2009.07.11 (Sat)
都議選の争点と衆院選での自民大物一掃セール

オンタリオ湖の向こうに薄っすらと見えるトロントの市景
明日12日はいよいよ都議会選挙の日。「都議選終盤情勢: 民主党が都議会第一党の座を狙う勢い」というエントリーにも書いた通り、情勢は民主党に有利なようだけど、まだまだ楽観するのは早すぎる。敵もかなり姑息な手段を使って追い上げているようだ。
きっこちゃんが、「都議選で自公与党が悪質な選挙違反」というエントリーで紹介されていたHさんのブログ『OMOTESANDO』の「期日前投票の実態」というエントリーでは、毎回選挙の度に行われている自公の悪質な選挙工作が暴露されているので、もうほとんどの方が読まれたかとおもうが、もしまだだったら、ぜひ読んでいただきたい。静岡県知事選でも行われたと推測されるお年寄りを利用した工作が徹底されているようだ。
植草さんが「ネットと声かけ運動で都議選投票率を高めよう」というエントリーでも述べられているとおり、投票率を高めてこういった不正の影響を最小限にとどめよう。
選挙に必ず足を運ぶ特定の組織やグループに政治を支配させてはならない。政治は特定の組織やグループのために存在するものでない。政治は地域に暮らすすべての人々の生活に決定的な影響を及ぼすのだ。だから、必ず投票所に足を運び、政治を託すべき人を見出し、一票を投じるべきである。
さらに、植草さんは、東京都議選の3つの争点を挙げられている。
まだ投票先が決まっていない方は、ぜひ参考にされたらいいと思う。
1.国政レベルの政治図式を念頭に置き、政権交代への道筋を明確に示すのかどうか。東京都議選は総選挙前哨戦の最後を飾る。「政権交代」が最大のテーマになる総選挙に向けて、都議選でも「政権交代実現」の都民の意志を示すのかどうか。
2.石原都政の象徴である「新銀行東京」と「築地市場の豊洲への移転」をどのように評価するか。
3.石原都知事が推進するオリンピック東京招致をどう評価するかだ。
政権交代実現を望み、「新銀行東京」、「築地市場の豊洲への移転」を評価しない、オリンピックの東京招致に賛成しない有権者は、国政レベルでの「政権交代実現推進勢力」に1票を投じるべきである。民主、社民がその軸になる。
国政レベルの「政権交代実現推進勢力」に投票が集中されることにより、有権者のメッセージが明確に示されることになる。同時に、迫り来る次期総選挙での政権交代実現に大きな弾みがつくことになる。
今回の都議選は、国政選挙に大きな影響を与えると言われているけど、『ゲンダイ』では、国政選挙である次期衆院選挙では、時代遅れの自民党の「大物一掃セール」が予測されているといい、一掃されるであろう大物議員35人の名前を挙げている。
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投票率 |
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2009.07.07 (Tue)
静岡県知事選が国政には影響しないとのたまう自民党
ほとんどの自民党議員らは、今回の静岡県知事選は国政には影響しないとの見解を示しているが、静岡県知事に当選された川勝平太氏を初め、民主党ら野党は、今回の選挙は必ず国政に影響するとする見方が大半を占めている。
もともと、漢字が読めなかったり、失言も多く、麻生の発言には、ほとんど信用性がなくなっていた。失言するたびに、つっこまれては訂正するというブレまくり発言を繰り返してきた。そのためか、最近では、新しい出来事に関して、麻生が最初にコメントすることは、ほとんどなくなってきた。
この動きは、不倫スキャンダルで辞任した鴻池祥肇前官房副長官に関するコメントで発覚した。麻生が鴻池の辞任を「健康上の理由」として自らの任命責任を否定していた時、河野が「任命権者には任命した以上、絶えず任命責任が伴う」と強調した頃から始まった。すると、麻生は、一転して任命責任を認めたのだ。その後、徐々に力関係が逆転していったのではないか。
最近では、役員人事をめぐる問題で、東国原知事を入閣させようとした麻生に対し、いち早く河村が東国原の入閣は「承知していない」とコメントを出し、結局、麻生も東国原の入閣をあきらめたという経緯もある。
又、静岡県知事選の結果について、「静岡知事選が国政には影響しない」と発言したのも、河村官房長官発言のずっと後になっている。本来なら、選挙で負けた自民党総裁である麻生が一番最初にコメントするべきことなのに、いくら探しても麻生によるコメントは出てこなかった。
時事通信によると、河村官房長官は、静岡知事選の結果が判明してすぐの6日午前0時8分に「結果は残念だが、地方選挙の一つであり、国政とは一線を画している」として、麻生政権への影響は限定的とするコメントを発表した。麻生のコメントは、18時間後に記者会見があり、20時間後にNHKによって報道されている。

“静岡 国政には影響しない”
麻生がメディアを避けているのか、メディアが麻生を見放したのかわからないが、こういったことからも、麻生の影響力の低下が手に取るようにわかる。しかし、こんな無能な男を総理にしたのは、自民党の責任であり、いくら麻生で衆院選を闘うのは不利だとしても、いまさら、党の顔だけ変えて、衆院選に臨むことは、あまりにも国民を愚弄しすぎている。自民党は、麻生を党首としたまま衆院選を闘うべきだ。
又、静岡知事選が国政に影響するかどうかは、国民が決めることであって、総理が何を言おうが無駄である。選挙敗北の背景にあるものは、自民党の腐敗であり、ゆえに、それが、都議選であろうと、衆院選であろうと影響するのは当然のことだ。
2009.07.06 (Mon)
静岡県知事選挙:川勝氏当選で坂本氏涙

写真:静岡県知事選 川勝氏が当選 (NHKニュース 7月5日 23時48分)
川勝氏が勝利の喜びを語る動画は『川勝平太公式HP』で見ることが出来る。
川勝氏マニフェスト(pdf)
「静岡に日本の理想郷を」と川勝氏=坂本氏「結果がすべて」-静岡知事選 (時事7月6日)
「70万以上の票を投じてくれた県民にあつく御礼申し上げます」-。静岡市内の川勝平太氏(60)の選挙事務所は、5日午後11時10分すぎ、当選確実の報が飛び込むと、一気に熱気に包まれた。平太コールの中、支援者と握手をしながら登場した川勝氏は、「身を粉にし、この地域が日本の理想郷になれるよう心身をささげる」と語った。
大学学長から異例の政界転身。選挙期間中は、学生からプレゼントされた寄せ書き入りの青いTシャツを着続け、出馬表明からわずか1カ月の短期決戦を制した。県議会では少数与党となるが、「戦いはもう終わった。ノーサイドだ」と述べ、党派を超えた連携を目指す考えを示した。
一方、敗れた坂本由紀子氏(60)は同日午後11時25分ごろ、激戦の疲れがにじむ顔で静岡市内の選挙事務所に到着。「結果がすべて。勝てなかったことを心からおわびします」と深々と頭を下げた。その後、支援者の輪の中に入り、握手攻めにされると涙を見せる場面も。
敗北に、自民党静岡県連会長の斉藤斗志二衆院議員は「信じられない」と悔しさをあらわにした。
この結果をもたらしたのは、静岡県民の一人一人だ。どうせ自分の一票なんて何の影響も与えないとあきらめてしまうことから脱皮し、政治は国民の手で変えられるという信念を持って多くの県民が投票に行ったことは日本を官僚支配から解き放つ第一歩となるだろう。

今回の選挙は、4期16年県政を担ったが、静岡空港新設における立ち木問題で辞職した石川嘉延前知事(68)の後任を選ぶ選挙だった。
きたる衆院選挙に大きな影響を与える選挙として、与野党対決の構図となり、各党は支援組織を固めるとともに、党幹部や知名度の高い国会議員らを続々と応援に投入する総力戦を展開した。ただ、坂本由紀子氏は、女性議員からの応援だけを依頼したため、麻生総理は最後まで応援に駆けつけず、その結果、ここまで接線となった模様。もし、麻生が応援に駆けつけてたら、大差で負けていただろう(笑)。
告示の約2週間前に出馬表明した川勝氏は、出遅れたが、民主党の全面支援によって逆転勝利を手にした。民主党からは、鳩山由紀夫代表や岡田克也幹事長ら同党幹部が相次いで応援に駆けつけ、「政権交代」のイメージ戦術で支持を広げた。
投票開票日には、開票を始めたときは、坂本由紀子氏がかなり優勢だったが、これは、期日前投票を含んでいたからだろうと思われる。開票95%になるまで、坂本由紀子氏がリードし、気の抜けない接線が続いた。しかし、最後の最後でどんでん返しが起こったのである。その後、川勝氏に当確がついたときには、思わず、「イエ~ス!」とガッツポーズで叫んでしまった。
坂本由紀子氏への投票では20代と70代の人々の投票が多かったそうだ。あくまでもこれは私の想像だが、創価王国の静岡で、創価学会員が総力をあげて、投票しそうもない家庭のポストから投票用紙を盗み、偽投票をしたり、70歳以上の足腰が不自由なお年寄りや判断力の衰えたお年寄りに坂本氏への投票を促して、選挙当日又は前日にお年寄りを車で投票場まで送り迎えして投票を伸ばしたのではないか。普通、選挙に興味のない20代の若者による坂本氏への投票率が高かったというのも不思議である。おそらく、学会学生部の友達などにアルバイト料を払って投票させたのでは?または替え玉投票か?(笑)。
参考過去ログ:創価学会特集:マインドコントロールや組織的選挙犯罪など
自公政権や官僚政治からの脱却を象徴する選挙として、静岡知事選挙に関する報道を以下に転載する。
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2009.07.05 (Sun)
完全無所属の森田健作千葉県知事が、なぜか自民党を離党

もっとも、自民党から推薦を受けて出馬していたら、当選できなかっただろうから、確かに作戦は成功したんだろうけど、嘘はいけないよ、嘘は。これは千葉県民を騙すために犯した犯罪だよ。このビラにも、「どんなに小さな犯罪も見逃さない」って書いてあるけど、自分で犯罪を犯しながら、どうやって他人の犯罪を取り締まれるわけ?
一番不思議なのは、自民党支部長の森田健作がどんなに政治資金規正法違反をしても全く何のお咎めもないし、メディアも騒がなかったけど、民主党の鳩山代表がちょっと虚偽記載したとたん、すごい騒ぎになってるんだよね。それにしても、これが故人からの献金だったって、いったい誰が調べたんだろう。名前を見ただけじゃ、故人の献金だってわかるはずないから、鳩山代表の個人献金のリストを、一人ひとり、丁寧に調べた人がいるんだろうね。
鳩山氏を責めるなら、自民党議員もみんな政治資金収支報告書を公開してからやって欲しいんだけど。もっとも、自民党議員の場合は、裏献金が多いから、政治資金収支報告書を公開しても無駄かもしれないね。
いくら、自分たちに国民生活を向上させるような政策では民主党に太刀打ちできないからって、「悪徳ペンタゴン」のパワーを駆使して無理やり敵失を作り出し、そればかり責め立てる自民党ほど空しいものはない。そんなことしてるから、支持率はどんどん下がっているし、国民の大半は鳩山氏の辞任なんて願ってないんだよ。
都選管によると、森田知事側も、解散届とともに今年1月から7月2日までの政治資金収支報告書を提出したようだけど、その内容は来年9月以降じゃないと公開されないことになっている。どうして、そんなに遅いの?
おまけに、森田犬作は離党や支部解散について、いまだに自ら公表していないってどういうこと?きっと記者から、「完全無所属」と偽ったことを追求されるのがやなんだろうね。
今回、森田が自民党を離党したのは、衆院選を前にして、自民党がこれ以上支持率を下げたくないってんで、森田に離党宣告したのではないかな。完全無所属のはずなのに、自民党の支部長を務めていた森田が、市民グループによって公職選挙法違反(虚偽事項の公表)容疑などで、千葉地検に告発状を提出されていることは、自民党の支持率低下の一因だし、自民党としても、アホウな首相だけでも大きな負担なのに、その上、そのまんま東の入閣問題で党内が混乱して、嘘八百の森田犬作自民党議員としておくことに、公明党からお叱りを受けたので、これ以上問題を抱えたくなかったから、切り捨てたのだろう。
まあ、この辺は人によって見方が違うだろうけど、日刊サイゾーでは、こんなふうに見ているようだ。
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2009.07.02 (Thu)
東国原知事入閣見送りで泪目

今日TBくださった『ラ・ターシュに魅せられて』の気弱な地上げ屋さんの冴えたタイトル 「宮崎を土建化せんといかん!」を見て笑ってしまった。そうだったのか。東国原って道路族のイチミだったんだね。道理で、道路族の古賀がわざわざ宮崎まで出向いたわけだね。それにしても、マニフェストが好評で当選したのに、一つも実行されていないとはひどい話だ。
『ラ・ターシュに魅せられて』 「宮崎を土建化せんといかん!」 そのまんま東
昨年ですか、連合宮崎の定期大会での挨拶のなかで、「私は志願兵。今さら(県政運営を)『やめた』ということは言えない。志願兵は、命が尽きるまで現場で戦っていかないといけない、と、意を新たにしている」などと言ったそうです。
「命が尽きるまで現場で戦っていかないといけない」 などとほざいておきながら、週の半分は東京で、残りの半分も県外、宮崎にいるのは、週に1日か2日だそうです。
マニュフェスト(政権公約)には、「新規立地企業100社」、「1万人の雇用創出」 などと書いてありますが、一つも実行されていません。
「既得権益との決別」 を叫んで当選しましたが、 当選後は既得権益に千切れんばかりにシッポ振っているのは皆様ご存知のとおりです。
「宮崎に高速道路は不可欠。 道路特定財源・暫定税率は維持せよ」などと、古賀や二階さんが喜びそうな発言で、道路特定財源の確保と暫定税率の維持を主張しています。
「暫定税率」 はご存知ですよね。
「法定税率の約2倍」 の税を国民に課しているのです。
「気弱な地上げ屋」 の近所の奥さんなどは、「ウチは車に乗らないから関係ない」 などと言っていますが、食料品、日用品の価格に輸送コストとして含まれているので、暫定税率を結局は一部負担しているので無関係とは言えません。
週に1日か2日しか宮崎にいないのに、わざわざその日を狙って古賀が出向いたところを見ると、やっぱりマスコミ効果を狙ったヤラセだったのかもね。なぜか、記者団が二人がミーティングをしているときにいるし、その後、すぐ記者会見があったし。麻生内閣にとって、入閣できたら、宣伝効果も兼ねて大成功だったんだろうけど、入閣できなかったから、大失敗だったね。
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2009.07.01 (Wed)
小泉劇場からお笑い東国原シアターへ:ギャグを地で行く自民党
次期衆院選で政権交代は避けられないと観念した『悪徳ペンタゴン』は、まちがいなく岡田幹事長を支援しており、なんとか、鳩山由紀夫代表を引き摺り下ろし、自分たちの言うことを何でも聞く岡田を代表に据え変えようとしている。
植草さんもこれを見かねて、「黙りゃんしゃい!」と岡田君に自制を求めている。
植草一秀の『知られざる真実』 岡田幹事長自制と野党共闘確立が求められる
岡田氏発言と鳩山代表発言とのずれは、以下の四点に表われている。
①日本郵政西川社長解任
②ガソリン暫定税率廃止
③消費税大増税問題
④新規施策と財源のバランス
鳩山代表は党首討論で日本郵政の西川社長について、政権交代を実現すれば、更迭する方針を明言した。ところが、岡田氏は6月28日のNHK日曜討論で「党として正式に決定したわけではない」と発言した。これを「代表の顔に泥を塗る発言」と言う。自分を前に出し過ぎるのでは幹事長として失格だ。
岡田君ってわざと鳩山代表を困らせようとして、こんな発言をしているのだろうか。それとも、官僚の味方であることをアピールしたいのだろうか。こんなときだからこそ、民主党は、自民党との違いを強調し、小沢代表が自分の身を引いてまでも成し遂げようとした「政権交代」のために、「挙党一致」体制で衆院選に臨んで欲しいのに、それと逆をいく岡田君には困ったものだ。やっぱり、幹事長なんかに任命するべきではなかったのでは?

ここまでくると、潮の流れに応じてあっちにフラフラ、こっちにフラフラするイソギンチャクよりタチが悪い。イソギンチャクはまだ海の底に沈んでゆらゆら揺れているだけで、私たちに何の危害も及ぼさないけれども、麻生の場合は、民意に反して日本のトップの座に長々と居座っており、日本国民の生活に大きな影響を与えるからだ。
自分の考えも意志もない人物を総理大臣に据えることが、どれだけ国民にとって有害なことか、自民党は、下野してしばらく(50年くらい。笑)頭を冷やすべきだ。
7月1日付けの毎日の記事、「<麻生首相>東国原知事の入閣で調整 分権改革担当を検討」によると、麻生が、次期衆院選に自民党公認候補として擁立を打診している東国原英夫宮崎県知事を入閣させる方向で検討しているという。衆院選では、東国原氏を比例代表東京ブロックの1位として処遇する方向らしい。
今回の人事調整は、閣僚の兼務解消が目的だったはずだが、佐藤勉総務相・国家公安委員長・沖縄北方担当相は、総務相を引き続き担当するそうで、そのまんま東じゃなくて、東国原知事は、地方分権改革担当や無任所の閣僚とすることで検討が進んでいるそうだ。就任してまだ間もない宮崎県知事の座を自民党のために投げ出すつもりだぜ、こいつ。まあ、この人が知事になった目的は、もともと自民党の内閣に入閣すること、果ては総理になることにあったのだろう。
ただ、いくら衆院選までの短い期間と言えども、元お笑いタレントをそのまんま、じゃなくて、いきなり入閣させることは、自民党議員の麻生への怒りをそれこそ火達磨のように燃え上がらせることになるのではないか。又、昨日のアンケートから推測しても、国民も東国原の入閣に対しては、否定的な考えを持っているに違いない。
国民の意向や党内の議員の意見など完全に無視して、自らの延命だけしか頭にないKY首相は、速やかに人事に着手し、2日にも新閣僚の認証式をする方針だそうだ。まさに、ギャグかと思ったら、本気だったというお笑い東国原シアターの始まり始まり・・・・(爆)。
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2009.06.30 (Tue)
麻生降ろし激化で衆院解散どうなる?
河村建夫官房長官が自民党内の総裁選前倒しを求める動きについて「表紙(総裁)をすげ替えただけで国民は理解してくれるのか」と記者会見で述べ、党の結束を訴えたというが、もう、総裁選前倒しや内閣改造では対処しきれない状態になっている。こんな時に、いくら党の結束を訴えても、護身にすぎないと思われるだけだし、すでに手遅れだろう。
国民は、自民党政権のままでは、生活がどんどん苦しくなるばかりだから、早急な衆院解散、政権交代を求めているのだ。景気後退を加速させた麻生が「政権交代は必ず景気後退」なんて、その理由の説明もなく言葉足らずで語っても誰も信用しない。
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2009.06.26 (Fri)
東国原発言によって混乱をきたし瀕死状態の自民党
『晴天とら日和』のとらちゃんが立て続けに貴重な情報を提供してくださっているのでもうすでにお読みの方もいらっしゃると思うが、紹介したい。
麻生曰く⇒「解散の時期についてはそう遠くない日だと思います。」。はぁ~?何もしなくても9月で任期切れじゃん!
麻生の「惜敗を期して」発言の動画をキャプチャして下さった。それによると、「今回は必ず惜敗を期して、再び勝って、そして、必勝をやってやらせてもらって・・・・」なんて日本語になっていない意味不明なこと言ってるし(爆)。必勝をやってやらせてもらってってどういう意味?
迂回献金:与謝野、渡辺喜美にも迂回献金で、検察はどうする?さぁ、どうする?
この件は、小沢代表のときとは大違いで、マスコミはほとんど取り上げなかった。
郷原信郎氏を読む。『 「天の声」とは、いったい何を意味するのか。』
あまりに抽象的な検察の冒頭陳述だったけど、「天の声」だなんて、こんな言葉を使うのは、「創価」か「幸福の科学」くらいだろ。きっとこの冒頭陳述を書いた人って信者なのかもね。
信者といえば、ユキさんが「創価学会の真実」についてリチャード・コシミズ氏の貴重な動画を紹介してくださったので、ここにアップしておこう。13話まであってかなり長いけれども、コシミズ氏の話は面白いので、最後まで飽きずに聞くことができた。まあ、コシミズ氏は、陰謀論者などと決め付けずに、話を聞くのもいいかも。
事前運動もひどいけど、ヘドロがつまったタイ焼きのような宗教団体が日本の政治を牛耳っているって最悪だよね。
そんなカルト政党と連立を組む自民党だが、東国原発言で党内の動揺に拍車がかかったようだ。内外から批判や反発が続出しているらしい。おまけに、時事通信によると、自民党公益法人委員会の棚橋泰文委員長らは麻生が国と予算関係のある公益法人への天下りを禁止できないとしたことから、麻生に退陣を迫ったという。第一回目の党首討論で、麻生は鳩山代表に天下りを禁止したって言ってたよね、確か。やっぱりあれも嘘だったのか。
もうこんなブレまくりの麻生には、自民党内外の誰もが愛想を尽かしていて、早く解散して欲しいと願っているのに、肝心なKY麻生は、いまだに「解散は僕チンが決めるんだお。」と任期満了まで続けるつもりでいる。つい最近まで、総裁選前倒しに反対し、「麻生降ろし」をけん制していた安倍晋三までもが、麻生を訪ねて官邸に出向き、人事刷新と早期の衆院解散・総選挙を迫ったそうだ。
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2009.06.24 (Wed)
東国原知事はジョークでなく、本気で自民党総裁になろうとしていた
まあ、東国原知事がその気になるのも当然だろう。麻生のやり方を見て、麻生が務まるんだから、俺だってと思うのも不思議はない。でも、衆院選後は政権交代だから、総理になれるとは思えない。せいぜい自民党総裁どまりだろう。
東国原知事は、古賀との会談後の記者会見で、「どの党からの依頼も同じような回答か。」という質問に、「私の提案、提言をのんでいただけるなら、政党は関係ない。」と答えているが、民主党が依頼するわけないだろっちゅうの(爆)。
この件に対する与野党議員の意見をニュースからまとめてみた。
まずは、民主党の反応から。
「知事の1期目も終えていない中で、政党を救うために知事の職を投げ捨てるみたいな発想が、県民や国民に理解されるのか。疑問があるのではないか」
東国原氏の力量については「宮崎県の宣伝マンとしての活躍は素晴らしいが、国会議員にふさわしいかはコメントする状況ではない」(鳩山由紀夫代表)
「(総裁候補にと)言う方も言う方だが、言われる方も言われる方だ。自民党はピエロだ」(選対幹部)
「ポピュリズムの極みだ。古賀氏ははらわたが煮えくり返っているだろう。首相も哀れだ」(民主党国対幹部)
「同知事が総裁候補とすることを出馬の条件に挙げたことには「自民党の値打ちが下がったということだ」(岡田克也幹事長)
次に自民党の反応。
「東国原氏から『次期総裁に』と言われると、やはり自民党は麻生首相では戦えない、というメッセージになりかねない」(首相に近い党幹部)
「麻生では駄目だと知事に言わせたのでは」(山崎派ベテラン)
「自民党がこけにされた。結果としてなめられたというか、足元を見透かされた感じがする」(鳩山邦夫前総務相)
「おちょくったような気持ちで言っておられるとは思わない」(麻生首相)
「本当に情けない。(党には)人材はいっぱいいる。古賀さんの責任をきちんと追及すべきだ。場合によっては(古賀氏には)即刻辞任してもらうようなことがあっていい」(丸山和也参院議員)
「東国原氏も(出馬を)考えていないという代わりに、ジョークみたいな感じで答えたわけだから。『出馬しない』という言い方がそういう言い方になった」(細田幹事長)
「(東国原氏は)直ちに麻生太郎首相の交代を求めるとかでなく、どのくらい本気で候補者の選別を行っているのか、(古賀氏に)覚悟を聞いたのではないか」(河村建夫官房長官)
公明党の反応。
「今の段階ではプラスにならない」(漆原良夫国会対策委員長)
橋下知事の反応。
「本当に言ったんですか? しゃれとしか思えない」(橋下知事)と笑い飛ばすだって。
でも、東国原知事本人の弁を聞いてみると、ジョークでもしゃれでもこけにしたのでもなめたのでもなく、本気で総理になろうとしていたのだった(爆)。
「この国をどうにかしないといけない。地方が抱える諸問題、行政課題は大変だ。それを考える党になってほしい。党の自浄能力が欠落しているように映る。だから、党の内部を変えるのではなくて外部から新しい風を入れて、血液を入れ替える覚悟が必要だ。そういう覚悟を国民に示すべき時期じゃないか。党の内部でのマイナーチェンジはもう通用しない。」
さて、この件で、古賀は辞任に追い込まれるのか。なわけないよね。もう本当に自民党は人材不足だから、わらをもつかみたいと切実に思ったのだろう。古賀氏が出馬要請のため宮崎に向かったことは少なくとも麻生は知っていたということだから、これは、古賀氏の個人プレーでもなんでもなくて、麻生が河村官房長官らと相談して古賀氏に依頼したのではないかと思う。ということは、麻生は、自分の思い通りになりそうな後任者を模索中ということか?
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2009.06.19 (Fri)
第2回党首討論:オバサンからも集中砲火される麻生
最初、ESQさんって、スーザン・ボイルさんのことにも詳しいし、てっきり女性だとばかり思っていたら、実際は男性だったのね。失礼しました。だから、このエントリーのタイトルとはちょっと合わないけれども、いろいろと読んだ党首討論の批評の中でも、かなり勉強になったので、冒頭で紹介させていただいた。
よくコメントやTBを下さる『雑感』のudonenogureさんが、「第七艦隊と指揮権の議論の有無」というエントリーで、麻生が小沢前代表の第七艦隊発言を理解していないことを指摘した上で、「法務大臣の指揮権」について、詳しく検証されている。こちらもおススメ。
で、さっそく今日のエントリーのタイトルの話題に入ろう。いつも、最新のニュースの情報をコメントでお知らせくださるみちのくさんが、毎日新聞のオバサンによる第2回党首討論についての対談を紹介してくださった。やはりおばさんとなると、言うことがかなり辛辣だ(笑)。さすがの私もここまでは言えないなって思うような発言が次から次へと飛び出した。え?そんなことないって?(笑)
ESQさんさんの批評に比べると、近所のおばちゃんの立ち話しって感じで、単なる誹謗、中傷も含まれているかもしれないけれども、軽い気分でサクサクと読んで欲しい。
特集ワイド:オバサン3人、またまた 自民「リリーフ」やめて/民主はやってみないと
衆院選を前に高まる、自民・民主両党の対決ムード。17日には「首相の孫」2人による2回目の党首討論もあった。気になるのは、世論調査では読み切れない有権者のホンネ。やはりここは、物事の本質を見抜いてズバッと言い放つ“オバサン”の力を借りたい。山田美保子さん(52)、江川紹子さん(50)、石川結貴さん(47)の“オバサン3人組”が、夕刊編集部の呼びかけで2年ぶりに集まった。【まとめ・遠藤拓、山寺香】
たとえば、こんな感じ。
◆党首討論は?
山田 私は2回の党首討論で鳩山さん(由紀夫民主党代表)のこと、見直しちゃった。言葉がすっと、心に入ってきた。点数をつけるなら、9対1で圧勝かな。まさか鳩山さんを好きになるなんて。
江川 「友愛」って、今の世の中に一番足りないことを言おうとしている。人が中心ということで、少なくとも安倍さん(晋三元首相)の「美しい国」よりもいいですよ。
山田 でも、初回(5月27日)は何度も言い過ぎ。友愛と書いた看板でも背負っていればいいのにと思った。
石川 私は一緒に食事するんだったら……。
山田 ははは、なんで?
石川 結構大きいじゃないですか、そういうのって。絶対、鳩山さんとです。麻生さん(太郎首相)とは、たとえどんな高級な料理でもイヤ。
山田 2人とも「首相の孫」で、大金持ちというのは一緒。なのに、なぜ生活感の有無で差が出るんだか。
確かに麻生とはニュー・オータニのラ・トゥール・ダルジャンや銀座のマキシム・ド・パリに無料でご招待されても、絶対に一緒に食事したくない。せっかくの雰囲気があのダミ声でぶち壊されそうだし、食事もまずくなりそう(笑)。
◆麻生さんって
山田 何から話せばいいのかな。それこそ漢字の読み間違いから始まって、いろいろありすぎて。
江川 何かあると、どっちが自分にとって得か、で行動しているとしか思えない。郵政民営化だって、「賛成じゃなかった」って言い出して、すぐに打ち消した。鳩山さんの弟、邦夫さん(前総務相)を切ったのもそう。結局は小泉(純一郎元首相)院政ってことなんだろうけど、これじゃあ信用できません。
石川 本来、エリートは博愛主義というか、慈善事業にお金を出したり、広い心で下々の者のために働いたりとかするんですけどねえ。
山田 腹が立つのは、やっぱり税金の無駄遣いですね。次々と予算案を作って、将来は消費税を上げるつもりのようですが、まずは他の無駄遣いをやめるべきですよ。
民主党が国営漫画喫茶と皮肉っている国立メディア芸術総合センター構想もひどい。この際、麻生さんは私財をなげうって造ればいい。「麻生ナントカ記念館」って、名前は残るわけだし(笑い)。
なんといっても、麻生は、財閥出身のくせにいやにせこいところが嫌い。自分を楽しませるためには、湯水のごとくお金を使っているようだけど、国民のためには国民が支払った税金をばら撒いただけ。その血税で、国営漫画喫茶を作ろうっていうんだから、あきれちゃう。あまりに利己主義に凝り固まった男という印象が強い。
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