2010.09.22 (Wed)
村木厚子元局長が無事厚労省に復帰
それにしても、これだけひどいことをしておいて、大阪地検によるこの棒読みの謝罪ときたら、本当に情けなくなる。全く反省が感じられないばかりか、自分たちがどれだけひどいことをしたかの自覚も見られない。証拠隠滅した前田ブタを初めとして検察って「人間やめたら?」って言いたくなるようなヤツラのたまり場なんだね。どいつもこいつもみんなブタ箱で一生暮らせばいいのに・・・・。
郷原信郎氏がこの事件について本日緊急寄稿した『現代ビジネス』の記事は必読だ。
2010.09.22 (Wed)
大阪地検の前田恒彦主任検事逮捕で地検特捜部の信用は地に落ちた

郵便不正事件:大阪地検の主任検事逮捕 証拠隠滅容疑
今回逮捕された大阪地検特捜部主任検事の前田恒彦容疑者(43)は、特捜部が捏造したストーリーに合わせて村木厚子元厚労省局長から証拠品として収集したフロッピー・ディスクのデータを改ざんした疑いで逮捕された。この男は、東京地検が西松建設事件を捜査していたときに、東京地検に出張して、大久保隆規氏の取調べを行っている。そのときも、大久保氏から無理やり容疑を認める供述を引き出したとされている。
こんな男が特捜部内では「十年に一人の逸材」「将来の特捜部長」と期待されていたっていうんだから、特捜部がいかに腐敗しているかがわかるだろう。
『晴天とら日和』押収資料改ざんの大阪地検特捜部・前田恒彦主任検事の徹底追求を!より
村木元局長がおっしゃられるように、このことが主任検事1人の行動だということで済まされてしまってはならない。東京も大阪もその他の地方の特捜部も一斉に調査し、過去に同じような捏造や証拠隠滅がなかったかどうか徹底的に洗い出す必要がある。これからは、密室での検察の暴走を止めるために、一刻も早く取り調べの全面可視化を実施するべきである。
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2010.09.11 (Sat)
郵便不正事件:村木厚子元局長無罪で暴かれた検察の暴走
実態のない障がい者団体「凜(りん)の会」倉沢邦夫元会長が、障がい者のための郵便料金割引制度(一般には120円かかるものが8円で済む)に目をつけ、村木氏の部下であった上村勉被告厚労省元係長に頼んで郵便料金割引を認める偽証明書を発行してもらい、電通や家電量販会社のダイレクトメール業務を行っていた。それが摘発された。この郵便不正事件は、ただこれだけの事件で終わるはずだった。
それを大阪検察特捜部が、東京検察特捜部が小沢秘書逮捕で派手に立ち回っていたのに嫉妬を感じたのかどうか知らないが、単純な事件に尾ひれ背ひれをつけるどころか、事実とは全く違ったストーリーを捏造した上で、村木敦子氏や民主党の政治家などを巻き込んだ大きな事件として捜査を進めたのである。下の動画では、判決が出る前の無実を訴える村木氏が、「なぜこんなストーリーが作られたのか」と検察の捜査に不審を抱いているのがわかる。
厚労省の絡んだこの事件をこんな小さな問題で終わらせるにはもったいない。世間があっというような大事件にして、注目を浴びたい。そんな野望を持った大阪地検特捜部によって、シナリオが作られた。
大阪地検の最終ターゲットは、警察と癒着関係にある公明党の敵でもある民主党副代表の石井一参議院議員だった。当時「政治とカネ」の問題で、バッシングを受けている民主党に致命傷を与えるためだった。
「『凛の会』の倉沢邦夫元会長から頼まれて、 石井議員から厚労省の塩田幸雄部長に証明書を発行するよう要請があったってのはどうだ。塩田部長が決裁権のある村木課長に便宜を図るよう指示し、 村木から上村係長に証明書発行の指示が下りたことにしよう。」
こんな捏造談義が大阪地検特捜部で交わされた可能性は高い。この捏造を事実とするために厚労省職員7人を証人として取調べし、このシナリオを元に検事が誘導尋問をする。シナリオに沿わない証言に書かれたメモは、証拠隠滅のため、その場で破棄。こうして村木被告の上司を通じて、石井一・民主党参院議員から証明書を発行するよう口添えがあり、厚労省が組織ぐるみで偽証明書を作ったとしたシナリオどおりの調書が作成された。
しかし、大阪地検の目論見は外れた。「国民から信頼されるように働いてきた。例え、 国会議員に依頼されても、法に反することを引き受けることはあり得ません。」と逮捕時から一貫して無実を訴えてきた村木被告の真実を語る姿を前に大阪検察の偽装工作は難航した。又、村木氏の弁護人である代理人・弘中惇一郎は、大阪検察が作り上げた調書の矛盾をしらみつぶしに調査した。
すると、「凜(りん)の会」の倉沢邦夫元会長が「村木被告から省内で偽証明書を受け渡された」とする証言についても、「作成したと考えられる日に倉沢氏が厚労省で受け取るのは不可能」であったということがわかった。
さらに、検察側が偽証明書作成の「動機」とした石井一議員の口添えについても、石井議員が東京の議員会館で、倉沢被告から口添えを頼まれたとされる日時に千葉県内のゴルフ場にいたという「アリバイ」が存在した。つまり、これだけを見ても、倉沢氏の証言は信頼がおけないということがわかる。
その上、第5回公判に出廷した証人たちから、次々と検察の誘導尋問にひっかかって真実と違うことを述べたり、事実無根の供述調書に無理やり署名させられたなどの驚くべき証言が飛び出したのである。
民主党の石井一参院議員から口利き電話を受け、村木被告に便宜を図るよう指示したとされる塩田幸雄・元厚労省障害保健福祉部長も8日の第5回公判に証人出廷し、 「(聴取した)検事から 『あなたから石井議員に電話した交信記録がある』 と言われて (村木への指示を)証言したが、後に 『実は記録はない』 と言われた。 大変な供述をして(村木を)無実の罪に陥れてしまった。事件自体が壮大な虚構ではないのか」 という証言も得られた。
村木被告の指示で偽証明書を作成したとして起訴され、検察側証人として法廷に立った上村被告も、「指示されていないと伝えたが、検事が調書に入れてくれなかった。村木被告とのやり取りの部分は、検事の作文だ」 と異例の証言を涙ながらに語ったという。
今年1月に始まった公判でも、証人出廷した厚労省職員7人全員が村木被告の関与を否定。捜査段階で村木被告の関与を認めていた証人からも、「事実と違う供述調書に署名を強要された」と特捜部の捜査批判が続出した。
検察側は、関係者が村木被告の関与を認めていた捜査段階の調書43通を証拠請求したが、横田裁判長は5月、「取り調べに問題がある。あらかじめストーリーを描き、検事が誘導した可能性が高い」として、上村被告の全調書など主要な34通の証拠採用を却下。こうして、村木被告は無罪判決を勝ち取った。
このように検事が関係者を聴取した際、嘘の “証拠” を示唆して、供述を無理やりに引き出すなど強引かつ違法な捜査の実態が次々と明らかになっている。同じような手法が小沢一郎氏に秘書が逮捕された際も使われた可能性が高い。
この事件を考える上で、小沢問題と村木氏の「郵便不正事件」に共通する検察の暴走を詳しく解説した木村朗(きむら あきら)鹿児島大学教員の論文は必読だ。
木村 朗 (きむら あきら、鹿児島大学教員、平和学専攻)
第二〇回 小沢問題をどう考えるか
-検察権力・マスコミ報道との関連で (上)
2010.08.31 (Tue)
NPO「日本パラリンピック支援機構」が障がい者を利用した悪質な募金詐欺
「NPO法人日本パラリンピック支援機構」の募金詐欺については、kimeraさんが、自分で調べ、何かおかしいと直感してブログで広めたものだが、大手メディアではほとんどこの件については触れなかった。あれから一年と2ヶ月ちょっとたった今、やっとメディアが不正があったらしいことを伝えた。
日本パラ五輪委、NPOと契約解除へ 募金「不透明」
(朝日 2010年8月30日3時4分)
パラリンピック支援の募金活動をめぐり、厚生労働省が、日本パラリンピック委員会(JPC)側に対し、募金活動をしていた特定非営利活動法人(NPO法人)との契約解除などを29日までに行政指導していたことが分かった。同省が不透明な募金活動の実態を問題視したもので、パラリンピックの信用や名誉を損なったと判断した。
同省によると、JPC側はこの指導を受け、契約解除の方向でNPO法人に対するパラリンピックの名称使用の承認を取り消すよう国際パラリンピック委員会(IPC)に提案し、協議中。また、JPC側は自ら募金活動をする方針だという。
このNPO法人は「日本パラリンピック支援機構」(東京都新宿区)。JPCを内部に置く財団法人「日本障害者スポーツ協会」(中央区)からパラリンピックの名称使用などの許可を2004年に得て、選手強化費の一部に使われる募金活動をしていた。
機構が、募金に協力した外部の企業側などの了解を得ることなく、04~08年度の募金収入計約6080万円のうち約6割(各年度では5~8割)を募金の経費やチャリティー事業の経費に充てていたことが、今年4月に発覚。同省が経緯を調査していた。
同省の行政指導文書によると、機構が、募金の経費だけでも一律3割を取っていたことや、経費の使途を明らかにしていなかったことを問題視。募金など機構の各事業ごとの決算報告・公表を行わなかった点などを、JPC側との契約違反だとした。さらに、機構がパラリンピックの名称を使って事業をする際、IPCが課していた「寄付者名を明記した財務資料をウェブサイトを含む手段で常に公表すること」とする条件を履行していなかったことも指摘した。
これに対し、機構は「募金からの経費率30%は日本障害者スポーツ協会側との再三の協議で決めた」などと主張。活動を一時的に停止する一方で、契約継続を求めている。(上沢博之)
以下、2008年9月より2年間、この件を追究してきたkimeraさんの勝利宣言。
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2010.08.06 (Fri)
日本って本当に世界一の長寿国なの?
例えば、静岡県熱海市で102歳の女性が行方不明になっているそうだが、この女性の遺体らしい白骨体が16年前に女性が住んでいた近くの山林で見つかっているにもかかわらず、この女性の80歳になる長男は、身元確認を求められた際に、わからないとシラを切り、熱海署もそれ以上の調査をしなかった。
この長男は、同居していないにもかかわらず年金を受け取っていた理由について、「家族なので年金を受け取っても問題ない。母とは10年ほど会ってないが、『(年金を)返して』と言われれば返す。母は行方不明のように言われているが、愛媛県の実家にいる。騒ぎになること自体おかしい」と説明したそうだが、警察は、本当に愛媛の実家にこの女性がいるのかどうか調査するべきだった。電話一本かけて女性を確認したり、愛媛の警察か福祉課に連絡をとって、実家に見に行ってもらえば済んだことだ。
こんなに簡単に調査できることなのに、この熱海警察の怠慢で、この長男が16年以上にも渡り、年金を受け取ることになってしまったわけだ。
このような事実が判明してくると、日本は世界で最も長寿国であると言われている情報も果たして本当に信用していいものなのかどうか怪しくなってくる。これまで、世界一高い平均寿命を誇っていた日本だが、実際はどうなのだろうか。今回の行方不明の高齢者たちを除くと、世界一を確保するのは難しいだろう。なんでも一番が好きな自民党や官僚が結託して、わかっていながらわざと隠していたという可能性もある。
実は私は、ずっと前から医療技術や医療制度で世界に遅れを取っている日本の平均寿命が世界一のはずがないと思っていた。何か隠されているのではないかと疑っていたのだが、やはりこんな裏があったとは、まさに驚くばかりだ。

ちなみに、日本語の「一番」という言葉を英語が第一言語の生徒に教えるとき、"Itchy Bum" 「かゆいお尻」と教えるとすぐ覚えてくれる(笑)。日本人はなにも「かゆいお尻」にこだわることはないと思う。数字にこだわるばかりに、結果を偽装していたとしたら、本末転倒である。
かつては経済大国と呼ばれ、世界一と言われていたGNPも下がり、今度は平均寿命まで下がってしまったら、日本が誇れるものを又一つ失うことになる。それでも、数字を偽装するよりはましだが・・・・。
2010.07.28 (Wed)
山本真純アナの自殺の原因は産後うつ病か?
7月27日未明に、日本テレビの女性アナウンサー・山本真純さん(34歳)が宮城県仙台市青葉区広瀬町の32階建て高層マンション脇で死亡しているのが発見された。警察の調べでは、現場の状況から自殺の可能性が高いという。
日本テレビアナウンスルームからはすでに山本さんの公式プロフィールは削除されてしまったけれども、削除前の日本テレビ公式プロフィールによると、山本アナは陸上やゴルフ、バレーボールといったスポーツ中継、過去にミニ番組「自転車百景」、「NNNニュースプラス1」や「独占!!SPORTS情報」「ジパングあさ6」、「踊る!さんま御殿!!」のナレーション(天の声)なども務めていたそうだ。
学習院大学理学部卒業後、1999年に日本テレビに入社。昨年3月3日に一般男性と結婚し、仕事は続けていた。
日本テレビ側では、原因などは、プライベートなことなのでということで、言及を避けているが、この動画を見る限り、こんな高いところから飛び降り自殺をするなんて、かなり大きな悩みを抱えていたのだろう。それが、仕事の問題なのか、家族の問題なのかはわからないが、わざわざ仙台までやってきて自殺したというところに彼女が自殺した理由が隠されているのではないだろうか。この高層マンションには、山本さんのご家族が住んでいるそうだ。遺書もあるそうだが、それが公表されることはないだろう。
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2009.11.22 (Sun)
木村佳苗容疑者がさいたま地裁に送検される


写真左:『ZAKZAK』 「勘違いセレブ成れの果て 結婚詐欺女、サンダル履きで護送」より
川越署からさいたま地裁に送検される結婚詐欺容疑の女性(中央)
詐欺罪で起訴されているにもかかわらず、木嶋佳苗容疑者に対して、いまだに実名報道されておらず、植草さんが、植草一秀の『知られざる真実』の「木村佳苗氏事件で検察が警察に出頭する異様さ」というエントリーでも触れられていたが、今度は、送検手続きもさいたま地検の検事が女の留置先の川越署に出向く、異例の形で行われたという。
上述の『ZAKZAK』によると、女はブログで華やかな生活ぶりをつづっていたが、サンダル履き姿にはセレブの面影はなく、確認できたのは同じくブログで気にしていた太め体形だけだったとか(笑)。
18日には、埼玉県警が、別の男性から百数十万円をだまし取ろうとした詐欺未遂容疑で木嶋佳苗容疑者の4度目の再逮捕に踏み切ったそうだが、これだけ証拠がそろっているのにいまだに実名を伏せて「結婚詐欺の女性」で済まされるというのは、あまりにも不公平ではないだろうか。
例えば、イギリス人の英語教師、リンゼイさんを殺害した市橋容疑者は、1人殺害しただけで顔写真や実名も公開された上に、東京駅などで驚くほどの数の報道陣の前に晒されている。一方の木嶋佳苗容疑者の場合は、すでに6人も死に追いやっており、その上、総額1億円以上の詐欺を働いているのに、祖父が議会議員を長く務め、勲五等双光旭日章を受勲しており、故中川昭一議員の別海地区後援会会長を務めていたというだけで、警察による顔写真の公開はいまだにない。
その上、前述の植草さんのエントリーによると、護送の際も警察から検察に身柄が送られる際、普通、被疑者は手錠、縄で捕捉されて送致されるそうだが、上の写真を見ても、木嶋容疑者が手錠をかけられたり、縄で捕捉された様子は全くない。そして、報道陣の姿も全く見当たらない。
県警は、一連の詐欺未遂事件の捜査を終え次第、来月にも殺人容疑で逮捕する方針を固めたそうだが、果たして、メディアによって木嶋佳苗容疑者の情報がどこまで公開されるのか見ものである。
日本の警察は、6人も殺害した木嶋佳苗容疑者に関しては、実名を隠し、顔写真も非公開として人権を尊重しているように思われる。しかし、一方では、実際に罪を犯していない人を違法に逮捕したり、証拠不十分であるにもかかわらずメディアに悪意のある実名報道を許可したりしており、人権を踏みにじっている。これまでの被疑者に対する当局やメディアにおける取り扱いを見た限り、日本の「民主主義」や「法の下の平等」はほとんど否定されてしまう。民主主義の下では、警察は、なぜこのように不公平な取り調べや報道が行われているのかを国民が納得いくように説明しなくてはならない。
政権交代したにもかかわらず、不透明な日本の警察・検察・裁判制度は依然、時代遅れで世界から取り残されている状態だ。日本で真の民主主義を浸透させ、基本的人権が尊重されるためには、諸制度の刷新が求められる。
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2009.11.11 (Wed)
市橋容疑者逮捕、移送で東京駅が騒然となる
その後、東京駅に移送されたときの様子がYouTubeにあったので、アップする。
これだけ騒がれるってのもすごい話だけど、市橋が逮捕されて、リンゼイさんのご両親もほっとされていることだろうと思う。市橋容疑者の両親も安心したと言っているくらいだから。
それにしても、1000万円の懸賞金は、最終的に大阪市内のフェリー乗り場で「似た男がいる」と大阪府警に110番した人物と、1年2カ月間の潜伏先だったことを通報した大阪府茨木市の土木会社関係者と、整形手術をしたことを通報した名古屋市中村区のクリニックなどに支払われるらしい。
2009.11.10 (Tue)
木嶋佳苗の取り扱いからしても、日本がまぎれもなく警察国家であるのがわかる
『中野龍三プロゲーマーWEB』TV局別! 34歳結婚サギ女がなぜ実名報道されないのか、を聞いてみた
これを読むとやはり警察がメディアに報道規制していたようだ。
【テレビ朝日】
ここも日テレ同様の回答だったが、内容は報道寄りだった。
《回答》
現在の報道は、殺人に関する報道となっていますが、
現時点での容疑は詐欺罪のみとなっています。
報道内容が詐欺のみであれば、実名報道しますが、
そうでないので匿名にしております。
…つまりニュースやワイドショーなどで、34歳女の詐欺の手口よりも、練炭で自殺に見せかけて殺害した可能性など、内容が 「殺人にかかわる報道」 がメインであるため、殺人で再逮捕されるまでは匿名にする、ということだ。
なるほど、と思った。 ただ一つ疑問だったのは、よく各局ともども、見事に統制がとれたように匿名報道が出来たな、ということだ。
それこそ1社くらい実名報道に踏み切ってもおかしくないではないか。
【テレビ東京】
それは突然、このテレ東の回答から、判明してきたのだった。
《回答》
警察からこれ以上は報道しないでくれという 「報道規制」 がかかっている
ものと思われます。
…何と、「報道規制」 という言葉が飛び出してきた!
さらに聞いてみた、
「“思われる” というのは憶測ですか? それとも事実ですか?」 と。
すると突然、態度が一変し、
《回答》
あなたは何を聞こうとしているんですか? 目的は何ですか?
…と逆に聞いてきた。
全く不審者扱いかよ…いやそうかも、と思いながらも、「なぜ匿名かを知りたいだけです」 と答えるも、それ以上は教えてくれなかった。
【フジテレビ】
だが最後のフジテレビが、この決着をつけてくれた。
《回答》
我々TV局では、警察から頂いた情報を使用して放送しています。
なので勝手に実名報道するわけにはいきません。
…ついに 「報道規制」 を認めたのだ!
というのは、文脈から分かる。
主語が 「TV局」 であることから、「勝手に…」 の対象は、局の上司では決してなく、もちろん視聴者というのも的外れである。
明らかに対象は、「警察」 を指している。
したがって、「報道規制」 を認めたといえるのである。
さらに念を押すように、明らかに無駄な質問を投げかけてみた、
「…ということは、警察から実名報道するな、ということですか?」 と。
《回答》
それについてはお答えできません。
やはりそうだったのか、と思った。
どうやら知らず知らずのうちに、自分は “核心部分” に触れてしまったようだ。
2009.11.06 (Fri)
整形を受けた市橋容疑者の写真公開
人を殺害しておきながら、整形して逃げおおそうなんてとんでもない考えだ。ここまで写真が公開されたら、もう少しでつかまるだろう。市橋容疑者に少しでも良心のかけらが残っていたら、ぜひとも自首して欲しい。そうして、リンゼイさんのご家族に心から謝罪し、罪をつぐなうために刑に服して欲しい。
市橋達也容疑者、予約不要な病院で整形か
(日テレNEWS 11月6日 12:15)
千葉・市川市でイギリス人女性の遺体が見つかった事件で、死体遺棄容疑で指名手配されている市橋達也容疑者(30)は、予約が不要な病院を選んで整形手術を繰り返していた可能性があることがわかった。
市橋容疑者は先月24日、名古屋市の病院で数十万円を支払って鼻を数ミリ高くする手術を受けている。その後の警察の調べで、市橋容疑者は、電話やインターネットで予約を取らずにこの病院を訪れ、整形手術の申し込みをしていたことがわかった。市橋容疑者は、先月中旬には福岡県の病院を訪ねたが、予約がなかったことから断られていた。警察は、市橋容疑者が予約が不要な病院を選んで繰り返し整形手術を受けていた可能性があるとみて行方を追っている。
また、5日に市橋容疑者の新たな写真が公開されてから警察には数百件の情報が寄せられており、引き続き情報提供を呼びかけている。
千葉県警行徳署:047-397-0110
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