2008.05.10 (Sat)
ドーナツを幼児にあげただけで解雇はひどい
ティム・ホートンズというカナダで最も有名なドーナツショップで働く女性が客の幼児にティムビッツという一口サイズのドーナツ(一つ16セント=16円相当)をあげたことで、解雇になったことがメディアに騒がれて、ティム・ホートンズがその女性の解雇を取りやめたことが話題になっている。

解雇を取り消されて喜ぶニコルさん(TheStar.comより)
その女性はニコル・リリメンさん(27歳)(英語:Nicole Lilliman)で10歳以下の子供たち4人を育てるシングルマザー。ティム・ホートンズでは最低賃金でこれまで3年間働いてきた。現在、ニコルさんがもらっている時給は9ドル5セントで、一ヶ月750ドルの家賃を払っている。その他、元夫から養育費をどのくらいもらっているのかわからないけど、収入と支出がほとんど同じですれすれの生活をしているようだ。
ニコルさんにしてみればたった16円相当のドーナツを子供にあげたくらいで解雇されるとは思いもしなかっただろうが、翌日マネージャーに部屋に呼ばれて「赤ちゃんに商品を無料で与えたことにより解雇された」という書類にサインするよう言われたそうだ。
「そこに書かれていた事は、事実だったから、その書類にサインしたの。」とニコルさん。
彼女が涙ながらにそのドーナツショップを後にするとき、同じ経験(突然解雇されてそれを見た見知らぬ人からお金をもらったことがある)をした人から40ドルもらった。
「私が泣きながら去ったから、みんなが私を見つめていたわ。とても恥ずかしかった。家に着いたとき、新聞社に電話したの。」
そのすぐ後にニコルは他のティム・ホートンズから仕事の依頼を受けた。ニコルにとっても3年間も勤めた場所なので、新しい職場で働くよりも同じ職場で働くのが一番いいだろう。でも、同じマネージャーの下では、又別の理由をつけて解雇される可能性が高いので働きたくなかったようだ。ティム・ホートンズ側ではマネージャーのやり方は適当ではなかったとしてニコルに謝罪している。
私もいくらなんでも16セントのドーナツをあげたくらいで解雇はやりすぎだと思う。私がマネージャーだったら、その場で「会社の方針では、顧客に無料で商品を与えることは禁じられている」ということを指導して、注意するだけで済ますだろう。念のため、もう二度と無料でお店の商品を与えませんという書類にサインさせるかもしれない。でも、4人もの幼児を一人で育てている女性をその場で解雇するなんて無謀なことは、自分ひとりの判断では決してやらないと思う。
ティム・ホートンズではニコルを解雇したマネージャーへの対処をどうするか決めていないそうだが、マネージャーも別に間違ったことをやったわけではない。たまたまその日は気分がすぐれなかったのかもしれないし、会社の利益を考えての行動だったのかもしれない。だから、これからは簡単に社員を解雇しないよう厳重に注意するだけでいいのではないだろうか。
このニュースはなぜかMixiでも話題になっていて、すでに300以上のいろいろな意見のコメントがついている。興味のある方は読んでみるのも面白いかもしれない。
カナダのドーナツ店員、幼児に商品プレゼントして解雇(5月9日 ロイター)
英語関連記事(GoogleNewsより)

解雇を取り消されて喜ぶニコルさん(TheStar.comより)
その女性はニコル・リリメンさん(27歳)(英語:Nicole Lilliman)で10歳以下の子供たち4人を育てるシングルマザー。ティム・ホートンズでは最低賃金でこれまで3年間働いてきた。現在、ニコルさんがもらっている時給は9ドル5セントで、一ヶ月750ドルの家賃を払っている。その他、元夫から養育費をどのくらいもらっているのかわからないけど、収入と支出がほとんど同じですれすれの生活をしているようだ。
ニコルさんにしてみればたった16円相当のドーナツを子供にあげたくらいで解雇されるとは思いもしなかっただろうが、翌日マネージャーに部屋に呼ばれて「赤ちゃんに商品を無料で与えたことにより解雇された」という書類にサインするよう言われたそうだ。
「そこに書かれていた事は、事実だったから、その書類にサインしたの。」とニコルさん。
彼女が涙ながらにそのドーナツショップを後にするとき、同じ経験(突然解雇されてそれを見た見知らぬ人からお金をもらったことがある)をした人から40ドルもらった。
「私が泣きながら去ったから、みんなが私を見つめていたわ。とても恥ずかしかった。家に着いたとき、新聞社に電話したの。」
そのすぐ後にニコルは他のティム・ホートンズから仕事の依頼を受けた。ニコルにとっても3年間も勤めた場所なので、新しい職場で働くよりも同じ職場で働くのが一番いいだろう。でも、同じマネージャーの下では、又別の理由をつけて解雇される可能性が高いので働きたくなかったようだ。ティム・ホートンズ側ではマネージャーのやり方は適当ではなかったとしてニコルに謝罪している。
私もいくらなんでも16セントのドーナツをあげたくらいで解雇はやりすぎだと思う。私がマネージャーだったら、その場で「会社の方針では、顧客に無料で商品を与えることは禁じられている」ということを指導して、注意するだけで済ますだろう。念のため、もう二度と無料でお店の商品を与えませんという書類にサインさせるかもしれない。でも、4人もの幼児を一人で育てている女性をその場で解雇するなんて無謀なことは、自分ひとりの判断では決してやらないと思う。
ティム・ホートンズではニコルを解雇したマネージャーへの対処をどうするか決めていないそうだが、マネージャーも別に間違ったことをやったわけではない。たまたまその日は気分がすぐれなかったのかもしれないし、会社の利益を考えての行動だったのかもしれない。だから、これからは簡単に社員を解雇しないよう厳重に注意するだけでいいのではないだろうか。
このニュースはなぜかMixiでも話題になっていて、すでに300以上のいろいろな意見のコメントがついている。興味のある方は読んでみるのも面白いかもしれない。
カナダのドーナツ店員、幼児に商品プレゼントして解雇(5月9日 ロイター)
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