2006.11.29 (Wed)
緊急:防衛省には絶対反対しよう!
防衛省法案に賛成を決定=小沢代表が政調会長と確認-民主 (時事通信 2006/11/29-22:38)
民主党は29日、防衛庁の省昇格関連法案に賛成する方針を決めた。対応を一任された小沢一郎代表と松本剛明政調会長が同日夕会談し、シビリアンコントロール(文民統制)の徹底などを政府に求めた付帯決議を行うことを条件に、賛成することで一致した。同法案は30日午前の衆院安全保障委員会や午後の本会議で与党と民主党、国民新党の賛成多数で可決され、衆院を通過する。
まさかこんなに早く安保委員会で「防衛省昇格法案」が採決されることになるとは思わなかったので、かなりあせった。「防衛庁を防衛省に変えるのは、戦争をしやすくするため?」という記事でも書いたとおり、防衛省になったら、政府が理解する「集団的自衛権」の行使を理由に、日本が攻撃をしかけられなくても、自衛隊(こうなったら、もう軍隊と呼ぶべき)が堂々と他国の戦争に参加できるようになる。つまり、北朝鮮が米国に向けてミサイルを撃ったという理由だけで、北朝鮮を攻撃できる、つまり、北朝鮮と戦争を始めることができる。もちろん、戦争に行かされるのは、一般国民であり、政治家や官僚はただ指揮するだけだ。
少し前に眠り猫さんに下記のコメントをいただいた。
安倍政権のもっとも危険なところは、無思考に軍事主義に突っ走ろうとしている点にあると思っています。その発露が集団的自衛権の行使です。教育基本法も共謀罪もマスコミ統制も、すべてはそのため、及びその後(海外出兵)の反発を押さえ込むための道具です。
まさに、眠り猫さんのおっしゃる通りで、今日「防衛省昇格法案」が通ったら、その後は、共謀罪、教育基本法が成立する可能性が強い。まさに、陰で*アル中の中川昭一が操る安倍独裁政権の誕生である。
共謀罪や教育基本法については、反対の署名が集められているようだが、毎日新聞の記事によると、防衛省反対への署名も民主党「リベラルの会」でなされているようだ。だが、ネットで調べても、その署名とやらは見つからなかった。どなたかご存知でしたら、是非、教えて下さい。
とりあえず、美しい秘書の村野瀬玲奈ちゃんが作って下さった民主党幹部に防衛省反対の意志を伝えようと思う。
過去の経験から言うと、メールでは全く読んでももらえないことが多いので、できれば、電話かファックスが効果的のようだ。時間のあるときは手紙もいいだろう。
民主党 幹部名簿 (2006年11月21日)
なんか、怪しい雲行きになってきた我が身を案じて、独裁政権が行える今のうちに軍国主義への準備を進めようとしている安倍晋三を初めとする右翼自滅党のあせりが見えるが、これだけ一度に国会で採決させられたら、国民の方も目がまわる忙しい毎日を過ごしているうちに、あっという間にとんでもない法律や省が誕生しちゃうことになる。私達だって、意味もなく反対しているわけじゃないんだから、国民の納得いくように説明した上で、これらの法案が採決されることを望む。もし、国民を納得させることができないのだったら、強行採決するべきではない。
*アル中の中川昭一に関する記事:
あの「ビョーキ」が再発? 核論議・中川昭一政調会長 (週刊文春12月7日号THIS WEEKより)
中川昭一 次の狙い 尖閣諸島に視察行 (AERA 2006年11月27日号)
参考記事:
『 ★NEWS★CYBER★CAT★』「◆イラク侵略戦争に加担し続ける危険な日本政府与党◆防衛庁【省】への格上げ」
『評論家・森田敬一郎の発言』防衛庁「省」昇格で問い直すべきこと
『保坂展人のどこどこ日記』「共謀罪、審議入りをめぐり対立続く(追記あり)」
『日録(不定期)』「やはり極めて危険な安倍政権」

現在第2位-政治ランキング

現在第1位-社会・経済、海外生活、ダイエット
ランキングの応援もよろしく♪
*この記事は『安倍晋三 - トラックバック・ピープル』にトラックバックしています。
安倍晋三についての記事を書いたとき、下記のURLにTBを送るだけで参加できます。あなたも参加してみませんか。
http://member.blogpeople.net/tback/06610
*『AbEndフォーラム』にも参加中。