2008.09.19 (Fri)
速報:疑惑のデパート太田農水相がやっと辞任

写真左:記者会見で辞任を表明する太田誠一農相=東京・霞が関の農水省で2008年9月19日午前11時15分、丸山博撮影(毎日新聞)
<太田農相>辞任 次官に続き汚染米転売の責任取り
(毎日新聞 - 09月19日 11:41)
太田誠一農相は19日午前、汚染米の不正転売問題に関する農林水産省の検査体制の不備や自らの発言の責任を取って辞任する意向を固め、福田康夫首相に伝えた。首相は辞任を了承した。白須敏朗農水事務次官の退任も同日の閣議で了解されており、閣僚と事務方トップの2人がそろって辞任する異例の事態となった。
太田氏は首相に辞意を伝えた後の記者会見で「本日、農水省で取り組む当面の再発防止策を決定した。一つの節目だと思う」と説明。「解決は今の内閣で行わなければならない。この際、農水省全体としての結果責任を明確にした方がいいと思い、辞意を固めるに至った」と語った。
汚染米問題では業者に対する農政事務所の立ち入り調査などが不徹底だったため、長年にわたる不正転売が見抜けなかった。そうした中で太田氏は12日、「人体への影響はないと自信を持って言える。だから、あまりじたばた騒いでいない」と発言、国民の間に農水行政に対する不信感を植え付けた。
太田氏は自ら辞することで農水行政への信頼回復をはかりたい意向だ。一方で、自民党総裁選を受けて24日には新首相が誕生する予定。新政権発足前に不祥事を片づける思惑も働いているとみられるが、農相辞任は政府・与党にとって深い痛手となりそうだ。
太田氏は8月1日の内閣改造で農相に就任。同月10日に中国製冷凍ギョーザによる中毒事件などを受けた食の安全対策をめぐり、「消費者がやかましいから徹底する」と発言して批判を浴びた。
さらに、同月下旬には政治団体「太田誠一代議士を育てる会」が東京都目黒区の農相秘書官宅を事務所として届け出て、多額の経常経費を計上していた問題が毎日新聞の調べで発覚。政府・与党内に早期辞任を求める声が上がっていたが、首相が今月1日に退陣を表明したことで、かき消される形になっていた。
太田氏は衆院福岡3区選出、当選8回で、自民党古賀派。【白戸圭一】
◇相次ぐ交代
昨年以降、農相の交代が相次いできた。昨年5月、資金管理団体の不透明な光熱水費問題の渦中にあった松岡利勝農相が自殺。同年8月には事務所を実家に置いた政治団体の不正経理疑惑で赤城徳彦農相が辞任し、翌9月には遠藤武彦農相が農業共済組合の補助金不正受給問題で辞任している。
◇農相会見
太田誠一農相の閣議後会見の主なやり取りは以下の通り。
農相 閣議後に福田首相と会い農相を辞職する決意を固めたとお伝えした。(首相に)預かって頂いている。
--辞任はどのタイミングで決めたのか。
今週になって流通ルートの骨格は判明してきた。これだけ大きな社会的な問題になっているので、解決は今の内閣の任期を超えないとできない。(自分の任期は)あと4日だが、農水省全体としての結果責任を明確にした方がいいと思い、辞意を固めた。
--首相からは。
農相 預かっておくと。
--いつ決断したのか。
農相 ずっと考えていた。この出来事が広がった先週末あたりから。
--白須次官が辞めることが影響したのか。
農相 私自身も進退を明らかにしなければと思っていた。同時にということ。
--汚染米の転売問題自体が理由か。発覚後の対応の問題か。
農相 対応ではない。社会問題になって、いずれは政治的な責任も決めないといけないと。
--衛星放送の番組収録で「じたばた騒いでいない」と発言したが。
農相 臨時異例の事態の時に、沈着冷静に行動しないといけない。私自身のことを言った。
なんか、デジャブみたい。自民党って、参院選のときもそうだったけど、いつも選挙前に農水相が辞任して、選挙で歴史的大敗するんだよね。そして、肝心な問題は闇の中へ。でも、今回は、全てを解明してからにしてね。それにしても、自民党のあまりの失態にまさか総裁選を来年の秋に先送りするのではないだろうね>あ・そう。
今回、毎日新聞は、太田農水相の事務所費問題から猛毒米転売で辞任に至るまで、政府寄りの他のメディアの報道に比べてとても熱心だったことを評価したい。
そして、太田農水相は、自公政権をぶっ壊すために、非常によくやってくれた。これでキミの役目は終わった。ご苦労であった(笑)。
鏡音リンが心を込めて歌う太田農水相への別れの讃歌
「猛毒米についてすべて明らかにするためにも政権交代を!」と思ったら、今日もランキングの応援よろしくお願いします。

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2008.09.06 (Sat)
衆院解散10月上旬、衆院選11月9日が有力らしい

総裁選候補者の支持基盤交錯、津島派は「草刈り場」懸念より
政府御用新聞によると、衆院選の日程は5日に自民党が公明党と調整に入った結果、下記の日程が有力らしい。
9月24日 臨時国会
9月29日 新首相の所信表明演説
10月1~3日 衆参両院で各党代表質問
10月3日~6日 衆院解散
10月28日 公示
11月9日 投開票
新内閣誕生後は支持率が高いことから、公明党は「新内閣の支持率が最も高いタイミングでの選挙が望ましい」としているそうだが、すでに2度も首相が途中でトンズラした自民党だよ。はたして新内閣ができたからといって支持率が上がるだろうか。麻生太郎が総裁になったら、きっとマンガ関連の株は上がるだろうけどね。まあとにかく衆院解散が早まることに越した事はない。
5日付けのスポニチによれば、「10月解散」には、矢野絢也元公明党委員長が創価学会を相手に損害賠償請求を起こした問題をめぐり、野党が検討している矢野氏の参考人招致を回避したい公明党の思惑も働いているとみらているそうだ。
10月上旬衆院解散ということは、もうほとんど時間がないではないか。道理で「民主党が次期衆院選で現在「内定」扱いとなっている公認候補者244人全員を一括して正式に公認決定する方向で検討に入った」(毎日新聞)わけだね。
みなさま、衆院選はもうすぐですよ♪このブログでは早期の衆院解散、総選挙を求めてきたけど、それにしても、まさかこんなに早く衆院解散になるとは・・・・。みんなで毎日政治について思った事をブログで発信していくことの大切さをしみじみと感じた。やはり、ブログを通した国民の声が政治家の皆様にも届いているということでもあるのかな。
来年の9月まで待ったところで、自民党の支持率はどんどん下がる一方だから、なるべく早い時点で衆院解散して民意を問いただした方がいいと思ったら、今日もランキングの応援宜しくお願いします。

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2008.09.05 (Fri)
自民党総裁選より総選挙

カナダではこのところずっと涼しくなってきたから、このまま秋に突入かと思ったら、どっこい。昨日はとても暑い真夏日だった。今日は少しは涼しくなったけど、それでも日中はけっこう暑かった。
植草一秀の『知られざる真実』にも書かれている通り、自民党は福田総理の「職場放棄」「政権投げ出し」の不祥事を次期自民党総裁選の「広告宣伝活動」に転化している。
実際、福田の後任者は暗黙の了解で麻生太郎に決まっているにもかかわらず、その他の小池百合子元防衛相(56)、与謝野馨経済財政担当相(70)、石原伸晃元政調会長(51)、石破茂前防衛相(51)、山本一太副外相(50)などとてもじゃないけど総裁の器じゃない人々を担ぎ出して、これでもない、あれでもないとバカ丸出しの偽装候補者議論を展開している。実にばかばかしい。こんなことに税金を使うよりも、不祥事を自覚して、内密に素早く後任を決定するべきだ。
福田首相が辞任する少し前の記事になるが、「市民社会フォーラム」のMLで岡林さんが面白い情報を載せてくださっていた。自民党総裁が誰になろうと今度の総選挙では、自民党が100議席以上失う一方、民主党は議席を倍増させるというのだ。
「麻生首相」でも歴史的惨敗!?…自民100減予測(zakzak 8月25日)
北京五輪も終わり、永田町の関心は年内にも行われる可能性がある解散総選挙に移った。政治評論家の小林吉弥氏が獲得議席を予測したところ、福田康夫首相率いる自民党は100議席以上を失う歴史的惨敗を喫し、公明党と合わせても過半数(241議席)に届かず、政権から転落する一方、小沢一郎代表率いる民主党は倍増させ、他の野党とともに政権交代を果たす結果となった。仮に福田首相から麻生太郎幹事長にバトンタッチした場合も、自民党の過半数割れは必至の情勢という。
「年金問題や後期高齢者医療問題などで、有権者は自民党政権の疲弊や限界を確信した。これが怒りとなり、全国的に『政権交代させなければ』という意識が広がっている。この流れは麻生首相でも変わらない」
選挙予測に定評のある小林氏は断言する。
(詳細を読む)

こういった記事を産経系のzakzakが取り上げるというのが意外だったが、この記事にあるようにいまさら、自民党で誰が首相になったって腐敗政治は変わらないのに、なんとか政権交代を阻止しようと必死で最後の悪あがきをしている様子はとても見苦しい。
自民党は、とにかく早く総裁を決めて総選挙をしろと思ったら、今日もランキングの応援よろしくお願いします。

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2008.08.30 (Sat)
疑惑のデパート太田誠一農水相にまた新たな税金横領疑惑!

『きっこのブログ』緊急アンケートです!で、太田農水相が辞任するべきか否かのアンケートを実施中なので、ぜひみなさまのご意見をお聞かせ下さい。今のところ圧倒的に「トットと辞任しろ!」が多いよ。もちろん。
『晴天とら日和』のとらちゃんも太田農水相の最初の会見の一部始終やニュースを集めて下さったので、この事務所費問題に興味のある人はぜひ読んでいただきたい。
太田農水相事務所費問題:「秘書がやかましいから!」、「秘書宅に事務所費4828万円は元気があってよい!」
太田農水相事務所費問題:「秘書がやかましいから、…」。やかましい秘書と必死の口裏合わせ中カモナ!ふふふン~♪
もちろん、『池田信夫blog』でも、太田誠一氏の「釈明会見」の疑問点を指摘している。
そして、『ステイメンの雑記帖』が太田誠一農水相にまつわる新たな疑惑を報告して下さった。
【疑惑のデパート】太田農水相に新たな疑惑発覚!【血税詐取】
この「疑惑のデパート」って表現がツボにはまったので、今日のタイトルとさせていただいた。なんか昔っぽい表現なんだけど、太田農水相を言いえて妙という感じ。

で、この新たな疑惑なんだけど、「九州勧業」という太田農相の実父が取締役を務めていた不動産会社で07年から農相就任直前まで顧問として報酬を得ていた太田農相だが、96年から06年の10年間、計3647万円にのぼる家賃を政党交付金からこの不動産会社に対して支払い続けていたことがわかった。総務省によれば、政治団体が家賃相当額の寄付を受けたものとして収支報告書に記載すれば、家賃を支払う必要はないとしている。つまり、家賃として支払われていた税金である交付金の一部が、不動産会社を経由して農相の収入になっていたのではないかということだ。
参考記事:農相支部:親族会社に家賃支出 交付金から3647万円 (毎日新聞 8月30日)
このところ、毎日新聞がしつこく太田農水相を追っているのが面白い。
私が思うに、きっと同じような税金横領を、目黒の秘書宅を使ってやっていたのではないかということだ。つまり、実態のない事務所の家賃を政党交付金から支払い、家賃相当額の寄付を受けたものとして収支報告書に記載し、その家賃はそのまま太田のポケットに入れていた。違う?これで、なぜ実際は、議員会館を事務所として使っていたのに、秘書の自宅を幽霊事務所として登録していたかが読めてくるだろう。
事務所費の件でも、あいまいな回答しか提示できず、国民の血税を横領しても、絆創膏農水相と同じように「法令にのっとって処理している」と繰り返す、まさに疑惑のデパートの太田農水相は、辞任をもって、いますぐ国民に謝罪するべきだ。
汚職閣僚を追放するためにも、ランキングの応援よろしくお願いします♪

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2008.08.29 (Fri)
太田誠一農水相が事務所費内訳を提示したようだが・・・・

<太田農相>事務所経費の使途を説明 内訳を文書で(写真:毎日新聞)
さて、今日の午後、太田農水相が事務所費の明細を提示する記者会見を開くということだったが、私はそのとき、彼が領収書を提示する変わりに、辞任するのではないかと思っていた。しかし、実際は、会見で内訳を記した文書を配布して説明したそうだが、領収書のコピーも添付されていたのだろうか。内訳の明細なら、でたらめを書けるのだし、人件費の詳しい説明がなかったのは、どういったことだろうか。
池田信夫氏も記者会見での問答を想定までしていらっしゃったが、あまりにもずさんな報告にあきれられていた。
『池田信夫blog』太田誠一氏の想定問答
追記2:閣議後に釈明会見が行なわれたが、まったく説明になっていない。領収書なんて、「上様」あてならいくらでも出せる(当時は後援会などに領収書の提出義務はなかったので残っているはずだ)。しかも肝心の非常勤職員について、まったく答えていない。プライバシーを理由にしているが、給与明細を名前を塗りつぶして出せばよい。民主党は、非常勤職員の名前を秘密会ででも明らかにするよう要求し、本当に雇用されたのかどうか追及すべきだ。
以下、太田農水相の説明を毎日新聞より転載する。
太田誠一農相の政治団体「太田誠一代議士を育てる会」が、政策秘書(現・農相秘書官)の自宅(東京都目黒区)を事務所として届け出て5年間で4828万円の事務所経費を計上していた問題で、太田農相は29日、会見で使途について説明し「議員会館などで行った『育てる会』の活動で発生した事務所経費を計上した」と主張した。 説明の対象になったのは05、06年分の2345万円分。04年は賃貸オフィスを事務所として届け出ている。
会見の冒頭、農相は支出の内訳を示した文書を配布。それによると、05年の経常経費約1045万円のうち、事務所費は電話代など37万円▽郵便・宅配便料金256万円▽交通費5万円▽その他(テープ起こしなど)5万円。備品・消耗品費は備品関係50万円▽ガソリン代等48万円▽印刷関係263万円▽文具やコピー代など47万円。残り331万円は「人件費」としている。
06年の経常経費約1300万円については、事務所費が電話代等41万円▽郵便・宅配便料金167万円▽交通費5万円▽新聞代25万円。備品・消耗品費は備品関係10万円▽ガソリン代等52万円▽印刷関係198万円▽文具やコピー代など116万円。人件費は674万円。
まず、「議員会館などで行った『育てる会』の活動で発生した事務所経費を計上した」と主張したそうだが、議員会館で『育てる会』の活動をしていたのなら、なぜ、事務所の実態のない秘書宅を新たに事務所として使っていたのだろうか。又、池田氏が指摘されていたように、人件費が、本当に支払われたのか、明らかにするべきだと思う。そうでなければ、同じように実態のない事務所費が税金で支払われ続ける事になる。
経費についても、郵便・宅配便に05年度に256万円、06年度に167万円もかけて何を送っていたのだろうか。交通費が2年間で10万円と少額だが、ガソリン代は100万円とかなり高額になっている。これも交通費の領収書に比べてガソリン代の領収書の方が捏造しやすいからではないか。印刷関係、文具やコピー代なども異常に高くかかっている。
人件費に関しては、bogusnewsが伝えている通り、幽霊事務所の幽霊に支払っていたに違いない(笑)。
「幽霊差別よくない」政治団体事務所問題で太田農相が反論
政治団体事務所として届けていた秘書官宅に関係者の出入り実態がなく「幽霊事務所か」と非難されている問題について、太田誠一農水相は27日閣議後の記者会見で、
「れっきとした幽霊の事務所であり、なんらやましいことはない。幽霊を差別するのは許せない」
と反論。あくまで辞任する考えのないことを示した。
この問題では、届け出されている事務所の隣に住む住民が
「7年ここに住んでいるが、家族以外の人の出入りを見たことがない。あきらかに幽霊事務所だ」
などと証言。農相の弁明に注目が集まっていた。これに対し太田氏は「幽霊の秘書が活動拠点として使っている。見えなくてあたりまえ」とまっこうから反論にうって出た。
しかしながら、これは決して笑い事で済まされる問題ではなく、民主党には、太田農水相を証人喚問するときに、是非、池田信夫氏に国会で証言させていただきたい。
ところで、池田氏は、この10月からSBI大学院大学というサイバー大学のインターネットによるe-ラーニングで講義を行なわれるそうだ。日本では京都大学がYouTubeを使って講義を行っているようだが、画期的な企画だと思う。カナダでもコースによっては、一部インターネットで授業を行っている教授もいる。しかし、全ての授業をインターネットで行っているコースはあまりない。
SBI大学院大学ー池田信夫氏
初めての試みだからか、ちょっぴり緊張されていらっしゃるご様子。詳しくは、下記の記事で。
『池田blog』「仮想大学院」の挑戦
太田農水相の事務所費の内訳の説明は全く納得がいかないと思ったら、今日もランキングの応援宜しくお願いします♪

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事務所費 |
池田信夫 |
太田誠一代議士を育てる会 |
2008.08.28 (Thu)
池田信夫氏が太田農水相の秘書宅隣りにお住まいだったという奇遇

太田誠一氏の「政治団体事務所」は隣の家だった
(前略)
太田氏側は「活動の主たる担当者である秘書官の自宅を事務所とした」と説明しているそうだ。しかし私は隣に7年間住んでいるが、この家で政治活動が行なわれている形跡(ポスターなど)を見たことがない。そもそも家族以外の人がこの家に出入りしたのを一度も見たことがない。
政治資金収支報告書によると、この政治団体は2005~6年に2300万円余りの経費を計上し、その内訳は事務所費が550万円、備品・消耗品費が800万円、人件費が1000万円ということになっている。しかし家賃は払っていないというのだから、人の出入りがまったくない家の「事務所費」とは何に使われたのだろうか。
「備品・消耗品」として太田氏側は「事務用品の購入費やガソリン代」と説明しているようだが、大家さんがマイカー以外に選挙活動用の車を使っていた形跡はない。通信費というのも、この政治団体の電話連絡先が議員会館になっているのだから、発生するはずがない。
人件費を「会の政治活動に要した人件費」と説明したようだが、秘書報酬以外に出しているとすれば(家族以外に誰もいないので)奥さんを雇用したことになっているのだろうか。しかし彼女はごく普通の専業主婦として、昼間は買い物などをしており、政治活動しているのを見たことはない。
そもそも大家さんが議員秘書だったというのが驚きだ。園芸が好きで、よく週末には庭いじりをしており、あいさつしていたから、普通のサラリーマンだと思っていた。週末というのは、選挙区回りなどで秘書がいちばん忙しいときだから、これもおかしい。彼の秘書官としての勤務実態があったのかどうかも調べたほうがいいと思う。
以上はオンカメラで5~6社に話したので、きょうのニュースやワイドショーなどに出るだろう。必要なら、国会で証言してもいい。私の印象では、中里秘書官の自宅が「幽霊事務所」だったことは間違いない。

「家政婦は見た」じゃなくて、「池田信夫は見た」という感じで、自分が家を借りている大家さんなのに、この私でさえもこんなこと書いていいの?という調子でズバズバ書いていらっしゃる。コメント欄でも池田大先生はことも事細かに隣家の様子を書かれている。太田農水相の秘書もとんだ人に家を貸したものだ。池田大先生が家を追い出されなければいいけど・・・・。
又、ただ観察していらっしゃるだけではなく、政治資金収支報告書まで検証されていらっしゃるわけだ。
太田誠一氏の政治資金収支報告書を検証する
「太田誠一代議士を育てる会」の政治資金収支報告書は、ウェブで公開されている(2005年度p.746、2006年度p.695)。これを記者会見の説明や私の知っている事実と照合してみた。
おもしろいのは、寄附者の内訳だ。2005年についてみると、政治団体からの献金は日本医師連盟だけで、あとはすべて個人献金で、18人の名前があがっている。そのうち税理士が10人、会計士が3人で、合計305万円。06年については、同じく税理士が15人、会計士が4人で、合計548万円。太田氏は「大蔵族」として知られ、税理士政治連盟から毎年、100万円程度の政治献金を受けているが、こうして小口にわけて実質的には(この政治団体だけで)その5倍以上の献金を受けているわけだ。
関連記事:
クローズアップ2008:太田農相事務所費問題 「身体検査」また失敗(毎日新聞 8月27日)
関連過去ログ:
太田農相が秘書宅に事務所費を計上
これで、多分、太田農水相は今週中に辞任を発表で、福田内閣の支持率は直滑降。自エンドはもうすぐそこだと思ったら、今日もランキングの応援宜しくお願いします♪

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2008.08.18 (Mon)
麻生太郎が資金管理団体「素淮(そわい)会」政治資金3500万円を飲み食いに
麻生幹事長、政治資金で飲み食い 1年で173回3500万円 これで「国民の目線」
政治資金で飲み食い―。「国民目線で改革」が売り文句の福田改造内閣を自民党として支える麻生太郎幹事長の資金管理団体「素淮(そわい)会」が、二〇〇六年の一年間で、東京・銀座や六本木、赤坂などの高級クラブや高級料亭、サロンなどに百七十三回、約三千五百万円も支出していることが分かりました。しかも、何カ所もはしごし、一日に百万円を超す支出があるのは七回も。
続きを読む
多くの国民が貧困に喘いでいる時に、金持ちを優遇するだけの証券優遇税制を提案してみたり、一年で3500万円も飲み食いだけに使ったり、麻生太郎が「国民の目線」からはほど遠い感覚の持ち主であることがより一層明らかになりつつある。
3500万円っていったら、年収350万円の人が1銭も使わずに貯金したとして、10年もかかる金額だ。財閥出身の太郎老おぼっちゃま君にとってはほんのはした金にすぎないだろうが、普通の庶民にとっては大金だ。それをたったの一年で飲み食いだけに使ってしまうとは、どこかの都知事と同じであまりにも庶民の生活からかけ離れた贅沢な暮らしぶりではないか。
それでも、私たち庶民とは違って麻生セメントの御曹司だから、お付き合いする人も違ってそれなりに高給な場所で飲み食いするのは当然だとか、1回平均20万円程度じゃ、政治家の「飲み」としては安い方ではとか、日本の政治風土とはそういうものという日本右翼独特の麻生を擁護する意見があるようだが、日本の政治がここまで落ちぶれたのも、官僚を「お上」として奉るように、政治家を自分よりも上の人物と見なす特異な日本の風習のせいだろう。
政治家だって金銭感覚は国民と同じでなければならない。一日で百万円を飲み食いに使った日が1年で7日もあるなんて、麻生太郎がとても「国民の目線」でものを考えられる人ではないことは明らかだ。国民の中には、一生懸命汗水たらして働いても、百万円をためるのに一年近くかかる人もいるだろう。一日で百万円をポイって使っちゃう人には、そんな国民の目線に立てるはずない。
やはり、国民の生活を重視した政策を実現するには、福島瑞穂のように「国民の目線」に立てる政治家を選ばないといけない。麻生太郎のような政治家を選んだ末には、証券優遇税制のような自分に政治資金を調達してくれるような金持ちばかりを優遇する制度を次から次へと生み出して、格差はますます広がっていくだろう。
いやなニュースの後には、明るいニュースでも。民主党の代表選をめぐって、民主党内で小沢氏の無投票3選を望む空気が強まっているそうだ。対抗馬の前原誠司、岡田克也、仙谷由人は立候補しないと明言したし、立候補の可能性があるのは、野田佳彦と枝野幸男だが、この二人じゃ、とても小沢代表に勝てるはずがない。
内閣改造を受けて早期の解散・総選挙の可能性が高まったとの見方もあって、小沢氏の無投票3選が現実しそうだ。
植草氏によると、総選挙は11月23日にも実施されるかもしれないとのこと。民主党議員は国民の利益を最優先しなければならないだろう。党内対立を煽るだけの代表選を実施するか、それとも、政権交代のために、小沢氏の無投票3選を選んで、党が一つにまとまって総選挙の準備に重点を置くか。どちらが国民のためになるか考えたら、当然、小沢氏の無投票3選を選ぶべきだ。
植草一秀の『知られざる真実』民主党副代表岡田克也氏に問う
では、民主党の岡田克也副代表が『文藝春秋2008年9月号』に発表した「小沢さんと私は違う」と題する文章を紹介している。それによると、表題小見出しは「「一度裏切った人間は二度裏切る」ことを私は学んだ」となっており、小沢代表批判とも受け取れる内容だそうだ。
植草氏は、「総選挙を目前に控えたこの時期に、党代表批判とも受け取れる文章を一般誌に発表する岡田氏の見識が疑われる。」と岡田氏を批判し、その内容を詳しく分析して下さっている。必読のエントリーだ。
追記:
『晴天とら日和』「小沢代表3選確実の情勢、・・・」
もう、民主党代表選の雌雄は決しました。
マエハラも、オカダも、「小沢一郎を批判だけする」口だけ番長でねぇ、ふふふン~♪
マエハラに、オカダに、告ぐ!
代表を批判するなら代表選に「出ろ!」と言いたい。代表選出る勇気もない、ましてや離党する勇気なんて更になし。代表選近くなって小沢代表のネガキャンをして足を引っ張るだけが精一杯の男の腐った男二人。自党の代表にネガキャンする腐った根性ならトットと民主党から出て行きな!
批判をするなとは言わない。議論は大いにやるべし!!!!!
建設的な議論は大いにすべし、だと私はいつもそう思っています。
しかし乍、マエハラ&オカダがしていることは議論ではありません。
小沢代表へのいやがらせです!
続きを読む
まさに、とらちゃんがおっしゃる通り。彼らがやっていることは、議論じゃなくて代表に対する誹謗中傷で、小沢代表に致命傷を負わせようとしているだけ。民主党が本気で政権交代をめざすなら、不満分子の前原、岡田は民主党から追い出すべきだ。
麻生太郎の年間3500万円にものぼる飲み食い費はあまりにも「国民の目線」からかけ離れていると思ったら、今日もランキングの応援宜しくお願いします。

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最近、やっとディスカスの数が増えた。長い間4匹だったのが、一挙に5匹増えて9匹に。そのうち写真を公開するけど、新しくディスカス一家に加わったのが、下の動画にもでてくるような縦線の入ったワイルド系のディスカス。カラフルさはないけど、とても落ち着いた色調で気に入っている。
green discus (wild) symphysodon aequifasciatus
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2008.08.09 (Sat)
麻生太郎の金集め:企業・団体などから1年で3億円
たった今、ひとみちゃんが又面白い赤旗情報をTBして下さった。
『ひとみちゃんにもちょっと言わせて』お金持ちは、お金集めもすごいっちゃね・麻生さん

ひとみちゃんはブログで、麻生氏 金集め: 企業・団体などから1年で3億円
「国民の目線」は可能?という赤旗の記事の漢数字を算用数字に直して記載してくださっているのでとても読みやすい。赤旗って国民にいつもすばらしい情報を提示してくれるんだけど、漢数字だから読みにくいんだよね。できれば、算用数字に変えて欲しい。
「安心実現内閣」とみずからの改造を名付けた福田康夫首相が、支持率挽回(ばんかい)の切り札として自民党幹事長に起用した麻生太郎元外相(衆院福岡8区)。当人も「物価高を解決」などといっていますが、麻生氏は、2006年の1年間で、企業や団体などから3億円を超すカネ集めをしていることがわかりました。これで「国民の目線」は可能?
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まあ、今年1月に米国大統領選挙が始まった時、最初の3ヶ月で約30億円の選挙資金を集めたヒラリー・クリントンやバラック・オバマに比べたら落ちるけど、それでも普通の人が一生働いても稼ぐことのできない3億円を大統領選挙があるわけでもないのに1年で集めてしまう麻生の集金能力というのはすごいね。それにしても、「第八選挙区支部」への自民党本部からの寄付は、国民の税金である政党助成金だってどういうこと?国民の血税が麻生にながれなくちゃいけないわけ?
この麻生に献金している団体だが、弟・麻生泰の妻が元・日本医師会会長武見太郎の娘であることから、親戚つながりのコネを利用してのカネの流れも見られる。ネットではこの献金団体の情報があまり見当たらないので、もし、ご存知の方がいらっしゃたら、ぜひ情報の提供をお願いします。
麻生太郎を絶対に日本の首相にしたくないと思ったら、今日もランキングの応援よろしく♪

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ひとみちゃんへ、
いつも貴重な情報をTBで教えて下さりありがとうございます。できれば自エンド(http://member.blogpeople.net/tback/09077)だけにでもTBを送ってくださると、1日1万3000件前後配信されているので、記事がもっと多くの人に読まれると思います。
2008.08.05 (Tue)
麻生太郎のナチス発言にみられる差別主義の根源

とらちゃんが、すでに自エンド仲間の麻生ナチス発言関連のリンクやニュース、麻生暴言集などをまとめてくれたので、私は、麻生財閥について情報を集めてみた。
『晴天とら日和』 「あ・そ~」幹事長:由々しき「ナチス」発言。でもって「あ・そ~」暴言集。(この方の発言は迷言で済むハナシでは無いものばかりだ!)
麻生太郎は元々麻生財閥の御曹司で、議員になる前は麻生セメントの社長だった。戦時中は被差別部落出身者、朝鮮人労働者を酷使し、彼らを踏み台にしてのし上がってきた。詳しくは、麻生が小泉政権の内閣改造で害務大臣に選任された2005年に書かれた下記のサイトが文献を紹介しながら詳しくも短くまとまっているので、参考にされたい。
麻生外相と韓国・朝鮮、被差別部落 (2005年 11月 1日)
坂井貴司です。
転送・転載歓迎。
昨日(10月31日)の内閣改造で、麻生太郎氏(福岡8区)http://www.aso-taro.jp/index2.html
が、外務大臣に就任しました。ポスト小泉の一人として将来の首相候補になったとマスコミから大きく取り上げれられています。
福岡県内からは、将来の首相候補として、そして冷え切った日韓・日中関係の改善に手腕を発揮すると期待の声が上がっています。
福岡県内のテレビニュースの街頭インタビューでは、麻生外相就任を祝う声が数多く聞かれました。もちろん、広田弘毅(1978年~1948年)以来の福岡県出身の首相誕生を期待する声もです。
(広田弘毅は外交官として活躍し、外相も務めました。そしてA級戦犯として東京裁判にかけられ、処刑されました)
福岡県民の一人として、私は外相就任おめでとうございますと言うべきでしょうが、そのかわり、次のことを言います。
麻生外相は、韓国・朝鮮人と被差別部落の人々の生き血をすすってのし上がった一族の出身です、と。
麻生外相は、政界に入る前は麻生セメント(現在は麻生ラファージュセメント)の社長でした。この会社の前身は、かつて福岡県・筑豊地方に数多くあった炭鉱を経営していた麻生鉱業です。この麻生鉱業(創立当初は麻生商店)は、福岡県のみならず日本有数の石炭産業会社として「日本の近代化・産業化に貢献した」と評されています。炭鉱経営で得た利益をもとに鉄道・電力・病院、そしてセメント会社を設立し、財閥を形成しました。麻生外相は、その麻生グループの3代目後継者です。麻生グループは今も福岡県有数の企業グループとして大きな力を持っています。
麻生一族は炭鉱経営で得た富と影響力で政界にも進出しました。
麻生外相の父、麻生多賀吉(1891年~1980年)は吉田茂首相の3女・和子と結婚し、衆議院選挙に立候補し当選しました。自民党の実力者として活躍しました。麻生外相はその政治的地盤を引き継ぎました。
麻生外相は吉田茂の孫です。高祖父は「明治維新の三傑」大久保利通、曾祖父は昭和天皇の重臣だった牧野伸顕、義父は鈴木善幸首相です。妹・信子は三笠宮寛仁親王妃です。まさに華麗なる一族です。
さて、もともとは農村の豪農地主にすぎなかった麻生家が、日本有数の名家(今流行りの言葉で言えばセレブ)になったのは、炭鉱経営で得た富でした。その富は、韓国・朝鮮人労働者と、被差別部落の人々を搾取することで得たものでした。
私の手元には、消滅した筑豊の炭鉱の全貌をモノクロ写真で記録した写真集
『写真万葉録筑豊』(全10巻 上野英信・趙根在監修 葦書房 1986年
http://www1.ocn.ne.jp/~ashi/)
があります。経営する側ではなく、そこで働く労働者と地域の人々の視点で炭鉱を捉えた記念碑的写真集です。その写真集の第9巻「アリラン峠」は、韓国・朝鮮人炭鉱労働者とその家族の姿が納められています。
この本の53,54ページにハングルで書かれたビラの写真があります。私はハングルが読めないので内容が分かりません。しかし、ガリ版刷りで印刷されたビラの文字から、ただならぬ緊張感が感じられます。「労働者諸君!」・「内地労働者」・「東京労働総同盟」・「世界労働者」と書かれた漢字から、労働争議に関する呼びかけであることが推測されます。「麻生」の文字もあります。
ビラの最後には漢字で一回り大きく書いてあります。
「打倒暴力搾取之巨魁麻生財閥 民族的差別待遇絶対反対」
これは、1932年8月14日から9月3日の約1ヶ月間に渡って、韓国・朝鮮人労働者が戦った麻生炭鉱争議のビラです。日本人労働者よりも2割安い賃金(この時期は輸入石炭との価格競争を理由に3割値下げ)、首切り、長時間労働、リンチ、侮辱、厳しい監視に対しての怒りが爆発したものでした。
麻生鉱業は日韓併合以前から、いち早く韓国・朝鮮人労働者を雇用していました。その待遇は上記の通りでした。当時、日本の炭鉱の韓国・朝鮮人労働者に対する労働条件はどこも劣悪でしたけれども、麻生鉱業が経営する炭鉱は、ひときわ悪いものでした。「圧制ヤマ」としてその名をとどろかせていました。
立ち上がった韓国・朝鮮人労働者に対して、麻生鉱業は警察とヤクザを使って潰しにかかりました。多くの血が流されました。その韓国・朝鮮人労働者とともに立ち上がって戦ったのが、被差別部落出身の日本人労働者でした。
豪農地主として、多くの被差別部落の小作人を支配下においていた麻生家は、被差別部落の人々を、経営する炭鉱に送り込みました。また、九州各地や中国・四国地方から生活の場を求めて流入してきた被差別部落出身の人々を、積極的に雇用しました。差別を恐れて声を上げないことにつけ込み、低賃金と劣悪な労働条件のもとで酷使したのです。人々は「ゲザイニン」と軽蔑され、職種・住居(炭住)・風呂に至るまで差別されました。しかし、米不足から起こった1918年の「米騒動」を機に、被差別部落の人々は立ち上がるようになり、1922年の全国水平社を結成しました。翌1923年に、九州水平社が結成され、差別撤廃闘争を展開しました。被差別部落の人々の多くが炭鉱労働者とその家族であった筑豊においては、差別撤廃闘争は労働運動を意味しました。そして、麻生争議では、同じように差別に苦しんでいた朝鮮人労働者と連帯して、戦いました。被差別部落の人々はカンパを集め、米を朝鮮人労働者に送りました。(『日本民衆の歴史 地域編9 赤いボタ山の火 筑豊三池の人びと』66ページ 新藤東洋男編 三省堂 1985年)。韓国・朝鮮人と日本人の民衆が連帯した数少ない例です。
この麻生鉱業争議は、スト参加者263人が解雇されたことで労働者側の敗北に終わりました。
その後、韓国・朝鮮人の労働運動は厳しい取り締まりで壊滅に追い込まれ、日本への絶対的服従を強制される協和会運動に飲み込まれました。
水平社運動も、同じように軍国主義体制の強化で、沈黙と政府と政府への協力を余儀なくされました。
その後麻生鉱業は、賃金や労働条件の改善をあまりしないまま、韓国・朝鮮人と被差別部出身者を炭鉱に送り続けました。火災や落盤、出水、ガス爆発などの事故で、多くの人びとが犠牲になりました。それは日中戦争激化と太平洋戦争開始でさらにひどくなりました。物資不足と人員不足で安全対策がおろそかになったこと、安全を無視した採炭が原因でした。そして、いわば移住で渡ってきた人びととは別に、強制的に連れられてきた韓国・朝鮮人や中国人も、麻生が経営する炭鉱に送り込まれました。その人びとが、どのような運命をたどったのかは多くの書物に述べられています。また、本土へ疎開した沖縄県出身者も炭鉱に入りました。
太平洋戦争敗北後、労働運動が自由になったことで、炭鉱労働者は激しい労働運動を行い、めざましい成果を上げました。韓国・朝鮮人労働者も祖国分断の苦難にあいながらも、活発な運動を展開しました。被差別部落解放運動も活発に行われました。
しかし、1950年代半ばから始まった石炭から石油への「エネルギー革命」によって、石炭産業は崩壊しました。生活の基盤であった炭鉱は次々に閉山したました。廃墟が広がり、多くの人びとが筑豊から去りました。その多くが高度経済成長に沸く太平洋ベルト地帯に移りましたけれども、中には農業移民としてブラジルやアルゼンチンなどの南米に移住した人もいました。また、北朝鮮に「帰国」した韓国・朝鮮人労働者とその家族もかなりいました。
筑豊に残った人びとは、その多くが失業に苦しみ、生活保護と失業対策事業、日雇いの仕事でかろうじて生活しました。
一方、麻生家は2代目総帥麻生多賀吉が、吉田茂首相の娘婿になったことで政界に進出し、「華麗なる一族」への道を進みました。グループの主力事業を石炭からセメントに転換したことで、生き残ることができました。
麻生太郎氏外相就任おめでとう、次は首相か、という声があふれています。
しかし私は、政界で華麗な活躍をしている麻生氏の足下には、踏みつけにされた韓国・朝鮮人と被差別部落の人びとの屍があることを指摘します。そして彼は踏みつけにされた人びとの叫びが、全く聞こえていないことが、「創氏改名」や「一民族」発言で明らかです。
ですから私は祝いません。
まるで、今話題のプロレタリア文学、小林多喜二 の『蟹工船』の炭鉱版ではないか。全くひどいものだ。こんな差別主義者でも内閣閣僚に何度もなれる自民党は、よほどの人手不足か時代錯誤のスーパーKY政党としかいいようがない。
麻生は元衆議院議員の野中広務氏に対して『野中のような部落出身者を日本の総理にできないわなあ』と発言したこともあり、人を差別するようなさまざまな発言が問題となっている。
財閥出身の麻生は人の気持ちの痛みなど全くわからないから、平気で人を差別したり、ライバル政党をナチス呼ばわりできるのだろう。
総理の座を途中で投げ出した前代未聞の無責任男、安倍晋三の遠い親戚にあたる麻生太郎は、底辺にいる人々の苦しみなど全くわからないのだ。 こんなのが総理になったら、炭鉱で労働者を低賃金でこき使ったように、一般国民の不満や不平など平気で無視して、人々から税金を絞れるだけ絞るようになるだろう。
二人のA級戦犯の祖先が、日本を戦争に駆りたたせたせ、敗戦に導いて人々の生活を苦しめたのを忘れてはならない。
麻生のナチス発言はすでに世界中のニュースで伝えられている:
Japanese lawmaker in 'Nazi' gaffe(BBC)
Japan's Aso raises hackles with Nazi comment(Asiaone News)
Japan's Aso under fire over Nazi remark(AFP)
Aso angers DPJ with remark likening party to Nazis(Japan Today)
Taro Aso’s warning about Nazis(Japan Probe)
『国会傍聴記by下町の太陽・宮崎信行』で民主党の小沢一郎代表がTBSラジオ系列「荒川強啓デイ・キャッチ!」に出演した際の麻生ナチス発言に対するコメントを紹介している。
関連記事:
『村野瀬玲奈の秘書課広報室』 世界中に知られる麻生太郎氏の放言癖
この記事が『江田五月新たな出発』の中の掲示板で「おかっぱざむらい 」さんによって紹介されている。
掲示板
知っておいた方が良いこと おかっぱざむらい
2008年8月6日(水)04時22分
麻生太郎のような人権軽視の差別主義者が首相になったら、日本はおしまいだと思ったら、今日もランキングの応援よろしくお願いします。

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2008.08.03 (Sun)
林芳正を防衛相にしたのは、下関沖合の人工島を米軍基地にするため?

内閣改造に当たって福田総理は身体検査を十分にやる時間がなかったから、比較的信頼の置ける古顔を揃えたという指摘もあるが、中には、いきなり防衛大臣に抜擢された林芳正のように父が過去に大臣を歴任しているとは言え、安倍晋三の多大なる影響を受け、談合や利権にからんだ人間を談合や利権の巣窟とされる防衛大臣として初入閣させるのはいかがなものかと思う。最年少で福田内閣に初入閣した影には、米軍追従型戦争大好き人間の安倍晋三の意向が強く感じられる。
『きまぐれな日々』の安倍晋三の正体では、下関出身で安倍と親密な関係のある林芳正を支援する『サンデンハウジング』の談合疑惑の記事を紹介している。
今年八月下旬、安倍氏の実兄が絡んでいるという談合情報が寄せられた。下関市の社会教育複合施設の建設事業(設計・建設・管理運営を含めて約一五五億円)では、入札(選考)はセレモニーにすぎず、すでに「三菱商事・広成建設・サンデンハウジング」のグループが本命になっているというのだ。三菱商事は、安倍氏の実兄・安倍寛信氏の勤務先である。
下関市役所の担当課(社会教育課)に聞くと、「入札に参加した企業名は公開していない」との回答。とすれば、内情を知りうる関係者からのリークの可能性が高い。これについて三菱商事は「この件について興味はもっているが、入札に参加したか否かは答えられない。安倍官房長官(当時)の実兄が勤務しているということは、入札とは全く関係ない」(広報部)と談合疑惑を否定した。地元事情通のA氏はこう話す。
「『サンデンハウジング』は下関の総合商社といわれる『サンデン交通』グループの一つで、林芳正参院議員の支援企業として有名。『広成建設』(広島市)はJR関係の工事を中心に請負う会社だが、江島潔市長の父親は国鉄マンを経て参院議員を務めた。談合情報が事実とすれば、安倍系・林系・市長系の三社が組んで本命となった形だ。実際、建設業者に『なぜ入札に参加しなかったのか』と聞くと、『本命が決まっているから参加して手間をかけるだけ無駄』と言っていた。談合情報の信憑性は高い」
社会教育課は「談合情報は寄せられていない」というが、大型物件(約一五五億円以上)にもかかわらず、三グループしか参加していないのは不可解だ。
「安倍晋三の本性」(俵義文/魚住昭+佐高信/横田一+週刊金曜日取材班=金曜日刊、2006年=より)
林芳正のウィキペディアによると、『サンデンハウジング(株)』を傘下に持つ『サンデン交通(株)』(旧・山陽電気軌道株式会社)の取締役会長は林芳正の父、林義郎だ。林義郎は、元自民党の衆議院議員で、第1次中曽根内閣の厚生大臣、宮沢改造内閣の大蔵大臣を歴任した。林家は、曽祖父は、衆議院議員と貴族院議員で、祖父も衆議院議員という四世代に渡る政治家一家で、林芳正は世襲議員四世となる。
『現政権に「ノー」!!!』が世襲議員のマイナス点を考えてくれた。
・地盤が強固であり、実力を度外視して当選する可能性が高い。
・親からの利権を引き継ぎ、富める者(関係者)が長きに渡り富めるようになる。
・硬直化した思想で政治が行われるので、旧態依然とした悪習が続く。
・富裕層としての生い立ちの為、庶民感覚がない。
・特権意識が強く、身分が蔓延る政治を良しとしてしまう。
・世襲枠がある為、他の政治家になりたい人間のやる気に水を差すことになる。
山口県地元のニュースを詳しく伝える長周新聞にも代表的な世襲議員の安倍晋三が総理の時に、いかにひどい独裁政治を行って来たかが書かれているが、その中で林芳正がサンデン企業の利権を貪りながら、安倍の隷属下に入っていることに触れている。
安倍総理誕生で江島市政暴走ー下関の自殺者10年間で500人安倍実兄企業に155億円落札(2006年10月25日付)
市民徹底して抑圧 デタラメ横行構図・安倍事務所が頂点
どうしてこんなデタラメな市政がやられているのか。それは選挙をやっても、市民に嫌われても安倍事務所に認められれば当選するという構造ができているからである。下関には民主主義などは格好の上でもなくなってしまっており、あるのは安倍事務所の独裁、市民制裁の専制政治である。北朝鮮のことなどいっている場合ではないのだ。
江島市長の初当選は詐欺であった。反自民を装って人人を結集し、裏では安倍事務所と連携して、当選したら、反自民の協力者を切って捨てた。2度目は、亀田氏と古賀氏の3者対抗となったが、安倍事務所は古賀氏を誹謗中傷するビラを配らせたりした。それをやった暴力団側が対価を払わない安倍氏に対して安倍氏の自宅、事務所を放火する事件が起きたほどであった。古賀陣営は警察からも出入りをマークされ、落選後は、母体の日東建設が前年に40数件あった市の受注をゼロにされ、倒産に追い込まれた。民主党で安倍氏の対抗者になると見なしたら力でつぶしてしまうのだ。そして、1期の選挙で協力し裏切られた業者が対抗馬を推すと、それらの業者を入札から排除し絞め殺すという異常な攻撃となった。
昨年の市長選では、市民は対抗した中尾氏を推したが、安倍事務所は連合の松原氏を出して批判票を分散させるなどの手を使った。それで旧市内では中尾氏より少なく、合併したばかりで事情がわからない郡部を安倍、林派が動員してかろうじて当選させた。下関の選挙では、謀略じみた仕かけが働き、安倍支配が重くのしかかっているのである。
選挙で対抗馬が出るのは、相当のたたきつぶし攻撃を乗り越える力を要する。そして、もう一方の林芳正参院議員の側がサンデン企業の利権に預かるためにすっかり隷属下に入って対抗要素にもならない。大きな公共施設やし尿処理場などが建つと、管理運営や空調設備のガス化などの利権のおすそわけにあずかっている。
下関では公明党が中央で与党になるはるか前から安倍派で行動してきた。また三菱などの組合である連合がいつも安倍支持で動く関係になってきた。自民党の地元は郷土つぶしの政治に怒るがこれらの、公明、連合などが安倍氏陣営の子飼いとなって動く関係ができている。
そして市議会は、暴走を続ける江島市政にたいしてチェックする機能はとうになくなっている。サンデンの利権で飼われている小浜氏が10数年も議長をやり、議会支配をやっている。そして議員は、市民を代表するものというものの考え方はとうの昔になくなってしまい、年収1000万円プラスアルファーをあてがわれた議員生活者、働かずに遊んで暮らせて、その上に威張っておれる社会の寄生虫、遊民と化している。

これだけでたらめな市民制裁の専制政治や談合をやっていたら、山口県民からさじを投げられない方がおかしいくらいだ。それにしても、2年前の状況に比べたら、下関からは少し距離があるが、それでも、今年4月末に行われた衆議院山口県第2区選出議員補欠選挙で民主党候補者の平岡秀夫氏が山本繁太郎氏を破って勝利を収めた事は、後期高齢者医療制度の導入やガソリン税暫定税率維持への反発以外にも、安倍事務所や江島市制に苦しめられた下関の住民の声が2区の住民に伝わった結果でもあると言えるだろう。
そんな巨悪の根源とも言える戦争が大好きな政治家安倍晋三の隷属下にあるだけでなく、利権をめぐる問題が表面化している林芳正を防衛大臣に据えた福田総理の無神経ぶりにはあきれかえるばかりだが、そんな林芳正が防衛大臣になった途端、下関沖合の人工島に米軍基地を作るなどと言いださないようにしっかりと監視し続けなければならない。

沖合人工島「長州出島」全景

下関市垢田の沖合に国、県、市が共同で建設工事をすすめている人工島のまわりで、急ピッチなインフラ整備が進行している。4車線の頑丈な道路が次次とつながり、下関北バイパス(国道191号)や鉄道輸送の幡生ヤード、下関インターチェンジへと一直線で連結する大がかりな工事となっている。これほどの道路網整備を施して、いったい何に利用するのかという疑問が市民のなかでは語られはじめた。はっきりしていることは、すべての道は人工島につながっており、人工島を中心にした大規模な都市改造計画が進行しているということである。しかしいまのところ岬之町コンテナを移動させる以外に利用目的の展望はない。江島市政が「国策」と断言し、国が主導してきた事業の背景には、明確な別目的が含まれていることは疑いなく、岩国愛宕山開発のように、さんざん市財政に借金を背負わせたのち、米軍などの軍需物資集積ターミナルにもされかねない不気味さとなっている。
続く・・・・
核攻撃想定の市民総動員ー下関市国民保護計画 米軍事行動のための弾圧体制(長周新聞 2007年3月9日付)
六連島実働訓練 住民総動員までも計画
江島市長は、「国民保護計画」の報告と同時に、さっそく六連島で実働訓練をする方針を明らかにした。内容は、六連島にある石油タンクが攻撃されると、「予測される事態」「攻撃された事態」を想定したもので、住民、市職員、消防はもとより、海上保安庁や警察、自衛隊までをふくめた大がかりなものを五月末ごろまでに計画中といわれる。全国でも、市町村レベルで実働訓練をおこなっている自治体は見あたらず、「1番のり」を目指しているとみられる。
下関では、近年、米軍艦船が港を好き放題に利用できるようになり、一昨年からは、テロ対策訓練などが頻繁におこなわれるようになった。港には、テロ対策として一般人が立ち入ることのできないようフェンスがはりめぐらされた。また、商業港としては、利用価値が見込めない人工島に何100億円もつぎ込み、関連して下関インターや第2関門橋などとも連携する周辺道路も驚くほどの整備が進んでいる。北朝鮮との核実験騒ぎのなかで、臨検港として下関の名前があがったほどで、人工島が米軍基地となることも十分予測されている。
安倍総理代理の江島市政は、市民生活を食い物にして箱物利権に突っ走り、市民の不人気は極点に達している。そして戦争熱心ではぬきんでている。市民に忌み嫌われるほど戦争でものをいわせないようにすることに熱心なのであろう。
下関市民にとって、生活は困難になり、政治に声も届かなくなり、ハコモノ利権暴走でわざとでも財政をパンクさせ、北九州への身売り計画を達成し、そして下関を要塞都市にするという基本コースが姿を現しつつある。これは市民にとって、構えて立ち向かうべき事態となっている。
その他の林芳正に関する過去の怪しいニュース:
林芳正代議士の車が当て逃げ-下関・新春パーティ前日飲酒運転のうえに被害者の運転手を呼びつけ暴行 (長周新聞 2004年1月27日付)
権力と金追いかけたなれの果て
「運転手や汗して働く人間は、ムシケラぐらいに思っているのではないか」と建設業の男性は、国会議員と秘書が逃げたうえに暴行を加えたことに憤りを語る。「議員は東大、ハーバード大出で、奥さんも東大出だと自慢していた。だけどみんなの一票がなければ、国会議員にはなれないはずだ。下関でサンデングループは、官公庁にたずさわる仕事は、葬儀屋以外はみんな牛耳っているという思いあがりがあるのではないか。国のため国民のために働くことがほんとうなのに、権力と金を追いかけてきたなれのはてだ」と、鋭く批判した。
当て逃げ暴行事件について、接触事故を起こした高級車に夫婦で乗っていた林芳正参院議員は、事故に気がつかなかったとしている。藤野秘書が運転していたとはいえ自分の所有車であり、事故周辺の近所の人たちも「ガーン」という接触した音に、家屋から飛び出てきた人もいたという。車中にいながらにして、気がつかないほど泥酔していたのかウソをいっているのかとみられる。濱川氏を呼び出したり、会社を訪問したさいに秘書が話していた「林先生も運転手の言葉遣いが悪いといっていた」「停車の仕方が悪いといっていた」という証言も、秘書がウソをついているのかどうか。いずれにしても、国民の範をたれるべき参院議員である芳正氏が公の場で見解をのべることが求められるところとなっている。
林芳正事務所は、被害者である濱川氏と同氏が勤めるタクシー会社・日本交通産業にたいして謝罪した。
それにしても、国が下関沖合に人工島を建設中だとは、林義正が防衛大臣にならなければ決して知ることのない話だったろうが、ハーバード大学院卒の林芳正防衛大臣が米国の手先になってこの人工島を米軍に貢ぐようなことだけにはならないで欲しい。
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