2008.12.10 (Wed)
米国の大統領はオバマさん、日本の首相はおばかさん、次の首相はオザワさん?
次から次へのおばかを披露しちゃって、恥ずかしいったらありゃしない。太郎ちゃんは、小学校からやりなおしなさい。学習院はいったいどんな世界史の授業をしているのだろうか。太郎ちゃんの先生の顔が見てみたい。1941年12月8日に始まったのは太平洋戦争で、第二次世界大戦ではない。第二次世界大戦が始まったのは1939年だよ。一国の総理が第二次世界大戦と太平洋戦争を一緒にするってどういうこと?
『晴天とら日和 』『12月8日:太平洋戦争開戦日』腰まで泥まみれ~くそくらえ節まで。
わが国首相は「おばかさん」=民主・野田氏(時事通信社 - 12月09日 23:01)
民主党の野田佳彦広報委員長は9日夜、都内で開かれた同党衆院議員のパーティーで、「海の向こうの(米国の)新しい大統領はオバマさん。わが国の首相が『おばかさん』では、100年に1度という国難を突破することはできない」と述べた。麻生太郎首相の漢字の誤読や、政策に関する発言の二転三転などを念頭に語ったとみられ、「一日も早く政権交代しなければならない」と強調した。
さらに、歴史の知識もこれじゃ、世界の笑い者間違いなしでござる。
【More・・・】
海外に出た時に、どんな失敗や失言をするか冷や冷やする前に、やはり、総理というのは、日本国を代表する尊敬に値する人物でないといけないのに、このザマじゃ、国民はとても尊敬なんてできないし、逆に馬鹿にするだけだろう。小学校でも漢字の読めない子供は「太郎ちゃん」と呼ばれて恥ずかしい思いをしているという。ここまで国民を貶めるような首相は、長い自民党政権の歴代首相の中にもいなかったのではないか。支持率が面白いように急落するのも当然だ。自民党内では、麻生内閣の支持率激落を受けて、反麻生派の中堅・若手が9日、2回目の会合を開くと、メンバーは48人に倍増した。さらに、死んだはずの小泉純一郎がゾンビのように復活し、中川秀直元幹事長ら自民党の郵政民営化推進派と議員連盟「郵政民営化を堅持し推進する集い」を発足させた。麻生太郎首相の人気低落で、党内では次期衆院選への危機感が充満しており、各議員は有権者の視線を意識しながら、一斉に動き出したという。 政局はまさに混乱している。
しかし、ここで、いくら麻生が馬鹿だとしても、小泉や中川を復活させるのは問題だと思う。『猫の教室』の眠り猫さんも「新自由主義者の妄動を許してはならない」というエントリーで下記のように警告している。
麻生政権の求心力が急激に低下し、解散総選挙の前後に政局が流動化しそうな中で、新自由主義者の妄動が始まっている。これは極めて危険なことだ。
具体的には、渡辺元行革相のパーティーに、小池百合子や中川秀直、民主党からも枝野らが参加し、反麻生で、離党をにおわせるなどの行動をとっていることだ。自民党が空中分解するのは構わない。しかし、そのあとに来るのが新自由主義者の政党では、日本はさらに悪くなる。
国民の麻生離れ。マスコミの麻生批判に乗じるように、本来日本を今の窮地に落とし込んだ元凶である、「カイカク派」が、まるですべての責任が麻生にあるかのように、そして自分たちの「カイカク」が正しいかのように主張し振る舞い、選挙前後のキャスティングボードを握ろうとしている。そして財界に支配されたマスコミをこれを批判しようとしない。
民主党からも分裂してこれに合流し、万一、奴らが主流になるようなことがあってはならない。新自由主義は、ネオコンとも親和性が高い。このまま経済が悪くなると、奴らはファシズム的な行動をとるだろう。自民党が倒れてもファシズム政党がそれに代わるようでは、事態は悪くなる一方である。
植草一秀の『知られざる真実』では、「りそなの会計士はなぜ死亡したか」シリーズで新自由主義の闇を暴いている。
「りそなの会計士はなぜ死亡したか 1・2・3・4」
又、以前から偽装CHANGEに騙されないよう呼びかけて下さっているが、下記の最新記事でも「偽装新党」の本質を的確に言い当てている。
「麻生政権みぞうゆの危機と偽装(CHANGE)新党」より
「偽装新党」は小泉政権の政策路線をそのまま継承する集団である。小泉政権(政)こそ国民生活の安定を切り捨てて、「大資本(業)」、「特権官僚(官)」、「外国資本(外)」の利益だけを徹底して追求し、多くの国民を生活不安の地獄に突き落とした元凶なのである。「偽装新党」がその政策路線をそのまま継承することを忘れてはならない。小泉政権の政策強行を全面支援したのが「マスメディア」=「電波(電)」だった。
「大資本」、「官僚」、「外国資本」、「電波」の利益だけを追求する「政治」を排して、「一般国民」の生活の安定、「一般国民」の幸福実現を追求する政治を実現しなければならない。そのためには、「偽装」を排して、「真正の改革」=「本格的な政権交代」を実現しなければならない。
『生き抜く力』「明確になりつつある、悪者達。」でも、植草さんの『偽装新党』についての文章を紹介しながら、米国主導の新自由主義に操られた悪者達のリストを具体的に紹介している。
メディアにあの小泉達が出てきたので、いよいよ悪者達が明確になってきました。
明確となった悪者達は、政治家では主に、小泉純一郎、竹中平蔵、中川秀直、小池百合子、渡辺喜美、枝野幸男。こやつらは、絶対に「天下り根絶」ということを明言しない!
悪者大資本(経営陣)は、キヤノン、トヨタ、日立、ソニー、IBM、日産等々。
悪者メディアは、NHK、日本テレビ、テレビ朝日、日経新聞、産経新聞等々。
悪者電波芸人は、田原総一郎、財部誠一、田勢康弘、テリー伊藤、ビートたけし、みのもんた等々です。(これからどんどん悪者達が炙りだされてきます)
テレビなどの露出著しいメディアは、完全に悪者達に乗っ取られています。
庶民の選択肢は限られますが、悪者達を認識した上で言動を注視して、正しい心根を維持してまいりましょう。
いくら麻生が史上最悪の日本国総理だと言っても、だからといって、金融危機をもたらした新自由主義を推奨してきた政治家どもに、その後釜に入られるようではいけない。
レイムダック化した自民党側は必死で、なんとか命をくいとめようと、新政党を発足させたり、民主党に取り入ろうとしているようだけど、小沢代表は、自民グループとの連携は全く考えていないようだ。
<小沢民主代表>自民グループとの連携「今は考えてない」
(毎日新聞 - 12月09日 18:12)
民主党の小沢一郎代表は9日、麻生太郎首相に批判的な動きを見せる自民党内中堅・若手グループとの連携の可能性について「私自身はそういうことは、現時点で考えていない」と述べた。その上で「ただひたすら総選挙目指してみんなに頑張ってもらい、我々も一緒に頑張る。それだけしか考えていない」と述べ、衆院解散・総選挙前の政界再編に否定的な考えを示した。広島市内で記者団の質問に答えた。【渡辺創】
自民党御用新聞もここまで書くようになった。この裏には、きっと何かあるに違いない。小沢代表はこの先、政局を支配しようとしているナベツネから自民・民主の連合政権について何かの話し合いを持ちかけられるだろうが、決して話に乗ってはならない。前回どのような目にあったのかよく思い出して欲しい。
「民主に一度、政権任せてもよい」65%に増加…読売調査
(読売新聞 - 12月10日 03:05)
読売新聞社が6~7日に実施した面接方式の全国世論調査によると、「民主党に一度、政権を任せてもよい」と思う人は65%で前回10月調査から7ポイント増えた。
「そうは思わない」との答えは31%(前回比7ポイント減)に低下した。安倍内閣、福田内閣に続いて麻生内閣も“政権末期”をうかがわせる支持率急落にあえいでいることで、与野党の政権交代を容認する世論は全体の3分の2近くに広がった。
民主党に政権を任せてもよいと思う人は、自民支持層でも前回の38%から今回は45%に増えた。公明支持層は1割強が約4割となり、与党支持層でも自公政権の限界を感じているようだ。無党派層では61%が66%に増加した。
政権担当能力の有無を聞いたところ、自民党は「ある61%-ない35%」、民主党は「ある50%-ない43%」で、評価は自民党が上回った。ただ、前回に比べて「政権担当能力がある」は自民党は6ポイント減、民主党は4ポイント増で、その差は21ポイントからほぼ半減した。
自民支持層で自民党に政権担当能力があると答えた人は89%で前回91%からわずかに減った。無党派層では60%が53%に落ち込んだ。
調査は全国の有権者3000人を対象とし、1747人から回答を得た(回収率58・2%)。
まずは、民主党が他の野党と連携して野党連合をまとめていくべきだ。沈没船から逃げ出す鼠は一匹も入れてはならない。ましてや、小沢代表が明言している通り、自民党を離党もせずに、自民党の居心地の良い場所にいながら、麻生に反旗を翻したところで、全く説得力がないのである。いま自民党との連立政権など言いだしたら、とても国民の信用は勝ち取れないからだ。自民党がこれまでにやってきたことを決して忘れてはならない。
その他の参考記事:
<支持率急落>自民議員、一斉に動く 「反執行部勢力」倍増(毎日新聞 - 12月10日 01:01)
追記:夕刊フジでもニュースになったようだ。
漢字に続き…麻生、今度は「歴史も知らない」疑惑 (夕刊フジ)
「未曾有(みぞう)」を『みぞゆう』、「怪我(けが)」を『かいが』といった漢字の読み間違いで国民の失笑を買っている麻生太郎首相に、今度は「歴史も知らない」疑惑が浮上した。これで自民党文教族の幹部というのだから…。
先に配信された首相の動画マガジン「太郎ちゃんねる」の第10回で、首相は「1941年12月に第2次世界大戦が真珠湾攻撃で始まるんですけど、10年後に日米安全保障条約なんて想像した人は、たぶんあのとき1人もいない」と発言した。
しかし、教科書出版大手の山川出版社の用語集では世界史、日本史ともに「第2次世界大戦」は、1939年9月1日にナチスドイツがポーランドを侵攻したことに始まったとされている。別の小中学生向けの参考書でも同様で、首相の話は、大戦の一局面である「太平洋戦争」の解説になっている。
首相の祖父、吉田茂元首相は戦後日本の復興を軌道に乗せた大人物だが、首相は国語に続いて社会科でもボロを出してしまった。自民党内からは「揚げ足取りにも聞こえるが、簡略化しすぎて正確でないことは確かだ。官邸内にチェックするスタッフはいないのか」(中堅議員)とため息も聞こえてくる。
[ 2008年12月10日17時00分 ]
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さっき,灯油を買いに行ったら,1224円でした.まだまだ高いなーと思うけど,一時期2000円超えてたことを思うと,なんて考えたりして.
帰り道にユタ州の「エホバの証人」のアメリカ人の若者2人と会って,故郷からの仕送りの話になったら,ちょっと厳しいというので,可哀想だから500円玉を2人にめぐんであげました.私もプロテスタントだけど,宗教活動なんかしているより,もうすぐクリスマスなんだから早く親もとに帰って働けよ,と励ますと,大きなお世話だ,なんて言われたのがちょっと口惜しい.500円玉×2返せ(笑) やっぱりあいつらはカルトだな.
あれ?"i"が消えてる。でも、IDで同一人物だということはわかりますよ。nanasiさんも、太郎ちゃんと一緒に小学校から歴史の勉強をやり直した方がよさそうですね(笑)。
Jackalさま、
カナダでも消費税の値上げをした歴代大統領の中でも最も不人気なブライアン・マルルーニの汚職事件など、やはり政権交代後に騒がれて、本人は汚職への関与を否定していますが、いまだに騒がれていますね。日本も政権交代になったら、これまでずっと隠されてきた汚職の実態が暴露されるでしょうね。
irori さま、
応援ありがとうございます。麻生親族がドワンゴやニワンゴの株を買い占めているから、やりたい放題できるのですね。
kaetzchenさま、
今、洋書もずいぶん安くなったんですね。
政権交代自体普通の国であれば起こるもので、起きない国が異常な国ということになります。
しかし、この国は1つの党が1955年から1年位を除いて50年以上権力の座にふんぞり返っていました。そのため、権力を利用して都合の悪いことを徹底して闇に葬ったり、罪をでっち上げてとっ捕まえて牢屋にぶち込む等の権力犯罪と言えるものを長年にわたり、多数行ってきました。政権交代となればもはや庇ってくれるものはなく、それらの権力犯罪が白日の下に晒されます。それにより権力者たち(自民・公明)は政権交代を極端なまでに恐れるというなんとも情けない状態が今の日本です。
カナダでも政権交代の際に権力犯罪が白日の下に晒されるということがあるのでしょうか?(通常は無いと思いますがw)
面白かったです。
太郎ちゃんねる・・・・もはや言葉もありませんね。
まぁ、ニコニコ動画の運営のドワンゴやニワンゴの株を
麻生親族が買い占めてるだけあって、やりたい放題ですね~(苦笑
これからも覗きに来ますね。
ポチッともさせていただきました。
応援してます。頑張ってくださいb
これを教材に使ってくれる中高一貫校の中学部とか,高校の先生っていないのかなーと思ったりする.
# TOEIC で 400点取れなくて嘆いている人にもお薦め.
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裕仁曰く,「アッソー? 国民皆んな餓えて死ね,御名御爾」(笑)
ことここに至った以上、国会議事堂周囲包囲や暴動など、革命による政権交代もありだと思います。
そのためには、怒れる若き非正規労働者と、怒れる後期高齢者保険制度に苦しむ老人が手を携えること、組織化することが急務でしょう。
そうしてはじめて、フルフォード氏の言う「鉄の四角形」を打ち倒す力となりうるのです。
ところで、このページも見てください。
http://blog.goo.ne.jp/segawakousuke/e/1e143e4a2b4b912fde05f896954eb727
この国に本当の民主政府を作るためには、マスゴミを根本から作り直さなければなりません。そのために最低限必要なのは、B-cas制度の廃止です。
今般の不景気は、B-cas制度による官製不況といえます。
B-casさえなければデジタル家電買いたいと言っている人は周りにいくらもいます。
デジタル家電業界は、官僚の天下りと心中するつもりでしょうか?
民主党は、B-cas制度に対してどのような姿勢で臨むのでしょうか?