2006.07.10 (Mon)
ついに安倍が戦争をしかけてきたぞっ!
安倍長官、敵基地攻撃「検討研究必要」 Asahi.com 2006年07月10日12時30分
安倍官房長官は10日の記者会見で、北朝鮮のミサイル発射を受けて議論されている敵基地攻撃について「誘導弾等による攻撃を防ぐために他に手段がないと認められる限りにおいて誘導弾等の基地をたたくことも法律上の問題としては自衛権の範囲内として可能との(国会)答弁がある。日本国民と国家を守るために何をすべきかという観点から、つねに検討研究を行うことは必要ではないか」と述べた。
一方、麻生外相は9日のテレビ番組で、「向こう(北朝鮮)は『核は持っている』と言う。ミサイルは(核弾頭が)くっつく(=搭載できる)。(そのミサイルが)日本に向けられる場合、被害を受けるまで何もしないわけにはいかない」と述べた。明らかに日本を攻撃する意図があり、他に手段がないと認められる限り、敵基地攻撃は可能とする従来の政府見解を繰り返した。
これは、日本の平和を破壊しかねない発言であり、絶対に阻止しなければならない。安倍の祖父である岸信介は正確にはA級戦犯ではないと思っている人も多いと思うが、実際は真のA級戦犯と同じかそれ以上の罪を犯してきたわけで、それが名目上はA級戦犯容疑であろうが「安倍晋三を首相にするとウオール街のユダヤ人が儲かるワケ」(『ヘリオトロープの小部屋』から情報をいただいた)にも書いてある通り、裏から汚い手段を使って助かっただけのことであるので、私はこれからも岸信介をA級戦犯と呼ぶ。ウィキペディアでもA級戦犯被疑者をA級戦犯と呼ぶこともあると書いてある。
A級戦犯(ウィキペディア)
A級戦犯(えいきゅうせんぱん)とは、第二次世界大戦の敗戦国日本を戦勝国が裁いた極東国際軍事裁判において「平和に対する罪」について有罪判決を受けた戦争犯罪人をさす。起訴された被疑者や名乗り出たものを含む場合もある。
又、同じソースからA級戦犯とA級戦犯被疑者のリストを挙げておく。
A級戦犯(昭和殉難者)
1978年、靖国神社が死刑及び獄中死の14名を「昭和時代の殉難者」として合祀した。 靖国に戦死者以外が合祀されることは例外的であった。
板垣征四郎 梅津美治郎 木村兵太郎 小磯国昭 白鳥敏夫 土肥原賢二 東郷茂徳 東條英機 永野修身 平沼騏一郎 広田弘毅 松井石根 松岡洋右 武藤章
裁判を免れたA級戦犯被指定者
青木一男(不起訴により釈放) 安倍源基(不起訴により釈放) 天羽英二(不起訴により釈放) 安藤紀三郎(不起訴により釈放) 石原広一郎(不起訴により釈放) 岩村通世(不起訴により釈放) 岸信介(不起訴により釈放) 葛生能世(不起訴により釈放) 小泉親彦(自殺) 児玉誉士夫(不起訴により釈放) 後藤文夫(不起訴により釈放) 近衛文麿(自殺) 笹川良一(不起訴により釈放) 正力松太郎(不起訴により釈放) 須磨弥吉郎(不起訴により釈放) 高橋三吉(不起訴により釈放) 多田駿(不起訴により釈放) 谷正之(不起訴により釈放) 寺島健(不起訴により釈放) 徳富蘇峰(不起訴により自宅拘禁解除) 梨本宮守正王(不起訴により釈放) 西尾寿造(不起訴により釈放) 橋田邦彦(自殺) 本庄繁(自殺) 本多熊太郎(不起訴により釈放) 真崎甚三郎(不起訴により釈放)
ちなみこのA級戦犯被指定者の安倍源基は安倍と同じく山口県出身だが、安倍晋三とは血縁関係にはないそうだ。小泉親彦(ちかひこ)もNHK(日本の恥)小泉とは関係ないそうだ。
さらに平和ボケのタカ派は、メディアを通して、「日本の一部を射程、北の「新スカッド」に警戒強める」 (yomiuri.com)などという報道を広めて戦争を勃発させる理由にしようとしているようだが、韓国大統領府による「北のミサイル、どこの国も標的とせず」(朝鮮日報)という意見もあり、私個人の見解からしても、今回、北朝鮮はミサイル実験をしただけであるとしか思えない。
「なぜ北はだめで、米は良いのか」とベネズエラ副大統領も言っているように、どうして、アメリカの核実験は認められて、北朝鮮のミサイル実験は認められないのか?長周新聞にも似たような意見が述べられていたのでここにその一部を紹介しておく。
愚かな戦争準備の策動 朝鮮のミサイル発射問題
意図的に緊張煽る小泉政府 (長周新聞 2006年7月7日付)
最大の核兵器保有国は米国
現にアメリカは地球を何回も破壊できる核兵器を持ち、それをいつでも使用できるように小型化に力を入れ、先制攻撃を宣言して大陸間弾道弾や海上、陸上発射型のミサイル開発を急ピッチで進めている。自分はいくらでも核兵器やミサイルを持ってもいいが、朝鮮や他の小国は一切持ってはならないというのは、超大国の独善と横暴の最たるものである。自分は他国に脅威を与えてもいいが、他国はアメリカに脅威を与えてはならないというのは、ごろつきの論理である。
米朝間の核やミサイルをめぐる矛盾は、アメリカがこうした独善的な論理にもとづいた朝鮮への圧力、挑発を止めるならば、たちどころに解決できるものである。
ゆゆしいことは、小泉政府がこのアメリカの指図に従って、朝鮮を敵視し、制裁と圧力の急先鋒をつとめ、マスメディアを総動員して排外主義の風潮を煽っていることである。それは戦前、日本軍国主義が中国侵略に動員するために用いた「暴支膺懲」と瓜二つである。
安倍は官房長官の立場を利用し、アメリカと組んで世界中のメディアを利用しながら、世論を戦争肯定に導くつもりだ。このままいけば、自衛隊だけでなく、不景気で就職口のないニートやフリーターやリストラされたサラリーマン、さらにライブドアの株取引などで多額の借金を抱えた人までもが戦争に参加するはめにならざるを得ないだろう。
<論壇>青年を食えなくさせ戦争の肉弾にするコース (長周新聞 2006年6月30日付)
さらに多数の青年が食っていけない状態におかれる一方で、自衛隊に入ってインド洋やイラクにいけば給料のほかに1日3万円の派遣手当てが入り、死ねば1億円余りの保険金が入るといった調子で、命を売りとばす誘いが口を開けている。強盗的な略奪戦争を繰り返すアメリカは兵隊不足にあえいでおり、日本の若者を肉弾に仕立てることを切望している。そのためには日本の青年を生活できない状態にワザとでも追い込ませているのだ。
日本の青年は、以上のようなアメリカや売国的な独占資本集団に手足を縛られて戦争の肉弾に仕立てられ破滅していくか、それとたたかって生産の担い手として平和で豊かな社会を建設していくか、二つの道が否応なしに迫られている。
かなり過激に聞こえるかもしれないが、これが現実となる日は近い。私は「誘導弾等の基地をたたくことも法律上の問題としては自衛権の範囲内として可能との(国会)答弁がある。日本国民と国家を守るために何をすべきかという観点から、つねに検討研究を行うことは必要ではないか。」という安倍の発言に対して、HPの連絡フォームから批判するメールを送ることにした。日本に住んでいたら、電話したところだったんだけど・・・・。
安倍のホームページの連絡フォーム
連絡先:
安倍晋三(しんぞう)事務所(国会事務所):
〒100-8981
東京都千代田区永田町2-2-1 衆議院第一議員会館602号
TEL:(03)-3508-7172 FAX:(03)-3508-3602
安倍晋三(しんぞう)事務所(下関事務所):
〒750-0066
山口県下関市東大和1-8-16
TEL:(0832)-66-8118 FAX:(0832)-67-6128
返事が届いたら、又ブログでお知らせする。
最後に最近のAbEndへのトラックバックの数には目をみはるものがあり、すでにTB数は200件を超え、配信数も4,542という数字を記録している。この数字は、安倍が総理になることに反対している人がいかに多いかを物語っていると思う。これからも、安倍に関することを書かれたら、引き続きAbEndのリンクリストへのTBをお願いしたい。
「安倍晋三と統一協会問題まとめ@Wiki」が閉鎖されたことを受けてカマヤンが新しい[安倍晋三]現在稼動中の「安倍晋三」関連スレッドリンク集を作ってくださったので、こちらも参考にしていただきたい。
追記:
Kojitakenさんから実刑を受けたA級戦犯のより詳細なリストとコメントをいただいた。
またも、『「靖国」と小泉首相』(朝日新聞社)からの引用ですが、この本に載っているA級戦犯リストを挙げておきますね(◆は靖国神社に合祀)。
[絞首刑] (7人)
◆東条英機、◆板垣征四郎、◆土肥原賢二、◆松井石根、◆木村兵太郎、◆武藤章、◆広田弘毅
[終身刑] (16人)
荒木貞夫、橋本欣五郎、畑俊六、◆平沼騏一郎、星野直樹、賀屋興宣、木戸幸一、◆小磯国昭、南次郎、岡敬純、大島浩、佐藤賢了、嶋田繁太郎、◆白鳥敏夫、鈴木貞一、◆梅津美治郎
[禁固20年] (1人)
◆東郷重徳
[禁固7年] (1人)
重光葵
[判決前に病死] (2人)
◆松岡洋右、◆永野修身
[「精神障害」と認められ訴追免除] (1人)
大川周明
以上に、記事で挙げられた「裁判を免れたA級戦犯被指定者」を足せば、A級戦犯リストになると思います。
靖国神社に合祀されたのは、絞首刑になった者、獄中で病死した者、判決前に病死した者に限られています。