2006.07.01 (Sat)
安倍は総裁選のためにめぐみさんや北朝鮮まで利用している
最近安倍の自民党内での支持率が57%と上昇しているそうだが、これは、自民党内の統一協会員の割合と一致するのではないか?(笑)まさに、ここまで自民党が腐っていたとは・・・・。
そして、すでに多くのブログで言われている通り、テレビの影響も大きいようだ。
ポスト小泉で「安福対決」期待、7割超す…ネット調査
このところ、いやに北朝鮮関係のニュースが多いのにみなさまもお気づきだろうか。それによって、安倍の官房長官としての発言のニュースも急に増えてきた。テポドン騒動に続き、北朝鮮に拉致されためぐみさんの元夫、金英男氏が28年ぶりに家族と対面したり・・・。どうして、急にそれもこの時期に北朝鮮問題がにぎわってきたのだろうか?私の考えでは、総裁選に向けた安倍のメディア作戦だと思う。
安倍が次期総理になれば、小泉路線を突っ走るわけで、米国再編にも国民の反対を押し切ってまでも3兆円以上の血税が難なく回されるだろう。そうすれば、米国にとってはまたとない大金が転がり込んでくることになる。だから、もちろん、ブッシュ政権も安倍を支持することに好意的であり、北朝鮮が今にも日本やアメリカに攻撃をしかけてくるような作り話を鋳造したのである。これから、北朝鮮を敵対する日米合同合戦が繰り広げられることになるのだ。
ところで、めぐみさんの生存についてさまざまな憶測が飛び交っているようだが、安倍はこのめぐみさんの拉致問題をまで総裁選に利用しようとしている。いかにも北朝鮮が悪者かを強調し、下記のようなでたらめな発言までして、日本国民を統一協会仕込みのマインドコントロールしようとしている。
安倍官房長官「めぐみさん生存を前提に交渉」(2006年6月29日23時46分 読売新聞)
この安倍発言の中で注目して欲しいのは、
日本で行っためぐみさんの遺骨と言われた骨のDNA鑑定は客観的な科学的な調査の結果で確定している
という発言だ。安倍は、この発言によって又信用を失うことになるわけだが、イギリスの権威ある科学論文誌『Nature』に、日本で発表されためぐみさんの遺骨のDNA鑑定には、疑わしい点が多くあると論じられているのを知らないのだろうか?だとしたら、そんなことも知らずにこんな発言をするのは、かなり軽はずみであり、アホ丸出しである。又、もし、知っていて、こんなウソをついたとしたら、全く国民をばかにしている。
まずは、みなさまに、その問題の『Nature』で約一年前に発表された3つの記事(2005年2月、3月、4月』の日本語要約を読んでいただきたい。この3つの原文(英語)の記事は私も読んでみたが、簡単に言えば、日本政府はDNA鑑定で、遺骨からめぐみさんのDNAは発見されなかったと結論づけているのだが、鑑定の信憑性はかなり低いということだ。つまり、その遺骨はめぐみさんのものであった可能性があるということだ。下のサイトではその原文をとてもうまく日本語に要約している。
「横田めぐみさんの遺骨は偽物とする科学的根拠が揺らぐ」
「北朝鮮「遺骨」問題:科学的根拠の不十分な「偽物」断定」
「政治に翻弄される科学者 (横田めぐみさん遺骨事件)」
これらの記事には、『Nature』で議論されている事、いかにその鑑定がでたらめであったか、政府の対応が不誠実で、マスコミもこれをほとんど報道しなかった、又、このDNA鑑定を行った帝京大学の吉井講師が「横田さんDNA鑑定で実績」ということで「帝京大の講師から、科学捜査研究所(科捜研)の法医科長」に採用されることになったのだが、「警察が外部の人材を管理職として招聘(しょうへい)するのは極めて異例」であることなどが詳しく書かれている。
それにしてもこんなでたらめな鑑定を「客観的な科学的な調査の結果で確定している」だなんて言う安倍は、よっぽどでたらめな奴なんだろう。こんな奴が総理になった暁には、でたらめやりたい放題で、日本はとんでもないことになってしまうのは目に見えている。
では、なぜ、安倍を中心とした日本政府はめぐみさんがまだ生存しているかのように装っているのか?それは、めぐみさんの生存の可能性がある限り、横田夫妻がテレビに登場しつづけ、国民に北朝鮮がいかに危険な国かを訴えつづけ、そうすることによって、国民に北朝鮮への嫌悪感を芽生えさせ、又、それを持続することができるからだ。その結果、国民に、北朝鮮が日本と戦争を始めてもおかしくないような錯覚を容易に抱かせることができ、米軍再編に向けての多大な出費も認めさせることができる。 つまり、安倍は統一協会が不幸な人を利用してお金を巻き上げるのと同じ手法で、横田夫妻までも利用して、国民から血税を奪い取ろうとしている卑劣きわまりない奴なのだ。
こんな奴を一生懸命持ち上げるメディアは、絶対にどうかしている!
メディアのマインドコントロールにはくれぐれも騙されないようにしよう!
追記:
『ミサイル防衛の問題点』のコウタさんから送っていただいた『Nature』の原文の記事(英語)のPDFファイルを添付してメールでお送りすることができますので、興味のある方は、コメント欄にてお知らせください。
そして、すでに多くのブログで言われている通り、テレビの影響も大きいようだ。
ポスト小泉で「安福対決」期待、7割超す…ネット調査
■ポスト小泉とテレビ
ポスト小泉にテレビはどう影響するのか。「平日1日のテレビ視聴時間」ごとに候補の支持を見た。
「見ていない」「30分未満」で、安倍氏の支持は3割弱だったが、視聴時間が長くなるほど支持は高くなり、「3時間以上」では50%に上った。
このところ、いやに北朝鮮関係のニュースが多いのにみなさまもお気づきだろうか。それによって、安倍の官房長官としての発言のニュースも急に増えてきた。テポドン騒動に続き、北朝鮮に拉致されためぐみさんの元夫、金英男氏が28年ぶりに家族と対面したり・・・。どうして、急にそれもこの時期に北朝鮮問題がにぎわってきたのだろうか?私の考えでは、総裁選に向けた安倍のメディア作戦だと思う。
安倍が次期総理になれば、小泉路線を突っ走るわけで、米国再編にも国民の反対を押し切ってまでも3兆円以上の血税が難なく回されるだろう。そうすれば、米国にとってはまたとない大金が転がり込んでくることになる。だから、もちろん、ブッシュ政権も安倍を支持することに好意的であり、北朝鮮が今にも日本やアメリカに攻撃をしかけてくるような作り話を鋳造したのである。これから、北朝鮮を敵対する日米合同合戦が繰り広げられることになるのだ。
ところで、めぐみさんの生存についてさまざまな憶測が飛び交っているようだが、安倍はこのめぐみさんの拉致問題をまで総裁選に利用しようとしている。いかにも北朝鮮が悪者かを強調し、下記のようなでたらめな発言までして、日本国民を統一協会仕込みのマインドコントロールしようとしている。
安倍官房長官「めぐみさん生存を前提に交渉」(2006年6月29日23時46分 読売新聞)
具体的な矛盾点については、「今後の交渉があるので言えないが、ただ、日本で行っためぐみさんの遺骨と言われた骨のDNA鑑定は客観的な科学的な調査の結果で確定している」と述べた。横田めぐみさんが死亡したとする日時などについてもこれまでの北朝鮮側の説明と矛盾があり、今後、政府はこれらの点を追及していく方針だ。
この安倍発言の中で注目して欲しいのは、
日本で行っためぐみさんの遺骨と言われた骨のDNA鑑定は客観的な科学的な調査の結果で確定している
という発言だ。安倍は、この発言によって又信用を失うことになるわけだが、イギリスの権威ある科学論文誌『Nature』に、日本で発表されためぐみさんの遺骨のDNA鑑定には、疑わしい点が多くあると論じられているのを知らないのだろうか?だとしたら、そんなことも知らずにこんな発言をするのは、かなり軽はずみであり、アホ丸出しである。又、もし、知っていて、こんなウソをついたとしたら、全く国民をばかにしている。
まずは、みなさまに、その問題の『Nature』で約一年前に発表された3つの記事(2005年2月、3月、4月』の日本語要約を読んでいただきたい。この3つの原文(英語)の記事は私も読んでみたが、簡単に言えば、日本政府はDNA鑑定で、遺骨からめぐみさんのDNAは発見されなかったと結論づけているのだが、鑑定の信憑性はかなり低いということだ。つまり、その遺骨はめぐみさんのものであった可能性があるということだ。下のサイトではその原文をとてもうまく日本語に要約している。
「横田めぐみさんの遺骨は偽物とする科学的根拠が揺らぐ」
「北朝鮮「遺骨」問題:科学的根拠の不十分な「偽物」断定」
「政治に翻弄される科学者 (横田めぐみさん遺骨事件)」
これらの記事には、『Nature』で議論されている事、いかにその鑑定がでたらめであったか、政府の対応が不誠実で、マスコミもこれをほとんど報道しなかった、又、このDNA鑑定を行った帝京大学の吉井講師が「横田さんDNA鑑定で実績」ということで「帝京大の講師から、科学捜査研究所(科捜研)の法医科長」に採用されることになったのだが、「警察が外部の人材を管理職として招聘(しょうへい)するのは極めて異例」であることなどが詳しく書かれている。
それにしてもこんなでたらめな鑑定を「客観的な科学的な調査の結果で確定している」だなんて言う安倍は、よっぽどでたらめな奴なんだろう。こんな奴が総理になった暁には、でたらめやりたい放題で、日本はとんでもないことになってしまうのは目に見えている。
では、なぜ、安倍を中心とした日本政府はめぐみさんがまだ生存しているかのように装っているのか?それは、めぐみさんの生存の可能性がある限り、横田夫妻がテレビに登場しつづけ、国民に北朝鮮がいかに危険な国かを訴えつづけ、そうすることによって、国民に北朝鮮への嫌悪感を芽生えさせ、又、それを持続することができるからだ。その結果、国民に、北朝鮮が日本と戦争を始めてもおかしくないような錯覚を容易に抱かせることができ、米軍再編に向けての多大な出費も認めさせることができる。 つまり、安倍は統一協会が不幸な人を利用してお金を巻き上げるのと同じ手法で、横田夫妻までも利用して、国民から血税を奪い取ろうとしている卑劣きわまりない奴なのだ。
こんな奴を一生懸命持ち上げるメディアは、絶対にどうかしている!
メディアのマインドコントロールにはくれぐれも騙されないようにしよう!
追記:
『ミサイル防衛の問題点』のコウタさんから送っていただいた『Nature』の原文の記事(英語)のPDFファイルを添付してメールでお送りすることができますので、興味のある方は、コメント欄にてお知らせください。
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