2009.08.20 (Thu)
靖国神社での田母神の演説(ノーカット)
私はてっきり田母神の靖国神社での発言は上記のYouTubeだけかと思ったら、実際はこの前に、「第二十三回 戦没者追悼中央国民集会」で公式に演説をしていたようだ。今日、その映像を見つけたので紹介しよう。内容はチラシの裏の落書きのような論文をそのまま語っているだけで、日本の侵略戦争を全面的に否定しており、ドイツなら逮捕されていたことだろう。
それにしても、あのチラシの裏の落書きが原因で、防衛省をクビ同然で退職したのに、懲りずに同じ主張を繰り返すとは、あまりにもなさけないではないか。
Tags : 靖国神社 |
田母神敏雄 |
戦没者追悼中央国民集会 |
2009.08.18 (Tue)
自エンドまであと11日:政権交代したら侵略戦争を肯定する軍国主義者を取り締まる法律を

カナダも暑いのニャンノって
『たかしズム「ネトウヨ、バカウヨ、ネット右翼、恥さらし、売国奴、日本の恥」を語るための、たかしのブログ』のたかしさんからいただいた緊急メッセージをアップした昨日の記事には大きな反響があり、たくさんのコメントやTBをいただいた。
上述のたかしさんが、カナダ大使館へジョナサン・T・フリード(Jonathan T. Fried)大使宛の手紙を書かれたので紹介したい。
又、『村野瀬玲奈の秘書課広報室』の玲奈ちゃんがフランス語がカナダでの公用語であることを踏まえて、この事件のいきさつを日米仏の3ヶ国語でアップしてくださった。これもカナダ大使館に送ってみようと思う。
In Japan, the radical right activists and the police act together. /
Au Japon, l’extrême-droite et la police vont de pair.
たかしさんのブログのコメント欄には、「欧米人は日本の文化・歴史についての知識が少ない可能性が高いので、靖国がどのような施設であるかを説明して早急に立ち去って頂いた方が良かったのでは」という意見があったが、欧米人の方が日本人よりも、よほど日本の文化や歴史に関しては詳しい知識があるということを忘れてはならない。海外では、日本国内にありがちな偏った歴史認識とは違う正しい視点から見た日本の歴史認識が常識として広まっている。
南京虐殺事件、慰安婦問題など、日本国内ではタブーとされていることも、海外では著書やネットなどで堂々と議論され、事実の検証が進んでいる。だから、欧米人だから日本の歴史についての知識が少ないというのは間違いである。ましてや、このピエール・パリゾ氏は、何年も前から靖国神社に抗議に来ているとのことで、日本の歴史に関する知識を備えた上での抗議であることは間違いない。
又、同じ人が「どうして日本語が流暢なカナダ人が何のために靖国に来て「ドイツでは違法だ」と日本国内で意見しているのか、意味がよくわかりませんでした。」と疑問を抱いていらしたので、説明したい。
昨日の記事にコメントを下さったパンさまが紹介して下さったサイト、長谷川 雅也 「研究問題 ナチス戦争戦犯」から引用する。
ドイツ基本法では「自由な民主的基本秩序」を侵害する政党を違憲とし、「意見表明の自由」や「集会の自由」についても自由な民主的基本秩序を攻撃する為に乱用した場合にはそれらの基本権を喪失することを規定している。また民衆扇動罪(刑法130条)ではホロコーストを否定する発言を公の場で行うことを禁じている。民衆扇動罪とはナチ支配下で行われた民族殺戮を、公共の平和を乱す形で公然とあるいは集会において容認し、またはこの事実を否定、あるいは矮小化したものは五年以下の自由刑または罰金刑に処すると明文化したものである。
つまり、民主主義国家であるドイツでは、法律によってホロコーストを否定する発言を公の場で行うことを禁じており、ナチ支配下で行われた民族殺戮を、公共の平和を乱す形で公然とあるいは集会において容認し、またはこの事実を否定、あるいは矮小化したものは、民衆扇動罪で五年以下の自由刑または罰金刑に処すると明文化されている。
田母神は、集会において日本の侵略戦争を容認し、「この事実を否定、あるいは矮小化したもの」に当てはまるため、もし、これがドイツだったら逮捕されるということをピエール・パリゾ氏は言いたかったのだ。問題は、靖国神社が政府の戦争犯罪を隠滅するために、戦争犠牲者を英霊として祀っていることだ。犠牲者を英霊として崇めることによって、その遺族の悲しみを喜びに変える感情の錬金術としてその役割を果たしてきたことが、高橋哲也氏の『靖国問題』でも書かれていることは以前紹介した。ピエール氏は、靖国神社が果たしてきた役割を百も承知で、政府の戦争犯罪を擁護し、侵略戦争を正当化する田母神に怒りをぶつけ、抗議したまでだ。
日本だって同じ民主主義国家なんだから、民主党政権になったら、ぜひ日本でも、日本の侵略戦争を容認したり、侵略戦争の事実を否定、あるいは矮小化した者は、逮捕されるような法律を作って欲しい。あと、日本の恥である右翼の宣伝カーも全て禁止して欲しいと思う。
Tags : 靖国神社 |
駐日カナダ大使 |
ジョナサンT.フリード |
ピエール・パリゾ |
ドイツ基本法 |
2009.08.17 (Mon)
靖国神社での田母神の演説に抗議したカナダ人が事情聴取を受ける
<緊急報告>日本の恥!国辱画像!
「米国からの便り」
http://kensirou2001.blog79.fc2.com/blog-entry-517.html
に、<2/3【靖國神社】平成21年8月15日現地レポート>なるとんでもない「チャンネル桜」の映像が紹介されている。
前半はどうでも良いので、19分55秒の少し前から見てほしい。
場所は靖国神社。演説を終えたばかりの田母神に対し、一人の外国人(最後のクレジットによるとカナダ人らしい)が「ドイツでは(憲法違反で)逮捕されますよ。」と、極めて勇気ある「忠告」をした。田母神の演説を妨害したわけではない。演説を終えた後に発言しているのだ。ところが、そのあとの右翼連中の反応たるやすさまじい。
「何を言ってんだぁーお前はっ!」「何で逮捕されるんだーっ!」「ふざけるなよお前!」「バカヤロー」「ここは日本だ!」「バカヤロー帰れ!帰れ貴様!」「この場所がどういう場所かわかってんのか?」「ドイツは犯罪犯してんだよ!日本は犯してないんだよ!」
「帰れ貴様」といったくせに帰ろうとすると「逃げるな貴様!」とくる。「チャンネル桜」の司会者(?)のおじさんは、その場を離れようとする外国人の腕を再三にわたり掴み、またリュックサックを引っ張るなどしている。画像で見る限り外国人は桜おじさんに指一本触れてはいない。
と、そこへやって来たのがお馴染の「警視庁」。ここから後はお決まりの「展開」。「ドイツなら逮捕される」はずの田母神や桜おじさんの方は放っておいて、何と!外国人の方を「逮捕」しちゃった!
これらの一部始終を執拗にビデオに納め続けるチャンネル桜のカメラマン。おかげでこの「不当逮捕」の経緯が克明に記録される結果となってしまった。何たる皮肉、何たる愚かさ。こんなものをYoutubeにUPするなんて自分たちで「墓穴」を掘っているようなものだ、ということすら分からない。全然「逆効果」なのに。まさにネトウヨの頭の悪さ全開である。日本の恥を世界に晒しているということがどうして理解できないのか?警視庁の方々の顔もばっちり映っている。
とにかく見事な映像である。この国辱映像は絶対に全世界の人々にも見てもらわなくてはいけない。誰か英語字幕版作ってUPして欲しい。
http://www.youtube.com/watch?v=DgmnlWUH26Y&feature=player_embedded
ブロガーの皆さん、この事件はリアリティーツアーの「公妨画像」に勝るとも劣らない「人権弾圧」だと思うがいかがだろうか?是非動画をダウンロードして皆さんのブログにUPして頂きたい。それと英語字幕版を作れる方がいたら宜しくお願いしたい。この実態を全世界に向けて発信しようではありませんか!
<追記>
皆さん、それにしても何というすばしっこい対応でしょうか?。私がこのエントリーをUPしたとたん、奴らは画像を「非公開」にしたらしい(笑)。まったく卑劣ですな。 でもご安心ください。
こちらにアップしました!
http://www.youtube.com/watch?v=zwyB4p8f0Uo
Tags : 靖国神社 |
田母神俊雄 |
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南京大虐殺 |
映画『靖国』 |
2008.12.24 (Wed)
速報:靖国神社の公式HPがハッキングされちゃったみたい
2008.05.21 (Wed)
映画『靖国』を見ての感想

すでに『靖国』を見た人も多いと思う。Mixiの『映画「靖国」を観よう!』というコミュでもすでに60件以上の感想が寄せられている。
もう観た人!感想欄
私もいろいろな感想を読んだが、中でも『きまぐれな日々』がすばらしい映画評を書かれていたので紹介したい。
『靖国 YASUKUNI』 映画評(上)
『靖国 YASUKUNI』 映画評(下)
実は私も初日にシネ・アミューズで見たんだけど、靖国神社のあり方を再確認させるいい映画だったと思う。『靖国』のオフィシャルサイトで予告を見たときは、なんだかものすごく怖い映画のようだったのであまり見たいとは思わなかった。右翼議員があれだけ難色を見せるということは、多分、百人斬りを再現する場面がたくさん出てきたり、南京虐殺の写真もふんだんに使われてかなり残酷な映画なのではないかという予感がしたからだ。しかし、実際は私の予測を裏切るもので、残酷とは程遠い映画だった。
簡単に言えば、この映画は、現役最後の刀匠、刈谷直治氏が刀を鋳造する工程をところどころに交えながら、8100振りの日本刀が作られたと言われている靖国神社を訪れる人々にカメラを回しつつ、靖国刀がもたらした意味を次第に明らかにしていく映画。そんな映像の中にこの映画に登場する人々の感情がタペストリーのように複雑に編みこまれている。
李監督が10年間の年を費やしてこのドキュメンタリーフィルムを制作したそうだが、執念がなければできることではない。それだけ長い年月を経て続けられた取材だけあって、8月15日という一年で一日の出来事を中心に、たえず靖国神社で起こる大きな問題が浮き彫りにされていた。
いつもは静粛な靖国神社だが、その日だけは過去と未来が入り混じった不思議な空気に包まれる。当時の軍服を着て列をなし戦死者を英霊として弔う者もいれば、境内で星条旗を掲げ、小泉首相を支持しますなどと訳のわからないことを言うアメリカ人もいる。社務所を訪れて抗議の声を上げる韓国や台湾の遺族たちもいる。
靖国神社の公式サイトを見てみると、5月1日付けで二次通知書が映画作成者や監督宛てに送付されており、撮影許可をめぐっていまだにもめているようだ。
映画「靖国」に関する再通知について(5月1日)
映画「靖国」に関する回答について(4月25日)
映画制作会社の弁護士ら(杉浦ひとみ氏も含む)からの回答を受けて、靖国が特に問題としているのは、この映画の中でのクライマックスと思われる部分で神社の社務所で職員から止められても李監督がカメラを回し続けたシーンだ。
このシーンでは、合祀解除を求める浄土真宗の僧侶・菅原龍憲氏と台湾原住民(タイヤル族)女性の高金素梅(民族名チワス・アリ)氏が感情的に訴えるのだが、特に日本軍のために戦って戦死した父親を勝手に靖国に祀られたことを感情的に訴える高金素梅氏の姿と同時に彼女の切なる声を、迫力のある大阪弁に的確に翻訳していた男性が印象的だった。その感情的な訴えの後に僧侶だった父親までも戦争に駆り出されたことを静かに語る菅原龍憲氏はとても対照的であり、心を揺さぶられた。
この場面は『靖国 YASUKUNI』 映画評(下)にも詳しく書かれているので参考にして欲しい。
上述の『きまぐれな日々』のエントリーで『靖国』のエンディングに用いられた「悲歌のシンフォニー」の作曲家グレツキがホロコーストが行われたアウシュヴィッツの近くで生まれ、この曲が死者の魂を鎮めるレクイエムだったことを知る。ベルリンでこの映画が好評だったのもうなずける。
「悲歌のシンフォニー」
お母さま、どうか泣かないでください。
天のいと清らかな女王さま、
どうかわたしをいつも助けてくださるよう。
アヴェ・マリア。
[ナチス・ドイツ秘密警察の本部があったザコパネの「パレス」で、第3独房の第3壁に刻み込まれた祈り。その下に、ヘレナ・ヴァンダ・ブワジュシャクヴナの署名があり、18歳、1944年9月25日より投獄される、と書かれている]
(歌詞対訳:沼野充義)
『きまぐれな日々』より転載
Gorecki Symphony of Sorrowful Songs Rebecca Evans
稲田朋美の天皇の靖国参拝を求める演説の後、君が代を歌っているときに小泉首相の靖国訪問反対を訴える青年が乱入したとき、右翼らしき人物が何度も「中国へ帰れ!」と怒鳴るシーンがあった。その青年は中国人とは限らなかった。日本人に「中国へ帰れ!」と言われても別に何も感じないが、当然その声は中国人である李監督にはとても暴力的な言葉として響いたに違いない。李監督が、このような日本の反中国感情を踏まえた上でこの映画を制作した目的は単に『靖国』の真の姿を暴くことだけではなかったはずだ。
最後にはグレツキの「悲歌のシンフォニー」をアジアのホロコーストと呼ばれる南京大虐殺で亡くなられた方々と徴兵されて戦死した日中兵士、ホロコーストで殺された人々など、戦争の被害者に捧げる意味でエンディングに使ったのだろうが、この曲がエンディングに流れた途端安らかな気持ちになった。
李監督が言いたかったのは、日本による中国侵略をいつまでも怨んでいても何にも生まれない。これからは、お互いをよく知った上で過去の悪は許し合い、いいところは褒めあって仲良くやっていこうじゃないか。もう決して戦争だけはよそう。ということだったのではないだろうか。李監督の懐の深さが感じられる映画だった。
映画が終わった後、ぴあの出口調査に協力させられた。私はこの映画の評価を点数で表すと、全体的な評価は80点と答えたんだけど、ネットで見ると平均点が83.7点ということで、ほとんどの人がこの映画を評価していたのではないかと思う。
ぴあ映画満足度ランキング
この映画構成などはすばらしかったと思うけど、映像のブレや音声が聞き取りにくかったことなどがマイナス点となったのでは?もっともドキュメンタリーではどんな映画にもつきものの弱点なんだろうけども。
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2008.05.04 (Sun)
映画『靖国』を見て
シネ・アミューズは、渋谷の東急デパート横にあるビルの4階にある映画館で、靖国が上映されたのは、90名ほどしか入らないとても小さな部屋だったそうだ。あいにくの雨にもかかわらず、初日のチケットは午前中に完売。右翼の攻撃を恐れてか、映画館前には警察の車が上映時間中ずっと待機していたようだ。カメラを構えたマスコミの姿もちらほらと。

午前11時頃、シネ・アミューズの正面

映画館正面で待機する警察のバン

カメラを構える報道陣の姿もあった

映画館正面の報道陣

チケットを買うために並ぶ人々

映画館が小さいこともあってか上映前にチケットは完売
生徒によると、映画はなぜ右翼が騒いだのかわからないほど、中立的な内容だったそうだ。ただ、日本政府に洗脳された日本国民が、天皇や靖国に奉られている英霊を讃える場面は滑稽で、確かに日本人を馬鹿にしたようにも見えたらしい。最後に映し出される何枚かの南京虐殺の写真もネットに出回っているものに比べれば比較的衝撃の少ないものだとか。
まだ高橋哲哉氏の『靖国問題』を読まれていない方は、ぜひ映画を見る前に下記の書評だけでも読まれると、映画の理解度が変わってくると思う。
書評『靖国問題』高橋哲哉
一人でも多くの日本人がこの映画を見て、靖国神社の背景や日本の歴史認識について考えていただきたい。
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2008.05.02 (Fri)
映画『靖国』いよいよ明日渋谷で封切り
映画「靖国」 封切りへぴりぴりムード (2008年05月01日 Asahi.com)
(前略)
李纓(り・いん)監督や配給・制作会社はこの1カ月、映像の削除要求への対応に追われた。
主要登場人物の刀匠が「映像の使用を承諾していない」として削除を望んだと、3月27日に国会で取り上げられた。右翼系団体向けの試写会では、参加者が「撮影申し入れがなく自分が映っていた。削除を求めたい」と発言した。
靖国神社も「無断撮影がある」として、登場する神社職員や参拝者の承諾を取り、無断の映像を削除するよう求めた。制作会社・龍影は4月25日、「隠し撮りは一切していない」などとする回答を靖国神社に送付。完成している作品はそのまま放映するという。神社は「監督や配給会社の回答も検討し、(対応を)改めて公表したい」という。
そもそも、ドキュメンタリー制作で、取材対象からの許諾はどの程度必要なのか。
メディア訴訟に詳しい喜田村洋一弁護士は「靖国」では、いずれも削除が必要なほどの問題でない可能性が高いとみる。「普通は無許可撮影した段階で神社側が尋ねるはず。包括的な約束はなくても『暗黙の同意』は成立するのではないか」という。また「(登場人物が)思った内容と違うというのは『期待権』の問題だが、編集・表現の自由を上回る権利があるとは思えない」と指摘する。
「期待権」は先月最高裁で上告審の弁論が開かれた、旧日本軍の性暴力をめぐるNHK番組の改変訴訟の争点だ。二審の東京高裁は「取材者の言動により期待を抱くのもやむを得ない特段の事情がある時は、内容への期待が法的に保護される」と判断。NHKと番組制作2社に説明義務違反などを認めた。
この裁判の原告側代理人でもある日隅一雄弁護士は、「刀匠は取材対象で、NHK訴訟の原告・市民団体のような取材協力者と制作への関与レベルが違う。期待権が問題になる『特段の事情』はない」と指摘する。
ビデオジャーナリスト綿井健陽さんは「取材後に相手の要望に応じるのを前例にすると、要望通りにしか撮れなくなる。それはドキュメンタリーといえない」と警戒する。
(後略)
確かにドキュメンタリー映画をつくる際に、出演者の取材許可なんか取っていたら、ドキュメンタリーじゃなくなっちゃうよね。権力寄りの映画ばかりになってしまうだろう。
4年前に公開されたマイケル・ムーア監督の「Fahrenheit 9/11」も、その年のカンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールを受賞したにもかかわらず、ブッシュ批判の過激な内容のため配給元のディズニーが公開を取りやめた。しかし、別の映画会社が買い取って、公開されると、全世界で220万USドルの興行収入を記録し、ドキュメンタリー映画としては過去最高の興行収入を記録したといういきさつがある。
明日渋谷のシネアミューズで封切られる『靖国』もかなりの混雑が予想され、多くの興行収入を期待できそうだ。そうすると、右翼や自民党の極右議員に圧力をかけられ、これまでに上映を拒否した映画館も再び上映に踏み切ることも考えられ、これまでの混乱は何だったのかということになる。上映前の混乱がかえってこの映画を見たいという思いに人々を煽動することになったかもしれない。又、映画が上映される前に検閲したり、出演者や神社などに圧力をかけた極右自民党議員は恥を知るべきだ。
Mixiの「映画『靖国』を観よう!」で映画上映劇場の情報があったので、転載させていただきたい。
劇場公開日 ( 4/21プレスリリースが配給元より発表されました。 )
5月3日 東京 渋谷 シネ・アミューズ(英語字幕版上映あり)
http://www.cineamuse.co.jp/
5月10日 東京 シネカノン有楽町1丁目
http://www.cqn-cinemas.com/yurakucho/
5月10日 大阪 第七藝術劇場
http://www.nanagei.com/
5月17日 東京 渋谷 シネマアンジェリカ(~5/30)
http://www.gojyu.com/
5月24日 広島サロンシネマ
http://www.saloncinema-cinetwin.jp/
6月7日 新潟 シネ・ウインド
http://wingz.co.jp/cinewind/
6月7日 京都 京都シネマ
http://www.kyotocinema.jp/
7月12日 群馬 シネマテークたかさき
http://www5.wind.ne.jp/tcc/
7月12日 福岡 シネテリエ天神
http://www.yu-raku.co.jp/cineterrie/
7月12日 福井 メトロ劇場
http://www2.interbroad.or.jp/metro/
7月12日 沖縄 桜坂劇場
http://www.sakura-zaka.com/
他
山形フォーラム、福島フォーラム、盛岡フォーラム、八戸フォーラム、北海道苫小牧 シネマトーラス、北海道十勝・シネとかちプリンス、北海道函館・シネマアイリス、岩手・一関市ネプラザ、宮崎・DENKIKANなど全国13館の劇場と調整中。
前売り特別鑑賞券について
すでに劇場窓口・プレイガイドにてお買い求めになられた前売り特別鑑賞券も全国の各劇場にてお使いいただけます。
関連記事
映画「靖国」公開、5月3日から渋谷で 各地も続々と asahi.com
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2008.04.15 (Tue)
『きっこのブログ』より「靖国」無料上映会のお知らせ

稲田朋美や有村治子の映画『靖国』への圧力が批判され、かえって逆効果となり、彼らのトーンはかなり落ちて来た。そうすると、今度はこの映画の舞台となった靖国神社が李纓(リ・イン)監督や配給のアルゴ・ピクチャーズなどに対して映像の削除を求める通知を送ったことが判明。又、登場する刀匠、刈谷氏(90)が高知県在住であることから、高知市の映画館では、上映が延期されるそうだ。
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靖国神社が映像の削除を求めた原因というのが、映画の撮影許可手続きが守られていないだけではなく、その内容についても事実を誤認させるような映像が含まれているからということだが、靖国神社のウェブサイトを読んでも、なぜ、誰でも勝手に入れる公共の場所で撮影許可が必要なのかとか、どの部分が事実を誤認させるような映像なのかということには詳しく触れられていないので、あまり説得力がない。
いまでこそ、「境内での撮影、取材について」というページがあるけれども、この映画が撮影され始めた10年前にこういった断り書きがあったと考えるのは難しい。
靖国神社がこの映画を上映させたくないのなら、法的手段に出るべきだろう。ドキュメンタリー映画を撮るのにいちいち許可を取っていたら、映画なんて作れないと思うが、この映画が違法に撮影されたものだという証拠と、どの部分が内容に事実を誤認させるような映像なのか、法廷ではっきりと示して欲しい。
そうすれば、法廷で靖国神社の意味の確認から始まって、昭和天皇の戦争責任の是非まで発展する可能性もあるのだし。これをきっかけに、日本ではタブーとされている靖国神社が造られた本来の目的や天皇の戦争責任についての議論が活発になるといいと思う。
![]() | Hirohito: Behind the Myth (1990/09) Edward Behr 商品詳細を見る |
私は、今回の一連の右翼政治家、右翼団体、靖国神社による映画上映の圧力の根底にあるのは、靖国神社の実態を知った国民が天皇の戦争責任を追究するのを避けるための動きだと見ている。戦争を企てたというと反感を買うかもしれないが、少なくとも戦争を始めることを承認した裕仁天皇はすでに亡くなられており、天皇の戦争責任を追究したところで、突然、今の天皇制度が廃止されるわけでもないのに、実に時代錯誤な動きだと思う。
こういった不快な動きがある中で、嬉しいニュースもある。『きっこのブログ』で知ったんだけど映画「靖国」の無料試写会とシンポジウムが行われることになったそうだ。日時や場所は下記の通り。
![]() | きっこの日記R 好き?好き?嫌い?編 (2008/02/14) きっこ 商品詳細を見る |
日時:4月23日(水)11時半から16時まで
スケジュール
11:30 開場
12:00 映画上映
14:30 シンポジウム(高橋哲哉氏もパネリストとして出演)
16:00 終了
コーディネーター
田場暁生氏(弁護士)
パネリスト
吉川正文氏(映画「靖国 YASUKUNI」配給宣伝担当者)
高橋哲哉氏(東京大学大学院教授)
内田雅敏氏(弁護士。「立川テント村」事件弁護人)
場所:弁護士会館 2F「クレオ」千代田区霞が関 1-1-3
定員:200名(4月17日までに往復ハガキで申し込み・抽選制)
主催:日本弁護士連合会・東京弁護士会・第一東京弁護士会・第二東京弁護士会
問合せ: TEL 03-3581-2205 東京弁護士会人権課
会場の地図などより詳しい情報は、こちらの告知(PDFファイル)を。
![]() | 靖国問題 (ちくま新書) (2005/04) 高橋 哲哉 商品詳細を見る |
関連ニュース:
日弁連が「靖国」試写会=23日、一般向けに-東京(時事通信 2008/04/14)
靖国神社が李監督らに削除要請=映画「靖国 YASUKUNI」(時事通信 2008/04/12)
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2008.04.11 (Fri)
有村治子の映画『靖国YASUKUNI』出演者への圧力を許していいのか
真実は何処にある?
http://203.139.202.230/?&nwSrl=225477&nwIW=1&nwVt=knd
映画「靖国 YASUKUNI」をめぐって、中国人の李纓(リイン)監督が「自民党国会議員が出演者に圧力をかけた」と反発している問題で、映画の中心的な登場人物で圧力がかかったと指摘されている県内在住の刀匠の男性(90)と その妻(83)が十日、高知新聞社の取材に応じ、男性は「出演場面と名前を(映画から)切ってほしい」と現在の心境を語った。 夫妻は平成十七年十月に監督側から送られてきた手紙を示し、「映画は(刀作りの)技術的な内容と思っていた」と強調。 監督側に対し、「信用できない」「だまされた」などと強い不信感もにじませた。
真実はここ↓にありますよ、お先真っ暗さん。
自民議員が出演者聴取 “靖国”監督が反発 (西日本新聞 4月10日)
映画「靖国 YASUKUNI」の中心的出演者で刀匠の刈谷直治さん(90)夫妻=高知県在住=から有村治子参院議員(自民、比例)が事情を聴き「刈谷さんらは出演シーンの削除を希望している」と主張していることが分かった。李纓監督(44)は9日、共同通信のインタビューで「出演を納得してくれていた夫妻を変心させた。許せない介入だ」と訴えた。
映画は「靖国刀」を作り続ける刈谷さんの姿と靖国神社をめぐる動きを描いたドキュメンタリーで、上映中止が相次いだ。シーンの削除になれば作品の成立自体を左右しそうだ。
有村議員は9日夜「(監督の主張を)刈谷さんに電話で確かめたが、わたしの話で気持ちが変わったことはないということだった。監督の話は事実無根だ」と反論した。
有村議員によると、「刈谷さんが困惑している」との情報があったため、3月25日、刈谷さん夫妻と電話で話し、削除希望を聞いたという。
これに対し李監督は「(削除希望は)信じられない。どうして政治家がそこまで介入するのか」と反発している。
それにしてもひどい話だ。李纓監督は、去年の春に刈谷氏が出演する場面の撮影が終わってからその映像を刈谷氏に見せて納得してもらっていたはずだ。もしその時に刈谷氏が削除を希望していたら、李纓監督は、他の出演者を使ったことだろう。それなのに、映画が完成してから、有村の口車にうまく載せられて、自分の出演シーンの削除を希望するとは。
例えば、自分が主演女優で映画に出演し、映画を試写したときはOKで、全国で上映が決まってから、やっぱり自分の出演シーンをカットして欲しいなんて言ったら、監督はその主演女優を訴えるだろう。そんな身勝手なことが許されていいわけがない。有村がなんと言って説得させたか知らないが、刈谷氏は突然そんなことを言い出すとは、あまりにも優柔不断すぎないか。
2,3日前に『晴天のとら日和』のとらちゃんが
江川紹子ブログ(暴力には屈しない)+映画『靖国』に関する緊急記者会見(映像・ノーカットで!是非ご覧頂きたい。)+稲田朋美&有村治子を落選させないと日本の将来真っ暗闇じゃん!<追記アリ>
という記事の中で4月9日に放映された緊急記者会見オンデマンドを紹介してくれた。映画『靖国』の上映中止に向けて、国内のジャーナリスト・映画監督・メディア関係者がボランティアで「OurPlanet-TV」を通して緊急アピールをライブ配信してくれたんだけど、どうして、こういう大切な議論がテレビ中継されないのか。そして、稲田や有村のような害虫議員は嘘のような給料をもらっているというのに、こうして右翼化や世界から孤立する日本を救おうとアピールしてくれる人は無料で出演しなくてはならないのかとても不思議に思った。
しかしながら、この稲田や有村の圧力に対して、会見に参加してくれた知識人たちのような人がまだ日本にいるということがわかっただけでもほっとした気分。
この記者会見の中で、李纓監督は、これまでの刈谷氏とのいきさつを詳しく述べてくれているし、記者会見の参加者たちは、誰もが李纓監督を支持する意見を述べていた。特に、石坂啓氏と斎藤貴男氏の意見はすばらしかった。二人の会見の様子は、下の動画で見られるので、一人でも多くの方に是非見ていただきたい。
田原総一朗さん/野中章弘さん/石坂啓さん
是枝裕和さん/斎藤貴男さん/坂本衛さん
この会見を見た後、すぐだと思うけど、有村はあわてて自分のブログで反論している。

今日4月9日の報道をうけて、今晩(4月9日21時に)私が直接、刈谷さんご夫妻に2度目となるお電話をして、「李纓監督が、有村の電話によって、刈谷さんの気持ちを変心させたと主張されているので、それが真実かどうかお話ください」と事情を報告し、刈谷さんご夫妻からは、この李纓監督のご主張が事実に反する旨の明確な回答を得ています。加えて、今晩の電話での会話を公開することにも了承をいただいており、今後の展開によっては、この証拠となる音声・映像ビデオを公開する用意もあります。
つまり、有村が映画出演者である刈谷氏の気持ちを変えたのではないということを刈谷氏に
ここまで言論の自由が奪われる日本に誰がしたのかとなると、斎藤貴男氏が主張していたように、こういったクズを国会議員として当選させた国民だ。日本をここまでひどい状況にしたのは、自民党による悪政を批判もせずになんとなく許してきた国民の責任なのだ。いつまでも自民党に政権を握らせていたら、国民の生活は苦しくなる一方で、言論の自由を奪われ、憲法は改悪され、健康保険もいつのまにか国民のためではなく、政府に無駄遣いさせるため、税金や年金も癒着した政官業を潤すためだけに全て吸い取られるようになるだろう。口では愛国心だなんて言っているが、実際は国民から摂取した税金を米国に貢いでいる反日政党の自民党。
民主党は信用できないとか、民主党に政権はまかせられないと言う人がいるが、そういう人に限って「では、誰なら政権をまかせられるのか。」という質問には全く答えられない。誰かが政権を握らなければならないのであり、今一番有力なのは民主党なのだ。うかうかしていると、「せんたく」というとんでもない新自由主義の極右団体に政権をのっとられる可能性もある。それでもいいのだろうか?
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2008.04.08 (Tue)
映画 『靖国YASUKUNI』上映中止を巡って、田原総一朗(サンプロ)も稲田朋美を批判 (YouTube動画)

初めて念願の一位になれました。
これもいつも応援してくださるみなさまのおかげです。
本当にありがとうございます。
映画『靖国 YASUKUNI』をめぐる表現の自由規制について田原総一朗が司会を務める「サンデープロジェクト」で議論が行われたのをまだ見ていない方のために、
『晴天とら日和』稲田朋美の卑劣さ!(ほんとはあった稲田議員「靖国」公開前の試写要求)+動画アリ。
で紹介されていたYouTube動画を紹介したい。
尚、田原総一郎は、『靖国YASUKUNI』のHPの著名人コメントにも下記のようなコメントを書いている。
田原総一朗(ジャーナリスト)
これほど靖国追及に勢力を注ぎ込んだ映画はない。観るのは辛いが目を背けるわけにはいかない。凄まじい作品である。
稲田朋美の圧力によって映画が検閲され、上演が中止されたのがよほどショックだったのだろう。番組でも出演を固辞した稲田に向かって批判していた。普段、私は田原総一郎をあまり評価していないが、この点では評価できると思う。
サンプロ 映画「YASUKUNI」(1/3)
サンプロ 映画「YASUKUNI」(2/3)
サンプロ 映画「YASUKUNI」(3/3)
私達の映画上映中止に対する抗議の気持ちが伝わったようで、「アルゴ・ピクチャーズ」は、5月初旬から東京、大阪など全国21ヶ所の映画館で公開に踏み切った模様。右翼の恫喝を避けるためか、いまのところ上映予定の映画館名は公表されていないようだ (4月4日毎日jp参照)。
又、日本民間放送労働組合連合会の碓氷和哉中央執行委員長からも映画『靖国』への圧力・上映妨害に抗議する声明が発表された。
民放労連からのメッセージ : 映画『靖国』への圧力・上映妨害に抗議する民放労連委員長談話(4月7日)
映画『靖国』への圧力・上映妨害に抗議する民放労連委員長談話
2008年4月7日
日本民間放送労働組合連合会
中央執行委員長 碓氷 和哉
4月12日に公開予定だった日中合作のドキュメンタリー映画『靖国 YASUKUNI』が、政治的圧力や上映妨害の攻撃などによって上映を中止する映画館が続出し、一般公開ができない状況となっている。表現活動に従事する労働者である私たちとしても、このような事態が起きていることを深く憂慮するとともに、映画の上映中止を求めて圧力をかけている勢力に対し、強い怒りをもって抗議する。
憲法二一条は一切の表現の自由を保障しているが、これは同時に「何人も他者の表現の機会を奪う自由はない」ことを意味していると解される。映画の内容について批判があるのであれば、上映された映画に対して言論で批判すればいいことであり、上映を妨害して映画の存在自体を社会から抹殺しようとするのは、民主主義社会のルールを踏みにじる実に野蛮な振る舞いだと言わざるを得ない。
とくに、国会議員など政治的権力を持つ者は、表現の自由を守る強い責任を有しているはずで、この『靖国』をめぐって、上映前から映画の内容を問題視して「試写会」を開催させたことなどは、憲法が禁止している「検閲」に相当するものとして厳しく指弾されるべきである。試写会を求めた国会議員などからは「政治的中立性が疑われる映画に対して政府出資法人から助成金が出されたこと」を問題にする意見が聴かれるが、映画の政治性を判断して国家権力が助成の可否を決めるような行為こそがまさに「検閲」に他ならないことを、これらの議員たちは理解していないのだろうか。
香港国際映画祭で最優秀ドキュメンタリー賞を受賞するなど海外でも高い評価を得ているこの『靖国』が、国内でまともに上映できないことは国際社会において誠に恥ずべき状態であり、こうした映画を何の懸念もなく鑑賞できる環境が一刻も早く求められる。私たちは、映画の上映を妨害する勢力に対して改めて強い抗議の姿勢を示すとともに、全国の映画館をはじめとするすべての映画関係者に、国内で『靖国』が上映される場が失われることがないよう最大限の努力を求めたい。
以 上
Mixiの「映画「靖国」を観よう!」というコミュも以前紹介したときは、メンバーが300人台だったのが、今では540人と倍増している。どうやら、事態はよい方向へと向かっているようである。やはり、日本は北朝鮮とは違ったようで、安心した(笑)。
関連記事:
映画『靖国 Yasukuni』:これまでのいきさつとその背景(備忘録)
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