2011.12.13 (Tue)
ISUグランプリ・ファイナル・シングルの結果
さて、今回のISUグランプリ・ファイナルは、真央ちゃんのかわりに高橋大輔選手、鈴木明子選手、そして、12月7日に17歳になったばかりの日本のジャスティン・ビーバー、羽生結弦選手も大活躍してくれた。日本勢は、みんなすばらしい演技をしてくれたが、特に表現力と技術の両方を兼ね備えた羽生選手のパフォーマンスにはうっとりしてしまった。
2011年12月11日に発表されたISU グランプリ・ファイナルの最終結果は次の通り。
男子
順位 名前 国名 得点 SP FS
1.パトリック・チャン カナダ 260.30 1 1
2.高橋大輔 日本 249.12 5 2
3.ジャンヴィエール・フェルナンデス スペイン247.55 3 4
4.羽生結弦 日本 245.82 4 3
5.ジェレミー・アボット 米国 238.82 2 5
6.マイケル・ブリジナ チェコ 218.98 6 6
11.12.2011 13:41:52
女子
順位 名前 国名 得点 SP FS
1.カロリナ・コスナー イタリア187.48 1 1
2.鈴木明子 日本 179.76 2 3
3.アリーナ・レオノヴァ ロシア 176.42 3 4
4.エリザベタ・タクタミシヴァ ロシア 174.51 5 2
5.アリッサ・シズニー 米国 156.97 4 5
欠場 浅田真央 日本
11.12.2011 13:41:52
男女、上位3位までの動画を集めてみた。羽生結弦選手は、4位だったけれども、大健闘してくれたので特別追加した。
2010.10.31 (Sun)
スケート・カナダ:男子シングルでパトリック・チャン(カナダ)が逆転優勝

写真:Chan battles back to win Skate Canada gold
By Martin Cleary, Postmedia News October 30, 2010 7:25 PMより
パトリック・チャンは、SPでは73.2、FSでは166.32、総合で239.52ポイントを獲得した。最初のトリプル・アクセルで転んだときは、もうダメかと思ったけれども、後半になればなるほど、調子がでてきたようで、次から次へとジャンプを披露して観客を魅了した。1位になって、賞金のUS$18,000を手に入れた。
SPでは快調な滑りを見せ、1位だった織田信成選手は、FSでは、ミスが目立ち、155.15ポイントを獲得。総合
で236.52ポイントを獲得し、2位に転落してしまった。本人は、一番最後に滑ったのが神経質になってしまった原因ではないかと分析している。しかし、2位になれただけでも嬉しかったそうだ。
その他の結果は次の通り。
Skate Canada International 2010結果
Men
Final Results
Pl Name Nation Points SP FS
1 Patrick CHAN CAN 239.52 4 1
2 Nobunari ODA JPN 236.52 1 3
3 Adam RIPPON USA 233.04 3 2
4 Kevin REYNOLDS CAN 218.65 2 6
5 Javier FERNANDEZ ESP 210.85 6 4
6 Alban PREAUBERT FRA 209.05 5 5
7 Artur GACHINSKI RUS 204.08 7 7
8 Jeremy TEN CAN 191.86 9 8
9 Yasuharu NANRI JPN 188.96 8 9
10 Grant HOCHSTEIN USA 181.65 12 10
11 Kristoffer BERNTSSON SWE 175.84 11 11
12 Paolo BACCHINI ITA 167.60 10 12
Ladies
Final Results
Pl Name Nation Points SP FS
1 Alissa CZISNY USA 172.37 4 1
2 Ksenia MAKAROVA RUS 165.00 2 2
3 Amelie LACOSTE CAN 157.26 5 4
4 Cynthia PHANEUF CAN 156.24 1 7
5 Haruka IMAI JPN 154.54 6 3
6 Agnes ZAWADZKI USA 154.35 3 6
7 Myriane SAMSON CAN 152.05 7 5
8 Valentina MARCHEI ITA 137.78 9 8
9 Fumie SUGURI JPN 132.84 8 10
10 Sonia LAFUENTE ESP 131.20 10 9
11 Alexe GILLES USA 125.64 11 11
Withdrawn
Sarah MEIER SUI
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2010.10.30 (Sat)
スケート・カナダ:織田信成選手がショート・プログラムでトップに(YouTube動画あり)
参考:『ISU GP NHK Trophy 2010』の結果
織田トップ、村主は8位 スケートカナダ開幕
2010/10/30 10:11 【共同通信】
【キングストン(カナダ)共同】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦、スケートカナダは29日、カナダのキングストンで開幕し、男子ショートプログラム(SP)は織田信成(関大)が81・37点でトップに立った。
織田は3回転半などのジャンプをすべて決め、2種類の4回転を跳んだケビン・レイノルズ(カナダ)に1・28点差をつけた。昨季の世界選手権2位のパトリック・チャン(カナダ)は4位、南里康晴(福岡ク)は61・00点で8位。
女子SPはシニアGPデビューの今井遥(東京・日本橋女学館高)が52・52点で6位、村主章枝(陽進堂)は48・17点で8位と出遅れた。シンシア・ファヌフ(カナダ)が58・24点で首位。
織田選手のすべりをさっそくYouTubeで見てみたんだけど、軽快な津軽三味線がいかにも日本的な吉田兄弟の『Storm』の音楽を選んだのが正解だった。軽快な曲に合わせて、トリプル・アクセル、トリプル・フリップ-トリプル・トゥー、トリプル・ルッツ、そして、レベル4のスピンを正確に決めた。織田選手も自分で満足のいく滑りができたようで、ジャンプやスピンにスピードがあった上に全てがパーフェクトに決められていて、まるで軽快な忍者のような演技だった。
2位には、ショート・プログラムでは史上初となる、クワドループル・ジャンプを2度決めたカナダのケビン・レイノルズ(今シーズンよりSPで2度のクワドループルの選択が可能になったため)、3位には米国のアダム・リッポンが続いている。シルバー・メダリストのパトリック・チャンは不調だったようで、4位に終わった。
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今井遥 |
村主章枝 |
シンシア・ファヌフ |
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2009.02.08 (Sun)
浅田真央フリー1位で四大陸女子総合で3位に♪(YouTube動画あり)

男女シングル上位3位は下記の通り。
ISU Four Continents Championships 2009より
男子:
1位 パトリック・チャン (カナダ) 249.19点
2位 エヴァン・ライサチェク (米国) 237.15点
3位 小塚崇彦 (日本) 221.76点
ショート・プログラムで6位だった織田信成選手は、総合220.26点で、4位だった。

1位 キム・ヨナ (韓国) 189.07点
2位 ジョアニー・ロシェット (カナダ) 183.91点
3位 浅田真央 (日本) 176.52点
ショート・プログラムで4位だった村主章枝選手は、総合で6位に。
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キム・ヨナ |
ジョアニー・ロシェット |
パトリック・チャン |
エヴァン・ライサチェク |
小塚崇彦 |
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2008.12.14 (Sun)
浅田真央がISUグランプリファイナルで逆転優勝

2001年にロシアのイリーナ・スルツカヤが史上初の3連覇を達成したが、それに続く2番目の3連覇を狙った韓国の金妍児(キム・ヨナ)は、フリーでジャンプのミスから120.41点にとどまり、総合得点では、186.35点の2位に転落。3位は168.01点でイタリアのカロリナ・コスナー、4位は166.36点でカナダのジョアニー・ロシェット、5位は161.93点でSP3位の中野友加里、6位は、158.25点でSP5位の安藤美姫。
男子はSP首位だった小塚崇彦がフリー3位で、計224.63点の2位となった。SP2位の米国のジェレミー・アボットが237.72点で初優勝した。アイスダンスはフランスのイザベル・デロベル、オリビエ・シェーンフェルダー組が計156.10点で初優勝。ペアは1位(Qing PANG / Jian TONG)も2位(Dan ZHANG / Hao ZHANG)も中国が制覇し、ロシアの川口悠子、アレクサンドル・スミルノフ組は計167.45点で5位。
今年前半はコーチを変えたせいかあまり調子よくなかったけど、新しい練習法にも慣れたみたいで、どんどん勢いを増してきた真央ちゃん。優勝おめでとう!そんなわけで18歳のライバル同士である浅田真央とキム・ヨナの技術点を比較してみた。
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グランプリファイナル |
逆転優勝 |
キム・ヨナ |
ジョアニー・ロシェット |
技術点比較 |
トリプル・アクセル |
プログラム構成要素 |
小塚崇彦 |
2007.12.17 (Mon)
浅田真央も高橋大輔もトリノGPファイナルで2位に
Mao Asada FS 2007 GPF Torino
真央ちゃんはショートプログラムでは最下位だったのに、フリーでは1位になったため、総合で2位に。
GP Final 2007 Daisuke Takahashi SP
大輔君は逆にショートプログラムでは1位だったのに、フリーで2位になってしまい、総合ではごくわずかの差で2位に。本当に残念だった。
おまけ:
今回女子で1位になった金妍児(キム・ユナ)
Yu-Na Kim Grand Prix Final Torino-2007 LP
男子で1位になったStephane Lambiel
Stephane Lambiel 2007 Grand Prix Final LP
結果は「ISUグランプリファイナル」(日本語ウィキペディア)で見られるけど、一応、続きを読むにも英語版の結果を転載しておくね。
いつもとても詳しいコメントを下さるMizumizuさんによる得点の解説はプロの視点から書かれていてとても参考になるので、スケートに興味のある人には必読だよ。
07フィギュアグランプリファイナル総括、浅田vsキム
Tags : ISU |
トリノ |
GP |
ファイナル |
浅田真央 |
高橋大輔 |
中野友加里 |
キム・ユナ |
2007.11.25 (Sun)
ロシア杯で中野友加里(早大)が2位
まずはロシア杯で、フリーで今までの自己のベストスコアと同時にこれまでのフリー女子の中でベストスコア(133.70)を記録し1位の座に輝いたキム・ユナ金妍児(韓国)のフリーから(11/28 SPと差し替えた)。
女子第1位 キム・ユナ (韓国)
Yu-Na Kim - 2007 Cup Of Russia (LP) 2007.11.24
次にSPで2位、フリーで3位、総合で2位のスピード感のある中野友加里のフリープログラム。
続きを読む前に応援宜しくお願いします。

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中野友加里 |
村主章枝 |
キム・ユナ |
ジョニー・ロシェット |
ジェフリー・バトル |
川口裕子 |
アレクサンドル・スミルノフ |
カナダ |
ISU |
2007.11.18 (Sun)
浅田真央フランス(エリック・ボンパール杯)でも優勝(YouTube動画)
まずはショートプログラムから。
浅田真央(Mao Asada) エリック・ボンパール杯(GP France) SP
スケート・カナダでは着地に失敗してしまったショートプログラムだけど、今度は転ばずにできた。それでも、真央ちゃんは自分に厳しいのだろうね。終わった時には全く笑顔を見せず、結果がショートプログラムで1位になったと知っても、悔し泣きをしていた。そこまで自分に厳しくならなくてもいいと思うんだけど・・・・。でも、これだけ自分に厳しいから、真央ちゃんの実力はあっという間に伸びたんだろうね。
次にLP(ロング・プログラム)。
Mao Asada TEB 2007 Trophee Eric Bompard LP
LPでは一番最初に転んでしまって、どうなることかとひやひやしたけど、その後、とっても冷静に滑って、真央ちゃんらしい素晴らしいパフォーマンスを展開してくれた。自分でも納得のいく出来だったのだろう。最後には笑顔を見せてくれた。結果的に転んでしまったことと、タイムオーバーで2点減点されてしまったんだけど、しなやかに滑った真央ちゃんは優勝することができたわけだ。
2007 Trophée Eric Bompard(ウィキより From Wikipedia, the free encyclopedia)
エリック・ボンパール杯はフランスのパリで年に一度行われるフィギュア・スケート世界大会。今年は11月15日から18日にかけて行われた。ISU(International Skating Union)が年に6回シリーズで世界各地で行う競技の4回目にあたる(*大会の日にちや場所は下記参照)。大会の名前は2004年以降その競技の主要スポンサーであるエリック・ボンパール・カンパニーの名前からきている。フィギュア・スケートの選手達は女子シングル、男子シングル、ペア、アイスダンスの4部門に分かれてそれぞれ競技する。.
*ISU大会の日にちと場所 (2007-2008 season)
米国: 10月25 - 28日, Skate America, Reading, Pennsylvania, USA
カナダ: 11月1 - 4日, Skate Canada International, Quebec City, Quebec, Canada
中国: 11月8 - 11日, Cup of China, Beijing, China
フランス: 11月 15 - 18日, Trophée Eric Bompard, Paris, France
ロシア: 11月 22 - 25日, Cup of Russia, Moscow, Russia
日本: 11月 29 - 12月 2日, NHK杯, 仙台
イタリア(ファイナル):12月 13 - 16日, Grand Prix of Figure Skating Final, Torino, Italy
日本でも11月 29 から 12月 2日にかけて開催されるので、楽しみだね♪
2007年エリック・ボンパール杯の結果:
男子、女子、ペア、アイスダンスの結果は続きを読むをクリックしても読めるよ。
追記:Mizumizuさんからコメントで下記の指摘があったので、2点減点の理由を訂正。
浅田選手のフランス杯でのショートはカナダよりさらに点が悪く、シニアになってからのワースト記録を更新してしまったのです(ファンとしては信じられない、信じたくないのですが、事実です)。その理由はいくつかありますが、ショートでの連続ジャンプが決まらないこと。ルッツの踏み切りのエッジが内側で減点されてしまうことが大きいのです(これはジュニア時代からの癖で、今年からルールが厳しくなり踏み切りエッジの間違いが大きく減点されてるようになったためです)。ジャンプに関しては去年より明らかに悪くなっています。去年はステップからのトリプルアクセルが問題だっただけですが、今年はトリプルアクセルもダメ、ショートの連続ジャンプは公式の試合で4回連続して失敗。加えてフリーでもセカンドジャンプがしばしば回転不足になる。さらにルッツのエッジが間違っている(これはルールが厳しくなったため)。これだけの問題をかかえてしまったんです。だから泣いているんですよ。
それとフリーでの2点減点は、1点は転倒ですが、1点はタイムオーバーのためです。
Mizumizuさん、ご指摘ありがとうございました♪
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優勝 |
フランス |
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