2006.08.25 (Fri)
DELL(デル)やアップルのラップトップから出火の危険性
日本でも出火事故2件 経産省、ソニーのPC電池 (共同通信 08月24日 20時00分 )
米大手デルのノートパソコンに搭載されたソニー製電池の不具合問題で、経済産業省は24日、電池が異常発熱し出火した事故が日本国内でも2件あったと発表した。同省は消費生活用製品安全法に基づいて、ソニーとデルに対して、事故原因や再発防止策などの報告を求めた。
同省によると、出火事故は2005年10月に東京都練馬区のNTTドコモの販売店で、06年6月には大阪市のホテルニューオータニ大阪で、それぞれ発生。パソコンから発火したがテーブルが焦げた程度で、けが人はなかったという。
ソニー製電池をめぐっては、米消費者製品安全委員会が調査を開始。デルは、全世界で約410万個の電池を自主的に無料回収し、交換すると発表している。
DELLではこのSONY製の電池の回収を呼びかけているのだが、なんでもMade in Japanは危険でMade in TaiwanはOKだそうだ。たまたまシュレックがDELLのラップトップを最近買ったばかりだったので、電池を見てみたらMade in Japanだった。それで、DELLの消費者サービスに電話して、その電池の製造番号を伝えたら「それはOKです」と言われたそうだ。だから、同じMade in Japanの電池でも危険なものとそうじゃないものの両方があるそうだ。
ラップトップの電池が異常発熱し出火するということは、もし、飛行機内でワープロとして使っていて爆発したら、テロと間違えられる可能性もあるので、とても危険だ。DELLのラップトップを使っている方はDELLの消費者サービスに問い合わせられることをお薦めする。
Battery Recall(日本語)について
基本的に下記のモデルのノートブックパソコンと一緒に売られた電池が発熱するそうだ。
Latitude: D410, D500, D505, D510, D520, D600, D610, D620, D800, D810
Inspiron: 500M, 510M, 600M, 700M, 710M, 6000, 6400, 8500, 8600, 9100, 9200, 9300, 9400, E1505, E1705
Precision: M20, M60, M70, M90
XPS: XPS, XPS Gen2, XPS M170, XPS M1710
その他、詳しい情報はBattery Recall(日本語)で。
追記:
DELLの電池回収騒ぎが起こった1週間前はアップルは大丈夫だろうと言われていたのだが、後ほどDELLだけではなく、私の使っているアップルのibookの電池も同じ危険性があるということがわかった。
バッテリー交換プログラム - iBook G4 および PowerBook G4(日本語)
私のバッテリーのモデル番号はA1061で、バッテリー交換の対象となっていたが、バッテリーのシリアル番号は対象外だった。ニュースではこのバッテリーの回収によってソニーは200億~300億円の損失を被るそうだが、株価なども暴落するのではないだろうか。
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