2006.07.02 (Sun)
パートタイムの仕事を始めたよ!

夏の間、大学が休みなので、ブログ中毒から脱するために(笑)ナイアガラ・オン・ザ・レイクにあるワイン・ショップで働くことにした。何もしないと一日中パソコンの前に座っていることになり、そうするとブログばっかりやっていて、他のことが何もできなくなってしまう。あと、目にもかなりきているみたいで、これじゃいけないなと思ったわけだ。私の場合、とにかく外でいろいろな人に会ったり、話したりするのが好きなので、一日中家にいるとあまり面白くない。まず、家にいると大嫌いな家事をやらないことに対して罪悪感を感じるが、その点、外に出て働いていると、家事をやらない自分に対して嫌悪感を抱くこともなくなるからだ。家にこもってブログばっかりやっていると、自分の身の回りのこともかまわなくなってしまうし・・・(汗)。外に出て働いていた方が気分的に楽しくなれる私の場合、あまり、というか、ぜんぜん主婦向きではないようだ(笑)。

ワイン・ショップと言ってもただワインを売っているだけではなくて、ワインの試飲もできる。お客さまにどのワインを試したいか聞いて、それをワイングラスに注いで差し上げる。普通のワインの場合、グラス一杯の試飲は50セントで、アイスワインの場合は種類にもよるが、2ドルか4ドルになる。そんなわけで、今はワインの名前を覚えるのに結構苦労している。
最初の2日間はマネージャーのトレーニングを受けたり、ストックの整理をしていたが、今日出勤3日目にして、ワイン・バーでワインのサービスをしたり、レジを打ったりした。ワインのストックをそろえる時にワインは結構重いので腰に来るかもしれないが、とても気楽な仕事だし、今のところ楽しいので今年の夏一杯は続けるつもりだ。秋には"Wine Council of Ontario"という機関が行っているワイン関係の仕事をする人は受けなくてはならない試験も受けることになっている。それまでにワインの知識が少しでも豊富になれば嬉しいんだけど・・・。

2006.07.02 (Sun)
カナダ・デイ

今日は、カナダ・デーだった。カナダ・デーとは、1967年7月1日にカナダ自治領が誕生したことを祝う、言うなれば「カナダの誕生日」。カナダ中がカナダの国旗で溢れ帰る日だ。アメリカは7月4日が独立記念日だが、カナダの場合はイギリスの統治から独立したわけではないので、独立記念日とは呼ばない。ただ、両国の記念日が近いので、7月1日から4日前後はカナダとアメリカ間を行ったり来たりするため長い連休を取る人が多い。

祝日に指定されているこの日は、カナダ各地でパレードやコンサート、そして夜は花火と、盛大な催しで1日中盛りあがる。

ナイアガラ・オン・ザ・レイクでは、毎年カナダ・デー前夜には、不動産会社が広告のために名刺入りのカナダの小さな国旗を住民の家の庭に立てる。カナダ・デイの当日は、街のあちこちで、催し物が開催され、カナダの国旗やカナダ国旗のピンバッチが無料配布されていた。今年は街中にある公園で朝食やカナダの国旗をかたちどったケーキを無料でサービスしたり、通りでパレードが行われたり、湖のまわりに小さな出店が出たりしていた。

オンタリオ湖やナイアガラの滝のまわりでは家族連れがピクニックをする姿が目立った。夜はコンサートが行われたり、花火が打ち上げられたり、今日は一日中にぎやかだった。

カナダ人はカナダ人であることにみんな誇りを持っている。カナダ・デーには、自分の国を心から愛しているというのがひしひしと伝わってくる。日本のように歴史が長くなく、暗い戦争の過去もないからだろうけど、日本人だって、自国の国旗を誇りを持って飾りたいのではないかと思う。でも、日本では、歴史教育がすさんでいるため、正しい歴史の認識を国民が持っておらず、今のように日の丸の国旗に対して羞恥心を抱く人々が多いのは本当に嘆かわしいことだ。愛国心と国旗は切っても切り離せない関係があると思う。法律で国民に愛国心を強制する前に、日本の歴史教育を考え直すべきだ。
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