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カナダで日本語を教えるdesperateな女教師のブログ。 
捕鯨問題 Next
2009.04.23 Thu 12:33

調査捕鯨の土産鯨肉を水産庁の漁業監督官も受けとっていたって?

久々の捕鯨問題の記事となるが、南極海を航行していた日本の調査捕鯨船団が4月13日に帰国した。グリーンピースの星川淳事務局長のメッセージによると、鯨肉横領事件を告発してくれた佐藤潤一氏と鈴木徹氏は、昨年7月に保釈されたものの、これまでずっと厳しい条件つきで10ヶ月間の自宅勤務を余儀なくされていたそうだ。そして、今月になってやっと事務所に出勤できるようになったとか。あまりもの厳しい仕打ちにあいた口がふさがらなかった。以下、星川氏のメッセージより転載する。

政府の不正を見張ることは、納税者・有権者として、またNGOとしての責任であり、義務でもあります。告発の方法に違法性の疑いがかけられたからといって、裁判の前から犯罪者扱いされ、生活や仕事にも不自由な制限を受けるのでは、国民・市民による政府監視の意思が萎縮しかねず、民主社会の根本が崩れてしまいます。政府が国民・市民の「表現の自由」を抑圧するこのような行きすぎた懲罰こそ違法だとする判決が、日本も批准している国際人権規約にもとづき、ヨーロッパ人権裁判所などで積み上げられてきました。

今年の6月21日は、日本が国際人権規約を批准して30周年になります。国連人権委員会からくり返し改善を求められる人権鎖国状態を開くことができるのか――明治維新と敗戦民主化に続く「第三の開国」が必要です!

グリーンピース・ジャパン事務局長 星川 淳



これが、みんなに公平に厳しいならわかるけど、悪いのは、鯨肉を横領した乗組員やそれを許可した水産庁なのに、身内には異常に甘いから彼らは全く罰せられもせず、のうのうと過ごしている。告発した方は、犯罪者扱いされた上に、10ヶ月の謹慎生活を強いられているのに、いくらなんでも、これはないぜよ。

さらに、土産鯨肉は船員だけでなく鯨研職員や水産庁職員で日新丸に同船し監督する立場である漁業監督官にも送られていたことが新たに発覚し、組織ぐるみの疑惑は深まるばかりだ。ここまでくると、これは、官僚や天下りを肥やすためだけに鯨を殺しているようなものだというのが証明したようなもの。

それでは、いったいどのくらいの税金が南極海調査(名目)捕鯨につかわれているのだろうか。グリーンピースのレポートによると、「日本政府は毎年行なわれる南極海調査捕鯨に約5億円の補助金を投入し、今年はシーシェパード(注4)対策としてさらに約7億円の補正予算を請求し承認されているため、今期の調査捕鯨には約12億円の税金が使われたことになる」そうだ。さらに、船員への「土産」だけでも年間1千万円以上、過去20年間で2億円以上が配られたことになるという(注5)。 この他に水産庁幹部らへの「土産」が含まれていたとしたら・・・・(絶句)。

事務局長星川が、「需要もなく、産業の将来性もない商業捕鯨再開のために12億円の税金を投じるのは、まったく国益にかなわない。いままさに必要とされている日本近海の海洋環境保護と、持続可能な漁業のための漁師援助にその税金を費やしてほしい」と、南極海調査捕鯨の中止と税金の有益な使い方を求めていらっしゃるが、まさしくその通りだと思う。

調査船クジラ肉、“お目付け”水産庁監督官におすそ分け?
(2009年4月15日11時44分 読売新聞)

調査捕鯨船団が乗組員に土産用のクジラ肉を配っていた問題で、一部を水産庁の漁業監督官も受け取っていた疑いが浮上し、国家公務員倫理審査会や同庁は15日、事実関係の調査に乗り出すことを決めた。

調査捕鯨を行っている船会社「共同船舶」や同庁によると、2007年11月〜08年4月の南極海での調査に同行した漁業監督官に対し、帰国後に他の乗組員と同じ約9・6キロ(約6万円相当)のクジラ肉が渡されていたという。監督官は同庁と相談のうえ、「無用な疑いを避けるため」として全量を返却したが、共同船舶側が「監督官にクジラ肉を渡すことは船内の習慣として長年行ってきており、中には返却せずに受け取った人もいた」としていることから、調査が行われることになった。

調査捕鯨は、財団法人・日本鯨類研究所(鯨研)が実施主体で、共同船舶は鯨研と契約して船や乗組員を提供している。また、漁業監督官は捕鯨船団に同行して、調査計画通りに捕鯨が行われるか監視する役目を負っている。


鯨博士の異名を持つ『クジラ・クリッピング』が「鯨肉賄賂は長年の伝統的慣習です」水産庁/鯨研/共同船舶の調査捕鯨三悪は日本の恥部というエントリーで、意味なしの釈明を行っている水産庁を「お笑い鯨人」として、とても説得力に富んだ批判記事を公開されている。
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Tag : グリーンピース・ジャパン 佐藤潤一 鈴木徹 鯨肉横領事件 水産庁 
Genre : 政治・経済 捕鯨・反捕鯨問題
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2008.09.06 Sat 03:41

「国際海洋環境シンポジウム2008」のお知らせ

noFishIslandText.gifwww.ecopath.org


くじラブ・レターNo.40 (2008年9月4日)より転載。

無料セミナー:「国際海洋環境シンポジウム2008」の参加申込み受付中!

いま、地球温暖化の影響や乱獲などによって、海は深刻な問題を抱えています。すでに世界の海で、食用となる魚介類の1/4は獲り過ぎのレベルに達しているといわれています。世界的なシーフード・ブームによって、国際的な水産物確保の競争は激化。漁獲量を管理しなくてはいけない、海の環境を保護しなくてはいけないのはわかっているけど、具体的になにをするべきなのか、なかなか難しい問題です。そこで、海洋保護や漁業管理学の専門家にお知恵をいただくとともに、先駆的な取り組みを行っている水産業関係者の方々にも来ていただき、私たちに今なにができるかを探るシンポジウムを開催します。

海を愛するみんなの英知を集め、私たちや世界中の人たちのひ孫やそのまた孫たちまでもが末永く魚を食べ続けられる未来に向けて、確かな一歩をともに踏み出したいと思います。ぜひご参加ください!


「国際海洋環境シンポジウム2008」
  - 海から魚が消える? 私たちが今できること -

日  時: 2008年10月17日(金)10:00〜 
会  場: 国際連合大学 ウ・タント国際会議場(東京都渋谷区)
参加費: 無料(要事前申込み。オンライン申込み登録は下記ウェブサイトからどうぞ。)
      http://www.greenpeace.or.jp/susea?whalelove

◆シンポジウムの講師はこちらの方々◆


ダニエル・ポーリー教授(Dr Daniel Pauly)

ブリティッシュコロンビア大学(カナダ)漁業センター所長、Sea Around Us(私たちを取り巻く海)プロジェクト主任調査官。長年にわたり熱帯、特に東南アジアの漁業を研究。1994年からブリティッシュコロンビア大学の漁業 センターで調査を続け、2003年所長に就任。漁業管理およびエコシステムモデリングについて多数の著作があり、その中で紹介されたコンセプト・手法・ソフトウェアは世界中で利用されている。主な例は、「エコパス・モデリング・アプローチ」(www.ecopath.org)、インターネットベースの魚類の百科事典である「フィッシュ・ベース」(www.fishbase.org)、および世界的な漁業傾向のマッピング(www.seaaroundus.org)など。受賞多数。

小松 正之教授 (こまつ まさゆき)

政策研究大学院大学教授(海洋政策論)。経営学修士(MBA)(米エール大)、農学博士(東大)。1977年、農林水産省に入省し、水産庁にて海外漁業協力、 漁業交渉などを担当。FAO(国連食料農業機関)水産委員会議長(2001〜2003年)、IWC(国際捕鯨委員会)日本政府代表代理 (1991〜2004年)などを歴任後、農林水産省退職。2008年より現職。『これから食えなくなる魚』(幻冬舎新書、2007年)など著書多数。

その他、魅力的なスピーカーの紹介は専用ウェブサイトからご覧ください。
http://www.greenpeace.or.jp/campaign/oceans/susea/speaker_html?whalelove



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2008.08.22 Fri 13:25

西脇茂利氏に読ませたい西脇昌治氏の日記

シーシェパードの活動家に逮捕状が出されたニュースは、このブログでシーシェパード側の状況を書いたとたん、あっという間に立ち消えしてしまった。(財)日本鯨類研究所が6億も広報に費やしているからか、ニュースはまたたく間に広がったんだけど、意味のない逮捕状ということで、結局何の動きもないまま終わってしまったようだ。なんという税金の無駄遣いなのだろうか。

『クジラクリッピング』の「2人の鯨類学者/西脇氏」(2008年08月21日)は、とても対照的な二人の鯨類学者、西脇茂利氏と故西脇昌治氏を紹介している。

現(財)日本鯨類研究所の調査部長である西脇茂利氏は、昨シーズン調査捕鯨団長を務めた人。今年の2月には、日本の捕鯨船が親子の鯨を殺したとして、世界中から非難された。一方、日本は親子の鯨であることは、否定し、小さな方は、赤ちゃんではなく、単に小さな種類の鯨であると言い訳をしている。


Japanese whaling fleet kills mother whale and her calf(BBCNews) 
日本の捕鯨船が親子の鯨を殺す


一方、故西脇昌治氏は、kknekoさんによると、「鯨類学のバイブルの一冊「鯨類・鰭脚類」(東大出版会)を著し、鯨研の前身である財団法人鯨類研究所に在籍したこともあり、その後東大、琉球大の研究の傍ら教鞭をとられ、82年には日本哺乳動物学会会長にも選出されたそうだ。戦時中は 海軍大尉勲二等でもあった氏は、84年に亡くなられたが、戦後直後に南氷洋捕鯨の監督官に赴任した時の日記が1990年に北泉社より『南極行の記』(副題:1947/48 捕鯨船団での日々)として出版された。

kknekoさんが「当時の捕鯨操業の様子が詳細に分かる貴重な資料で、捕鯨問題に関心のある方にはぜひ一読してもらいたい本」ということで、引用して下さったので、転載させていただく。

南極行の記 1947/48―捕鯨船団での日々南極行の記 1947/48―捕鯨船団での日々
(1990/05)
西脇 昌治

商品詳細を見る


1月10日 (前略)最後に上った第二文丸のFinは65 feetだったが、mammary glandがthickness 13 cmもありmilk presentだったが、involutingとして我慢して違反にはしなかった。会社の奴等で癪にさはる奴(例へば漁撈兼作業課長、解剖係等)をギャフンと言はすには良い材料だが、私の判定一つで日本の世界に対する成績が悪くなるのだから、正確を第一とし(即ち信義ある調査を第一とし)判定に於ては我が日本に有利にせねばならない。その為に来たのでは無いか。私の感情で国権を侵してはならない。夜食後長嶺と一杯やりながら話す。早く東京へ帰り度い事ばかりだ。

※ 乳腺にミルクがあり、泌乳していたことを示す。しかし、この場合は、乳腺は退縮中で、泌乳活動を終えつつあるとみなして、仔連れ鯨捕獲の違反の疑いがあるのを目こぼしした。このようなことは日本の捕鯨では普通のことであり、会社や行政からも目こぼしを期待されたが、研究者にとっては耐えがたいことでもあったので、後には研究者は監督官を兼任しないケースが増えた。(粕谷氏注)

1月27日 (前略)大きな白の二頭連だと思ったら、小さい三分の二位のが小さい息をまぜて居る。船の連中は、あれは長須が混って居るので、子連れでは無いと言ふ。雌の肥り方。噴気。背鰭。背色等長須の様でもあり、子供の様でもある。しかし、私より実際に目の肥えた連中であり、しかも、監督官の面前で禁令を破って見せる様な事もあるまいと、その侭追尾させる。始めは小さいのが後からついて泳いで居たが、敵(捕鯨船)に追ひかけられたと気がついてからは、小さいのを前にして大きな白が後から揃って泳いで行く。そして、大体の場合♂が敵に近い方に居て♀を守ってやって居る。此の前第三文丸に乗った時は二頭連(夫婦)は一回も見なかったのだが、今日はどうも二頭連ばかりでその中の一頭をやっつけるのは可哀そうだ。しかし可哀想がってばかり居ては漁は出来ないし、当方が可哀想になる、早く帰れる為に犠牲になってくれよと祈ってやまぬ。そして今日の親子(?)の愛情又は夫婦の愛情を見せられては、それを打ち壊して自分の利益にのみ汲々として居る人間達。捕鯨業が嫌になった。母船では感ぜられない嫌な気分だ。遂に追尾成功。♂鯨はあへない最後をとげてしまった。それは大きな、♂にしては全く稀な程大きな85,6 feetもある奴ではあったが、それをやっつけた時、そして私に自らの功を話に来た時の、砲手の喜色満面ニタリとして残忍な笑ひを忘れる事は出来ない。私が、それと全く反対の気持ちで居るのも知らないで。それでもまあ♂で良かった。あれが♀であり、あの小さいのが、長須では無くて、子供だったら。小さいのは育たないかも知れない。此の点が国際協定のやかましく言ふ所であり、鯨を如何に可愛がるかと言ふ点だ。♂が自分が倒れても♀と子を守らうと言ふ精神、次代に示す♂の愛情は生物界いづれも変わらないだらう。犠牲になった♂の冥福を祈り、その犠牲によってのがれ得た♀の、そして小さき者の幸福を祈るや切。(後略)

1月30日 (前略)鯨は一時間おきに次々と上る。0430に上げた第三文丸の白皮をはがすと乳がほとばしり出た。指に付けてなめて見る。甘い。しかし幾分苦味が残る様な気がする。しかし、収縮中のものであると見倣す、not lactatingとする。中々難しい所だ。日本の監督官が乳を乳で無いと言ったとなると問題だ。乳腺としては乳を分泌して居ても、収縮の過程にあって子供には勿論授乳して居ないし、乳頭からも出ない。此の状態を言ふのである。watch交代後某監督官が室に来て、方針を変更したと言ふ。今迄は違反が出なければ反って疑がはれるからうんと辛くしたが、橋立の様子を見ると(橋立は違反五頭出してGHQから叱られ本省から制限体長の強化及対捕鯨船の処罰を言って来た)。違反は出せないと思ふから、甘くして、見て見ぬふりをしようと言ふ。こんな自分の成績や感情で行動する官吏が居るからいつ迄たっても駄目なのだ。かふいう奴こそ追放すべきである。もっと日本の立場を理解して、尺長のあるものを計り直して引下げ違反を出したりしなければ良いのだ。甘くすると言ふ今後の甘くしかたが見物だ。私は最後迄同じ方針で行かう。正確を基礎としてまけられるものはまけるが、此のまけると言ふのは人情では無く、その時の判断であり、出来得れば我が国に有利にとなる様に考へれば良いのだ。甘くばかりしてまけてばかり居て日本の監督官は信用出来ぬと言ふ事になれば、それこそ世界に対して大変な事になる。(後略)
 ※ 仔連れの母鯨は捕獲禁止で、捕れば砲手は処罰される。仔を連れていたか否かは捕獲の現場を見なければわからないので、泌乳の有無でこれを判断する。ここでは「泌乳なし」といつわりの記録をして違反を見逃したのである。(粕谷氏注)



前述の殺された親子鯨のYouTubeの画像を見た後で、この日記を読むと、日本の捕鯨船はなんと残酷なことをするのだろうかと怒りで指が震えてきた。日本の捕鯨船では、親子鯨を殺しておいて、親子ではなかったと偽装するなんてお茶の子さいさいなのだろう。きっと赤ちゃん鯨は、肉がやわらかくておいしいから高く売れるに違いない。そのために違反も見過ごす。このように思慮のない捕鯨を行っているから、日本は世界中から非難を浴びているのがわからないのだろうか。

日本の捕鯨船は全てが偽装だ。商業捕鯨のくせに調査捕鯨としているし、南極海での商業捕鯨は禁じられているのに、調査捕鯨だからといってごまかす。そして、親子鯨を殺しているのに、親子ではないと言い張る。これじゃ、世界中から日本は偽装国家だと言われてもしかたがあるまい。そして、調査捕鯨の科学性も無価値に等しいとkknekoさんから手厳しく批判されている。

無価値に等しい調査捕鯨の科学性──鯨研発の学術論文を徹底検証──


kknekoさんが最後に西脇茂利氏に問いかけている。

さて、西脇さん。今の鯨研が、故西脇博士に対して恥ずかしくない、胸を張れるだけの仕事をしていると、本当に思いますか?



答えはもちろん「NO」だろう。

いくらなんでも親子鯨を殺してはいけないと思ったら、今日もランキングの応援よろしくお願いします。

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2008.08.20 Wed 03:31

シーシェパードをやっつける究極の方法

鯨のことだったら、この方の右に出る者はいないと勝手に思っているので、昨日からチェキしてたんだけど、このところ珍しく3日間くらい更新がなかったので、もしかしたら、夏休み?と思ってたら、早速今日、記事の更新が、それもあのシーシェパードの活動家3人への逮捕状の妥当性について書いて下さった。

イヨ〜待ってました!鯨博士のkknekoさん!
『クジラ・クリッピング』 実はそっくり、シーシェパードと捕鯨ニッポン (2008年08月20日)

kkneko博士がその裏の事情を詳しく分析して下さったエントリーの中から一部紹介させていただきたい。

今回の捕鯨ニッポンの"パフォーマンス"は、まさしくSSのやり口をそっくり踏襲したものだと筆者は考えます。捕鯨=白、反捕鯨=黒とのイメージを国民に定着させるための。そして、国民の後押しを後ろ盾に、来年のIWC総会で商業捕鯨再開を始めとする無理な要求を一方的に突きつけるための。捕鯨が国民の関心の中心から遠く離れ、需要も大幅に落ち込んでいたのが、GP逮捕報道によってナショナリスティックな捕鯨シンパがネットを中心に一時的に盛り返したことに味を占め、クジラ論争が一段落してまた関心が薄れてしまう前に今回の報道を流させ、何とか捕鯨支持層の引き止めを図ろうと考えたのでしょう。東京地検の鯨肉横領疑惑の捜査を中途で打ち切らせ、GPJ職員の逮捕劇をウラで指示した、おそらく捕鯨議連関係筋の圧力をもってすれば、SS指名手配報道が出るタイミングを計ることなど雑作もないでしょうし。結局、彼らは世界の目などまったく気にしておらず、内側しか見ていないのです。

さて、ポール・ワトソン氏は「ばかばかしい」「政治的だ」と日本側の動きを一蹴し、さらに張り切ってプロジェクト・ムサシ発動などと抗議活動をエスカレートさせることを示唆しています。SSがどういう団体か知っていれば当然予測できたはずですが・・。



まさに今回のこの報道が天下りのための天下りによる天下り報道だということが証明された形だが、メディア・コントロールをして、国民の反日感情を煽ってまで、自分たちの天下り先をキープしようとする天下り官僚達は恥を知るべきだ。南極海での捕鯨も含めて、メディア・コントロールのために気が遠くなるような額の血税を無駄にしたに違いない。こういった天下り官僚を擁護する官僚主義の町村の発言などは、「国民の目線」を目指す福田内閣の閣僚として全く不適切である。

最後に、kkneko博士は、日本国民にとって憎っくきシーシェパード(SS)をやっつけるための2つの究極の提案をしている(笑)。

まず一つ、オーストラリアのような反捕鯨国が喜んで容疑者の首を差し出すように仕向ける方法があります。東京地検による共同船舶の鯨肉横領・横流し疑惑を再調査させ、会社による内輪の聞き取りと説明だけではなく、徹底的に"真実を洗い出す"こと。国費を投入した条約下の科学調査でありながら、「共同船舶が被害者だから横領は不成立だ」という論拠を持ち出すのは、国外犯規定の例外扱いができそうな条約を外務省に探させて担ぎ出してまで反捕鯨団体を立件しようとする姿勢と真っ向から矛盾するものです。捕鯨関係者に嫌疑がかかった場合は抜け道を提供し、相手が反捕鯨団体の場合は逆に網から零れても無理やりすくいとる形で、法律を権力にとって実に都合のよい道具として解釈・運用している点は同じかもしれませんが・・。重要なのは、国の都合に合わせて法を恣意的に使い分けるのではなく、フェアな姿勢を世界に示すことです。さらに、SUA条約を前例のない形で引っ張り出すのであれば、同じ国際条約であるCITESの規定に従い、最低でもナガスクジラやニタリクジラ、イワシクジラ(日本は留保しているが手順に従っていない点を指摘されている)を調査捕鯨の捕獲対象から外すべきです。ザトウクジラはつい先日IUCNが格下げしましたが、これも捕殺計画を完全に中止すればオーストラリアなどは進んで日本の捜査に協力するようになるでしょう。

そしてもう1つ、すべてを片付ける究極の方法があります。容疑者をたとえ逮捕したところで、日本の団体でない以上、組織そのものに対しては何の手も打てやしません。日本がSUA条約を振りかざそうと、SSが米国を含む他国にテロ認定されることはないでしょう。威力業務妨害や傷害事件をひっきりなしに起こす日本のそこら辺の暴力団・チンピラと変わらないレベルで、人命を奪うアルカイダなどの本物のテロ組織とはまったく違うのですから、同列に扱うはずがありません。日本のテロ認定が異常だと世界から白い目で見られるだけです。じゃあどうすればいいのか? もうあの連中がネットやテレビで映像を流すのを見たくない(水産庁や捕鯨シンパも最近YouTubeなど活用してますし、鯨ポータルでも内容をハサミでいろいろちょん切ったネット中継なんぞやったはずですが・・鯨研にはスキルのある人間がいなさそうだけど・・)SS憎しという方々にはお誂えの方法──彼らの過激で目障りな示威行動をやめさせ、支持基盤を失わせ、収益源を断つ唯一にして合理的な最善の手──それは、日本が南極での調査捕鯨から撤退することです。SSなんぞさっさとぶっ潰しましょう。



本当に私もkkneko博士が言う通り、日本が南極海での調査捕鯨を撤退させることが、せっかく武蔵作戦まで練って来年の日本の捕鯨船に挑もうとしているシーシェパードのワトソン船長をがっくりさせる唯一の方法だと思う。みなさまは、どう思いますか?


Sea Shepherd For Compassion - A Must See


今ではほとんど鯨肉の需要もないんだから、年間5億も使って水産庁の天下り官僚を肥やすためだけに続ける南極海での捕鯨なんて意味がないからやめろと思ったら、今日もランキングの応援宜しくお願いします♪

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2008.08.19 Tue 08:38

シーシェパード(Sea Shepherd)の逆襲

警視庁公安部が威力業務妨害容疑でシー・シェパードの米国人活動家2英国人活動家1人の逮捕状を請求した件が鬼の首をとったかのごとくほとんどの大手メディアで報じられているが、何の事はない。これは、8月5日にシーシェパードが日本の捕鯨団に逮捕状を請求したことへのリベンジにすぎない。

Sea Shepherd Issues Arrest Order for the Japanese Whaling Fleet(英語)
media_080805_1_1_Japanese_Arrest_Order.gif

去年の2月に起こったことで今頃逮捕なんて変だなって思ったんだよね。天下り財団人の鯨研が天下りで有名な警視庁公安部に協力を求めて逮捕状を発行してもらって、それを天下り受け入れ新聞社の読売を初めとする粗大ゴミじゃなくて、マスゴミが報道したたってとこだろう。天下りによる天下りのための天下りニュースだ。

それにしても、こういったいきさつを全く伝えないで、まるで日本が率先してシーシェパード活動家を逮捕するかのような日本のマスゴミの報道には、警視庁からの情報だけを強制的に報道させられているのがミエミエでリテラシーのかけらもなく、全く情けない。数ある報道陣の中で一社くらいこのニュースの裏に隠された真実を暴いてくれてもいいだろうに。

シーシェパードのワトソン船長にしてみたら、日本がなぜ責任者のワトソン船長には逮捕状を請求しないで、責任のないボランティアの活動家が逮捕されなくちゃならないのか、さっぱりわからないそうだ。日本の警察がそこまで無能だとは思わなかったのだろう。全く焦点の定まらない今回のシーシェパード活動家逮捕の報道なんて全く痛くも痒くもないし、何の意味も持たないと断言している。そればかりか、下のワトソン船長のコラムを読むと、日本への敵対心をますます燃やしているようだ。

Sea Shepherd News News Releases
Operation Musashi Heats Up Over Antarctic Whaling 08/18/2008
和訳:

武蔵作戦が南極海捕鯨をあぶりだす(2008年8月18日)

日本の警視庁は2006年の12月から2007年の2月までのシー・シェパードの鯨保護キャンペーン、レヴィアザン作戦に参加した3人のシー・シェパードの船員達を国際逮捕状を取った。

逮捕状が出たのは、米国人のジョン・バッチェラー氏、ラルフ・クー医師、英国人のダニエル・ビバウィ氏の3人。

「日本の警察がなぜ比較的目立たない3人の活動家をターゲットにしたのかさっぱりわからない。全てのシー・シェパードの活動家は船長である私の命令に従っているだけなのに。日本の違法な捕鯨船に抗議する全ての活動家の責任は私にあるのに、私に対する逮捕状はないなんておかしい。」とポール・ワトソン船長は語った。

この逮捕状は明らかに日本の捕鯨船「海幸丸」がシー・シェパードの「ロバートハンター号」に追突した事故が元になっているようだが、「海幸丸」の方が「ロバート・ハンター号」に衝突したという科学的な証拠がある。

「ロバート・ハンター号」の船首の支柱が前方向に曲がっている。つまりこれは、後ろから追突されたことを意味する。もし、「ロバート・ハンター号」が「海幸丸」に追突していたら、その支柱は、後方に曲がっただろう。



つづく

関連記事:
米英活動家3人に逮捕状=シーシェパード、捕鯨妨害容疑−国際手配へ・警視庁
(時事通信社 - 08月18日 17:01)

南極海で昨年2月、日本の調査捕鯨船団が米国の環境保護団体「シー・シェパード」から妨害を受けた事件で、目視専門船「海幸丸」(南淨邦船長)に発煙筒を投げ込むなどしたとして、警視庁公安部は18日、威力業務妨害容疑で、米国籍のラルフ・アンソニー・クー容疑者(41)ら同団体活動家3人の逮捕状を取った。近く国際手配する。

ほかに逮捕状が出たのは、米国籍のジョナサン・ラモント・バチェラー容疑者(30)、英国籍のダニエル・ジョージ・ベバウィ容疑者(28)。

公安部は海幸丸の乗組員からの事情聴取やビデオ映像の分析などを進め、3人を特定した。

調べによると、クー容疑者は昨年2月12日、海幸丸に対し、シー・シェパードの船から発煙筒を投げ込み、業務を妨害した疑い。

バチェラー、ベバウィ両容疑者は同日、ゴムボートで海幸丸に接近してロープを投げ込み、スクリュー部分に巻き付かせて、航行を妨害した疑い。

妨害をしたのは、ほかに少なくとも3人いるとみられ、公安部が特定を急いでいる。 



マスゴミは、こんなことより、もっと他に報道することがあるだろうと思ったら、今日もランキングの応援宜しくお願いします。

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2008.07.21 Mon 09:59

遠洋調査捕鯨によって排出されるCO2と温室効果ガスが環境に与える影響

『クジラ・クリッピング』のkknekoさんの「遠洋調査捕鯨は地球にやさしくない」という記事でkknekoさんが地球温暖化に関連して、捕鯨船の排出するCO2と温室効果ガスについていろいろと調べたり、環境省と経産省に何度も電話を入れて確認した結果を記事にしてJANJANに掲載されたことを知った。

遠洋調査捕鯨は地球にやさしくない・日新丸船団、CO2を4万tは排出か?
(JANJAN カメクジラネコ 2008/07/20)

夏に北太平洋、冬にははるばる南氷洋まで出かける調査捕鯨・日新丸の船団、推計では年に4万tもの二酸化炭素を排出する。水産庁などは遠洋調査捕鯨の環境影響を明らかにすべきではないか。調査捕鯨の鯨肉は、1kgあたり温室効果ガスを最低でも8kgは排出している計算になる――。



科学者の間では、地球温暖化の原因がCO2であるか否かの議論が活発に交わされているようだが、温暖化の原因が全てCO2の増加であるとは思わない。しかし、CO2の増加は温暖化の一因であるのは確かであろう。それゆえ、捕鯨のために地球の裏側まで行ってCO2をまき散らす日新丸は、まちがいなく地球にやさしくないと言えよう。

又、kknekoさんが今回力作の記事を書かれたのは、「捕鯨のほうが畜産より環境にやさしい」というノルウェーの捕鯨推進活動家による調査結果(ロイター)に対抗できる記事を書くためだったそうだ。

ロイターの報道によれば、鯨肉1kg当りの温室効果ガス排出量1.9kgに対し、牛肉は15.8kg、豚肉6.4kg、鳥肉4.6kgと、いずれも鯨肉より多くなっている。

上記の数字のうち、鯨肉以外は、食料問題や南北問題、工場畜産の問題に取り組むNPO/NGOなどがよく掲げるデータと同じものである。

この件に対するグリーンピースの反論にもあるように、迂回生産に加え、反芻動物である牛はメタンを大量に排出するため、「どんなものでも牛よりマシ」というほど、確かに牛肉生産による地球温暖化への寄与度は高い。

ただし、ここにある鯨肉の数値は小型沿岸捕鯨(燃料消費のみ)によるもので、母船式遠洋捕鯨のそれとはまったく異なる。

そこで、燃料費の増額から求めた調査捕鯨の二酸化炭素排出量を、鯨肉の単位生産量当りの数字に直してみることにしよう。調査捕鯨による年間の鯨肉生産量を約5千tとすると、見積りの最小値である3.9万tの場合で7.7kg、最大値の4.9万tなら9.7kg。最小値でも豚肉を上回り、最大値では鶏肉の2倍を越える。

実は、この見積りはまだまだ甘い。調査船団の燃料消費は、鯨肉生産に伴う温室効果ガス排出活動のすべてではないからだ。(後略)



やっぱりねぇ。鯨肉1kgあたりの温室効果ガス排出量が1.9kgというのは、小型沿岸捕鯨、それも燃料消費のみから算出された数値だったんだね。地球の裏側まで大型船舶で航海した場合の燃料消費は二酸化炭素ばかりでなく、硫黄酸化物や窒素酸化物など、他の温室効果ガスも排出されるし、ボイラーの燃焼では、より排出係数の高いメタンも排出されるそうだ。この他にも、冷凍・空調設備に冷媒として使用される代替フロンHFCは「オゾン層を破壊しない代わり、種類によっては二酸化炭素の1万倍にも達する強力な温室効果を発揮するものがある」んだって。

それにしても、kknekoさんって何者(笑)?よくぞ、ここまで調べて下さったと思う。鯨に対してよほどの情熱がなければできないことだ。この記事のほかにも「捕鯨批判ブログ・リンク集」のサイトを作ったり、捕鯨関連ニュースの批判をしたりしていらっしゃるのだ。これからも、日本に理論的で科学的な反捕鯨の精神を広めていただきたい。そして、もちろん私も協力できることがあったら、協力して行きたい。

まあ、地球温暖化を巡ってはいろいろな議論があるわけだけど、どれも文系の私にとってはとても難しくてよく理解できない。誰か理系の方で、わかりやすく書いて下さる方は現れないだろうか。以前大学の講義を受けた時、その教授は地球温暖化は確実に起こっていると言っていた。ただそれがあまりにも強調されて言われたり、温暖化をなくすためというのを口実に商売したりする人たちが現れていることが問題なのだと思う。

『きまぐれな日々』のKojitakenさんは、温暖化説を信じており、「もっと地に足がついた環境・エネルギー政策批判を」というエントリーでは、ドイツの例を挙げて、環境エネルギー技術に消極的な自民党や日本の経済界を批判すべきではないかと主張しており、一個の仮説に過ぎない「地球温暖化陰謀論」を無批判に受け入れる反知性的な姿勢からは、何も生まれないと「地球温暖化」を陰謀とする意見を批判している。


一秒の世界 地球温暖化を検証する


一方、『Kojitakenの日記』で知ったのだが、池田大先生は地球温暖化は詐欺だと信じていらっしゃるらしく下記のYouTubeを紹介している。


The Global Warming Swindle(地球温暖化詐欺) 1/8


又、『らくちんランプ』のスパイラルドラゴンさんは、地球温暖化の原因はCO2ではないと主張しており、「地球温暖化するする詐欺」の撲滅を訴えながら、「地球温暖化」が信憑性のないことであることを主張し、その主張をサポートする著名人らによって書かれた情報をそれに反する情報と共にほとんど毎日発信している。

「地球温暖化」の真偽に関しては、科学者の間でも激しい議論を呼んでおり、どちらが本当なのか素人の私にはわからないけれども、多くの情報を取り入れながら、じっくりと考えていってみたいと思う。kknekoさんが地球温暖化をどうとらえているのか興味がある。どっちにしろ、捕鯨は地球にやさしくないというのがkknekoさんと同じ私の意見だ。


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2008.07.16 Wed 09:50

グリーンピース職員がやっと保釈!

約一ヶ月勾留されていたグリーンピースの職員、佐藤潤一氏と鈴木徹氏がやっと保釈されたようだ。他のメディアで読んだ情報によると、保釈金はナナナナナント!400万円(一人?)だったそうだ。日本では政府の不正や横領を告発すると罰せられた上に、罰金を取られるようだ。

グリーンピース職員2人、保釈決定!(2008年7月16日)


青森地方検察庁は、窃盗および建造物侵入の疑いで起訴し身柄を拘束していたグリーンピース・ジャパン職員2人を、昨日深夜、保釈した。

グリーンピース・ジャパン職員の佐藤潤一と鈴木徹は、調査捕鯨母船・日新丸の乗組員が横流しして自宅へ送っていた鯨肉をつきとめ、その1箱を横領の証拠品として確保したうえ、去る5月15日に東京地方検察庁へ告発した。この件で、2人の行った調査と証拠確保の方法が窃盗および建造物侵入にあたる疑いがあるとして、青森県警と警視庁公安部は6月20日に2人を逮捕し、7月11日、青森地方検察庁は起訴に踏み切った。2人は6月20日の逮捕から7月15日の釈放まで、計27日間勾留されていた。

南極海調査捕鯨は過去20年間にわたり、毎年5億円の国庫補助金が投じられている公益事業だ。グリーンピース・ジャパンの海洋生態系問題担当部長の佐藤潤一と職員の鈴木徹は、調査捕鯨の組織的な不正を告発するための証拠品としてクジラ肉の箱を確保したのであり、違法性が問われる不法領得の意思はなかった。

グリーンピース・ジャパン事務局長の星川淳は、「南極海の貴重な生態系を守るためにも、また日本の公益を守るためにも、捕鯨関係者によって隠蔽されている鯨肉横領スキャンダルの全容解明を求めていきたい」と語り、このたびの鯨肉横領発覚に際し、調査捕鯨に関わる水産庁、財団法人日本鯨類研究所、共同船舶株式会社の説明にそれぞれ食い違いがあったことについて、「われわれが告発した鯨肉に業務上横領の疑いが強いのは、複数の情報提供者の証言からも明らかだが、調査捕鯨船団の乗組員に配られるという鯨肉“お土産”の量・時期・値段などの不透明さについても、国内外からの批判は免れないだろう」と指摘した。



とにかく、保釈されてよかった。グリーンピースには、これに懲りず、これからも水産庁、財団法人日本鯨類研究所、共同船舶の不正をどんどん明らかにしていってもらいたい。

はたして、鯨肉横領スキャンダルの全容が解き明かされる日が来るか?

関連記事:
『クジラ・クリッピング』のkknekoさんが財団法人日本鯨類研究所が2007年に発表した論文を例のごとく、ばっさばっさと斬り倒してくれています(笑)。

鯨研の論文ちょこっと点検





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2008.07.02 Wed 09:40

グリーンピース鯨肉事件 イベントのお知らせ

グリーンピース・ジャパンよりイベントのお知らせです。

イベント情報詳細
クジラどーなの?公開討論会
グリーンピース鯨肉事件 〜何を見つめるべきなのか?〜 発 言 
 発 言  グリーンピース・ジャパンが発言します


開催日時: 2008年07月02日 (水) 本日 開場 18:30 19:00〜20:45
主催: クジラどーなの?ネットワーク(アースデイ東京2009実行委員会準備会有志、サステナ、トージバ、ナマケモノ倶楽部)
協賛: 協力:パタゴニア日本支社
参加費: 500円
事前申し込み: (定員制 http://kujiragp.jugem.jp/にて申込)
場所: EPO(環境パートナーシップオフィス)会議室
東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山B2F 03-3406-5180

連絡先: 出演者、主催団体、協力団体などに関する追加情報は担当までお問い合わせ、もしくはWebをご参照ください。
クジラどーなの?ネットワーク事務局TEL03-5774-9048
http://kujiragp.jugem.jp/
内容:
ゲスト:喜納 昌吉(音楽家・民主党参議院議員) 
    谷岡 郁子(民主党参議院議員)
    保坂 展人(社民党衆議院議員)
    マエキタミヤコ(NPOサステナ代表)
    池田香代子(作家・翻訳家)
    星川 淳(グリーンピース・ジャパン事務局長)




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2008.07.02 Wed 00:17

カナダ・デーを祝ってグリーンピースに乾杯♪


The Royal & National Anthems of Canada


今日は、カナダ・デーだ。カナダ・デーとは、1967年7月1日にカナダ自治領が誕生したことを祝う「カナダの誕生日」で言うなれば建国記念日。カナダ中がカナダの国旗で溢れかえる日だ。アメリカは7月4日が独立記念日だが、カナダの場合はイギリスの統治から独立したわけではないので、独立記念日とは呼ばない。公式にはカナダの国家元首は、英国のエリザベス女王となっている。が、形式的にカナダ総督が女王の代理を務める。しかしながら、実質的な首長は、総選挙により選出される連邦政府の首相(現在は、スティーブン・ハーパー首相)という複雑な立憲君主制となっている。ただ、アメリカの独立記念日とカナダの建国記念日が近いので、7月1日から4日前後はカナダとアメリカ間でイベントが開催されるため、両国を行ったり来たりする人が多く、1週間ほどの連休を取る人が多い。

祝日に指定されているこの日は、カナダ各地でパレードやコンサート、そして夜は花火と、盛大な催しで1日中盛りあがる。オンタリオ湖やナイアガラの滝のまわりでは家族連れがピクニックをする姿が目立つ。カナダでは今日はにぎやかな一日となる。



日本の建国記念日はどうだろうか。カナダのように国旗を挙げて国の誕生を祝えるだろうか。カナダ人はカナダ人であることにみんな誇りを持っている。カナダ・デーには、カナダ人が自分の国を心から愛しているというのがひしひしと伝わってくる。日本のように歴史が長くなく、暗い戦争の過去もないからだろうけど、日本人だって、自国の国旗を誇りを持って飾りたいのではないかと思う。でも、日本では、歴史教育が政府によってコントロールされているため、正しい歴史の認識を国民が持っていない。どうして日本の国歌や国旗が問題なのか知らない人も多い。現在のように日の丸の国旗に対して羞恥心を抱く人々が多いのは残念なことだ。愛国心と国旗は切っても切り離せない関係があると思う。憲法で国民に愛国心を強制する前に、日本の歴史教育を考え直すべきだ。もし、日の丸に抵抗のある人がいるなら、国旗を変えてもいいじゃないか。建国記念日や卒業式などに自国の国旗も堂々と揚げられないというのは自分の国を愛する上でかなり問題があるのではないだろうか。

私も今日はこれからココちゃんとチキータを連れてピクニックに行くので、あまり時間がない。カナダ・デーを記念して、今日はカナダ生まれのグリーン・ピース関連の記事を紹介したい(笑)。

『クジラ・クリッピング』が「オウムとクジラ──江川紹子氏の捕鯨擁護論批判」で江川氏の「目的のために手段は…?」というコラムを気持ちのいいくらいメッタ斬りにしてくれた。

非戦さんを通して『Good News Japan』というサイトを知ったのだが、その中の「調査捕鯨をもっと風通しよく」―星川淳グリーンピース・ジャパン事務局長インタビュー (2008年6月28日 09:00)は星川GP事務局長のインタビューでこれまでの鯨肉横領事件の全容がよくわかる記事となっている。グリーン・ピースの正当性を訴えるためにも是非参考にするべき記事だと思う。

それでは、ピクニックの準備をしなくては。写真をたくさん撮影するつもりなので、後ほど紹介しよう。

参考記事:

カナダ(ウィキペディア)
カナダの国歌と国旗

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Tag : グリーンピース 江川紹子 カナダ・デー 
Genre : 海外情報 カナダ
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2008.06.29 Sun 03:28

IWC(国際捕鯨委員会)が閉幕

photo157704.jpg

チリで国際捕鯨委員会(IWC)総会−保全求め人文字でアピール
(JANJAN 田久保一2008/06/26)


このところ、国内では農林水産省が牛肉、うなぎなど食品偽装問題を熱心に調査しているようだが、今始まったことでもないのに、まるで共同船舶船員による鯨肉横領や諫早湾干拓漁業被害訴訟への国民の関心を煙に巻くために大きく報道しているようだ。

今でも不思議なのが、本来なら、鯨肉横領が発覚したとき、警視庁公安部らは水産庁、日本鯨類研究所、共同船舶を強制捜査すべきだったのになぜか、グリーンピース(GP)・ジャパンの強制捜査に乗り出して、GP職員2人を逮捕してしまったことだ。その一方で、東京地方検察庁は、強制捜査せずに鯨肉を横領した共同船舶船員らを不起訴処分としている。

「WaiWai」の英語変態記事に携わった関係者への処分が発表されたとき、毎日新聞がいかに身内に甘いかネットで大騒ぎされているが、水産庁が身内にいかに甘いかはあまり騒がれていない。そればかりか、ネットではいまだにGPばかりを責める声が大きい。GPを支持する者はまるで頭がおかしいような扱いを受けている。

又、昨日も書いた日本政府によってコントロールされているウィキペディアだが、日本語のGPのサイトでは、「米国のFBIからは国内テロリズムの団体として監視されている団体である」というような不当な表現がGPの一番最初の説明のところにあり、英語のGPサイトの説明とはかなりかけ離れたものがある。日本語しかわからない人なんかはこういったウィキペディアのトンデモ日本語サイトを信じちゃうんだろうね。一応、「この記事は中立的な観点に基づく疑問が提出されているか、あるいは議論中です。そのため偏った観点によって記事が構成されている可能性があります。」とは書かれてはいるけど・・・・。ウィキペディアを管理している人ってきっと頭の悪い人が多いんだろうね。こんなデタラメをそのまま載せておくんだから。これじゃ、ウィキペディアの信用が落ちるのも当然だよね。

20080627.jpg


6月23日から27日までの5日間、チリのサンティアゴで第60回国際捕鯨委員会(International Whaling Commission)が開催された。チリは昔、世界でも有数の捕鯨国家だったが、今では98%のチリ国民が捕鯨に反対していると言う。今回もIWCが開催されるにあたって、捕鯨に反対を訴える人たちが結集し逮捕された。

IWCの様子は、「正常化」の名の下に、なにも決まらないであろう還暦のIWC(国際捕鯨委員会)年次会議2008 (JANJAN 佐久間淳子 2008/06/25)や水産庁のプレスリリースが詳しい。 そこにあるとおり、これまでは多数決でさまざまな議論に結論が出ていたが、今年からは、数の力で結果を出すよりも、議論を重んじることになった為、1986年に決定された商業捕鯨一時中止(モラトリアム)の抜け穴として行ってきた日本の調査捕鯨中止が決定されることもなければ、沿岸捕鯨によるミンク鯨の商業捕鯨が開始される許可が得られることもなかった。

しかしながら、デンマークが西グリーンランドのザトウクジラの捕獲枠10頭の設定を科学委員会の助言に基づき提案し、多数決に基づく投票が行われることになったが、賛成29、反対36で否決される場面もあった。

20080627_2.jpg


又、今回のIWCでは特別にグリーンピースなどのNGOが発言する機会もあった。その中で、逮捕された佐藤潤一氏の代わりに出席した花岡和佳男氏は「調査を名目とする捕鯨は許されるべきでない。鯨類の調査を行う上でクジラを殺す必要はないので、科学の名を乱用した国際捕鯨取締条約のほころびは塞がれるべき」と主張した(詳しいスピーチの内容)。


ABC - IWC 2008 Day 1 & 2 Update


オーストラリアの環境相であるピーター・ギャレットも日本の調査捕鯨を懐疑的に見ている。

「調査捕鯨が行われてから20年にもなるが、この調査捕鯨が捕鯨委員会や国際的なコミュニティに対して科学的なメリットがあるということは説得できていない。オーストラリアから見たら、調査という名目で特別に許可された2カ国(日本とノルウェー)によって実施されているプログラムは実際はモラトリアムで禁止されている商業捕鯨だ。私たちが科学的な許可の下での捕鯨に反対するだけではもはや十分ではない。調査捕鯨を今すぐ中止させるべきだ。」

グリーンピース・ジャパンの佐藤潤一氏が逮捕されたのは、チリで行われたIWCに参加させないためという噂もあるが、確かに今回の捕鯨横領事件について詳しく知っている佐藤氏がIWCに参加して全て話されたら日本の立場が悪くなるという恐れもあったのかもしれない。なんか日本が意固地になって調査捕鯨を継続させようと必死な姿は、北朝鮮の経済制裁をむりやり続行させようとする安倍晋三の姿と重なってしまうよ。

とにかく、早く佐藤潤一氏が釈放されることを願う。


参考資料:

Japan hails IWC meeting (The Sydney Morning Hearld June 26, 2008)

”Newsweek"Whales on the Agenda:Japan again defends its hunts of the large sea mammals at an international meeting in Chile.(Jun 25, 2008)

身内に甘い農水省 飛騨牛取り締まる資格なし 調査捕鯨問題 (JANJAN 滝本壽2008/06/24)

窃盗口実NGOいじめ、警視庁公安部らグリーンピース・ジャパンを強制捜査・捕鯨問題で(JANJAN 荒木祥2008/06/22)

鯨ポータルサイト



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