2012.05.24 (Thu)
真実はどこに?―WHOとIAEA 放射能汚染を巡って
一日限定で公開されたものだが、ArigaさんがYouTubeにアップされた動画を見つけてくださった。アップしてくださったringonojapanさんに感謝。
真実はどこに?―WHOとIAEA 放射能汚染を巡って
チェルノブイリ原発事故の影響で膠原病を患った14歳の女の子がインタビューの途中で突然泣き出すという冒頭からして衝撃的なヴィデオ。ミシェル・フェルネックス医学博士は、国連の二つの機関、WHOとIAEAの癒着を告発する運動のリーダーの一人。IAEAは原子力発電を促進する機関で、WHOは世界の人々の健康を守る機関という対立する利害関係にあるが、1959年に結ばれた協定によってWHOはIAEAの許可なしには調査書を発表できないことになっているため、世界保健機構(WHO)でさえチェルノブイリの真実を語っていない。
まだ「チェルノブイリ・百万人の犠牲者」の動画をご覧になってない方は、次のページへ。
2009.05.01 (Fri)
カナダで新型インフルエンザに感染したと言われた高校生はただのインフルエンザだった
又、30日に米ロサンゼルスからノースウエスト航空機で成田に到着した女性客1人からも陽性反応が出たと騒がれたが、これも遺伝子検査によって、新型インフルエンザには感染していなかったことが後ほど判明した。
厚生労働省が、全く事態を正確に把握していないということが浮き彫りとなったが、こういった未確認情報を、まるでその高校生が新型インフルエンザに感染したかのように報道することによって、その高校生が通う横浜の山手学院は臨時休校にまでなったという。又、こういった情報がどれほどカナダ関連の日本企業や旅行会社などに被害をもたらすか考えるべきだと思う。
舛添厚労相としては、迅速な危機管理能力を強調したかったのだろうが、情報がここまで不正確では逆に厚生労働省の信頼を失くす結果となるだけだ。
ちなみに、5月1日未明の閣議後会見で、舛添厚労相は、新型インフルエンザ感染の可能性が騒がれた横浜市の担当部署にいくら電話しても通じなかったため、「組織として危機管理がなっていない。」と批判したのはいいが、横浜市の中田宏市長からは、報道陣に「厚労相自身が落ち着いた方がいいですね。市と厚労省が連絡を取っている最中にテレビで速報のテロップが流れて市に電話が殺到し、連絡がつかなくなった」と反論されている。
さらに、自民党はこの新型インフルエンザの影響で衆院選の日程を遅らせるなど、自民党の延命のために利用しようっていうんだから、まさに救いようのないところまできているようだ。

島根県新型インフル情報
追記:結局、この日の晩に、この高校生は新型インフルエンザに感染していなかったと公式に発表されたようだ。
「国との連携密に」=神奈川県知事-新型インフル
(時事通信社 - 05月01日 21:01)
横浜市の男子高校生は新型インフルエンザには感染していなかったとの発表を受け、神奈川県の松沢成文知事は1日、「陰性との知らせを受けほっとしている」と安堵(あんど)の表情を見せた。
松沢知事は、今回の事態について「国、県、市町村の連携の重要性が分かった。今後も国との連携を密にして適切な対応を取りたい」と述べる一方、「きちんと認定する前にあまり騒ぎ過ぎると社会の混乱を招く。厚生労働省と連携して広報するはずが、厚労省の勇み足で混乱を招いた面もある」と問題点を指摘。「行政の冷静沈着な対応が求められる」と話した。
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2009.04.28 (Tue)
豚インフルエンザ フェーズ4へ
『晴天のとら日和』のとらちゃんが、とても詳しい情報を集めて下さっている。
「豚フルー」に興味のある方は必読だ。
豚インフルエンザ:メキシコ大統領が非常事態宣言。必見動画アリ!
豚インフルエンザ:「フェーズ3」から一段階危険度の高い「フェーズ4」に。
豚フルーは、いよいよカナダにも上陸したようで、その他、ヨーロッパ、韓国、ニュージーランドなどでも感染者が見つかり、人から人への感染の拡大が現実のものとなってきたようだ。ただ、「バンデミック」(世界的な大流行)に指定されるかというと、いまのところ、それほどの猛威をふるっているようには見えず、多分、指定されないだろうと思われる。

『米流時評』パンデミック・世界の熱い反応が写真とともに、世界の様子を伝えて下さっている。
うちの地下にもメキシコからのブドウ畑労働者が春から秋にかけて住んでいるが、彼らもメキシコにいる家族が豚インフルにかからないかどうかとても心配しているようだ。今のところ大丈夫のようだが・・・・。
T_2nd さんから下記のようなコメントもいただいている。
昨夜はてっきり河村氏当選のニュースもあるだろうと、9時のNHKニュースやテレ朝報道ステーションを見ていましたが、ありませんでした。「なぜですか」と訊くと「豚インフルエンザで大変だったから」との回答。そんな言い訳したところで、実情は植草氏が観察されている通りでしょう。
ブタと言えば、蚊遣り豚みたいなマスコミ操作専門の自民の議員がいますね。ヤツがまたメディアを豚耳っているに違いありません。
報ステに出てきた「週末の世論調査結果」(麻生内閣支持率)も蚊遣り豚氏の意向に沿ったものだと私自身は睨んでいます。氏なども、そんなヒマがあったら亡命先でも探した方がいいのではないか。
日本では、豚フルーのニュースは、政府があまり伝えたくないニュースを隠すためにも使われているようだ(笑)。それにしても、まだ確実なことがわかったわけではないのに、トップニュースで豚フルーのニュースを伝える日本のマスコミはやはり、異常としかいいようがない。その数と言ったら、ものすごいものがあるのだ。メキシコの隣にある米国だってこんなに騒いでないというのに。
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