１２日、SBS OSI グランプリ ファイナルが韓国で初めて開催された。第１日は男女シングルとペアのショートプログラム（ＳＰ）やアイスダンスが行われた。

女子シングルは金妍児（キム・ヨナ、韓国）が６５．９４点で首位。浅田真央（愛知・中京大中京高）が６５．３８点で２位、中野友加里（プリンスホテル）が６２．０８点で３位、イタリアのカロリナ・コスナーが５５．８８点で４位、安藤美姫（トヨタ自動車）が５５．４４点で５位につけた。カナダのジョアニー・ロシェットは６位。今回、６人の女子シングル出場者のうち、３人が日本人となっている。

男子シングルは小塚崇彦（トヨタ自動車）が８３．９０点でトップに立った。２位はジェレミー・アボット（米国）で７８．２６点、３位はブライアン・ジュベール（フランス）で７４．５５点。カナダのパトリック・チャンは６位。

アイスダンスはフランスのイザベル・デロベル、オリビエ・シェーンフェルダー組が首位。ペアはドイツのアリョーナ・サブチェンコ、ロビン・ゾルコビー組が首位で、ロシアの川口悠子、アレクサンドル・スミルノフ組は６位となっている。

写真：毎日新聞　「２００８年フィギュアスケートＧＰファイナル」より

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わずか０．５６点差でライバルのキム・ヨナの後に続く真央ちゃんは、私の素人の目には１位だったので、一番上に。冒頭の３－３回転連続ジャンプは二つ目が回転不足となったものの、その後はほぼノーミスでよくがんばった。自分にものすごく厳しい真央ちゃんだから、ジャンプの回転不足で、最後の表情がちょっぴり硬かったかな。でも、真央ちゃんの演技が終わった時、コーチはものすごく喜んでいた。このコスチュームの色といい素材といい、月の光の妖精のようで、よく真央ちゃんに似合っている。


浅田真央 2008 グランプリファイナル SP

なんか、成長期だからだろうが、ジャンプが以前よりも重くなった感じ。体重も増えていそう。最初に高い３－３回転連続ジャンプを決め、３度のスピンもすべて最高のレベル４と認定されたまではいいが、３回転ルッツが１回転になる大きなミスがあった。表現力などを問うプログラム構成点で真央ちゃんを０．７６点上回ったようだけど、真央ちゃんの方が表現力はあったと思う。まあ、韓国で開催されているからしょうがないかな。黒の衣装も今ひとつ似合ってなかった。


金妍兒（キム・ヨナ）2008 グランプリファイナル SP

中野友加里ちゃんは、ミスもなくスピード感を意識して、全体的にそつなくこなしていた。笑顔がとってもいい。でも、友加里ちゃんには、赤の衣装が一番似合うかも。


中野友加里 2008 グランプリファイナル SP

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