2008.10.28 (Tue)
麻生家と公安警察の歴史的な繋がり
10/26 麻生邸宅見学に向かおうとしたら逮捕
事務的な規制を繰り返していた(それでも不当ですが)渋谷署の制服警官に、突如顔を真っ赤に口をとがらせて逮捕を指示した瞬間湯沸器デカ。警視庁公安部第1課所属ではないかとのウワサがあります。


自分からぶつかってきて、「公妨だ!」「押さえろ!」と叫ぶ公安の禿げタコオヤジの横顔と正面からの写真。こいつが近くにきたら、ただ歩いているだけで逮捕される恐れがあるので気をつけよう。
このタコオヤジが指差しながら叫んでいた「公妨」というのは、「公務執行妨害」のこと。
公務執行妨害(こうむしっこうぼうがい)
暴行や脅迫によって公務員の職務執行を妨害する犯罪
公務員が職務を行っているときに、わざとその執行をじゃますると刑法犯罪の公務執行妨害罪が成立する。このとき、暴行または脅迫を加えることが要件となっている。
事件の容疑者が警察官から現行犯逮捕を求められたときに抵抗すると、容疑者の身柄拘束という警察官の職務執行を妨害することになるので、公務執行妨害罪が成立する。また、警察官から職務質問を受けたとき、警察官の制止を振り切って逃げ出そうとしただけでも、そのとき暴行が認められれば犯罪が成立する。
このほかにも、裁判所の執行官による差し押さえや、税務署員の立ち入り調査なども公務の範囲内とされている。
公務員は社会秩序の維持を任務のひとつとしているため、その職務の執行は、国家的法益として法律で手厚く保護されている。その結果として、国家権力の適正な作用が保障されるわけだ。
ちなみに、公務執行妨害罪の法定刑は、3年以下の懲役または禁固で、罰金刑はない。したがって、犯罪が成立すると、罰金では済まない刑罰を科されることになる。(2001.08.28更新)
「公務員が職務を行っているときに、わざとその執行をじゃますると刑法犯罪の公務執行妨害罪が成立する。」とあるが、上の動画を見る限り、どう見ても逮捕された人が警察官のじゃまをしたようには、見えない。とすると、「事件の容疑者が警察官から現行犯逮捕を求められたときに抵抗すると、容疑者の身柄拘束という警察官の職務執行を妨害することになるので、公務執行妨害罪が成立する。」が適用されたのか。しかし、逮捕された人は、事件の容疑者でもないし、普通の人だ。理由もなく、いきなり逮捕されたら、抵抗するに決まっているだろう。
このように、公務執行妨害の条件に当てはまらない上に、理由なき逮捕は、国家権力の不当な行使と言えるだろう。こんなことが許されるのは、独裁国家の北朝鮮くらいだと思う。理由なく逮捕された3人が一日も早く解放されるように祈りたい。
又、逮捕された男性が逮捕直前に話していた麻生家にまつわる恐るべき悪行については、このブログ、その他いろいろの文献で語られているが、
『大津留公彦のブログ2 』麻生太郎という問題(2008年8月 4日)が紹介していた
『岡まさはる記念長崎平和資料館(別館)』「外務大臣麻生太郎の汚い秘密」と金光烈さん(2006年02月12日)
では、麻生家と公安警察の歴史的な深い繋がりが書かれている。
(前略)
1939年に日本政府が拡大する 戦争の中で 支配 を強化して、国会は朝鮮人に日本名を強いる法律を可決した。そうすることを拒否した朝鮮人と彼らの子どもたちに刑罰を課した。
彼が外務大臣になる前の最近のこと、麻生は強制的な改名を「任意の」ものだとし、大韓民国の人々は日本政府の軍事政権下でずっと良い暮らしをしていたと示唆した。
恐らく、麻生の姿勢は、長年もの間一族の自由になる朝鮮人奴隷を何千人も使っていたことに由来する。この時代の正確な歴史は公式に記録されていない。
麻生=ラファルジュ・バージョンの社史では1930年代から1950年代までがブランクである。
しかし福岡県の3人の地方のアマチュアの歴史家、林えいだい、大野隆および福留範昭が在日朝鮮人、キム・グアン・ユルの協力を得て、関連する事実と数字を集めてショッキングな全容を示し、それらは様々な本に記録されている。
日本政府は1939年に初めて、国民総動員法を可決し、台湾、中国満州を含む植民地の人民すべてを日本の都合の良い場所で強制労働に使えるようにしたが、歴史家は、それよりずっと以前に朝鮮半島の労働者が九州の麻生鉱山に送られた事実を発見した。
正確な数は未知だが、それは数千人に登る。、特に1932年の麻生鉱山で400人の鉱夫が有名なストライキを行った後は多かったと見られる。
1939年以後の数年間、日本政府の公式発表では724,287人だが、歴史家は筑豊地域では100万人以上に増大したとして、1,120,000という数字をあげる。
鉱夫の仕事は、もっぱら軍事用の石炭を掘るために困難な層へ下降することだった。かれらの給与は日本人労働者の給料の3分の1未満だった。朝鮮人の月給は約50円だったが、独身労働者は食物、衣服、住宅および強制貯蓄が義務的に差し引かれ、月に約10円未満になった。
こうして若い独身者が頻繁に起こった逃亡者の仲間に入らないように罰金を科された。しかし、そのときでさえ、「貯蓄」はしばしば貯金口座に入っておらず、ただ差し引かれてポケットから消えただけだった。
労働者はみな、一日15時間週7日休日なしで地下で働いた。それらの「住宅」は、6~7つの小部屋を備えた狭苦しく汚い小屋で、独身者は一畳の面積に何人もが生活し、眠った。暖房も水道もなかった。便所は土に掘った穴だった。通電された有刺鉄線が上部にある高さ9フィートの木製の塀が、外部を囲んでいた。
したがって、彼らは囚人で、ファシスト期間に日本国内でも植民地でも嫌われた憲兵隊公安警察によって監視されていた。しかし、憲兵隊は記録をつけ、3人の歴史家はそれを入手した。
(後略)
これだけ強制労働の奴隷として劣悪な生活を強いておいて、「大韓民国の人々は日本政府の軍事政権下でずっと良い暮らしをしていた」とよくもまあヌケヌケと言えるものだ。人の苦労は全く他人事で、自分の罪を顧みようとしない見上げた根性の麻生だが、今回の渋谷路上での罪の無い人の不法逮捕についても、公安警察と歴史的なつながりのある麻生家に絡んだツアーだったからこそ起きた事件と言えよう。
罪の無い3人は早急に解放されるべきで、公安タコオヤジこそが逮捕されるべきと思ったら、今日もランキングの応援宜しくお願いします。

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たまたま逮捕された時の動画を撮ってアップしてくれた人がいたからマスコミの報道が嘘だということがわかったものの、マスコミの報道だけでは、みんなこれがデモで、警察に暴力をふるったから逮捕されたと信じてしまったでしょうね。
吉田茂はそんなことを言っていたのですか。先祖代々戦争を利用してお金儲けをした家系だけありますね。こういった超A級戦犯の子孫で、過去に韓国人を不正に拉致して奴隷のように働かせた者が日本の総理の座に座っているということを近隣諸国の人々はどのように受け取っているのでしょうか。麻生が中国を訪問したとき、日本の侵略戦争を謝罪し、村山談話を踏襲することを宣言したというニュースを聞きましたが、これも単なるアホウマンスにしかすぎないでしょう。
おのまさま、
>公妨 コーボー タコボーズ ♪
覚えやすい歌ができそうですね(笑)。
フリスキーさま、
権力に支配されているマスコミだから、権力の濫用はニュースにできないのでしょうね。マスコミは日刊ゲンダイを除いて(笑)、皆権力の見方だということです。
大津留公彦さま、
こちらこそ、すばらしい著書など紹介して下さってありがとうございました。本当は、北朝鮮の拉致問題に触れた最初の部分から終わりまで、『岡まさはる記念長崎平和資料館(別館)』で紹介されていた金光烈氏の全文を引用したかったのですが、長過ぎたので一部だけ紹介させていただきました。いつもTBならびに有益な情報をありがとうございます。
昨日は記事を書いてなかったののにいつもよりアクセスが多いので気づきました。
これはひどいですね。
去年の反戦と抵抗の祭<フェスタ>には私も参加して雨宮さんたちとデモにも加わったので人ごとではありません。
こんなことで逮捕することを当然と思う感覚の人は北朝鮮のことは言えないですね。
こちらの読者の方々の中には大手マスコミの方もいらっしゃるかもしれませんが、その方々に問いかけます。
ここまであからさまな権力の濫用を
どうしてニュースや記事で取り上げないんでしょう?
今回の逮捕劇、完全に仕組まれていますね。これは、デモでもなく、一緒に歩いて行きましょう、ということではないですか。映像でも明らかになっているように両手を挙げた無防備な青年を自らぶつかって行った公安が不当逮捕したものでした。多分、「戦争~、貧困を生み出した~」という青年をこれ以上しゃべらせたくないから、あのタイミングで逮捕したのではないかしら。警察だけでなく公安が来るのがおかしい。とにかくこんな不当な弾圧をゆるしていいわけがありません。
麻生と公安のつながりのブログを紹介していただきありがとうございます。
麻生のおじいさん吉田氏茂は、朝鮮戦争のことを「これぞ天佑(天の恵み)」と言ったそうですね。吉田茂は、帝国主義者だ、と作家辺見庸さんははっきり言われました。麻生はその精神を受け継いでいます。
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【麻生邸宅見学に向かおうとしたら逮捕された】お巡りさん、こんなことをしているから一般市民から「情報協力」をして貰えなくなるんだと思うよ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%B6%E5%A3%B2%E5%85%A5%E6%9C%AD%E5%A6%A8%E5%AE%B3%E7%BD%AA
日本国刑法(≒ドイツ帝国≒プロイセン王国≒オーストリア・ハンガリー帝国刑法。現行刑法は1907年制定だが、1880年代制定の爆発物取締罰則なる太政官布告を廃止して刑法に統合せず現在も有効な法律とされる。成立時期から見てドイツ帝国、オーストリア・ハンガリー帝国の刑法を翻訳し、日本国内の事情に合わせた手直しをしたと考えられる)の95条に第3項若しくは95条の2を追加し、「適用に際しては権利の侵害にならないよう特に注意しなければならない」と付け加えるべきです。公務員が社会秩序の維持を任務の一つとしている以上、特に留意すべきです。
軍事治安防災司法徴税公務員は政府与党に絶対服従です(当然と言えばそれまでですが)。特に軍事治安防災公務員は労働基本権も全否定されています。公職選挙法でも厳しい規制があります(=政府与党を文句を言わず黙って支持しろということ)。
だからこそ厳しく監視する必要があります。