2009.07.04 (Sat)
サラ・ペイリン アラスカ州知事が辞任へ
日本ではよせばいいのに、そのまんま東が国政に参加するために宮崎県知事を辞任することをまだあきらめてないようだが、米国でも、2008年の米大統領選で共和党副大統領候補だったあのお騒がせアラスカ知事のサラ・ペイリン(Sarah Palin)が2010年12月までの任期まで、あと1年半近く残して突然辞任を発表した。その理由については、2012年の大統領選挙に出馬するためではないかとの憶測が広がっている。
しかし、地元での辞任発表の動画を見ても、自分から次期大統領選に出馬するために辞任するとは言っていないし、サラ・ペイリンの後任としてアラスカ州知事に任命されたショーン・パーネル(Sean Parnell)現副知事も、水曜日の夜に後任の件で話があったときも、ペイリンが大統領選に出馬するために辞任するような雰囲気はなかったと語っている。さらに、サラ・ペイリンの父親チャック・ヒース(Chuck Heath)によれば、彼女が辞任したのは、メディアが彼女に否定的なイメージを植え付けたからとフォックスニュースのインタビューに答えている。

サラ・ペイリンは、副大統領候補に指名されるとすぐに昔のヌード写真がネットで出回ったり、インタビューで外交政策の経験ばかりか知識がないことを暴露されたり、「サタデー・ナイト・ライブ」で、サラのものまねで有名になったコメディアンのティナ・フェイに「ユー・ベッチャ!(その通り!の意)」など、サラ・ペイリンが演説で大衆臭さを出すために使った下品で田舎者丸出しの表現や言葉遣いを真似されるなど、最初から物議をかもし出していた。カナダのコメディアンからサルコジ仏大統領を装ったいたずら電話を受けて信じてしまったこともあった。
又、大統領選では、共和党がサラ・ペイリンのデザイナーブランドの衣装、アクセサリー、ヘアー・メイク代に$150,000(約1,500万円)以上を支払っていたことがニュースで報じられると、この話題がトークショーでジョークになったり、共和党批判へと発展した。
自分を子供のホッケーゲームを観戦する「ホッケー・マム」と呼んで、地味な母親のイメージで売り込んでいたが、実際は、それとは正反対の派手好きで金遣いの荒い女であったことが判明し、負け犬じゃなくて、マケイン・キャンペーンにとっても非常に好ましくない問題となった。
10月のジョー・バイデンとサラ・ペイリンの副大統領候補討論会でも、ジョー・バイデンが勝利したとの世論調査が圧倒的だった。
さらに、選挙も押し迫った2008年の感謝祭の頃には、七面鳥が虐殺される前で平然とインタビューに答えるサラ・ペイリンのYouTube動画が出回って、サラ・ペイリンに対する非難はよりいっそう大きくなった。これ以前に、サラ・ペイリンは、マット・デイモンによって、「副大統領候補としては、危険すぎる人物」としてYouTubeで酷評されていた。
ペイリンは、最近、14ヶ月になるダウン症の息子トリグについて、悪意ある人からまねされて嘲笑されたと不平を述べたばかりだが、サラ・ペイリンのアドバイザーを務めてきた共和党の戦略家フレッド・メイレック(Fred Malek)によると、サラ・ペイリンは、「彼女の生活がこのように物笑いの種になって悲しい」と語っていたそうだ。
サラ・ペイリンの辞任発表のYouTube動画とテキスト全文(英語)は下記の通り。
しかし、地元での辞任発表の動画を見ても、自分から次期大統領選に出馬するために辞任するとは言っていないし、サラ・ペイリンの後任としてアラスカ州知事に任命されたショーン・パーネル(Sean Parnell)現副知事も、水曜日の夜に後任の件で話があったときも、ペイリンが大統領選に出馬するために辞任するような雰囲気はなかったと語っている。さらに、サラ・ペイリンの父親チャック・ヒース(Chuck Heath)によれば、彼女が辞任したのは、メディアが彼女に否定的なイメージを植え付けたからとフォックスニュースのインタビューに答えている。

サラ・ペイリンは、副大統領候補に指名されるとすぐに昔のヌード写真がネットで出回ったり、インタビューで外交政策の経験ばかりか知識がないことを暴露されたり、「サタデー・ナイト・ライブ」で、サラのものまねで有名になったコメディアンのティナ・フェイに「ユー・ベッチャ!(その通り!の意)」など、サラ・ペイリンが演説で大衆臭さを出すために使った下品で田舎者丸出しの表現や言葉遣いを真似されるなど、最初から物議をかもし出していた。カナダのコメディアンからサルコジ仏大統領を装ったいたずら電話を受けて信じてしまったこともあった。
又、大統領選では、共和党がサラ・ペイリンのデザイナーブランドの衣装、アクセサリー、ヘアー・メイク代に$150,000(約1,500万円)以上を支払っていたことがニュースで報じられると、この話題がトークショーでジョークになったり、共和党批判へと発展した。
自分を子供のホッケーゲームを観戦する「ホッケー・マム」と呼んで、地味な母親のイメージで売り込んでいたが、実際は、それとは正反対の派手好きで金遣いの荒い女であったことが判明し、負け犬じゃなくて、マケイン・キャンペーンにとっても非常に好ましくない問題となった。
10月のジョー・バイデンとサラ・ペイリンの副大統領候補討論会でも、ジョー・バイデンが勝利したとの世論調査が圧倒的だった。
さらに、選挙も押し迫った2008年の感謝祭の頃には、七面鳥が虐殺される前で平然とインタビューに答えるサラ・ペイリンのYouTube動画が出回って、サラ・ペイリンに対する非難はよりいっそう大きくなった。これ以前に、サラ・ペイリンは、マット・デイモンによって、「副大統領候補としては、危険すぎる人物」としてYouTubeで酷評されていた。
ペイリンは、最近、14ヶ月になるダウン症の息子トリグについて、悪意ある人からまねされて嘲笑されたと不平を述べたばかりだが、サラ・ペイリンのアドバイザーを務めてきた共和党の戦略家フレッド・メイレック(Fred Malek)によると、サラ・ペイリンは、「彼女の生活がこのように物笑いの種になって悲しい」と語っていたそうだ。
サラ・ペイリンの辞任発表のYouTube動画とテキスト全文(英語)は下記の通り。
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