2008.04.03 (Thu)
映画『靖国YASUKUNI』中止は遺憾と言うが何の対策もとらない福田
というエントリーで
『江川紹子ジャーナル』の「この萎縮現象は、表現の自由の自殺行為だ」
と共にこのブログの「稲田朋美によって検閲された映画『靖国』」を紹介していただきました♪
きっこちゃん、ありがとう~。
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きっこちゃんが『きっこの日記R』で対談された江川紹子氏の上述の記事は、直接映画館に電話して聞いた結果が書かれており、この事態を嘆くだけでなく、「それでは映画を上映するにはどうしたらいいか」と一歩踏み込んだ提案を示している。江川紹子氏のこの映画をぜひ上映したいという切実な気持ちが伝わって来て、とても感動した。
報道でも、この映画『靖国』の上映が中止になったことがだんだん大きな騒ぎとなってきたようで、今日は暫定税率期限切れで何故か国民に謝罪した福田首相までが、
「もし、嫌がらせなどが原因で上映が中止になるというのであれば、誠に遺憾なことだ」(毎日新聞)
とのコメントを記者団に告げた。しかしながら、これも昨日の町村のコメントと一緒で心の中では舌を出しながら言っているような感がある。江川紹子氏のように、だからどうするという問題を解決しようとする志は全く感じられない。いつもながら、まるで他人事なのだ。
一つだけいいニュースも。Mixiのコミュ、映画「靖国」を観よう!(今日現在メンバー数:332人)で、知ったのだが、5月10日から大阪の 第七藝術劇場で『靖国』が上映されるそうだ。こういう映画館がこの先増えてくれることを願いたい。
最後にTBP自エンドへTB下さった中から関連記事を紹介しよう(日時順)。
稲田朋美らの「試写会要求」が映画上映中止を招いた(4月3日)
ゆるさん!稲田朋美!(4月3日)
みずほタン記者会見で「靖国」自主上映を検討すると語る+稲田朋美の圧力で上映中止になった「靖国 YASUKUNI」⇔稲田朋美には「選挙」で、「落選」して頂いて、「政治」の場から、「ご退場」願いましょう!(4月2日)
読売の社説がひどい なんで櫻井よしこ? (4月2日)
映画「靖国 YASUKUNI 」(3月23日)
実際にこの映画を見た方の感想が書かれている。
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2008.04.01 (Tue)
稲田朋美によって検閲された映画『靖国 Yasukuni』が全国上映中止に

『反戦の家づくり』「右翼の暴力が支配する国 日本」
という記事で知ったのだが、まさか、いくらなんでも、海外でこれだけ評判の高い映画を日本で上映中止にするとは自民党+右翼の言論規制もここまできたかと驚いた。これで日本も北朝鮮並みの思想統一国家に成り下がったわけだ。
映画館がこの映画の上映を中止した理由は、プリンスホテルと同じで「右翼の宣伝カー」が来て、まわりに迷惑をかけるからとのことらしいが、そんな理由が通ったら、日本は「右翼の宣伝カー」に支配される右翼支配国家になってしまうじゃないか。しかし、もちろん、その「右翼の宣伝カー」の裏には政治家がからんでいるはずである。上映を中止したこれらの3つの映画館にも右翼からの圧力(怒鳴り込みのしつこい電話など)の他に政治家からの圧力などもあったに違いない。
この映画『靖国Yasukuni』を一番最初に検閲すると言い出した稲田朋美だが、「小泉チルドレン」の一人として知られている。恐らく、稲田を裏で操っているのは小泉純一郎ではないか。

小泉チルドレン,83会名簿
(「まぁ皆さん聞いてください」より)
↑売国議員稲田朋美
そういえば、少し前に『反戦な家づくり』で、同じく小泉チルドレンの一人である渡嘉敷奈緒美衆議院議員の公設秘書が,高校生に暴行を加えたことについての記事をアップしていたが、なんでも渡嘉敷奈緒美が,例の「つくる会」教科書を採用したファシストの山田宏杉並区長とドロドロの不倫騒動をおこし,東京にいられなくなって大阪に左遷されたという話が書かれていた。詳しくは、下の記事で。

売国議員渡嘉敷奈緒美⇒
福田内閣が終焉を迎えた後、次にくるのは、民主党なのだろうか。
それとも「せんたく」のような極右集団が新政党に化けるのか。
『FACTAonline』永田町に「せんたく新党」の烈風
小泉チルドレンも熱い視線。「超党派議員連合」の発起人は再編志向の曲者ぞろいだ。
2008年3月号
は、「自民、民主両党の垣根を超えた新たな「超党派議員連合」が永田町を揺るがす日が迫っている。」という出だしで始まり、郵政選挙で突風に乗って当選したチルドレンの大半は次の衆院選に勝つ自信がなく、選挙に有利な動きなら藁にもすがりたい気持ちで、「せんたく」に熱い視線を送ると続く。ここには、小泉チルドレンの「生みの親」はもはや当てにならないとあるが、実際、せんたくの黒幕は小泉ではないかと私は見ている。
以下、前述の『FACTAonline』より転載する。
「せんたく」への片思いとも言える期待と警戒の強さ。それは衆参ねじれ現象で政策決定が停滞するのをよそに、首相・福田康夫と民主党代表・小沢一郎が互いにもたれあい、ダラダラと延命を続ける今の「クリンチ政局」の行き詰まり感の裏返しだ。
福田は首相として何をやりたいのかもはっきりしない「マニフェスト不在」。衆院解散は封印してひたすら政権にしがみついている。小沢も解散に追い込む策略などもはやなく、求心力が低下。もう一度大連立工作を仕掛けるくらいしか手がない。
「せんたく」が勢いに乗って「そのまんま新党」へと発展し、政界再編の起爆剤となる動きでも出なければ、この閉塞状況になかなか風穴が開かない――。そんな「自民でも民主でもない第三極」を渇望するマグマのうねりには当の北川も戸惑うほどだ。
それでも、もし、「せんたく」が政権をとるようなことになり、そのまんま東総理が誕生すれば、日本の右翼化はますます進み、今よりもっと住みにくい社会になるのではないか。そんな予感がするのは私だけではないと思う。今から日本脱出作戦を考えておいた方がよさそうである。
追記:
『晴天とら日和』「稲田朋美は独裁者にしか見えない!ドキュメンタリー映画『靖国 YASUKUNI』上映予定映画館がすべて中止になる。」2008年04月01日
とらちゃんが、稲田朋美のインタビュー記事を始め、映画が中止になったことに関する多くの記事を集めてくれた。
その中でも私が特に注目したのは、janjanのインタビューで稲田朋美は次のようなトンデモ発言をしている。
「この映画が上映されることや公開されることについて口をはさむつもりはまったくなく、また、映画が公開される前に試写を求めたという事実もない。この映画はすでにいろんなところで試写が行われており、国際的にも評価の高い映画であると聞いている。あくまでも日本の税金を使った助成金の使い方を問うものであり、映画の公開を問題視するものではないことを強調したい。」
この映画を検閲したくせに、試写を求めたという事実がないなんてよく抜けぬけと嘘つけるな。口ではうまいこと言っているが、もし、中国で作られたことだけが問題なら、助成金を取りやめにすれば済む問題じゃないの?何も、上映中止にまでしなくたっていいじゃないか。又、助成金だけの問題であり、内容は問題視していないと言いながら、内容についてかなり踏み込んだ見解を示しており、問題があるようなことを言っている。
「裁判で原告側が一貫して主張していたのは「靖国神社は国民が死ねば神になるとだまして、侵略戦争に赴かせ、天皇のために死ぬ国民をつくるための装置であった」というメッセージであった。南京虐殺にまつわる真偽不明の写真を数多く羅列し、その合間に靖国参拝をする昭和天皇や国民の姿を入れ、巧みに裁判の原告のメッセージを伝えている。」
「南京虐殺にまつわる真偽不明の写真」って、その写真が真実ではないと証明できるのか。「南京虐殺はなかった。写真はニセモノだ。」というのが、ネトウヨがよく掲示板やコメントなどで工作活動に使われている文句だが、何の証拠も示さずに、自分の妄想で判断しているとしか思いようがないのだが。証拠があればぜひ見せて欲しいものだ。
「靖国刀をつくっている「刀匠」のメッセージ性について、南京虐殺の象徴として語られている、いわゆる百人斬り競争をしたことを理由に戦犯として処刑された少尉の遺族が、新聞社などを名誉毀損で訴えた裁判で、遺族に対する人格権侵害は認められなかったが、判決の理由の中で百人斬りの記事の内容を信用することはできず甚だ疑わしい。映画はこの百人斬りを事実として報道した新聞記事を事実として紹介し、「靖国刀匠」をクローズアップして日本刀で残虐行為を行ったというメッセージを伝えている。」
はあ?事実を伝えて何が悪い?「百人斬りの記事の内容を信用することはできず甚だ疑わしい」ってすでに裁判では認められている事実なのに、何を根拠にこんな暴言を吐いてるの?「百人斬り訴訟」の結果が気に喰わなかったからって、政治家の立場を利用して、自分の感情を元に、映画を検閲していいと思っているの?
私の勉強会「伝統と創造の会」が取り上げたのは、週刊誌の記事がきっかけだった。表現の自由について大騒ぎをしたのは、むしろあなたがた(マスコミ)。反日的映画だから政治家が反対したと騒いでいるのは、私と私の勉強会以外の勢力であると思う。日本は非常に人権が守られている国です。表現の自由が守られている国です。
ええ?私と私の勉強会以外の勢力って、自分たちが一番騒いでいただろうが。人のせいにするんじゃないよ。それに、日本は、非情に人権や表現の自由を制限されている国だよ!こうして、この映画も上映中止になったじゃないか。何たわけたことぬかしてるのじゃ、おぬし。日本の現状何も知らないこんなのが衆議院議員?多くの官僚や政治家がそうなように、全く違う世界に住んでいるのだろう。こんな極右議員は、もう、どんどん落選させちゃいましょっ。
関連記事:
『きまぐれな日々』 稲田朋美の恫喝に屈して、映画「靖国」上映を全館が中止
みなさま、現実を見ようとしない「小泉チルドレン」や「せんたく」など極右翼団体に日本を支配させないためにも、今日もランキングの応援お願いします。

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