2008.06.27 (Fri)
政権交代をめざして植草一秀氏を中心に結集すること

植草一秀氏が「山口正洋氏によるねつ造記事掲載問題」というエントリーの中でも触れていらっしゃったようだが、今日、LivedoorニュースにPJ(パブリック・ジャーナリスト)Newsとしてぐっちーさんの捏造記事問題が上、中、下の3部作となって取り上げられており、ニュースランキングでも上位にきている。ぐっちーさんの捏造記事問題を、磯野彰彦氏や朝日、産経へのインタビューも含めてこれまでの経過がとてもわかりやすく書かれているので、まだ読まれていない方にはぜひおすすめだ。
植草事件の真相封じたねつ造ブログ--ネットも支配する情報操作の闇--(上)
植草事件の真相封じたねつ造ブログ--ネットも支配する情報操作の闇--(中)
植草事件の真相封じたねつ造ブログ--ネットも支配する情報操作の闇--(下)
ぐっちーさんのブログはその後更新が止まったままだが、ぐっちーさんは植草氏に対して責任のある対応をしていないばかりか、ぐっちーさん一人(他に約一名も)のおかげでアルファブロガーがみんな捏造記事を書いていると思われ、肩身の狭い思いをしなくてはならないというのはいたたまれない。植草氏の名誉を挽回するためにも、アルファブロガーの名誉を挽回するためにも、ぐっちーさんには植草氏に関する捏造記事を削除し、早く謝罪して欲しい。
一昨日、『気まぐれな日々』が「『植草一秀さんを中心にした反自民の結集』には応じられない」という記事の中で前日に少し感情的な記事を書いてしまった理由を述べて下さった。私は政権交代という大きな目標さえ一致していれば、左派であろうが右派であろうが全くかまわないと思っている。もともとどこからどこまでが右派でどこからどこまでが左派なのかあいまいなところがあるし、右派、左派の基準は人によって大きく違ってくるからだ。例えば、自分は左派だと思っていても、もっと極左派の人にしたら、右派だし、自分が右派だと思っていても、極右の人にしてにたら、左派と思われるであろうからだ。
一つの大きな目標が一致していれば、右派、左派だと言って異論を唱える必要はないと思う。又、植草氏を中心に反自民が結集することにしても、みんなの思想が全て一致することはありえないし、する必要もないと思っている。ただ、目標が同じなら、多少考えが違っても結集できるのではないか。
植草氏が「小異を残して大同につくことの大切さ」の中で、『Change』の木村拓哉扮する朝倉啓太の言葉を引用していた。
「去年までは小学校の教師をしていました。
喧嘩や陰湿ないじめなどがあった時、僕は子供達にこう言ってました。」
「「考えよう」って!」
「気に入らない事とかがあったら、自分の言いたいことはちゃんと相手に言って、相手の言うことはちゃんと聞いて、それでお互いにとことん考えようって。そうすれば・・・」
「わかりあえる」
「いえ・・・相手と自分は違うんだということに気づくんです」
「同じ人間だと思ってるから、否定されただけでムカついたり、
誰かが独り別行動をとったら、なんだ、あいつって・・・。そっからケンカとか、イジメが始まるんです。でも、同じ人間なんていないじゃないですか」
「だからぼくは子供たちに、自分と相手は違うんだっていうことを理解してほしかったんです」
「しっかり話し合って、それからとことん考えれば、相手と自分は違うということに気がつくことができる。同じ人間なんていない。みんな考え方も事情も違うんだ。」
「その上で、じゃあどういう言葉を使えば自分の気持ちが相手に伝わるのか、どうすれば相手を説得出来るのか、そこを考えよう!って言って来ました」
私は、自民党が『Change』というテレビドラマを通して、民衆のマインドコントロールをしようという魂胆を非難したけど、このせりふはそういった裏の事情は抜きにして、とてもいいせりふだと思う。
日本では「出た杭は打たれる」ということわざがあるとおり、人と違ったことをしたり言ったりすると叩かれる傾向にある。例えば、私がグリーンピースを支持するブログを書くと、「日本人はみんなグリーンピースを非難しているのに、ちょっとおかしいんじゃないの?」というコメントがつく。でも、私は、そんなコメントをもらう度に、「それが何か?」と聞きたくなる。なぜ人と違っちゃ駄目まの?どうして人に合わせなくちゃ駄目なの?言いたいことをがまんして言わずにいなくちゃ駄目なの?ただ日本のように人口が多くて、人間関係が複雑な社会だと、全ての人が自己主張が強かったら、それこそいざこざが絶えなくなるだろうから、自分を抑えることによって、人間関係がスムーズにいっているということもあるのかもしれないが・・・・。
それでも、いつも人に合わせるばかりじゃなく、朝倉啓太が言うように、人と違っていいんじゃない?でも、どうすれば自分と意見の違う相手を説得するかが大切なんだと思う。みんなが植草氏を中心にまとまろうとしているときに、Kojitakenさんは異論を唱えた。でも、しっかりと理由を述べてくれた。Kojitakenさんの説明で私は納得した。それでいいんじゃない?きっと納得できない人もいるかもしれない。そのときは、理解できるまで議論を深めていけばいいんじゃない?
私だって、例えば、万引きを繰り返す三浦和義容疑者を支持する考えや9.11の陰謀論にはとてもついていけないところはあるけど、そういった違いがあったからって、野党が連合した政権交代をめざして結集できないということにはつながらないと思う。死刑賛成派だし、捕鯨賛成派でグリーンピースが嫌いだからって同じ大きな目標を持っているのに結集できないということもないと思う。もし違う考えがあれば、結集した中で、それぞれの違いを認識しながら、議論を深めていけば自分の考えが変わるかもしれないし、相手を説得することができるかもしれないだろう。人間は機械と違って気持ちというものを持っている。そして、それは絶えず変わる可能性を秘めている。理論も大切だが、そういった自分の感情や共感する心も大切なのだと思う。
それぞれの違いはあるけれど、政権交代をめざして一つにまとまることができると思ったら、今日もランキングの応援お願いします。

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2008.05.16 (Fri)
キムタクの『Change』にがっかり
個人的なことを言えば、そもそもキムタクが世襲議員で、父親が事故死した後にイヤイヤ後を継いで政治家になるといういきさつからして気に食わない。政治が大嫌いだったら、どんな理由があろうとも政治家になるべきではない。ましてや、父親の後を無理やり継がされるために教師をやめるような男が日本の総理大臣になるという設定はあまりにもばからしくて話にならない。
キムタクが選挙に出る前のちびクロサンボのようなクルクルの髪型もみっともないし、演技が下手すぎる。リアルの世界で、キムタクが政治とは無縁の人間だというのがわかっているし、役が死んでいる。共演者にも魅力がない。YouTubeでChangeのCMがあったので、これを見ただけでもキムタクがいかに大根役者がわかると思う。
CHANGE CM
一番あきれたのが、選挙最後の演説で、キムタクが自分の父親の不正を認めて謝罪しただけで、一時は当確が発表された対戦候補者を破って当選するシーン。ありえねえ(笑)。
このドラマが政治に全く興味のない若者に少しは興味を与えてくれたらと思ったが、とんでもない。かえってますます興味を失うことになりそうなのが残念だ。といってもまだ第一話しか見ていないので、今後ストーリーがどのように発展していくのかにかかっていると言えよう。
Mixiに載っていた5月15日の日刊サイゾー(原文はRead Moreへ)
『CHANGE』の奇策も通じず キムタクドラマ苦戦の「舞台裏」
によると、キムタクドラマは回を重ねるごとに視聴率が低下しているそうだ。最近の彼が主演してきたドラマの視聴率は、
『GOOD LUCK!!』(03年、31.6%)
『プライド』(04年、28.0%)
『華麗なる一族』(07年、27.7%)
と落ちている。そして、
『Change』の初回視聴率は23.8%。
ライバル視されていた『ごくせん』(日本テレビ)の26.4%にも及ばなかったそうだ。
あの演技じゃ当然だろう。いまだにキムタクをドラマに使おうっていうテレビ局があること自体が信じられないのだが、日本ではよほどいい俳優がいないのだろうか。いやそんなことはないだろう。キムタクよりこのドラマに適任の俳優は他にもたくさんいたと思う。出演者を同じジャニーズ事務所の中から選ばなければならないとしても私がこのドラマのプロデューサーだったら、SMAPのキムタクよりもKAT-TUNの赤西仁を選んだと思う。確か赤西君は政治に興味があったはずだ。
日本の政治も「Change」するべきだが、日本のドラマ界もそろそろSMAP神話から卒業して新しい俳優を発掘するときが来ているのではないだろうか。
2008.04.10 (Thu)
キムタク月9「CHANGE」で総理大臣に(笑)(YouTube動画)
そんなわけで、今日もこれからバッファローに久しぶりに行くので、時間がない。後ほど、米国のガソリンの値段も含めて、米国では物価がどのくらいなのか、カナダと比べてレポートしたい。
だから、今日はかなり軽い話題で。
ナナナナナント!総理大臣役でキムタク主演のドラマ「CHANGE」が5月12日からスタートするというニュースを4月10日のサンスポで、読んだ。「CHANGE」はオバマだろ!という突っ込みは置いといて、やはり、日本にもオバマのような総理大臣候補者がいたらいいなという願いがこのドラマが言いたいところだろう。でも、悪いけど、ワンパターン演技のキムタクにどこまで国民の人気を博す総理大臣役が務まるのか疑問だ。キムタクの演説なんて全く説得力に欠けるだろうし、人選をあやまった感が強い。でも、まだ見ていないので、評価は見てからするべきだろうけど。とくかく、国民に政治に関心を持ってと訴えるのは、いいことだと思う。米国に比べたら日本人の政治に対する関心は、かなり薄いと思うので。
キムタク内閣発足!所信表明は「ドラマ通じ政治に関心持って」((サンケイスポーツ - 04月10日)
SMAPの木村拓哉(35)が総理大臣役で主演するフジテレビ系「CHANGE」(月曜後9・0、5月12日スタート)の制作発表が9日、都内で行われた。赤いひな壇上に豪華出演者が勢ぞろいし、首相官邸の組閣認証式さながらの記念撮影を行い、盛り上げた。モーニング姿の木村は「イメージする政治家はいない。ドラマを通じて、テレビや政治に関心を持ってもらいたい」と所信表明した。
ジャニーズJr.時代以来という黒いモーニングに身を包んだ木村が“日本の顔”の役柄通り、華麗に堂々と登場した。
無数のフラッシュを浴びると「内閣総理大臣は想像つかない世界。みなさんと同じレベルの政治関心度の中、あえてそのレベルを飛び越えてみようと思いました」と気迫のこもったあいさつ。その引き締まった表情に、今作品にかける意気込みがにじみ出ていた。
ドラマは木村扮する政治に全く興味がない小学校教師・朝倉啓太が、ある事情から政界に担ぎ出され、自身の思惑をよそに首相に任命されてしまう物語。木村は「政治的なつながりというより、人と人との関係性を大切に演じたい」と意欲満々。木村をサポートする有能な秘書役の深津絵里(35)も「全力で朝倉総理をお支えしたい。みんなが政治を身近なものに感じられるよう頑張ります」と意気込んだ。
また、目標とする政治家について木村は「いません。番組で小泉(純一郎元首相)さんら政治家の方々とお会いしたけど、個性的でキャラクターが強い。それを引用するのは失礼だし、ドラマの趣旨と反する。それよりも朝倉啓太としての総理を演じたい」と自分流を貫く構え。「実際に出馬依頼がきたら?」との問いには「(秘書の)深っちゃんに相談します」と笑ってけむに巻いた。
政治家の失言、年金問題など政治不信が続く日本。また、各局の連続ドラマの視聴率不振が続く中、国民的支持を集める木村への期待は高いが、「政治への興味や熱意と同様に、テレビも(視聴者の興味が)希薄になってると感じる。このドラマを通じて距離感を近いものにできたら。政治にかかわる人々にも関心を持っていただきたい」。
“最高支持率”の獲得なるか!? キムタク首相の手腕に注目が集まりそうだ。
このドラマの主題歌は、2006年1月にSMAPXSMAPに出演してキムタクの料理を堪能したマドンナの”Miles away"だそうだ。マドンナの曲にしては、おとなしくて、夜眠る前に聞くとぐっすりと眠れそうな曲だとおもう。下の動画でこの曲を少しだけ紹介しているので、興味のある方は、聞いてみて。
キムタク月9「CHANGE」マドンナ主題歌"Miles Away" - Madonna
このドラマが政権交代のヒントになるようなドラマだったら、嬉しいんだけど・・・・。
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