシナリオの半分ほど、約5万7000票差だった。
「川口猛追」の要因は何だったのか。寺田はこう分析している。
「与党特有の組織型選挙を貫いた佐竹が当選しそうなことが分かり、潜在的な非自民支持層が川口に動いたのでないか。西松事件はほとんど影響なかった」
寺田の分析に呼応するように、自民党のベテラン秋田県議も不思議なセリフを吐く。
「川口が『民主党』と叫び始めていたら、危なかったかもしれない。川口が政党色を消して、無色透明ぶりを強調し続けてくれたから、助かったんだ」
◇
自民党県議の多くが支援した森田健作が、民主、社民の推薦を受けた吉田平を大差で退けた千葉知事選(3月29日投開票)でも、後日談がある。
知事選同日に開票された千葉県議補選(木更津市、改選数1)で、自民党の公認候補が惨敗していた。
自民党にとって不気味なのは、これだけではなかった。
同県東金市の市議選では、共産党候補が2位以下を突き放してトップで当選していた。
4月9日夜。東京タワー近くの日本料理店に集まっていた自民党各派閥の事務総長たちは、この話題に熱中していた。
一人が言った。
「千葉県内でも比較的保守地盤の厚い地域で負けている。自民党への逆風が弱まったわけではないことを肝に銘じるべきなんだ」
この日の宴席の結論はシンプルなものだった。
「平成21年度補正予算案が成立するまで解散すべきでない」
「麻生太郎首相は7月のサミットに堂々と出席すべきだ」
そして。
「5月解散は危ない」
=敬称略(水内茂幸)
http://takashichan.seesaa.net/article/118274446.html
思いました。
そして、このメーデーの日の演説もとても意味の濃い物だと思います。
今までの首相などで、ここまで真剣に政治、日本の未来を考えて
演説した人がいたでしょうか。
私も小沢さんに頼るのではなく、国民一人一人が日本のことを考え
意見を用意して、助けていくことが必要だと思います。
これからも民主党、小沢さんを応援したいと思います。
小沢さんのページにサポーター会員の制度もありますよね。
海外に住んでいる場合でも登録できるのでしょうか?
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「自分自身の身が果てるまで、あらゆる障害を乗り越え、使命を達成したい」 by小沢一郎+ 「新聞の世論調査ごときに騙されてオロオロするなど愚の骨頂である。」 by高野孟
【メーデー】公の場で「私たち」と語りかけた小沢代表を支持する!【政権奪取宣言】
森川久美 『蘇州夜曲』『南京路に花吹雪』 (白泉社文庫・花とゆめ Comics) [再掲載]
アメリカの有識者の方々も、小沢さんを心不全を装ってCIAとグルの自民党が暗殺するタイミングをうかがってるのを危惧しておられました。
私たちが声をあげて小沢さんを、なんとしても守らなければなりません。