2008.11.12 (Wed)
オバマ夫妻がホワイトハウスを訪問

今日のホワイトハウス・ミーティングについてのオバマーバイデン政権移行報道官ステファニー・カッターからの報告:
大統領に選ばれたバラック・オバマとミシェル・オバマ夫人は、本日、ジョージ・ブッシュとファースト・レディのローラ・ブッシュによって、ホワイトハウスで暖かく迎えられた。オバマ夫妻がホワイト・ハウスに到着すると、ブッシュ大統領は、オバマ氏をオーバル・オフィスに案内し、そこで、両者は、一時間にも及ぶ友好的で充実した会談を行った。米国の経済危機や安全保障問題を中心に、政権移行の間も、一緒にやっていくことの大切さについて幅広い話し合いが行われた。

オバマはブッシュがスムーズに政権移行できる体制を築いてくれたことや、ファースト・レディのローラ・ブッシュがオバマ一家をホワイトハウスで手厚くもてなしてくれたことに感謝した。

短いミーティングの後、ファースト・レディは、オバマ夫人をホワイトハウスの歴史ある私邸に焦点を当てて案内した。その後、ファースト・レディとオバマ夫人は西側待合室にて、ホワイトハウスで娘を育てることについて話し合った。というのも、ジェナとバーバラ・ブッシュが当時大統領であった祖父のH.W.ブッシュを訪ねたときの年齢がマリアとサーシャ・オバマととても近かったという共通点があったからだ。オバマ夫人は、ついにファースト・レディに会えたことを誇りに思った。

オバマ・ブッシュ会談の詳細がNBCニュースに載っていたので、紹介しよう。
本日のブッシュ大統領とのホワイトハウスミーティングで、オバマ次期大統領は、3つの経済問題を取り上げた:死に際に瀕している米経済救済対策、米自動車業界への追加支援、そして、住宅ローン利率を引き下げ、住宅所有者を支援することの3つ。
オバマは、大統領の就任式後まで待てない、今すぐ経済援助政策を始めるようにブッシュに頼んだ。
又、自動車業界救済のために250億ドルの緊急支援を求めた。3つ目の住宅問題について、オバマはこれ以上、住宅ローンの破産者をださないようにローン利率の引き下げを訴えた。
尚、オバマ夫人が、娘のためにワシントンDCにある学校を訪ねたかどうかは、わからないと告げている。

オバマは、ミーティングの後、政権人事に関する会議に出席のため、すぐにシカゴにあるオフィスに戻った。
次期総理がホワイトハウスを訪問するタイミングとしては、オバマは、これまでにないほど、早いタイミングで訪れたそうだが、経済危機に陥っている米国を一日も早く救済するためには、積極的な経済対策を素早く導入することが大切だと思う。オバマはやる気満々のようで、頼もしい。
参考記事:
Obama And Bush Meeting At White House (VIDEO and SLIDESHOW)(The Huffington post November 10, 2008 12:15 PM)
THE DETAILS ON TODAY'S MEETING
Posted: Monday, November 10, 2008 5:47 PM by Carrie Dann
ビッグスリー救済せよ オバマ次期政権幹部「米に不可欠」(2008/11/11)
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ビッグスリー救済せよ オバマ次期政権幹部「米に不可欠」(2008/11/11)オバマ次期米政権を支える民主党が、GM(ゼネラル・モーターズ)などビッグスリー(米3大自動車メーカー)を中心とする自動車産業の救済に向けて“始動”している。オバマ氏に次期首席補佐官に指名されたエマニュエル米下院議員(民主、イリノイ州)=写真(ブルームバーグ)=は9日、自動車産業が米国の製造業にとって「不可欠な要素」だと強調した。
≪政府融資250億ドル≫
エマニュエル議員は米ABCテレビの番組に出演し、「米自動車産業は米経済の不可欠な要素だ」と指摘。低燃費車開発のための政府融資250億ドル(約2兆4798億円)をメーカー各社が早期に利用できるよう、議会に行動を求めた。
同議員はまた、オバマ次期大統領が「景気回復策だけでなく、現在進めているエネルギー政策の両方の枠組みの中で、自動車産業が急場をしのぐ手助けとなるさまざまな選択肢を検討するよう自らの経済チームに指示した」と語った。
ただ、エマニュエル議員は、民主党のペロシ下院議長(カリフォルニア州)と、リード上院院内総務(ネバダ州)が提案した7000億ドルの金融安定化資金を、ビッグスリー救済にも充てる計画について、オバマ氏が支持しているかどうか直接回答することは避けた。
≪大量失業を予防≫
しかし、すでに別の民主党首脳は、ポールソン財務長官に対し、米自動車メーカーへの融資で総額7000億ドルの金融安定化策を活用するよう要請している。
ペロシ下院議長とリード上院院内総務は8日、ポールソン長官に書簡を送付している。その中で、金融安定化法が同長官に「金融市場の安定を回復するために必要と判断した金融商品を購入ないし取得を約束する広範囲の裁量」を与えていると指摘した。
ペロシ議長は先週、ビッグスリーのCEO(最高経営責任者)と会談した。事情に詳しい関係者1人によると、ビッグスリー関係者は、過去25年間で最悪の自動車市場の苦境を乗り切るために、500億ドルの政府融資を求めているという。
ペロシ議長とリード上院院内総務は書簡で、「金融市場の安定回復と米経済の健全性、さらに自動車業界の労働者の生活のために、健全な自動車産業の存在が不可欠だ」と主張。米自動車業界は7000億ドルの金融安定化策の下で、政府の融資を求める資格を有する可能性があると指摘した。
米財務省のマクローリン報道官は、ペロシ議長らの書簡に対して、「金融システムを強化して融資が再び行われるようにするため、われわれは残りの公的資金を最も効率的に活用する戦略を引き続き検討している」とコメントしている。
また、マルティネス上院議員(共和党、フロリダ州)も9日、出演した米NBCの番組で、自動車業界救済のための融資は金融安定化策の「一部になり得る」と主張した。
同議員は「米国には自動車産業が必要だ」とした上で、「われわれは100万人を上回る失業者が出ることを望まない」と強調した。
≪タイムリミット迫る≫
しかし、救済のために残されている時間はなくなりつつある。GMは先週、運転資金が十分確保できない可能性を明らかにした。GMによれば、業績が改善するか、あるいは、さらなる資金調達が行えない場合、来年6月末までに必要となる運転資金が「著しく不足する」という。
GMが7日発表した08年7~9月(第3四半期)決算は、42億ドルの営業赤字だった。また、手元資金は9月30日時点で162億ドルとなり、6月末の210億ドルから減少している。
ビッグスリーは08年1~6月(上期)に合計で286億ドルもの損失を計上している。
10月の新車販売台数は、季節調整済みの年率ベースで1060万台だった。これは、1983年2月以来で最低の水準となる。
自動車販売台数が大幅な落ち込みをみせるなか、米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは、フォードの格付けを「Caa1」に1段階引き下げている。
フォードが7日に発表した08年7~9月(第3四半期)決算によると、9月末時点の手持ち資金は6月末時点から77億ドル減少したという。格下げ後のフォードは、投資適格を7段階下回ることになる。フォードが発表した決算の営業損益は29億8000万ドルの赤字だった。(Todd Shields、Dawn Kopecki)
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