2008.10.20 (Mon)
さよならチャーリー
朝起きて、いつもどおりディスカスにえさをあげようとしたら、
いつもと様子が違う。
オレンジ色のディスカスのチャーリーがいつも真っ先にえさをもらいに来るのに、
今朝は水面に浮いていていつものようにダッシュして来ない。
よく見たら、お腹を上にして水面に浮いているではないか。
もともと丸い形だから遠くから見たら、
お腹が上になっているとはわからなかったのだ。
「チャーリー!どうしたの?」
私はあわてて水槽のふたをとってチャーリーに触ってみた。
チャーリーは、ひれを動かしながら、浮いていた。
昨日の晩までは、元気よくえさを食べていたのに、
一晩で何が起こったのだろうか。

ネットで調べてみると、どのサイトにも、こうなってしまった場合は、
もう何をやっても無駄だと書かれていた。
又、運悪く、昨日は、アメリカから友人が来て、
ワイナリー・ツアーをする予定だったものだから、
家でつきっきりで看病することもできなかった。
一応、「Lifeguard」というどんな病気にも効く薬を入れて、
「チャーリー、どうか生き抜いてね。」
と強く願いながらワイナリーに出かけた。

帰ってきたら、チャーリーは水槽の底で逆さまになっていた。
目も白くなって動かなかった。
毎日、朝、昼、晩とえさをあげて、とても大きく成長し、
長い間可愛がっていたチャーリーがお星様になってしまった。
ディスカスの場合は、お月様になったと言うべきか。
森の枯葉で覆われた土を掘って埋めてあげた。

チャーリーが家に来たのは、今から2年前の10月だった。
確か30ドルくらいのセールで買ってきたのだった。
買ってきたときは、10cmくらいのレモンイエローで、
いびつな形の痩せた魚だった。
それが毎日えさをあげているうちに、
みるみる20cmくらいに育ち、
まんまるなオレンジ色の美しい魚になった。

えさの時間になると、水槽から私の方向に
催促するような視線を投げかけ
私が動くとすぐその方向に泳いできて、
とても魚とは思えないほどなついていた。

夜眠りについているときは、
チャーリーがいなくなってしまったことを忘れているようで
悲しみはなくなるのだけれども、
途中で少し目覚めると、チャーリーがいないことを思い出して
大きな悲しみに包まれた。
そして、朝起きて、水槽を見ると、
もうそこには、明るいオレンジ色の魚はいない。
宇宙から太陽がなくなってしまったように真っ暗だった。
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美爾依 |
2008.10.21(火) 11:02 | URL |
【編集】
以前、ご紹介いただいた記事での、ディスカスの美しさには驚いたものです。一番大きいチャーリーが死んでしまったのですね。
私は、子供のころ飼っていたインコを、自分のミスで死なせてしまってからペットを飼うのに躊躇するようになってしまいました。
たくさんのペットを飼っていらっしゃる美爾依さんですが、1匹の死でも、それは無限の悲しみでしょう。
お悔やみ申し上げます。
私は、子供のころ飼っていたインコを、自分のミスで死なせてしまってからペットを飼うのに躊躇するようになってしまいました。
たくさんのペットを飼っていらっしゃる美爾依さんですが、1匹の死でも、それは無限の悲しみでしょう。
お悔やみ申し上げます。
お久しぶりです。
生き物が死ぬのは辛いですね。
我が家もつれあいの鯉が30~40匹いるようですが、飛び出て死んだりするとガッカリしてます。
わんこやにゃんこのようには話せませんが、庭に出るとその方向に出てきてるようです。
綺麗なオレンジのお星様になれそうですね。
生き物が死ぬのは辛いですね。
我が家もつれあいの鯉が30~40匹いるようですが、飛び出て死んだりするとガッカリしてます。
わんこやにゃんこのようには話せませんが、庭に出るとその方向に出てきてるようです。
綺麗なオレンジのお星様になれそうですね。
美爾依さん、こんにちわ。
チャーリー、かわいそうに残念でしたね。
暖かいいオレンジ色お星様になることでしょう。
チャーリー、かわいそうに残念でしたね。
暖かいいオレンジ色お星様になることでしょう。
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暖かいお言葉ありがとうございます。
今日は、昨日よりは悲しみもやわらぎ、だいぶ落ち着いてきました。
やはり、かわいがっていたペットがいなくなるのは、魚でも寂しいですね。ペットにはいつも癒されている分、いなくなったときは、人一倍悲しいです。