2008.09.19 (Fri)
さよなら自民党 こんにちは民主党
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『生き抜く力』の「第60回 自民党の総裁選は、公職選挙法違反?」で紹介されていたのを見て、サラ・ペイリンのテーマソング「バラクーダ」じゃないけど、「あ、これって自民党のテーマソングにぴったり!」と思ったのがコレ。
もう終わりだね 自民が小さく見える・・・・
さよなら さよなら さよなら もうすぐそこは白い冬・・・・
オフコース / さよなら 【'82 ライブ映像】
それにしても、総選挙前に、ここまで自民党に都合の悪いことが重なるとは、やはり、天罰が下ったとしか思えない。
1. 農水省による猛毒米のずさんな管理が暴露。
2. 小泉政権による構造改革の落とし児、リーマン・ブラザーズが破綻。
3. さらに、落札した2年物国債と政府短期証券(FB)について、リーマンから期日までに払い込みがなく、発行できなくなった。国の歳入に欠陥が生じる未発行額は2年債が約817億円、FBが約470億円。
4. AIGも破綻しそう。(米連邦準備理事会(FRB)が850億ドルの公的資金を注入しても、保険契約の解約が殺到して水の泡と化すであろうし、AIGが破綻するのも時間の問題だろう。)
5. 麻生太郎のゲリラ豪雨に対する失言「安城や岡崎でよかった」。
6. 丸川珠代が自宅を事務所として届け、事務所費約1107万円、人件費約2114万円、備品・消耗品費約437万円、光熱水費約42万円を計上していたことが発覚。
7. 年金問題で、6万9千件の年金改ざんに組織的関与疑惑浮上。
8. 自公推薦を受けて大阪府知事になった橋下が民主党支持を表明。
総選挙前という最も大切なときにこれまで自民党が行ってきた悪行が、自分たちに戻って来たと言うべきか。
まさに、自民党の終焉にぴったりな終わり方だ。
あまりにも長過ぎた自民党政権だが、最後を告げる時は、あっけないものだ。
天木直人氏も述べている。
(前略)
そのブッシュ大統領に、日本の富と安全を売り渡したのが小泉元首相であった。小泉構造化改革という名の詐術であった。
その結果、日本に何が起こったか。
国民経済の疲弊と格差社会は、人々の心から余裕と優しさを奪いさり、勝ち抜くため、生き残るために、指導者から一般国民まで、偽装だらけ、詐欺だらけの社会をつくってしまった。
リーマン・ブラザーズの破綻は、天がわれわれに与えた最後の警告に違いない。
国が滅ぶ最後のところで目を醒ませと。今ならまだ間に合う、力をあわせて正しい日本をとりもどせ、と。ただし、これが最後のチャンスだ、と。
リーマン・ブラザーズの破綻によって、自公政権は終わった。
総裁選が吹っ飛び、その後の総選挙も結論は出た。
政権交代が宣告された。
そして、なによりも、小泉元首相と「小泉改革の継承」を唱え続ける小泉チルドレンの命運は、リーマン・ブラザーズの破綻というダモクレスの剣によってとどめを刺されたのだ。
無駄な時間とエネルギーを費やしている時ではない。誰が政権をとっても、問題の解決は容易ではない。
新しい政権は国民の総力を結集させてこの難局を乗り切る事を今から考えなくてはならない。
キーワードは平和と人権である。
自民党のせいでここまで悪化した日本経済を建て直しながら政権を握るのは、民主党にとって大きなチャレンジだと思うが、国民主権の政治を行うことによって、うまく難局を切り抜けられるだろう。
国際評論家の小野寺光一氏がメルマガでこれからの民主党の政策方針について面白い持論を述べられていたので紹介したい。
小沢一郎は、今回の選挙で
[官僚天下り全廃]を外し、官僚も味方にすべきである。
[高速道路無料化]を外し、建設業者も味方にすべきである。
[池田喚問]という切り口を避けて創価学会を味方にすべきである。
見ていると敵をつくりすぎである。
キングギドラの3つの頭と同時に戦うようなものだ。
3つの頭とは、自民党、官僚、創価学会公明党である。
とにかく敵は自民党に絞ることである。
そうしないとキングギドラには今の民主党では負ける。
そして選挙区も変えないことだ。もし選挙区を移れば、小沢氏の地元への裏切りになり、力を失いはじめる。
小野寺氏は、次の号でこれについてより詳しく説明してくださったのだが、ちょっと長くなるので、"Read more・・・・"に文を転載しておく。
結論から言うと、私の考えは、小野寺氏とは正反対だ。万一、民主党が小野寺氏が言うように、[官僚天下り全廃]を外し、官僚も味方にし、[高速道路無料化]を外し、建設業者も味方にしたら、それこそ今の自民党と全く変わらなくなってしまうではないか。天下りといっても、全ての官僚が天下りするわけではなく、官僚の中でもごく限られた人々だ。だから、天下り全廃をめざしても、全ての官僚が民主党の敵になるわけではない。
又、高速道路についてだが、カナダでは、新しい高速道路の建設費が通行料で支払い終わった時点でその道路は無料になる。日本では、もうとっくに高速道路の建設費は通行料によって支払い済みのはずなのに、いつまでも無制限に国民から高速道路の通行料を摂取しつづけるのは、カナダの常識からすれば絶対におかしい。カナダの常識は、日本の非常識かもしれないけど(笑)、それを知らずに払い続けている日本の国民が気の毒だ。だから、高速道路の通行料を無料にすることは、必ず実行されなければならない。
3つめの『[池田喚問]という切り口を避けて創価学会を味方にすべきである。』という説は、味方にするべきかどうかはわからないが、敵にする必要はないのではないかと思う。だから、私も小沢代表が東京12区から太田代表に対抗するために出馬するのは、反対だ。できれば、1区の与謝野や10区の小池の対抗馬として闘っても今なら絶対に勝てるのではないだろうか。
自民党の久間章生元防衛相(67)が10期目を目指し立候補する予定である長崎2区で民主党から薬害C型肝炎訴訟の九州原告、福田衣里子氏(27)が出馬することになったのは、非常に嬉しいニュースだ。これで、久間も終わりだな。自民が総裁選茶番劇にかまけている間に、小沢氏は着々と作戦を練っていたのだ。そして、これから、どんなサプライズが用意されているのか、楽しみだ。総裁選からますます目が離せなくなりそう。
参考記事;
『生き抜く力』の「第60回 自民党の総裁選は、公職選挙法違反?」
『天木直人のブログ』 リーマン・ブラザーズの破綻が宣告したブッシュ・小泉同盟の敗北
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※見やすい過去記事一覧http://groups.yahoo.co.jp/group/onoderakouichi/messages
2008年 9月14日配信
<基本方針>
基本的に、政権交代するために、民主党はどういう方針をとるべきかを書いておきたい。これは私の持論である。持論であるため、他の識者とは、見解が違うと思われる。
<後悔のないように書く>
しかし、どうも、この民主党の戦略は危なっかしいため後悔のないように書いておきたい。
<小沢氏は国替えをしてはいけない>
ひとつは、小沢一郎氏は東京12区に出馬するなど国替えをするなということである。理由は、ある人物の場所を移動させることは、単にその人物の基盤を危うくするだけであるから。これは小沢一郎氏の基盤を危うくするだけである。別に東京12区で仮に出馬したとしても、背水の陣を引いてまで勝つ相手ではない。太田氏に勝ったとしてもうれしくないだろう。
<民主党は敵だよキャンペーン>
むしろ、自民党はしきりに、この創価学会の人たちに対して「民主党の小沢氏はあなた方の敵です。決して決してよくありませんよ。」という風に思わせたいらしい。とにかく、「民主党はあなた方の敵ですよキャンペーン」(自民党後援)を徹底してやっているのである。
そのキャンペーン第一弾は、「小沢一郎が国替えをして東京12区から出る」というものだった。12区は公明党代表の太田氏がいる。主として、石井副代表が提唱をしていた。石井氏は、もし電子投票が日本で実現したら、弟がやっている電子投票の協会に莫大に金が入る。そして奇妙なことにこの電子投票をまさに推進しようとしていたのが自民党なのである。つまり「裏で自民党とつながっているのではないか?」と推定されるのである。
小沢氏は、岩手が地盤なので、もし、今現在、力があるからといってその地元との関係を断ち切ってしまえば、力を失ってしまうだろう。
東京12区などの都会にきたら、テレビ洗脳選挙をもろにうける地域であるため落選してしまう可能性だってある。なによりも創価学会を明確に敵にまわししまう。
<池田大作氏>
この団体は池田大作氏が作った組織である。池田大作氏は、以前、日本経済新聞社に私の履歴書を書いているが、これを読むと「戦争を強烈に体験しているため、平和主義者である」とわかる。
彼の家は、大きな海苔業だったが、それが関東大震災で没落してその後、戦争となり、長兄が戦死している。戦死の報がきた時の母親のとても落胆していたことや、東京大空襲のときに必死にひとつだけのたんすを外に運びそのたんすだけ焼失を逃れたが、引き出しをあけたところ「ひな人形」しか入っていないで一家でとてもがっかりしたとある。文字通り戦争の悲惨さを戦後のトタン屋根で、一家が暑さに蒸しかえるような夜の経験から得ている。
つまりこの池田氏は「平和主義者」である。
ところが、小泉政権時になって池田氏は健康がどうも優れないようになったため結果的にこのときに「池田大作」と「公明党」が完全に分離しはじめているのである。
つまり池田大作氏は「平和主義者」だが、「公明党」は戦争賛成路線に変わったのである。そしてここが重要だが、創価学会の人たちは、そうとは知らずに一生懸命に公明党を応援したのである。「みんな応援してね。抵抗勢力め、そうは、イカンザキ」といってまっさきに「減税廃止」「イラン戦争を補助」に動いたのも公明党だった。
では、民主党というのは創価学会の人たちにとってみれば、どんな存在なのかというと「芯がないためふらふらしていて信頼できない」しかし小沢一郎という人物は、信念があるため、人気である。なぜ小沢一郎氏は人気なのかというと、あそこまで信念をもって一貫して動く姿は、日蓮上人の信念を貫いた軌跡にだぶるのである。
そして彼らは、どちらかというと商工業者、中下層にぞくするため実は小泉構造改革の痛みが真っ先にやってくる人たちなのである。
そのため、創価学会の人たちは「今までさんざん自民を応援したんだけど、どんどん世の中が悪くなっている。どうしてだろう」となっているという。
これは小泉構造改革という新興宗教に公明党がはまったからである。「とにかく内容や行動はどうでもいい。小泉構造改革やりますとだけ唱えれば、救われる」というわけだ。コイズミはいった。「あなたがたによくよくいっておく。すべての財産を外資に売りなさい。そうすれば救われるだろう」という教えである。みんなだまされた。
天下り制度についてもそうだ。これについては
これは東大生を官庁の安月給では雇えないのでトータルでフジテレビや電通、野村證券などと同じくらいの給与水準にしているだけである。そして、日本の教育制度では、上に行くほど、「自分の頭で考える」ようになっているためこのコイズミ偽装改革が「うそだ」と真っ先に見抜いていたのは官僚の人たちであった。
民主党は「天下り廃止」についてはもしそれを唱えると強大な官僚組織が「政権交代にならないように」しようとして動くだろう。そういった政権をとらないうちから、天下り防止といっても邪魔にあうだけだ。
とにかくこの天下り制度は、実態とかなり違うように思われる。
優秀な人はそれに見合った報酬を受け取るべきであると思うがこれをだめにした場合、外資に転職されるだけである。
高速道路無料化については、これをかかげていると建設業は支持しないだろう。
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