2009.04.01 (Wed)
小沢一郎は辞任するな!(檄論檄場より動画あり)
美爾依さん お元気ですか?
意義の多い動画貼っておきます。
小沢一郎の胆力に鳩山由紀夫の友愛の精神は
現在のような難局時こそ輝いて見えますね。
『特別鼎談』 鈴木宗男×田中良紹×高野孟「小沢一郎は辞任するな!」
section.01 小沢一郎は辞任するな!
section.02 劣化する検察 あぶり出される“あり方”
section.03 危機対応能力を試される小沢
section.04 政治とカネを問う そして総選挙は
付録 高野孟×田中良紹 「世にも不思議なニッポンの民主主義」
とらちゃんもいち早く『特別鼎談』 鈴木宗男×田中良紹×高野孟「小沢一郎は辞任するな!」+小沢代表の定例記者会見というエントリーで紹介していた動画だ。
ジャーナリスト 高野孟が“時代のキーパーソン”を迎えてお届けする動画企画「檄論檄場」。第四回は新党大地代表の鈴木宗男さんとジャーナリスト田中良紹さんをお迎えしました。
不正献金の疑惑で秘書が起訴された民主党小沢一郎代表。しかし、小沢氏は「代表職を辞任しない」と明言し、この騒動を「国策捜査」とまで批判しました。今回の“小沢一郎vs検察”の問題を、自身も「国策捜査」の的となった鈴木氏や、検察を取材する立場にいた田中氏はどう見ているのか……。疑惑そのものから報道のあり方までを大激論します。
私もこの動画全部見たけど、小沢代表叩きの嵐の中では、鈴木宗男、田中良紹、高野孟の3人の意見は、とても新鮮だった。ここに郷原氏も入ってくれたらもっとよかったと思うよ。総理より支持率の高い野党の党首にすぎない小沢代表がどうして辞任を求められているのか、マスコミがどうしてここまで小沢集中攻撃を行うのかという謎がすっきりと解明できるので、小沢代表が嫌いな人にも好きな人にも是非オススメだよ~。
【More・・・】
それにしても、日本の政府と癒着している大手メディアの小沢叩きはいまだにすさまじい勢いで続いているようだ。まずは、毎日の社説を見ると、これでも日本の大手4大新聞社の一つなのか?と疑問を投げかけたくなるような偏向的な小沢叩きを展開している。
記者の目:小沢一郎進退論に思う=倉重篤郎
これはあくまで私の予測だが、小沢一郎氏は民主党代表を辞任するだろう。世論調査結果はそうすべきだと言っているし、小沢氏も進退カードを切るタイミングをうかがっているように見える。ただ、日本の政治にとって小沢カードとはどんなカードなのか。我々はそれを自覚した上で、失う痛みも共有したい。
続投宣言した小沢氏だが、この先いくつも難関が待ち受ける。3月29日の千葉県知事選で党推薦候補の敗因とされただけではない。秋田県知事選(今月12日)をはじめとする地方選ラッシュ、世論調査の続投批判・民主党支持率低下報道。何よりも公設秘書が虚偽記載に問われた政治資金規正法違反事件の公判が始まり、検察側冒頭陳述でダミー献金の具体的かつ詳細なからくりと背景が指弾される。
さしもの小沢氏もこの攻勢には耐えられない、と思う。あの大連立工作後の「プッツン辞任」が思い起こされる。ただ、今回はもっと戦略的な対応をするだろう。まずは、逆風選挙情勢をきめ細かく点検し、このままでは民主党が比較第1党をも失いかねない、と見た段階で、できるだけ効果的に進退カードを切る。同時に代表の座を降りても実権を握り続けられる後継人事を模索するのではないか。
周辺には「いったん辞めたらもう元に戻れない」との声があるとも聞いている。確かに、党首に権力を集中させる現選挙制度では、かつての闇将軍的二重権力構造はあり得ない。従って、小沢氏は名実ともに進退窮まる情勢に追い込まれるだろう。ある意味では小沢政治の終幕である。
社説:千葉・民主大敗 早く不信をぬぐい去れ
社説:民主党 解散に向けてけじめ急げ
きっと小沢を辞任させるために社説を書けというお達しが出ているのだろう。何でも政府のいいなりになってしまう毎日には心底がっかり。
ただ、社説がひどいだけで、普通のニュースはOKなんだけどねぇ。
米国防総省:北朝鮮「ミサイル」、人工衛星の可能性高い
【ワシントン小松健一】北朝鮮が「人工衛星」として発射準備を進めている長距離弾道ミサイルについて米国防総省当局者は31日、ロイター通信に対してミサイルの先端が球状になっており、人工衛星を搭載している可能性が高いとの見方を示した。
当局者は「先端の形状は人工衛星打ち上げ用のロケットとほぼ同じ」と指摘し、北朝鮮の予告通り「人工衛星を打ち上げるのだろう」と語った。
ただ米政府は北朝鮮のミサイル開発は核兵器計画の一環であり、将来の核弾頭搭載を目的としていると判断。人工衛星であっても国連安保理決議に違反するとの立場を取っている。
英語の報道でも、北朝鮮が将来、人工衛星を打ち上げるための予行練習用ロケットを打ち上げると報告しているけれども、将来核弾頭等差を目的としているのではないかと書かれている。それにしても、国民にはミサイルだなんて脅しておいて、 「ミサイルが飛んでいるのが見えたら面白いな。見えたら『ファー』って言うのにな」などと発表した鴻池官房副長官がっていう高官がいるっていうんだから、日本の政府高官も落ちたものだな。というか、無邪気すぎるん?鴻池センセがばらした「ミサイル迎撃なんて当たるはずない」というのも本当のことだしね。中川昭一元財務大臣は「ふぅ・・・・」で辞任したけど、鴻池官房副長官は「ファー」で辞任か?(笑)
話しは小沢代表の話題に戻って、前のエントリーにTBして下さった『南華のブログ』では、朝日の朝刊でも立花隆氏による「民主代表のまま 裁判を続けるのか 師から何を学んだ」という小沢叩きの記事が掲載されているそうだ。
立花隆氏と言えば、事実上、田中角栄首相を辞任に追い込んだジャーナリストですが、この記事を読むと、「立花隆はロッキード事件から何を学んだ」と言いたい様な内容です。
たとえば、田中角栄氏が逮捕されたとき、ただちに離党届を書いたことをひどく評価していますが、このときの田中氏は、すでに総理大臣も自民党総裁も辞任して一与党議員になっており、離党しようがしまいが実際には大した影響があったわけではありません。ただ、言われる前に自分から離党してしまえ、というくらいのことです。
それに比べて小沢氏の場合は、自分が逮捕された訳ではなく、秘書の逮捕、それも非常に不当性が疑われているものです。
現に立花氏の記事のとなりに掲載されている元東京地検特捜部長である宗像紀夫氏のインタビュー記事には「捜査方法も着手時期も疑問多い」「特捜の体質変容を危惧」との見出しがあり、また「帝人事件」を例に引いて、「検察はいつでもどんな事件でもやれるということになったら、『検察国家』になってしまいます」と結んでいます。
元検事からの地検批判は、宗像氏ばかりではなく、元東京地検特捜部の郷原信郎氏などは、事件当初から今回の秘書逮捕に疑問を呈しています。
まだ、立花氏の記事は読んでいないが、これを読む限り、田中角栄を辞任に追い込んだジャーナリストと呼ばれた立花氏が、過去の栄光にすがって、本来は全く違う内容なのに、田中角栄と小沢一郎をごっちゃにして、「だから、小沢は田中を見習って今すぐ辞任せよ」といきり立っているようにしかみえない。今回の事件の内容をきちんと調査した上で書いているのだろうか。違うだろう。立花氏もそろそろジャーナリストの道から足を洗うか、毎日の社説担当になるか、最悪の場合は、産経新聞記者に転向すべきではないだろうか。
関連記事:
「記者クラブ廃止」要求は、我われ納税者・市民が出すべきだ
(JANJAN 海形マサシ記者 2009/03/30)
小沢は政権交代を実現させるため、辞任するなと思ったら、今日もランキングの応援宜しくお願いします。

にほんブログ村 政治ブログ 現在 1 位
『自エンド - トラックバック・ピープル』
http://member.blogpeople.net/tback/09077
ブログ村トラコミュ『自エンド』
『民主党 - トラックバック・ピープル』
http://member.blogpeople.net/tback/09160
にトラックバックしています。
衆院選で東京8区(杉並)から出馬予定の保坂展人氏を応援しています。

【政権交代】を目指すブログリスト
- 関連記事
Tags : 鈴木宗男 |
田中良紹 |
高野孟 |
民主党 |
小沢一郎 |
立花隆 |
田中角栄 |
ロッキード事件 |
北朝鮮ミサイル |
人工衛星 |
倉重篤郎氏の言い分は、大久保氏が収支報告書に嘘を書いたということを言いたいわけなのでしょうが、でも本当に大久保氏は嘘を収支報告書に書いたのでしょうか?
西松OBが作った政治団体からの献金を西松建設と書いた方が虚偽記載になるのではないでしょうか?
「累計金額も突出している」というが年間3000万円ですが千葉県知事の森田氏の4年間で1億6000万、つまり年間4000万は如何なる数字なんでしょうね?
他には長きに渡り年間1000万~2000万単位で献金を受けている国会議員は本当にいないものなのでしょうか?
クリーンさとされる曖昧な言葉は何を基準にしているのでしょうね?
小沢氏は収支報告書の出(使い道)を明確に公表をしているはずですよね。
議員は、「君子防未然、不處嫌疑間。瓜田不納履、李下不正冠」
なにやら、この言葉のみを争点にしているように思えてなりません。
結局、マスコミって薄っぺらなんでしょうね。
それでも嫌がらせのように,しぶとく読売新聞は新聞ポストに入り続けているのだから,マンションの皆んなが迷惑をしているのではないだろうか.読売新聞はいつから国家予算で賄われるNHKになったのだ(笑)
# という訳で,早速,公正取引委員会へ通告.読売新聞の販売店を全滅させるまで頑張るぞ! 正直言って,朝日の夕刊と読書欄以外は読む気もしないし,目の負担になるから点字版を廃止した毎日も要らない.
これが一番整理されていると思いますね。
今、政界、財界、官僚、大手マスメディア、学会(御用学会、あっちではない)
というアンシャンレジームの超抵抗をしているだけでしょう。
毎日新聞の社説についてですが、小生も同感です。同時に与良さんや岩見さんのコラムも社説同様の内容でしょう!
逮捕について毎日は何の疑問も提起せず、続投は厳しいので交代すべきの一点張りです。
なぜ、逮捕について検証記事を書かないのか!
非常に不思議であり不満です。
社説とは違いますが現在、2紙購読していますので懐事情も厳しいですので我慢ならず3月28日に集金の折、小生の気持ちを説明し抗議の意味を含め購読を中止すると販売員に伝えました、ところが4月1日も配達されたので電話しましたが留守電状態ですのでファックスにて伝えました。
そして、本日も配達され電話しましたが昨日同様に留守電になっていて再度ファックスしました。
領収書に6-9,12-18時は営業時間と記載されていますが留守電です。
読売や産経よりはましと想い購読していましたがこの始末です。
配達=押し売りは永遠に続くのでしょうか!
ご紹介の動画は、さっそく昨日見ていました。
田中良昭さんの話がとても良いですね。
高野孟さんの「こんなところで辞めてはだめですよ、小沢さん!」という記事も読んだのですが、少し遅きに失したのでは、という残念な感情を覚えます。
高野さんという人は、昔は「朝まで生テレビ」の常連パネリストで、かなり自由に言いたいことを語っている印象の論客でした。
まあリベラルというか、比較的左派の立場だったと記憶します。
それが最近の「サンデー・プロジェクト」(どちらの番組もテレビ朝日で、田原総一朗という御用文化人が司会を取り仕切っているわけですが)では、いちおう出演はするものの、ほとんど発言の機会を与えられません。
発言内容も、あたりさわりのないことをごく少し言うだけです。
この十数年で、日本は恐ろしいほど自由にものが言えない世の中になってしまいました。
良心的保守とか、リベラルと呼ばれた人たちでさえ、生き延びるために表の発言をトーン・ダウンさせてきたのです。
記憶する限り、小泉総理がアメリカのイラク攻撃を諸手を挙げて指示した頃から、特にこういう風潮が強まったと感じています。
イラクで人質になった三人に対するマスコミと世論の攻撃は、今思い出しても、本当にヒステリックでひどいものでした。
先ほどの夜のニュース(テレ朝)で、「北朝鮮、核の小型化でミサイル搭載も」
という、アメリカ筋からの情報が流れました。
それが、まるでもうすぐ、現実に日本に核が飛んでくる心配があるような印象操作がなされていて、(ああ、ついに恐怖を煽るプロパガンダを臆面もなく始めたな)と、暗い気持ちになりました。
恐怖を煽るプロパガンダが始まるとどうなるか・・・。
すみません、今夜は悲観的な気分です。
立花隆は現状を肯定するのか?
小沢抜き民主党が政権を取ったとしても、マスコミが現状のままで、いつまで保つだろう?
そして何より、小沢以外に誰が現状を変えられる?
消えていった過去の改革勢力を見よ。
潰さねばならない既得権益の第一号はマスコミだ。
続投するっていうけど、そのせいで千葉県知事選で負けたし、これからの地方選ラッシュでも同じこと。
西松の件で公判が始まれば、検察の追及にグーの音も出なくなるさ。もうもたないだろう。
まァ、総選挙で自民に負けそうな気配を察した時点で辞めるんじゃないか。そして「院政」を敷けるように画策するだろう。
だが、そりゃ無理だ。今は闇将軍が活躍できる時代じゃない。小沢はもう終わりだァ!
・・・
さて、小沢氏秘書の件、禁固5年以下という重罪だし、ダミー認識がなかったなどと言い訳しても通らない。額でも公開度でも反社会性は低いがね。しかも06年までの違反だしな。
小沢氏は改革を唱えるものの、抜け切れていなかった古いゼネコン依存体質を検察に見咎められた。もちろん、贈収賄や談合事件でもし立件されればシャレにならない。
では、「小沢氏の政治的実績/可能性」と「虚偽記載の罪」のどっちに重きを置くか。
要は、我々が政治家に何を求めるかってことで、クリーン度には目を瞑っていい場合もあるかも。
とうとう米国の政治/経済はダメになり、日本の外需頼み/モノづくり路線も見直しを迫られている。小沢民主党の対米対等、内需主導政策は一つの方向性のように見える。
小沢氏が辞めるとき、日本政治の新たな局面となる-
*
倉重氏に悪意がないとすれば、「予断があってはならない」というスタンスじゃないことが浮き彫りになりました。
金田一耕助映画に出てくる、早とちりのとんまな刑事が思い起こされます。
売国/自己チュー官僚に止めを刺すという小沢氏の大目標にどれだけ多くの国民が共感するかについても全く触れていません。最後の論理展開もずいぶんヘンです。
学生に「勉強とは、頭脳を酷使すること」と語っていますが、「じゃないとオレみたいになっちまうぞ!」とのアドバイスかもしれません。
http://www.spec-7.net/intervew/2005/event33.html
これを読むと、権力の監視役に徹するといった、ジャーナリストとしての志も低そうです。
それでロッキード事件が米国発で起きたとの説もある。
逆に、米国のお気に入りのコイズミポチの場合は、愛国心など欠片もないのに靖国参拝強行して、日中の関係を損ねて、せっかくリードしていた貿易も停滞させた。
中国の高速鉄道も、日本の新幹線でほぼ決まっていたのに、コイズミポチの影響で、フランスのTGVに決まってしまった。
お気の毒な日立。
本当に大切なことは、政治家は何を国民のためにしたか、何を残したのかではないですか。
テレビが持ち上げるほど、あなたの暮らしにコイズミが良かったですか?
政治家に本当に求められるものは何ですか?
美爾依さま、こんにちは。
引用の社説中にも「小沢政治の終幕」とか書かれてますが、なにを指して「小沢政治」というのかさっぱりわかりませんし、ノンセンスな概念です。
立花隆氏も、彼が自らの好奇心にしたがって取材対象と格闘すればエンタテイメントとして読者を楽しませることのできる作家なのに、倫理的に振舞うと途端にとんちんかんになってしまう。
日本の既存メディアは総じて、経済環境的にも倫理的にも自壊の過程にあって、行政機構の自壊の過程とだぶります。
理は小沢氏のほうにあるのであって、そんなことは国外から母国を眺めるあなたのような人には自明のことなのでしょう。
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
【ブログ名変更のおしらせ】政権交代ガンバレ民主党by下町の太陽に改称しました
だから「定額給付金」なんて税金のムダだと言ったんだ![再掲載]
国策捜査、立花隆の老残、小沢一郎を民主党を私党としていると非難
アホダラ自民の馬鹿笑いや千葉やフェリーやイロイロありすぎて・・・。ええい倒閣じゃ
今日はエイプリル・フール(笑) (+_+)☆\ばき!(--;)
立花隆氏のところを見落としてましたが、がっかりというか、やっぱりというか...
そういえば、かつて本多勝一氏に「立場を持たない知性は腐敗する」と言われて「僕は書きたいことだけを書く!」と応えたそうです。
田中金権政治に「ペン」で挑んで名を馳せて以来、たしかな地位を築いた立花氏ですが、いつだったか現役東大生の「立花隆先生、かなりヘンですよ」という本も出て、今や「ブルータス、お前もか」状態でしょうか。
それにしても、自公側じゃなくてもある種の人たちには、もう染み付いているかのような「小沢アレルギー」があるんですかねぇ...「とにかく嫌いッ」という感情が鼻につきます。
しかし、いつかの日銀総裁選びで「財務官僚出身者はダメだ」とハッキリ断って本当に譲らなかったことを思い出しても、「今」の小沢氏には、自公よりはずっとマシな政治を有言実行してくれそうな期待が持てるのですが。
それでも「アイツは口先だけだァ!」というなら、その根拠をしっかり示して欲しいですね。
今回の西松の件がいったい「具体的にどう国民を裏切ることになるのか」も併せて。
それがジャーナリストというものでしょう。