2008.09.06 (Sat)
「国際海洋環境シンポジウム2008」のお知らせ

くじラブ・レターNo.40 (2008年9月4日)より転載。
無料セミナー:「国際海洋環境シンポジウム2008」の参加申込み受付中!
いま、地球温暖化の影響や乱獲などによって、海は深刻な問題を抱えています。すでに世界の海で、食用となる魚介類の1/4は獲り過ぎのレベルに達しているといわれています。世界的なシーフード・ブームによって、国際的な水産物確保の競争は激化。漁獲量を管理しなくてはいけない、海の環境を保護しなくてはいけないのはわかっているけど、具体的になにをするべきなのか、なかなか難しい問題です。そこで、海洋保護や漁業管理学の専門家にお知恵をいただくとともに、先駆的な取り組みを行っている水産業関係者の方々にも来ていただき、私たちに今なにができるかを探るシンポジウムを開催します。
海を愛するみんなの英知を集め、私たちや世界中の人たちのひ孫やそのまた孫たちまでもが末永く魚を食べ続けられる未来に向けて、確かな一歩をともに踏み出したいと思います。ぜひご参加ください!
「国際海洋環境シンポジウム2008」
- 海から魚が消える? 私たちが今できること -
日 時: 2008年10月17日(金)10:00~
会 場: 国際連合大学 ウ・タント国際会議場(東京都渋谷区)
参加費: 無料(要事前申込み。オンライン申込み登録は下記ウェブサイトからどうぞ。)
http://www.greenpeace.or.jp/susea?whalelove
◆シンポジウムの講師はこちらの方々◆
ダニエル・ポーリー教授(Dr Daniel Pauly)
ブリティッシュコロンビア大学(カナダ)漁業センター所長、Sea Around Us(私たちを取り巻く海)プロジェクト主任調査官。長年にわたり熱帯、特に東南アジアの漁業を研究。1994年からブリティッシュコロンビア大学の漁業 センターで調査を続け、2003年所長に就任。漁業管理およびエコシステムモデリングについて多数の著作があり、その中で紹介されたコンセプト・手法・ソフトウェアは世界中で利用されている。主な例は、「エコパス・モデリング・アプローチ」(www.ecopath.org)、インターネットベースの魚類の百科事典である「フィッシュ・ベース」(www.fishbase.org)、および世界的な漁業傾向のマッピング(www.seaaroundus.org)など。受賞多数。
小松 正之教授 (こまつ まさゆき)
政策研究大学院大学教授(海洋政策論)。経営学修士(MBA)(米エール大)、農学博士(東大)。1977年、農林水産省に入省し、水産庁にて海外漁業協力、 漁業交渉などを担当。FAO(国連食料農業機関)水産委員会議長(2001~2003年)、IWC(国際捕鯨委員会)日本政府代表代理 (1991~2004年)などを歴任後、農林水産省退職。2008年より現職。『これから食えなくなる魚』(幻冬舎新書、2007年)など著書多数。
その他、魅力的なスピーカーの紹介は専用ウェブサイトからご覧ください。
http://www.greenpeace.or.jp/campaign/oceans/susea/speaker_html?whalelove
このエントリーは、
『自エンド - トラックバック・ピープル』
http://member.blogpeople.net/tback/09077
ブログ村トラコミュ『自エンド』
http://politics.blogmura.com/tb_entry85445.html
『民主党 - トラックバック・ピープル』
http://member.blogpeople.net/tback/09160
にトラックバックしています。
- 関連記事
-
- 捕鯨船衝突事故で回避義務を怠ったのはアディ・ギル号ではなく第二昭南丸だった (2010/01/08)
- 調査捕鯨の土産鯨肉を水産庁の漁業監督官も受けとっていたって? (2009/04/23)
- 「国際海洋環境シンポジウム2008」のお知らせ (2008/09/06)
- 西脇茂利氏に読ませたい西脇昌治氏の日記 (2008/08/22)
- シーシェパードをやっつける究極の方法 (2008/08/20)
Tags : 国際海洋環境シンポジウム2008 |
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック