2011.11.05 (Sat)
西岡武夫参議院議長が肺炎で死去
あまりにも突然、悲報が舞い込んできた。西岡武夫参議院議長が5日未明、肺炎で死去された。突然の悲報とは言っても、9月30日の参議院本会議で、議長席に上る階段でつまずいて転倒しそうになられた西岡議長の体調を心配する声もあった。本人は、帯状疱疹の痛みと睡眠不足による体調不良と説明していた。議会で話すときに、聞き取りにくい部分があったのは、口内にできた帯状疱疹や口内炎のせいだったのかもしれないが、息を切らせながら苦しそうに話していた様子からすると、このときすでに肺炎にかかっていたのかもしれない。
このような状態でも、職務を果たそうとした西岡議長の責任感の強さには、感心させられた。裸の王様に裸であるとはっきりと伝えた子供のように、無能の菅に、無能であることを認めさせて辞任させたのも、西岡議長の功績が大きかった。民主党は、又一人、日本を良い方向に導こうとした有能な政治家を失ってしまった。
下の動画では、西岡議長がテレビのインタビューで、菅内閣不信任案の投票のいきさつについて語っているが、小沢氏が投票場に現れないので、電話で連絡をし、そのときの会話について話している。長い政治活動の中でも、信念を貫き通した気骨ある政治家だった。
2011.11.05 (Sat)
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