2009.06.04 (Thu)
支持率アップの民主党と支持率ダウンの自民党、その理由
党首討論の後、メディアが支持率世論調査を発表するかなと待っていたんだけど、全く発表される気配がない。なぜかというと、これまでの悪政のツケがたまっているばかりでなく、党首討論の麻生を見て、「だめだこりゃ」と思った人が自民党不支持に周り、麻生内閣支持率はとんでもないくらい落ち込んでいるからだろう。
でも、それが前代未聞の超大型4段ロケット予算を打ち上げた後だけに、こんなはずじゃなかったと閉口している麻生内閣の面々を尻目に、さすがに自民党の犬メディアも世論調査の結果を発表できずにいるのだと思う。
もっとも、鴻池官房副長官の不倫旅行、新型インフルエンザの水際作戦の失敗、厚労省を分割すると息巻いていた麻生が、周囲の反対にあって相変わらずブレまくり、100年に一度の経済危機にもかかわらず、麻生政権は何一つ景気回復の手立てを打たず、ついには、戦後最悪のGDPを記録してしまえば、支持率が落ち込むのは当然だ。
さらに、国民的支持からはほど遠い裁判員制度が始まったり、次期衆院選から世襲制限の導入を検討していたはずが、小泉元首相の次男の出馬で世襲制限が延期されたことなど、自民党がこれだけ数え切れないほどハチャメチャなことをやっているんだから。
一方の民主党は、メディアの偏向報道に脅されて、党内が乱れた民主党の挙党一致を重んじて、不本意ながら5月11日に小沢前代表が代表を辞任した後、間髪を容れずに5月16日に両院議員総会で鳩山由紀夫新代表を選出し、素早い転換を図った。自民党がメディアを使って官僚びいきの岡田克也氏をなんとか代表に選ぼうと策略をめぐらしていたが、小沢の作戦勝ちに終わった。
鳩山氏が民主党代表になった直後に行われた世論調査において、政党支持率でも首相に相応しい党首でも民主党が優位を回復した。その後、党首討論で、麻生vs鳩山対決が行われたが、結果は鳩山代表の圧勝に終わった。党首討論で鳩山氏が圧勝した理由については、もうみなさま、すでにお読みになられたと思うけれども、植草さんがご自身のブログ、植草一秀の『知られざる真実』の下記エントリーでとてもわかりやすくまとめられている。
■TVタックル小沢氏攻撃屋山太郎氏転向ですか
■総選挙接近で御用メディア偏向報道が全開
追記:植草さんが人気ブログランキングで、つつついに!長年、首位を独占していたヒロシ君を破って1位になられたようです。おめでとうございます♪それにしても、「植草事件の真相掲示板」を読んでもわかるけど、植草人気はかなり根強いものがあるよ。
giinsenkyo @ ウィキを見ても、私の知る限り、党首討論後、政党支持率に関する大手メディアによる世論調査は行われていない。
唯一の世論調査は、「政治オぴみオン」が、10代から60代という幅広い年齢層の6,400名を対象に5月21日(木)から5月26日(火)までの調査期間にネットで行った世論調査だ。それによれば、10代から60代までの全世代平均の民主党の支持率は、内閣支持率のダブルスコアとなっている。また、不支持率も麻生内閣は民主党のダブルスコアと悲惨な結果がでている。
支持率: 麻生内閣 20.6%、民主党 39.1%
不支持率: 麻生内閣 57.9%、民主党 28.3%
でも、それが前代未聞の超大型4段ロケット予算を打ち上げた後だけに、こんなはずじゃなかったと閉口している麻生内閣の面々を尻目に、さすがに自民党の犬メディアも世論調査の結果を発表できずにいるのだと思う。
もっとも、鴻池官房副長官の不倫旅行、新型インフルエンザの水際作戦の失敗、厚労省を分割すると息巻いていた麻生が、周囲の反対にあって相変わらずブレまくり、100年に一度の経済危機にもかかわらず、麻生政権は何一つ景気回復の手立てを打たず、ついには、戦後最悪のGDPを記録してしまえば、支持率が落ち込むのは当然だ。
さらに、国民的支持からはほど遠い裁判員制度が始まったり、次期衆院選から世襲制限の導入を検討していたはずが、小泉元首相の次男の出馬で世襲制限が延期されたことなど、自民党がこれだけ数え切れないほどハチャメチャなことをやっているんだから。
一方の民主党は、メディアの偏向報道に脅されて、党内が乱れた民主党の挙党一致を重んじて、不本意ながら5月11日に小沢前代表が代表を辞任した後、間髪を容れずに5月16日に両院議員総会で鳩山由紀夫新代表を選出し、素早い転換を図った。自民党がメディアを使って官僚びいきの岡田克也氏をなんとか代表に選ぼうと策略をめぐらしていたが、小沢の作戦勝ちに終わった。
鳩山氏が民主党代表になった直後に行われた世論調査において、政党支持率でも首相に相応しい党首でも民主党が優位を回復した。その後、党首討論で、麻生vs鳩山対決が行われたが、結果は鳩山代表の圧勝に終わった。党首討論で鳩山氏が圧勝した理由については、もうみなさま、すでにお読みになられたと思うけれども、植草さんがご自身のブログ、植草一秀の『知られざる真実』の下記エントリーでとてもわかりやすくまとめられている。
■総選挙接近で御用メディア偏向報道が全開
追記:植草さんが人気ブログランキングで、つつついに!長年、首位を独占していたヒロシ君を破って1位になられたようです。おめでとうございます♪それにしても、「植草事件の真相掲示板」を読んでもわかるけど、植草人気はかなり根強いものがあるよ。
giinsenkyo @ ウィキを見ても、私の知る限り、党首討論後、政党支持率に関する大手メディアによる世論調査は行われていない。
唯一の世論調査は、「政治オぴみオン」が、10代から60代という幅広い年齢層の6,400名を対象に5月21日(木)から5月26日(火)までの調査期間にネットで行った世論調査だ。それによれば、10代から60代までの全世代平均の民主党の支持率は、内閣支持率のダブルスコアとなっている。また、不支持率も麻生内閣は民主党のダブルスコアと悲惨な結果がでている。
不支持率: 麻生内閣 57.9%、民主党 28.3%
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