2009.03.08 (Sun)
漆間官房副長官更迭か
<漆間官房副長官>身内からも更迭論 「自民波及せず」発言 (毎日 3月8日)
河村建夫官房長官が8日、「政府高官」は漆間巌官房副長官だと明らかにしたのは、参院予算委員会でこの問題を追及する構えでいる民主党を前に、政府側から発言者を明らかにして早期の事態収拾を図る狙いがある。だが民主党など野党が反発を強めているのに加えて、身内の政府・与党内からも漆間氏の更迭論が出ている。麻生太郎首相は苦しい判断を迫られそうだ。
首相は7日夜に河村氏と協議のうえ、発言した政府高官は漆間氏だと公表すると決めた。その際、民主党が漆間氏の国会への参考人招致を求めれば応じる方針も確認した。首相官邸サイドは「発言は一般論で、実際に捜査に影響を及ぼしていない」との説明で乗り切れると見ている。
だが、民主党の鳩山由紀夫幹事長は8日、記者団に「内閣のど真ん中にいる元警察庁長官が話したという事実は大変重い」と指摘。「内閣のど真ん中と検察の間で会話のやりとりがあったとしか思えない。『一般論だ』と言っても、一般論でそのような話が生じるわけがない」と、追及する姿勢を強めている。
政府・与党内でも「参院予算委員会での審議に影響が出る前に、漆間氏を更迭するべきだ」との声が出ている。与党幹部は「首相が9日にもスパッと更迭するべきだと思う。そうすれば素早い対応をしたことにもなる」と語る。政府・与党内から更迭論が出る裏には、首相周辺が「漆間さんは大した仕事もしていない。この際、代えた方がいい」と語るように、事務方トップとしての漆間氏の能力に疑問符がついていることもある。
漆間氏は9日に定例記者会見などで発言の真意を説明する意向だが、説明次第では、さらに更迭論が高まるとみられる。【高塚保】
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とらちゃんも小沢代表辞任をめぐる意見が自エンドクラブでも分かれる中、貴重な意見を表明しながら、鈴木宗男議員が検察の国策調査について語った動画をアップしてくれている。必見! 鈴木宗男議員の「検察の国策調査」
今、小沢代表を信任している人達の心根を、小沢代表には大事にして貰いたいと思います。人は苦しい時に始めて人の気持ちの真の優しさが分かる。そらホントに、碁盤の石のように白黒ハッキリ分かる。見事なぐらいハッキリと分かる。今、小沢代表はそのことを噛み締めてらっしゃることだろう、と思う。
小沢代表を信任している人達の心根を大事にして貰って、議員生活最大の山場・窮地をなんとしてでも乗り越えて貰いたいと思う。そして、「政権交代」を成し遂げて貰いたいと思う。
少しでも、人の情の分かる国民の為の政治をして下さるならば、仮に、今の、小沢代表支持が20%だとしたら、そのうちに離れた支持者が、戻って来て下さると思う。20%が、30%になり、40%なり、するものだと思う。
小沢代表、
アナタの手で「政権交代」を成し遂げて貰いたいと思う。
今回、漆間氏が更迭されるのは当然のことと思うが、自民党内からも漆間氏を非難する声が出ているのは、自分たちにまで検察の調査が及ぶことを阻止するための圧力だろう。又、サンプロで田中眞紀子氏が歯に衣を着せぬ物言いで、麻生内閣の閣僚に元警察関係者が潜入していることを批判したことも漆間氏が更迭されることに大きな影響を与えていると思う。
植草さんも「テレ朝サンプロ田中真紀子議員「日本人のマチュアが試される」」というエントリーで次のように語っている。
本日3月8日のテレビ朝日番組「サンデー・プロジェクト」に田中真紀子議員が出演した。サンデー・プロジェクトに出演する野党議員は田中真紀子議員の応答術から多くを学ぶべきである。
電波芸者の田原総一郎氏が「検察の裏の裏まで知り尽くしているのが田中真紀子議員」と歯の浮くような紹介をしても、「そうなんですか、存じませんでした。」と冷静にあしらい、田原氏のペースに絶対に乗らない。田原氏から距離を置き、絶対に相手のペースに乗って話をしないことが鉄則である。
田中真紀子氏は、「1割の勢力が政権交代を絶対に阻止したいと考えている。検察・メディアを活用して世論の誘導を働きかけている。日本人がどれだけマチュア(成熟している)であるかが試される」と述べた。
また、献金問題が「収賄」事件に発展するのかどうかを考えるに際しては「職務権限」が鍵を握るとの指摘も忘れなかった。「収賄」ないし「あっせん利得」を考察する場合には、犯罪の構成要件が厳格に吟味される必要がある。
検察当局がどのような行動を取ろうとも、「推定無罪の原則」が適用されなければならないことも重要である。テレビは「逮捕」という事実だけをもって、「巨悪」の装いを施して土石流のような報道を垂れ流す。これまで、どれだけの人々の人権が無責任なマスメディア報道によって侵害されてきたことか。
現段階で小沢代表が代表を辞任する理由は皆無である。次期総選挙での政権交代実現に向けての道程において、今回の騒乱は「選挙妨害」以外の何者でもない。公職選挙法第235条の2には、「新聞、雑誌が選挙の公正を害する罪」も定められている。また、「政治的公平」を欠く報道も放送法第3条の2に抵触する。
「政官業外電の悪徳ペンタゴン」の利権を維持するための政治は、
①大企業の利益を優先し、格差社会を推進し、
②特権官僚の天下り利権を温存し、
③外国資本への利益供与を維持し、てきた。
国民は冷静に本質を見極めなければならない。総選挙を目前にしたこの時期に、あからさまな選挙妨害に見える行動を実行し、政府高官が「国策捜査」を自白するようなコメントを提示する異様さをよく見つめ、その意味を熟慮する必要がある。
民主党は世論調査結果に動揺する気配を示しているが、冷静かつ慎重に行動しなければならない。「国策捜査」に重大な問題があるとしても、政権交代を実現しなければ、「国策捜査」にメスを入れることも叶わないのだ。
民主党内部に「小泉竹中一家」と通じる勢力が存在することに十分な警戒が求められる。民主党が「小泉竹中一家」と気脈を通じる勢力に牛耳られてしまえば、日本の刷新は完全に潰(つい)えてしまう。
植草さんのおっしゃられることはいつも筋が通っているし、説得力がある。だから、それだけ読者の心にも響き、読者数も激増したのだろう。政権交代を目指す上で、世論に多大な影響力を与えて下さっていることに感謝したい。
もし、漆間氏が更迭され、二階も辞任させられることになれば、麻生内閣は解散せざるを得ない。今回の小沢秘書逮捕劇は民主党の小沢代表を辞任させるために自公政権が警察、検察、官僚、民主党の一部の議員、マスコミを総動員して仕組まれたものだが、自公政権は、小沢代表を辞任させる前に、これまでの大罪が暴露され、自分たちの身に危険が及んだ状態だ。
小沢代表の辞任させようとする自公政権は、汚い手を使うな。その前に自分たちが崩壊しろ!と思ったら、今日もランキングの応援宜しくお願いします♪

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小泉・竹中政権で警察庁次長(警察ナンバー2)、警察庁長官を勤めました。植草さんが事件に巻き込まれたのもその頃です。
小泉・竹中、安倍、福田、麻生政権と警察トップ及び各省庁のトップとして君臨していたことは極めて大きいです。
警察庁、検察庁が特別の機関とされていることを改め、警察庁は国家公安委員会を統合し内閣府の正式な外局にし(警察庁長官・警察担当大臣を外部から起用)、検察庁も法務省の外局にして外部チェックが働くようにするしかないでしょう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%AA%E3%83%92%E3%83%BB%E3%83%92%E3%83%A0%E3%83%A9%E3%83%BC
ドイツ以外の国にもヒムラーのように独裁者の個人的信任を背景に政治警察を一手に任された政治家は少なくない。こうした者はしばしば「ヒムラー」に形容されることがある。特にソ連のラヴレンチー・ベリヤや中華人民共和国の康生などは「眼鏡の小男」という容姿までヒムラーと良く似ていた。