2012.05.11 (Fri)
悪徳指定弁護士という烙印を押された大室俊三、村本道夫、山本健一
そもそも、検察が2度も不起訴にした後、実態のない検察審査員が、捏造された捜査報告書をもとに、『起訴相当』と議決した無意味な小沢裁判が、続行され無罪判決を出されたこと自体、わけがわからなかったが、その上、無罪になった小沢氏を控訴する指定弁護士らは、いったいどこまで非常識なのだろうか。常識をわきまえた弁護士なら、控訴する前に、その辺をクリアにするべきだろうが、弁護団主任の弘中惇一郎弁護士が下の記者会見で述べられているように、この3人の指定弁護士は、弁護士の感覚を持ち合わせていなかったようだ。
小沢一郎裁判控訴決定 弁護団[被告側]による記者会見
■控訴を受けての小沢一郎民主党元代表のコメント
「指定弁護士による控訴について」
先日の無罪判決の内容を見る限り、控訴審でこれが覆るとことは想定しにくく、指定弁護士が控訴したことは理解に苦しむ。いずれにしても、弁護団と協議した上、早期に公訴棄却もしくは無罪という結論が得られるよう、万全の対応を取りたい。 平成24年5月9日 衆議院議員 小沢一郎
小沢一郎裁判控訴決定 指定弁護士[検察側]による記者会見
悪徳指定弁護士の会見の中にもあまりにもわざとらしい受け答えがあると同時に矛盾した言動も目立った。例えば、政治裁判ではないといいながら、政治的影響はあると思うといったり、控訴に時間がかかったとか控訴を引き伸ばしたつもりはないと強調しているが、実際は、控訴を判断するのにすれすれまで時間がかかっている。個人的には、小沢氏を次期民主党代表選に出馬させないように、控訴するのはもともと決まっていたが、わざと悩んでいるふりをして、より多くのカネを悪徳集団や反小沢派から引き出そうとしていたのではないかと推測している。
大室俊三弁護士が、平成22年10月の選任からこれまでに費やした時間は、839時間に上ると会見で回答するとすぐに、「指定弁護士の報酬は1審、2審、上告審の各段階ごとに最高120万円。限度額の120万円が支給されたとしても、1審の報酬は時給1500円を割り込む計算になる。」と報じたが、これだけのカネでこの3人が今回の裁判に関与しているはずがない。
悪徳指定弁護士らが今回控訴したのも、悪徳集団にさらにカネを積まれてやったのだろう。控訴のタイミングをすれすれまで引き伸ばしたのも、より多くのカネを手に入れるためだったに違いない。原発推進派と同じように、世の中、全てはカネで動くと思っている者がいれば、カネのためならなんでもする奴らもいるために、世の中は不幸になっている。しかし、死ぬときはいくら金持ちでもお金をあの世に持っていくことはできず、下手に多くの遺産を残したばかりに遺族が不幸になることもある。それでも、弁護士の名誉よりもカネを選んだという不名誉は、死んだ後もずっと残る。こう考えると、この悪徳指定弁護士らは、本当にかわいそうな奴らだと思う。
小沢弁護団と指定弁護士の会見の概要は次の通り。
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2012.05.09 (Wed)
速報:指定弁護士側が小沢氏控訴へ

さてさて、いよいよ今日の午後、小沢裁判で無罪判決を受けた小沢一郎氏について、検察官役の指定弁護士側が、控訴した。指定弁護士が、控訴を断念すれば小沢元代表の無罪が確定するはずだったが、控訴したので東京高裁で審理が続くことになる。
無罪判決が出た直後に大室弁護士は「問題意識は3人とも同じだった」と説明。「自分たちは弁護士だから、有罪を求めて控訴しにくい」とし、「心証としては黒(有罪)だと思っているから控訴したいという思いがあるが、(判決を)覆せる確実な見通しがないのに、長く被告の立場に置いていいのか、という思いもある」と話していたにもかかわらず、控訴したということは、アメリカ様からの指令があったのか、野田政権からの命令だったのかわからないが、よほど小沢氏を裁判にしばりつけておき、身動きがとれないようにしたいのだろう。
一方、控訴期限の3日前に、民主党がというか、輿石幹事長の独断のようだが、小沢氏の党員資格停止処分が解除された。民主党員の中には、小沢氏の党員資格停止処分を解除することに意義を唱えたものがいたとか。下の会見でお馬鹿な記者が、意義を唱えたのは誰かと聞いていたが、そんなことを輿石幹事長が教えるわけないだろ。それにしても、報道と実際の会見の様子が全く違うのには、いつもながら、メディアは信用できないとの思いが強まった。
輿石幹事長定例会見 2012年5月7日
それにしても、有罪にできる可能性も低いのに控訴するとは、ただの小沢氏に対するいやがらせにすぎない。悪意だけが感じられる指定弁護士側の判断にあぜんとした。
この指定弁護士の会見などその他の詳しい情報はきっととらちゃんが集めてくださると思うので、今日は、長いドライブをして疲れたので、そろそろ寝ようと思う。
2012.05.03 (Thu)
指定弁護士が小沢裁判の無罪判決を控訴できない理由
もっとも、指定弁護士にしたら、自分たちの主張は認められているのに、判決では無罪となったのは、納得のいかないものがあるのだろうが、今回の裁判は、もともと小沢氏を政治的に貶めるためのものであり、この裁判で小沢氏が有罪になったら、自民党のほとんどの政治家も有罪にならなくてはならなくなるだろう。
3人の指定弁護士の間でも意見が分かれているようで、「有罪と思っているので控訴したい」と思っているトンチンカンな弁護士もいれば、「(結果を)ひっくり返せる確実な見通しがないのに、被告の立場に置いていいのか」と少しは常識のある弁護士もいるようだ。
そもそも、こんな大切なことを決めるのに、たったの1時間しか話し合わなかったというのも、指定弁護士のやる気のなさがうかがえる。
一方の森ゆうこ氏を初めとした真の民主主義を確立する議員と市民の会主催の「小沢裁判報告会」を開き、小沢裁判の無罪判決について語り合った。
小沢裁判報告会① '12.4.26 辻恵(つじ めぐむ)衆院議員「真っ白な無罪」
森ゆう子氏は、民主党が政権交代したときに、増税については4年間は議論もしないと国民に約束したにもかかわらず、野田政権が消費税増税法案を成立させようとするのを見て、反感を持ち、文部科学相を辞任した。小沢裁判の判決が出る直前には、衆参両院議長に検察審査会の実態調査のための法務委員会、秘密会の開催を要請し、このことも、判決結果に影響したのではないかと個人的に見ている。森ゆう子氏は、小沢氏と同様に筋の通った政治家である。こういう筋のある政治家がどんどんえらくなる日本にしなければならないと思う。
今回の判決で一番おかしいのは、検察官が事実に反する内容の調査報告書を作成し、検察審査会の判断を誤らせようとしたことに対する苦言はあったが、検察審査会の運営そのものには違法性はなかったとしているところだ。異なる2つの検察審査委員グループの年齢の平均が一致するというのは、世にも不思議な出来事なのだが、そのことについては全く触れず、検察審査会の手続き自体は有効だったことになった。ネットで指摘されている検察審査会の実態がなかったということには一言も触れなかった。この辺りに、無罪判決になった理由の一つが隠されているとしか思えない。
小沢氏は、検察によって2度不起訴になり、検察審査会によって強制起訴されたわけだが、その検察審査会は実態がなかったとされている。今回の判決で、検察審査会の実態がなかったことをはっきりと指摘しなかったことによって、検察の腐敗が暴かれずに終わった。海外ではとても考えられないあやふやな判決である。まるで、真実をとことん追究せずに、全てをあやふやに済ませようとする日本の悪い習慣が裁判にも反映されたようだ。
恐らく、このことがあるので、指定弁護士側も控訴はしないだろう。
小沢裁判報告会⑥ '12.4.26 原口一博 衆院議員
2012.04.26 (Thu)
速報:小沢元民主党代表に無罪判決
これまでの小沢裁判の概要は、「小沢秘書裁判が無罪でなければ日本の司法の資質が問われる」というエントリーを参考にしていただきたい。
小沢元民主党代表に無罪判決―東京地裁
WSJ 2012年 4月 26日 10:03 JST
東京地裁(大善文男裁判長)は26日、政治資金規正法違反(虚偽記載)で強制起訴されていた民主党の小沢一郎元代表に無罪を言い渡した。この判決は今後の政界や検察審査会制度のあり方などに大きな影響を与えるとみられる。
この裁判では、元秘書の調書や銀行融資書類に小沢氏の署名と押印があることなどから同氏の共謀が認められるとし、検察官役の指定弁護士が禁固3年を求刑したのに対し、小沢元代表側は無罪を主張してきた。
元代表は資金管理団体「陸山会」の土地取引をめぐって東京地検特捜部の捜査を受け、不起訴となったが、検察審査会の議決に基づき、昨年1月に政治資金規正法違反で強制起訴された。起訴状によると、元秘書3人と共謀し、土地取引に絡み2004~05年の政治資金収支報告書に虚偽の記載をしたなどとされていた。
松木議員「罪晴れてよかった」小沢被告無罪判決に(12/04/26)
2012.04.23 (Mon)
司法ジャーナリストの鷲見一雄氏によれば、小沢氏は有罪となる
2つのことが考えられると思う。一つは、小沢氏が「無罪」になるという情報をすでに検察などから手に入れており、今から26日の判決に向けて、準備を整えるつもりではないか。もう一つは、逆に「有罪」になるという情報が入ったので、無罪であるかのように匂わせて、小沢氏やその支持者たちを安心させ、有罪判決が言い渡されたとたん、奈落の底に突き落とそうという魂胆ではないか。
小沢支援者の私としては、ぜひ「無罪」となって欲しいが、司法ジャーナリストの鷲見一雄氏によれば、「無罪」にはならない、つまり、「有罪」になるのではないかと予測されている。彼の予測がはずれるよう、ひたすら祈ろう。
誰もが知っているように、野田政権のまま次の選挙に突入したら、民主党は惨敗するだろう。民主党を救うためには、野田を辞任させ、熱烈な支持者の多い小沢氏を党の代表、つまり日本の総理大臣にするしかない。それにもかかわらず、「赤い官房長官」を初めとした民主党内の反小沢派たちは、なんとか小沢氏を有罪にして政治生命を奪おうとしている。
その上、次の選挙で政権を奪い返したい自民党や小沢氏が総理になると都合の悪い官僚やマスコミや米国なども、全力をあげて小沢氏を有罪にするよう、司法に働きかけているに違いない。
ブログ『八木啓代のひとりごと』によると、やはり、「赤い官房長官」が小沢氏を有罪にするために法務省刑事局や地検や裁判所に手を回しているのではないかということだ。そして、田代検事が不起訴になることを暴露した司法ジャーナリストの鷲見一雄氏が、『司法ジャーナル』で、「大善裁判長は「保守的な人物」、小沢氏の最終意見陳述で「無罪判決は出さない」と私は見立てる。」と明言している。
小沢代表の判決の日が近い、我々支援者も注視して、情報を探っているところだが、支援者の皆さん決して油断してはならない。このことについて、気になる寄稿文が、Web上に露見している。
赤い官房長官が、最後の総会屋として経済界に君臨した、小川薫と昵懇の間であることは、周知の事実である。なお、小川薫は自民党、中曾根元首相や笹川グループに出入りしたことも、周知の事実である。
さて、小川薫は、刑務所を出たり入ったりする中で、六角マスコミ塾。六角文庫代表の六角弘主催の塾に寄稿したり、アジ演説したことで知られている。(六角弘元文春記者、六角文庫代表、国政オンブズマン委員会GOA100人委員会委員主催しており、仲間には同じ文春出身の麻生 幾や鷲見 一雄がいる)
●六角の最近の活動事例はフジサンケイグループループ広報フォーラム3月・月例会(記者会館4f)において、第2部に登場して、「六角文庫」「六角マスコミ塾」を主宰するジャーナリストの六角弘氏が「最近の内部告発の特徴とその実態」と題し、まず最近の怪文書事情を紹介。企業、教育機関、官庁、政治家などの固有名詞をあげて、具体的な内容を披露した。「六角文庫」に届いた怪文書、内部告発文書の一部を持参し、休憩時間中などに参加者が食い入るように閲覧した。と紹介記事をかいている。
●次に鷲見 一雄 司法ジャーナリストが司法ジャーナルと言う暴露誌を主催しており、
【鷲見一雄の呟き】 と題して小沢氏と対立する東京地検、捜査報告書の虚偽記載、田代検事不起訴へ、と見出しをつけ、以下に発表している。
○鷲見一雄の視点;以下、論点
小沢氏の裁判所に判断を求めるべく訴えた
①虚偽事実を意図的に捜査報告書に記載し検察審に提供した
②虚偽の調書と捜査報告書は、検察審が強制起訴を決めた最大の証拠とされた。
③強力な検察審誘導は特捜部あげての誘導工作だったと考えられる。
この指摘に東京地検は「田代検事ら関係者を聴取した結果、虚偽記載に故意はなく、上司らの関与もなかったとして刑事責任は問えない」と判断した模様だ。これが法曹界多数の常識といえる。と聞き捨て成らぬことをはいている。
以下、省略するが、詳細はhttp://www.shihoujournal.co.jp/index.htmlにあり、是非検証されたい。
この記事を見て、巷で惹起されているとおり、いわずもがな「赤い官房長官」が関与しているのは、間違いない。
「赤い官房長官」の所業は公明党、自民党右派そして野中氏と同根であり、「マッチポンプ」でも何でもござれだ。こうして前原、管氏ばかりか野田首相まではめ、支配下に置いたのではあるまいか。
法務省刑事局を始め、地検と裁判所と打ち合わせたに違いない。なんとしてもこの「魑魅魍魎」の輩をのさばらしてはならない。
余談であるが、Aij投資顧問の詐欺事件にも、この小川の流れをくむ輩が、登場していることを付け加える。
21日に文京シビックセンター大ホールで開催された『STOP権力の暴走 国民大集会』で小沢裁判は、人物破壊工作であり、これが容認されるなら、日本の民主主義は崩壊してしまったも同然だと真実を語る植草さんの演説の動画は必見だ。
植草一秀氏基調講演a STOP権力の暴走 国民大集会③ 小沢一郎裁判
小沢氏を心底応援している植草さんに小沢氏からメッセージが届いたという。小沢氏からのメッセージが植草さんの今日のブログエントリーで紹介されている。
『植草一秀の「知られざる真実」』小沢一郎氏が公約違反の消費増税案を厳しく批判
2012.03.17 (Sat)
「検察・司法、マスコミを改革せよ!」シンポジウム@浪速
●ザ・シンポジウム in Naniwa 「検察・司法・マスコミを改革せよ!」
2009年以降「足利事件」「布川事件」の再審決定(無罪判決)西松事件、郵便不正事件、陸山会事件での検察不祥事発覚と、日本の検察・司法界は大激震に見舞われ続けています。
私ども「なにわ市民セミナー団」では、冤罪が造り出される様々なフェーズから、それぞれの体験者、研究者、運動家の方々をお招きするシンポジウムの開催を企画しました。
そこで、2月21日の夕刻、パネラーの皆さんには不躾と承知しつつも、ファックスとメールで「企画書」をお送りしました。
22日早朝には、日本一新の会事務局から「企画書に賛同する。平野代表の日程は28日(水)であれば受諾可能。その他の日程は要調整」との速報が入りました。追って、他のパネラーの皆さんのご同意を得て「会場確保」、「参加方法」など、慌ただしく準備を整えました。
今回のシンポジウムは、生田氏・平野氏・八木氏のお三方が、初めて一堂に会することも特徴的であり、さらに、植草氏も加わる最強のパネラー陣です。また、陸山会事件の弁護団論告の後であること、3月23日(金)に東京で開催される「小沢政治裁判を終わらせよ!―今こそ真の民主主義を取り戻そう―」(小沢一
郎議員を支援する会)や、4月に計画されている大きな市民運動へ連動することになります。
そんな背景もあり、『市民が訴える「大阪宣言」の会』の共催、「日本一新の会」をはじめご関係諸団体、「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」「ネットメディアと主権在民を考える会」などの後援・協賛を得て開催します。
パネラーから発信される新情報は、明快な指標となるに違いないと確信しますので、多数のご来場をお待ち申し上げます。
なにわ市民セミナー団 団長 西岡正士
記
●題 名:The Symposium in Naniwa
検察・司法、マスコミを改革せよ!
●前売りチケット購入の手順が決まりました。
☆シンポジウムの参加チケットの前売り購入はこちらで。
↓ ↓
http://bit.ly/ygyo03
☆前売りチケットは¥1.400円です。
ネットで予約をして、チケットをファミマ、セブンで受けとれば手数料が掛かりません。詳しくは、上記ホームページの説明をご参照ください。
☆メール予約は、t-nishioka@nct.gr.jp へ
☆電話の予約は、090―9857―7157 (西岡)
メール・電話予約の場合は、住所(市町村区まで)と氏名、枚数、電話番号をお知らせ下さい。当日清算券を確保します。
記
●期 日:平成24年3月28日(水)
●時 間:午後6時30分~(午後6時開場)
●会 場:浪速区民センターホール
〒556-0023 大阪市浪速区稲荷2丁目4番3号
●入場料:お一人1.500円(当日清算)
前売り1.400円(但しファミマ、セブンのみ)
●出演者:生田 暉雄氏/弁護士(元・大阪高裁判事)
平野 貞夫氏/日本一新の会代表(元・参議院議員)
植草 一秀氏/政治・経済学者(元・早稲田大学教授)
八木 啓代氏/健全な法治国家のために声をあげる市民の会代表(歌手・作家)
●主 催:なにわ市民セミナー団
●共 催:市民が訴える「大阪宣言」の会
●後 援:日本一新の会
健全な法治国家のために声をあげる市民の会
●協 賛:志信会・都一新の会・日本一新の会なにわ
小沢一郎衆議院議員を支援する会
ネットメディアと主権在民を考える会
●協 力:討論Bar“シチズン”・街カフェTV・ツイートTV
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☆新刊書情報(好評発売中)
『議会政治の誕生と国会』―崩壊・再生への道
(平野貞夫著・信山社出版)3.780円(税込)
一部の書店では、在庫僅少・在庫切れになっているようですが、出版社に下記の方法で注文すると、特別価格で届きます。
●特別価格のご案内 → http://bit.ly/zrYUMY
の本の画像をクリックすると「割引申込書」つきのチラシがありますので、プリントアウトして必要事項を書き込み、信山社出版 03―3911―3580 へFAX送信してください。
メールの場合は、order@shinzansha.co.jp へ「特価チラシを見ました」と明記し、
1、氏名、2、数量、3、所属(勤務先)、4、送付先住所、5、電話番号、6、メールアドレス
を記載して注文してください。何れも送料込み、3.000円ですからお買い得です。
☆『議会政治の誕生と国会』は多くの方に読んでいただいているのだろう「誤植」の指摘を事務局に数多く頂いている。誤植など、余程熟読しないと気づかないことだから、皆さんが熱心にお読みいただいている様が瞼に浮かぶ。事務局がいうことではないが、平野代表に成り代わり、この場を借りて御礼申し上げたい。いずれ、出版社から「正誤表」が発信されるはずだから、それをお待ち頂きたい。
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2012.03.10 (Sat)
小沢一郎に禁固3年のデタラメ求刑に驚愕
結局は、記者クラブ廃絶や霞ヶ関改革を推進し、増税に反対している小沢氏を有罪にして貶め、政治生命を脅かす目的で財務官僚、法務官僚、大手メディア、民主党のパペットが共謀して作り上げた「小沢氏は悪」のイメージに沿った求刑である。今の日本の現状では、おそらく、4月の判決もこの求刑どおりの厳しいものになるのであろう。
神保哲生氏と宮台真司氏が小沢裁判についてとても深く広く議論されている。この裁判から日本の司法の腐敗が見えてきたことを指摘している。本来なら、大手メディアが司法の腐敗を指摘し、批判するべきだが、今のメディアも官僚に飼いならされているため、それはまず無理であろう。国民が声をあげて今回の裁判には正当性が全くないこと、不当な裁判で有罪になっても、なんの意味もないことを訴え続けることによってしか、日本の司法を改革できないだろう。
小沢裁判から見えてきたもの
Twitterで 小沢一郎 禁固3年で検索しても、今回の求刑にあきれたという声しかない。それだけ、国民にとっても納得のいかない許しがたい求刑だったといえよう。
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2012.02.20 (Mon)
光市母子殺害事件:元少年の死刑確定は放射能汚染に不安を抱く母子に対するガス抜き
私の考えは、上記のエントリーを書いたときと全く変わっていない。自分の性欲を満たすために、母親と生後間もない9ヶ月の赤ちゃんを殺害したのは確かに恐ろしいことだが、以下の3つの理由で、この元少年に死刑が相当だとは思えない。
まずは、当時少年が、18歳と1ヶ月ということから、少年法が適用されれないのはおかしいと思うのが一つ。死刑を選択するかどうかは、これまでは、最高裁が83年の永山則夫下死刑囚に対する判決で判示した「永山基準」に照らして判断されてきた。犯行時18歳未満であった少年の量刑については、「死刑をもって処断すべき時は無期刑を科す」と規定し、法的には18歳以上から死刑を科すことが可能になる。少年の実際の年齢は18歳と1ヶ月だったが、後ほど詳しく触れるが、精神障がいで精神年齢は、5.6歳ということだったため、当然、物事のよしあしもわからないような状況だったことを考慮しなくてはならない。
又、18歳を成熟した大人と見るというのは、昔だったら許されるかもしれないが、今の18歳を見ると、時代と共に判断力や責任感が一般的に低下してきているような気がする。今の日本では、死刑を科す年齢を19歳まで引き上げる必要があるように思われる。さらに、精神障がいを患っている場合は、精神年齢を実齢とするべきである。
「永山基準」の考察すべき事項として(1)犯行の罪質(2)動喫3)態様、特に殺害の手段方法の執拗(しつよう)性・残虐性(4)結果の重大性、特に殺害された被害者の数(5)遺族の被害感情(6)社会的影響(7)犯行時の年齢(8)前科(9)犯行後の情状があげられている。元少年の弁護団は、法医鑑定書と裁判官が認定したことに大きな差があると述べており、まだ事件の真実は解明されていない状況だ。これらのことからも、又、少年法51条1項によれば、18歳未満の少年には死刑を科すことができないと定めていることからも、精神年齢が18歳未満であった元少年の死刑は回避されるべきであったと思う。
2つ目は、前述のエントリーにも書いたが、元少年の育った環境も考慮すべきであるということだ。元少年は、幼少時から父による虐待を受けてきた。父の虐待はひどいもので、殴る蹴るはもちろん、逆さまにされて頭から水風呂に沈めるなどの暴力もあったという。その上、母親からは、「あなたと結婚して子供を作りたい。」などと言われ、近親相姦の関係だったという。つまり、父親からは暴力的な虐待を受け、母親からは性的虐待を受けて育ったのだ。その母親も元少年が中学のときに首吊り自殺をしてしまったのだ。少年が絞首刑になって喜んでいる人たちは、そんな元少年がどのような精神状態で、毎日を暮らしていたか想像もできないに違いない。
3つ目は、もっとも重要なことだが、元少年が精神障害を患っていたことだ。精神鑑定をした野田正彰関西学院大学教授)と、加藤幸雄氏(日本福祉大学教授)氏によると、被告の精神年齢はかなり低く、5.6歳程度だと言う。ちょうど、少年が1歳くらいの時に父親から暴行され、頭部を強打したのが原因で発生した脳器質的脆弱性の可能性もあったらしい。元少年が勾留されている広島拘置所でも、統合失調症の治療に使う向精神薬が長期間多量投与されていたことなどの証拠もあり、少年は間違いなく精神障害者である。日本が順守するとしている国際的な基準は、精神障害がある死刑囚の刑を執行しないよう求めている。しかし、日本では、精神障がいがあるないにかかわらず、死刑を執行しているので、実際、アムネスティから目をつけられているのだ。
元少年が犯行に至る過程で、被害者に強く抵抗されたとき、自分が両親から受けた過去の凄まじい虐待の数々がフラッシュバックしたにちがいない。父親が母親を強姦し、自分の頭部を強打したこと。母親に性的虐待を受けたことなどが。幼児を虐待する人の約85%が自分も小さいときに虐待を受けた被害者だという。元少年の被告が被害者や被害児の殺人にいたったのも、両親への怒りや憎しみがそのまま目の前の親子に向けられてしまった結果に違いない。
元少年の手紙には殺害時の心境が書かれていた。被害児の遺体を押入れに入れたのは、元少年にとって押し入れはドラえもんがいる場所であり、そのドラえもんが何とかしてくれるのではないか、という思いからやったことであり、その後、元少年が被害者の死姦行為に及んだのは、小説「魔界転生」にインスピレーションをを受けて、被害者を、さらには被害者に投影された最愛の実母を蘇らせたいという衝動に突き動かされてのことだった。
元少年を誹謗中傷する人たちの中には、死刑を免れるためにわざとおかしなことを書いたと批判する人がいるが、元少年は、幼少期から虐待を受けて、発達レベルも5.6歳程度だったわけだから、上記のような子供じみたことを本気で思っていたに違いない。
主に上に述べた3つの理由から、元少年が死刑という極刑に値するという最高裁の判決には、はなはだ疑問が残る。だからこそ、今日、メディアがこぞってこの元少年の実名を明かし、死刑は免れないものであるかのように主張するのを読んで、おぞましい気分になったのだ。今回の判決は、まるで、放射能汚染によって危険に晒され、不安を煽られている日本中の母子たちから批判を浴びる政府や電力会社によるガス抜きのように思えたからだ。つまり、「御覧なさい。日本の司法は母子の味方ですよ。」と言うために、元少年を死刑にしたのではないかと、ついつい考えてしまう。
原発事故は、政府や電力会社の危機管理がずさんだったことから起きた人災だったが、被害を最小限に抑えることもできた。しかし、当時の菅内閣は、事故が起きてからも安全神話をつらぬいていた。まずは、原発を地震国家である狭い日本に54基も作った原子力村のメンバー全員と、国民から情報を隠匿し、嘘の情報を流した政府や政治家を一人残らず極刑に処するべきだ。これだけ多くの国民を不安に陥れた原発事故の責任者も罰せられない司法に、精神障害の少年に死刑を言い渡す権利はない。いったい、日本の司法はどこまで腐りきっているのか。
【安田好弘】#1 【光市母子殺害事件】法医鑑定書
2012.02.16 (Thu)
押尾事件の裏に隠された権力闘争
アクセスが増えたのは、昨日、同時に『阿修羅』でも、2.11「さようなら原発1000万人アクション」 というエントリーを紹介されたおかげでもあると思う。今もう一度見たら、短い文なのに、心さんのスピーチを不正確に書き起こしていたことがわかったので、記事を書き直そうと思う。
前述の押尾学に関する記事を書いた一年後に書いた「押尾学初公判をも小沢総理誕生阻止に利用しようとする菅内閣閣僚たち」というエントリーは、押尾事件の背景に政治がからんでいることを前提に書いたエントリーだ。
押尾学は、2003年9月に番組が終了したフジテレビの『クニミツの政』という政治がらみの番組にも出演していた。誰か政治家と関係ないとこういった番組には出演できないのではないかと思う。やはり、本人が言っていた通り、押尾と親密な関係のある政治家がいたに違いない。
以下、過去のエントリーで恐縮だが、押尾事件を復習したい方向けに上述の過去に書いた記事を紹介したい。
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野口美佳 |
森祐喜 |
検察審査会 |
MDMA |
2012.02.15 (Wed)
押尾学に2年6ヶ月の実刑 (YouTUbeあり)
押尾学被告の実刑2年6カ月が確定へ 最高裁(02/15 11:45)
合成麻薬「MDMA」で中毒を起こした女性が死亡した事件の裁判で、最高裁判所は元俳優・押尾学被告(33)の上告を退ける決定をしました。懲役2年6カ月の実刑判決が確定します。
押尾被告は2009年、東京・六本木のマンションで、一緒にMDMAを使用して中毒を起こした田中香織さん(当時30)を放置したなどとして、1審の裁判員裁判で懲役2年6カ月の実刑判決を言い渡されました。2審の東京高裁は、「芸能人としての地位を失いたくないという自己保身の理由で被害者を放置した」として1審判決を支持しました。弁護側は上告しましたが、最高裁は13日付で被告側の上告を退ける決定をしました。これにより、押尾被告の実刑判決が確定し、収監されることになります。押尾被告は、弁護士を通じて「非常に残念で納得できない」とコメントしています。
押尾学に当時、六本木ヒルズの部屋を貸していたピーチジョン元社長の野口美佳のTwitterを読んだら、まるで他人事なのにはあきれた。
Mika Noguchi @mikajohn
押尾学の実刑確定ニュース見ました。 家族や友人達の思いを裏切り、悲しみと苦悩を与えた自分の浅はかな行動をよく思い出して欲しい。真面目に罪と向き合い、必ず更生してもらいたい。 ひどく迷惑な事件でした。 誹謗中傷に晒され、 わたしの周囲の人には、ただただ申し訳なく思ってきました。