2009.08.16 (Sun)
自エンドまであと13日:注目の山口4区と石川2区と東京8区で逆転なるか
しかしながら、小泉純一郎や安倍晋三のように全く映画の内容が理解できない輩は懲りずに今年も靖国神社を参拝した。また、現職閣僚では唯一、野田聖子消費者行政担当相が参拝した。野田としては選挙前の宣伝のためだったのかもしれないが、あまりの無神経さにもほどがある。
映画『靖国』のことや、靖国問題について興味のある方は、カテゴリー:靖国問題を読んでいただければと思う。
ここ終盤に来て、自民党は民主党にますます追い込まれているようだ。上述の稲田朋美は福井4区から出馬するが、すでに民主党の笹木竜三議員に追い込まれている。
第45回衆議院議員選挙 福井1区より

又、保守地盤の山口4区でも安倍晋三が民主党の戸倉多香子議員に追い討ちをかけられている。
第45回衆議院議員選挙 山口4区

岐阜一区の野田聖子も、おなじく民主党の柴橋正直議員に猛追されている。
そして、気になる石川2区の姫のサメ退治や東京8区の保坂vs石原はどんな情勢なのだろうか。

写真:森元首相 必死 「牙城」で田中さん勢い(中日新聞 2009年8月11日)
中日新聞によると、同紙の世論調査では石川2区で河村たかし市長の応援で田中美絵子氏が勢いをつけ、接線となっているそうだ。そのせいか、森センセは最近では報道関係者にもブチ切れていると『日刊ゲンダイ』が伝えている。これまでは猛追していたが、今では横一線に並んだ状態だと言う。姫のサメ退治は着々と進んでいるようだ。
東京8区の保坂vs石原に関しても、『スポーツ報知』によれば、これまでは東京8区で無敵の強さを誇っていた石原伸晃氏が、野党連合から推薦を受ける保坂氏の猛追を受け、東京3区の宏高氏は、宿敵・松原氏に苦戦を強いられているそうだ。
とらちゃんも保坂さんの動画も含めてたくさんの情報を集めて下さっている。
保坂展人Vs石原伸晃。只今、大接戦らしいけれど、。。。
Tags : 靖国参拝 |
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2008.08.16 (Sat)
終戦記念日特集:戦争を美化する右翼政治家たち

「日本降伏、戦争終結!」【米ニューヨーク・タイムズ紙(1945年8月14日付)】
↑なぜか削除されてしまったので、記事を読む事ができないのが残念。
昨日は終戦記念日ということで、お盆休みにもかかわらず、世界平和を願う誠意ある多くの方々から自エンドのTBリストにたくさんのTBが届いた。どのエントリーも戦争のない平和な日本を願うもので、ぜひ読者のみなさまに時間をかけて読んでいただきたい。そうすることによって、戦争を美化することがいかに馬鹿げたことかがわかると思う。(下記リストは自民党TBPリストから転載し、TB到着順に表示。リンクが間違っていたり、終戦記念日について書いてTBしたのに抜けていたら、コメント欄にてお知らせ下さいね。)
敗戦と住宅のこと [反戦な家づくり から]
原点は、やはりこの光景にある。 (大阪大空襲) 侵略と敗戦の結果、全世帯数の1/4にあたる420万戸の住宅が不足したという。 4... 続きを読む
Date: 2008-08-14 16:34
愛国心とは [海鷲よ甦れ から]
愛国心とは、本来郷土や自分の属している地域社会などを愛する延長であり、自然な心情の発露であって、「愛国」や「救国」と言ってどうこう言われる筋のものではない。 ところが、「愛国」とか言うと、一種の国粋主義とか、右翼的なものにとられがちである。ヨーロッパでは、アラブ系などの移民に対する排外主義が根強い。日本では、同じアジア人である中国、朝鮮の人への差別意識があり、それが十五年戦争時などの歴史を歪める動きと結びついている。そうした歴史偽造者が隠れ蓑にしているのが、「愛国」、「愛国心」という言葉。だか... 続きを読む
Date: 2008-08-14 20:41
「敗戦の日」を迎えるにあたって、不戦の誓いを新たに。 [「猫の教室」 平和のために小さな声を集めよう から]
普段は、9時前後に寝てしまう私だが、今日は、この記事を書く為に夜更かしをした。 と言っても、さほど目新しい内容の記事を書くわけではない。ただ、私自身の気持ちの上で、この8月15日。63年前に、一般に太平洋戦争と呼ばれる連合国諸国との戦闘を含む、大陸侵略.. 続きを読む
Date: 2008-08-15 00:31
手をあわせ平和を祈る:百合を手向けに [kimera25 から]
祈る 祈る ただ 祈る 平和を! 願う ねがう ネガウ ただ 願う 平和を! この人の世の武力による争いが 無くなることを 祈る いのる INORU! こんな簡単な事しかできないが 私は 祈らざるをえない。 いのるしかない。 @@@@@@@@@@@@@@@@ 今日のために とっておきました 加藤和彦 北山修 坂巻(はしだのりひこがいないため) [parts:eNozsDJkhAMm 続きを読む
Date: 2008-08-15 03:54
終戦記念日にあたって(1)~平和は63年の積み重ね+各党の声明に見る平和の違い [日本がアブナイ! から]
最新の記事一覧・・・7月分はコチラ 8月分は、コチラ 今日8月15日は、63回目の終戦記念日である。 まずは、私たちの日本が、63年もの間、一度も戦争をせず、平和な 国や生活を守って来たことに感謝したいと思う。 そして、日本の軍隊が、武力を行使することで、他国の人を誰ひとり として殺していないことにも、また他国の軍隊に誰ひとりとして殺され ていないことにも感謝すると共に、それを誇りに思いたい。(**) 世界の先進国と呼ばれる国々の中で、このような国は、おそらくは 続きを読む
Date: 2008-08-15 09:08
「終戦記念日」にグルジア情勢を考える。 [晴天とら日和 から]
当 ブ ロ グ へ の 皆様のご支援に感謝致します! ありがとう! ●カナダde日本語 ミニー様。 2008.08.14 (Thu) グルジア紛争:これまでの経過とその背景(YouTube 動画あり) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー.... 続きを読む
Date: 2008-08-15 09:43
終戦記念日、旧日本軍の犯罪資料と右翼議員安岡法務大臣について [米国からの便り から]
鹿児島1区から選出されているバリバリの右翼議員、安岡の馬鹿が靖国神社に参拝するとか、彼は死刑推進論者でもあります。 また憲法9条を変... 続きを読む
Date: 2008-08-15 11:27
第63回:【終戦記念日】その1 [晴天とら日和 から]
2008年8月15日 63回目の【終戦記念日】を迎えました。 改めて、「非戦」の誓いを強く思うと共に、犠牲になられた方々の冥福を御祈り致します。 黙 祷 ! ●毎日新聞 2008年8月15日 東京朝刊 終戦記念日:各党が談話 自民「積極的に国際... 続きを読む
Date: 2008-08-15 11:49
終戦記念日に思う [きまぐれな日々 から]
今日は63回目の「終戦記念日」。例年なら、新聞の一面に終戦記念日の関連記事が載るはずの日だ。 ところが、今年の朝日新聞(大阪本社発行?... 続きを読む
Date: 2008-08-15 12:00
貴い犠牲なんて無い [反戦な家づくり から]
今日は、敗戦を終戦と言い換えたペテン記念日だ。 ■■ ウィキによれば、1951年頃までは、降伏記念日とか敗戦記念日と呼んでいたらしい。 ... 続きを読む
Date: 2008-08-15 14:04
東条英機の亡霊を甦らせてはならない [フンニャロメ日記 から]
ブログではあまり触れる者がなかったように思うが、終戦記念日の今日、先日公開された東条英機の直筆メモのことを記しておきたい。 メモ?... 続きを読む
Date: 2008-08-15 14:20
終戦記念日に思うこと=すでに現在は戦時に入っている! [BLOG版「ヘンリー・オーツの独り言」 から]
昨日の東京新聞に「戦中 たくましかった東京庶民」というタイトルで戦中の娯楽についてその様子が伝えられている。 二次世界大戦中、上野?... 続きを読む
Date: 2008-08-15 15:08
野田消費者問題担当相に、靖国参拝の存念についてちゃんと説明して欲しい。 [評論家・森田敬一郎の発言 から]
全国戦没者追悼式のテレビ中継と共に黙祷する。保岡法相、大田農相、野田消費者問題 続きを読む
Date: 2008-08-15 17:12
終戦記念日と各党 [反戦塾 から]
終戦記念日に当たって、各党は党首談話または、党声明を発表している。毎日新聞に掲載されているが、ごく短いものである。そこで他紙に同様な記事掲載がないかと探したが 続きを読む
Date: 2008-08-15 17:41
第63回:【終戦記念日】その2 毎年8月15日になれば思う。⇒東條英機が戦犯でなければ誰が戦犯なのだ! [晴天とら日和 から]
黙 祷 ! ●2008/08/15 00:00 【中日新聞】 遺族代表に敦賀の松永さん 戦没者追悼式で追悼の辞 終戦記念日の15日、東京・日本武道館で開かれる全国戦没者追悼式で、全国の遺族を代表して、敦賀市小河口(おごぐち)の松永きわ子さん(89)が追... 続きを読む
Date: 2008-08-15 19:13
終戦記念日にあたって(2)~自民党はもう、平和を願う国民の思いなど考えていない [日本がアブナイ! から]
ネット接続の不調は直ったのだけど。貯まっていたwindowsの更新 をしたせいか、今度はPCが重~い状態に。(ノ_-。) 何か途切れ途切れの更新になって、申し訳ないのですけど。どうか 大きな心で、ご容赦を。m(__)m そして、今日は、平和を考えると~っても大事な日。どうか、文末の リベラル&平和志向系のブログのご支援もよろしくです。m(__)m 最新の記事一覧・・・7月分はコチラ 8月分は、コチラ 終戦記念日にあたって、何を書こうかと色々考えていた&他の視点 からの 続きを読む
Date: 2008-08-15 21:19
国家としての「敗戦責任」を問わずに国家を語る愚 [晴耕雨読 から]
国家が国策として戦争を遂行した結果、敗戦し長期の占領支配を受け国家社会の在り方の変更を強いられた事実がありながら、継続している国家がその責任を論じないで済ませられると考えるのなら、国家の尊厳などを語られることを控えられたほうがよろしい。 占領がなくとも、国家が国策として戦争を遂行し敗戦すれば、戦争目的の是非からはじまって開戦判断・遂行体制・戦術問題さらには戦争終結判断に至るまで検討の対象にし、敗戦の責任を明確にするのが責務です。 この責務を果たすことなく、国家が、「お国のために身を捧げた」英霊をまつるな 続きを読む
Date: 2008-08-15 21:19
戦没者追悼平和祈念式(浜松市) [新三ログ から]
浜松市にて浜松市と静霊奉賛会が主催する戦没者平和祈念式典に参加しました。9:30から14:45まで行われた催しですが、11:45から1... 続きを読む
Date: 2008-08-15 21:43
敗戦で、我々は何を失ったのか [日々是勉強 から]
今日は、我が国が大東亜戦争(太平洋戦争)においてポツダム宣言を受諾し、アメリカを中心とする連合国軍に降伏した日です。その日らし?... 続きを読む
Date: 2008-08-15 22:22
お盆、そして赤紙配達人 [とむ丸の夢 から]
↓ 仏様のお膳の道具を入れている箱です。幅と深さがぴったりなので私の知らない昔から使ってきたようです。一つ一つの椀や鉢や皿に精進?... 続きを読む
Date: 2008-08-15 22:37
敗戦記念日に当たって・・「人間の安全保障」を起点に汗を流そう [広島瀬戸内新聞ニュース から]
日本は、63回目の第二次世界大戦の敗戦記念日を迎えました。 多くの犠牲者を内外に出した末、大都市はもちろん、福山市のような地方都市までも焦土にしたあの戦争。 二度と繰り返してはならないと思います。 そもそも、戦争で得をするのは、ほんの一部の人だけです。 一方で、犠牲になるのは一般国民です。 今は、はっきり言ってしまえば、戦争などしている場合ではない時代に突入した。 環境問題、食糧問題、エネルギー問題など、軍事によらない、「人間の安全保障」が必要な分野が、地球人の前に大き 続きを読む
Date: 2008-08-15 22:59
8月15日の舌足らずな独白 [ミクロネシアの小さな島・ヤップより から]
先週から、到着してホテルにチェック・インするなり、テレビは映らないんですか?と聞くゲストが多くて、どうしたことかと思ったら、オリンピックのせいだったのですね。ヤップで唯一のテレビ、地上波デジタル放送を客室から受信できるのは、オキーフ・ウォーターフロント・インという小さなホテルだけで、あとのホテルは(1泊200ドル以上もするホテルですら)、テレビはDVD用です(笑)。 わたしの家にはそのテレビ受信機すらないし、忙しくてインターネットでニュースを追う暇もなかったので、オリンピックなんて写真ですら見たことなか 続きを読む
Date: 2008-08-15 23:19
8月の狂躁と福田首相のまともな言 [メンフィスからの声 から]
月遅れの盆休みで昼間からテレビをつけると、北京オリンピックを扱っているのはいいとして、その扱い方は、毎度のことならがら、あまりにも画一的でつまらない。 選手がメダルを 続きを読む
Date: 2008-08-16 00:33
63回目の敗戦記念日に [村野瀬玲奈の秘書課広報室 から]
皇国日本がアジアへの侵略戦争である第二次世界大戦に敗北して63年目の敗戦記念日。皇国日本のその国家的過ちがなければ命を落とさずにす?... 続きを読む
Date: 2008-08-16 01:23
植草一秀氏の「生きてこそ」の命には、戦争を美化しようとする人々への警告のメッセージが託されている。特に、靖国参拝している日本の政治家や戦争を美化した映画を作って悦に入っている石原都知事なんかには必読のエントリーだ。一部転載させていただく。
クリントーイーストウッド監督映画「父親たちの星条旗」に込められた真のメッセージが「戦争を美しく語る者を信用するな。彼らは決まって戦場にいなかった者なのだから」だったのではないかと沢木耕太郎氏は評した。
クリントーイーストウッド監督は「ずっと前から、そして今も、人々は政治家のために殺されている」と語る。安全な場所で戦争を指令する指揮官と戦場で命を落とす前線兵と爆撃にさらされる名もなき市民。この二重構造が近現代の戦争の基本構図だ。
戦場で前線兵が口ずさむ軍歌には、罪なき人々を戦場に送る戦争指導者の薄汚れた意図が込められている。
前線にあるのは「滅び」だ。「滅び」の戦争を美化してはならない。戦争の悲惨さを語り伝え、戦争と大量破壊兵器の廃絶に向けて力を注ぐのが日本の務めであると思う。
又、『きっこのブログ』 終戦していない「終戦の日」でも触れていたけど、日本にはまだ米軍基地がいたるところに残っているし、その基地には、安倍晋三が許可して持ち込まれた、殺人目的の「劣化ウラン弾」が「40万発」も隠してあるとか。63回目の終戦記念日を迎えたとはいえ、日本のA級戦犯の子孫達はまだまだ戦争に未練を残しているようだ。
昨日、8月15日の終戦記念日に小泉と安倍を初め、超党派の国会議員による「戦争を美化する国会議員の会」じゃなくて、「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」(会長=島村宜伸・元農相)のメンバー53人(衆院40人、参院13人)が靖国神社に参拝したそうだ。映画『靖国』で話題になった靖国神社を訪れた人々も例年になく多かったのではないだろうか。
福田内閣閣僚からは、保岡興治法相、大田誠一農相、野田聖子消費者問題担当相の3名、その他の政府関係者は、竹下亘財務副大臣、高市早苗経済産業副大臣、早川忠孝法務政務官、戸井田徹厚生労働政務官、岸信夫防衛政務官、山谷えり子首相補佐官。このほか、自民党の古賀誠選対委員長、尾辻秀久参院議員会長、民主党からは大江康弘、羽田雄一郎両氏らが参拝したという。
これらの人々は、日本の国民を不幸のどん底に落とした戦争を煽動したA級戦犯たちが奉ってある靖国神社に、戦争が終わったことを記念する日に訪問することがいかに不謹慎であるかの意味がわからないのか。福田首相の靖国参拝をしないという判断は評価できるが、首相時代から毎年靖国神社を訪れる小泉のアホさ加減や、小心者のため首相時代はさすがに参拝できなかったが、その前後には堂々と靖国参拝する安倍晋三の無神経さにはほとほとあきれ果てるばかりだ。
こういった米国追従の戦争を美化する政治家を完全に駆除するまでは、日本に平和は訪れないであろう。歴史は繰り返すと言われている。新たな戦争が起こる前に、こういったゴキブリ政治家の退治が緊急に求められている。
沖縄集団自決 旧日本兵の証言
平和な暮らしができる日本を築くためにも、A級戦犯の子孫政治家はいらないと思ったら、今日もランキングの応援を宜しく御願いします。

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2007.08.25 (Sat)
噂の内閣改造リスト
もうこれだけ決まっている内閣改造“確定”リスト (ゲンダイネット - 08月26日)
安倍首相はアジア歴訪からの帰国後、誰にも会わずに改造人事を練るという。今度の人事で、安倍内閣の“余命”が決まるだけに慎重らしいが、もういくつかの主要人事は漏れている。入閣が決まった顔ぶれは以下の通りだ。
●目玉は舛添厚労相
まず、動かないのが麻生太郎幹事長だ。安倍は昨年9月の組閣の際にも麻生幹事長にこだわった。このときは森元首相の“横槍”で中川幹事長に落ち着いたものの、今度は自分の人事を強行する。
「ただし、麻生だってドロ舟内閣と一蓮托生ではかなわない。改造人事ではアレコレ口出ししている。麻生幹事長が推す人物も何人か入閣する予定です」(自民党議員)
入閣が取りざたされていた古賀誠元幹事長は流れたとされる。麻生とウマが合わないからだ。代わりに重要ポストで丹羽雄哉総務会長が入る。ポストは財務か厚労といわれている。
町村信孝元外相の入閣も決まりだ。安倍の出身派閥の重鎮を入れなければ、森元首相が収まらない。官房長官や外相が有力視されている。
その他、菅義偉総務相の閣内残留か官邸入り、中川昭一政調会長、高村正彦元外相の入閣、渡辺喜美行革担当相(無派閥)の閣内残留も決まり。女性大臣が少ないことから大田弘子経財相も残留の可能性が濃厚だ。
「閣外に出るのは高市早苗少子化担当相のようです。小池防衛相は最後まで微妙。塩崎官房長官は安倍首相が切る決意をした。ささやかれていた石原伸晃幹事長代理の入閣は、本人が『俺は入らない』と拒否したため、よっぽどのことがないとないでしょう」(与党関係者)
公明党からは冬柴鉄三国交相が留任するが、「ひょっとしたら、公明からもうひとり入閣するかも」(永田町事情通)とささやかれている。小沢・民主党が自公に楔を打ち込もうとしているからだ。
参院からは3回目の当選を果たした谷川秀善や、矢野哲朗の入閣が浮上。鴻池祥肇元防災大臣が官邸に入る可能性もある。舛添要一は厚労相ポストで名前が出ている。
「安倍批判の急先鋒、舛添を取り込めば、お友達内閣の批判をかわせるし、舛添は認知症の母親の介護で有名。弱者の味方のイメージがあるので、厚労大臣にうってつけというわけです」(自民党関係者)
サプライズは少なそうだ。
【2007年8月23日掲載】
最高に笑えるのは、安倍内閣で唯一靖国参拝をした高市早苗が閣外に出されること。靖国参拝したのも内閣に留任したいとの思いからだっただろうに。何も考えずに浅はかな行動をとってしまったものだ。又、高市早苗が少子化対策を担当してから少子化がいっそう進み、全く逆効果となってしまっており、いまだに何の対策もたてられずにいるのも閣外に出される理由の一つであろう。
true
<少子化対策>宙に浮く「安倍構想」方針不明で省庁動けず
さらに、高市早苗の夫である山本拓農水副大臣が故・松岡利勝前農相の多額の事務所費に関し「芸者の花代として使ったと聞いた」と発言したことも関連しているのかもしれない。
結局この沖縄・北方・少子化担当相のポジションを何のために設けたのか疑問の残る結果となり、単なる税金の無駄遣いに終わってしまった。
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2007.08.14 (Tue)
小泉は靖国参拝、安倍はひきこもり
話は今日の本題に移るけど、小泉は今年も靖国を参拝した。
マスゴミはこぞってすごい騒ぎようである。
現在は、自民党の国会議員らでつくる「改革加速議員連盟」というなんやらわけのわからない連盟の顧問というだけで、何の役職もない退職した人である。
国民の生活をどん底まで落とした張本人であり、元首相というだけでなぜこれだけ騒がれるのか。

記者からの質問にも無言で参拝する小泉
小泉人気も地に落ちたことが今回の参院選では証明された。それなのに、ここでまたしゃしゃり出てきて、近隣諸国の人々の神経を逆撫でしている。いったい、この男は何がしたいのだろうか。
首相じゃないんだから、関係ないと言っても、ここまで大きく報道されたら、安倍内閣が靖国参拝したも同じような効果が生じてしまうのではないか。
従軍慰安婦問題で米国から総攻撃をくらったのがよほど効いたのか、安倍内閣閣僚は今年は近隣諸国の反感をかうような公の靖国参拝しなかった。これで右翼人気はがた落ちになる。そこで、その右翼を自民党離れさせないように小泉が靖国参拝をして安倍内閣とのバランスをとったのではないだろうかというのが私の見方である。
参院選で落第点をいただいたおぼっちゃま晋ちゃんは夏休みを返上して、部屋にひきこもって反省だっていうから笑っちゃう。勉強嫌いの晋ちゃんが、どこまで参院選での敗因を分析できるか見ものである。
そして、小池百合子と守屋武昌次官との防衛次官人事をめぐるバトルが繰り広げられているようだが、安倍がどちらにつくか楽しみだ。

危機感がみなぎるマダム寿司
マダム寿司の表情が危機感を物語っている。多分、改造内閣での続投は無理だろう。

防衛相就任のときの笑顔とは大きな差が・・・・。
次の改造内閣人事はいかに?
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Tags : 靖国参拝 |
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2007.07.26 (Thu)
負けアベの遠吠え

とらちゃんより
負け犬の遠吠えとはよく言ったもので、安倍晋三の選挙演説は、日増しに絶叫調になっているそうだ。しかし、いくら叫んでみたところで、今の状況は変えられない。従軍慰安婦は強制じゃなかったという責任逃れ発言が二転三転したり、靖国参拝についてするかしないか結局何も語らず、北朝鮮の拉致問題も全く進展するどころか、旧日本軍が戦時中にやったことは棚に上げて、海外に行くたびにインタビューでは拉致問題について語って無知をさらけ出す。こんな奴が演説をしたところで、国民の意見は聞かずに、自分の主張だけを国民に聞いてもらおうなんて虫が良すぎる。
国民の知りたいことは全て隠し、国民にとって不利な、自分達政治家や官僚や大企業だけに都合のいい法案を強制採決し、その結果がこれだ。口先だけの2枚舌男の言うことなんて誰が耳を傾けるだろうか。
そもそも安倍は自民党が抜擢し総理になった男で、国民に選ばれたのではないのだが、参院選で国民が「アベイラネ!」の意思表示をしても、そのまま総理のイスに居座るつもりだなんて、自民党とは、どこまで国民の意思を無視するのが得意な政党なのか。全く民主主義に反した政党だな。今、国民の怒りを追い風として、年末の(又は参院選直後の?)衆議院選挙では、政権交代せねばならぬ。
安倍はどうせ自民党が大敗してもそのまま総理として続投するんだからという甘えがあり、参院選に対する真剣さ、必死さがほとんど伝わってこないのに対し、小沢一郎は政治生命をかけて参院選に挑んでいるので、その必死な様子が伝わってくる。
『晴天とら日和』小沢代表「檄」が小沢一郎が民主党議員に送ったメ-ルとYouTubeを紹介していたので、ここに引用させていただく。
小沢代表「檄」
2007年7月17日
「檄」
緩めば負ける。必死で戦え。
民主党代表 小沢一郎
参議院選挙は早くも、勝敗を決する中盤戦に入ります。
今のところ確かに、国民の生活を顧みない安倍政治に対する国民の怒りが「風」となり、我々に追い風となっています。しかし、「風」は一瞬にして変わる。変わるからこそ「風」なのです。
我々が油断して隙を見せると、「風」はすぐに変わる。今のように気が緩んだまま投票日を迎えれば、下馬評とは逆に、我々は敗北してしまいます。
我々の調査・分析によると、追い風の好感触だけで、もう勝った気分になり、緩んでいる選挙区がいくつもあります。自民党候補との差がほとんど詰まっていない選挙区や、自民党候補に逆転を許してしまった選挙区さえあります。
このような激戦区で競り勝たないと、悲願の与野党逆転など不可能なのです。
自民党は文字通り、なりふり構わず、必死になっています。
台風4号と新潟県中越沖地震の被害により、選挙運動の盛り上がりが鈍り、投票率の低下が心配されます。それどころか、安倍自民党は中越沖地震への迅速対応をアピールして、支持率回復につなげようとしています。
支持率の急落に危機感を強めた自民党衆議院議員が、自分自身の政治生命を守るために、本気で参議院選挙に取り組み始めました。
ごく一部とはいえ、消えた年金記録の訂正も、安倍政権への逆風を弱めるのに一定の効果を見せています。
ここが踏ん張りどころです。油断せず、「風」を頼まず、地道に活動を続け、やるべきことを全てやり遂げなければなりません。
最後の一枚までビラを撒ききっていただきたい。最後の一人に至るまで、支持を頼んでいただきたい。
幸運の女神は、前髪しかないと言います。女神の先に回り込み、その前髪をつかんだ人にだけ、女神は微笑みます。
私が先頭を走ります。ともに女神を追い抜き、勝利を手にしようではありませんか。
まさに小沢一郎の真剣さが伝わってくる文章ではないか。言葉の節々から男の意地が感じられる。小沢一郎は、自民党にいれば好き勝手になんでもできたものを、そこを飛び出し、苦労してきた。その苦労がいま報われようとしている。民主党内のネクスト総理ではなく、本当の日本の総理にふさわしい男だ。心から応援したい。
『党首に問う』民主党小沢代表1
『党首に問う』民主党小沢代表2
小沢一郎の東北なまりの日本語がすばらしい(笑)。東北なまりが力づよさや誠実さ、人間的な温かみを表わしている。安倍晋三の矛盾した発言を指摘し、とてもわかりやすく、いかに安倍内閣がさまざまな問題を抱えているかうまく説明していると思う。
これで、民主党から右翼議員を追い出して、福島瑞穂氏や保坂展人氏の活躍する社民党と連立を組めば言うことなしなんだけど・・・・。
<社民党>参院選後は民主と連立も 福島党首が関係アピール (毎日新聞 - 07月22日 19:42)
社民党の福島瑞穂党首は22日、テレビ朝日の番組で、参院選後の民主党との協力について「憲法9条を守るという点で民主党が合意すれば連立はありうる」と述べ、参院選後、民主党が政権を目指す局面では連立を含めた協力を検討する考えを示した。
毎日新聞の情勢調査などで民主党が参院第1党になる可能性が有力視される中、選挙協力している民主党との関係強化をアピールしたとみられる。福島氏は「社民党は9条を守る連帯の核になる。民主党にも影響力を行使できる」と説明した。
一方、共産党の志位和夫委員長は同番組で「民主党とは憲法について考え方が違い、政権共闘はできない」と連立にまで踏み込んだ協力は否定。国会での共闘については「(政府・与党が)消費税率を上げるなら、ストップで共闘する」と話した。【山田夢留】
最後に『薫のハムニダ日記』で紹介されていた
国際社会に出せない「日本の恥」立候補者リスト!
と
『きっこの日記』でも紹介されていた『エクソダス2005』の「護憲候補者リスト」
にぜひ目を通していただきたい。まだ投票されていない方にとってはとても参考になると思う。

↑きっこ作
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2006.12.29 (Fri)
死で始まり、死で終わった一年
一年を振り返ってみると、死に関するさまざまな事件が続いた。
まず、ライブドアの堀江社長の逮捕や野口英昭氏怪死事件など、不吉な事件で始まり、
北朝鮮に拉致された横井めぐみさんの遺骨のDNA検査をめぐって英国の科学論文誌『Nature』で日本政府の対応を批判されたり、
戦争で亡くなった英霊が祀られている靖国神社を小泉が参拝することに対して大きな議論が持ち上がったり、
『きっこの日記』で芥川作家の仔猫殺しを自白したコラムが新聞に載ったことや、広島ドッグパークでのずさんな管理による犬の大量病弱死とその後の管理体制が暴露されて議論を呼んだり、
いじめが原因による児童や教師の自殺の多発と続き、
さらに、年の瀬もせまると今度は、クリスマスに死刑囚4人もが死刑を執行され、
年末の今日、イラクのサダム・フセイン(Saddam Hussein)元大統領がついに処刑されて終わった。
追記(12/30):
処刑直前の首に縄をかけられる画像が『Heaven』「【動画】フセイン元大統領の処刑、執行される」で見られるので、興味のある人はどうぞ。ただ、これを見ただけでは本当に処刑されたのかどうかはわからない。
まさに「死」の恐怖を煽るような不吉な年だったと言えよう。
闇に葬られた野口英昭氏の怪死について、元FBI超能力捜査官による特番が日テレで放映されたということだが、それが『虹色オリハルコン』で詳しく紹介されていた。それを信じるかどうかは別として、この事件を忘れないためにも、こういった番組は重要な気がする。特にこの事件には、安倍の後援会である「安晋会」がからんでいると言われているので、真相を究明するために米国がFBIを送ったとしたら、それは安倍内閣に対するいやがらせ又は脅迫ともとれ、安倍内閣をつぶしにかかっている証拠ではないだろうか。この事件の真相が明らかになる日が来るかどうかはわからないが、いつの日か関係者の暴露によって明らかになる日がくることを願う。
追記(12/30):
『虹色オリハルコン』の金木犀さんによると、米国がFBIを送ったのではなく、日本テレビが元FBIに依頼したということだ。だから、このことから、米国政府が安倍内閣をつぶしにかかっていると考えるのは、不適当かもしれない。米国政府は米国に恩がある安倍をできるだけ利用しようとしているわけだし・・・。ただ、米国でも共和党と民主党とでは全く政策や考え方が違うし、共和党内でも日本に対する考えの違いは存在するはずなので、米国のどんな力が働いているのかは計り知れないものがある。
生命の大切さ、そして、死の意味を再確認するために、
『逍遥録 ?衒学城奇譚?』の『隆太が日菜多にさいごに教えてくれたコト』
は、とても感極まる短編なので、一読をお薦めする。隆太君は最後まで大切に育てられて、とても幸せな犬だったと思う。こうして、ペットを飼うことによって命の大切さを教えられるということは確かにある。
ペットに関しては、日本では、可愛がられているペットは人間以上に可愛がられているのだが、そうでないペットは、ペットショップにしても、個人の家にしても、ずさんな管理が目立つ。まず、ペットを飼う前に最後まで責任をとれるのかどうかもう一度、自問自答して欲しい。
ペットはとても可愛くて、その存在には、心が癒されるが、避妊や定期健康チェック、病気になったときなどには、結構費用もかかることを覚悟しておかなくてはならない。又、ペットと遊んであげたり、散歩に連れて行ってあげたり、撫でてあげたり、話しかけてあげることに費やす時間もかなりを要することを忘れてはならない。
日本にも、『Heaven』の Chiquitaさんのとこで紹介されていた、ドイツの動物保護法のような具体的な法律が早くできるといいのだが・・・・。
来年は政権交代が実現するかもしれない大切な年。今年とは正反対の生命の躍動が感じられる生き生きとした年になることを祈りたい。みなさまにとってすばらしい一年が訪れますように。
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2006.10.06 (Fri)
安倍が菅直人と国会予算委員会で対決し悲惨な結果に!
そして、あれだけ保守的な議員を集めて作った安倍内閣も、しまいには安倍個人の意見として、祖父の岸信介などのA級戦犯の戦争責任を認め、植民地支配と侵略を認めた村山談話や旧日本軍の強制を認めた従軍慰安婦問題に関する河野談話までをも継承するとはっきりと発言
故岸氏ら指導者に戦争責任 首相、歴史認識踏み込む
安倍晋三首相は5日午後の衆院予算委員会で、先の戦争をめぐり、祖父の岸信介元首相を含む指導者の責任を認めた。同時に(1)「植民地支配と侵略」を明記した1995年の村山富市首相談話(2)旧日本軍の強制を認めた従軍慰安婦問題に関する93年の河野洋平官房長官談話-の2つを、首相個人としても継承する考えを明言した。中韓両国首脳との会談を8、9の両日に控え、歴史認識で一歩踏み込んだ形だ。
安倍首相は、東条内閣の商工相だった岸元首相が太平洋戦争開戦の詔書に署名したことを問われ「開戦の結果、アジアの人たちに多くのつめ跡を残した。指導者には祖父を含め大きな責任があった。政治は結果責任だから当然、判断は間違っていた」と述べた。
首相は2日の衆院本会議で、A級戦犯として極東軍事裁判(東京裁判)で裁かれた国家指導者の責任を「具体的に断定することは適当でない」と言及を避けていた。
村山談話についても「私の内閣でも生きている。私も首相であり(継承するのは)当然だ」と答弁。侵略や植民地支配の記述も「閣議決定した談話であり、国として示した通りだ」と指摘し、河野談話も「私を含め、現在の政府として受け継いでいる」と述べた。
民主党の菅直人代表代行への答弁。
総理になる前は、あれだけ強気で保守的な発言を繰り返していた奴が、総理になったとたんにクルリンパと手のひらを返すように考えを変えちゃって、AbEndの仲間もビクリしてビックル一気飲みしちゃったことだろう。それだけでなく、保守派の方々も「安倍内閣は保守潰し内閣」と批判し始めた。

結局靖国参拝については、あれだけ菅氏がはっきりするように迫ったにもかかわらず、安倍は逃げの一手で最後まで今年の春に参拝したかしなかったか、又、これからも参拝するかしないかを語ることはせずに、言わない選択もあるとひらきなおっていた。もうこうやって写真の証拠もあるんだから、隠したって無駄だよ(笑)。それにしても、首相になる前は、「(小泉の)次の首相もその次の首相も靖国参拝を続けるべきだ。」と強気発言をしていたくせに、自分が首相になったとたんに何も語らなくなっちゃった。なんか、靖国参拝をするかしないかはとても大切なことなのに、それを国民に隠れてコソコソと参拝するっていうのは、とても卑怯な気がする。一国の総理がすることじゃないだろ。総理大臣が何を考えているのかクリスタルクリアで国民にわかり易い政治を行って欲しいものだ。参拝するかしないかを言うと、来年の参院選で参拝賛成派と反対派のどちらかの票しかとれないが、言わなければ両方の票をもらえるとでも思っているのだろうか?
このように不透明で、信用がおけない安倍内閣は右翼からも左翼からも、又、靖国賛成派からも反対派からも見放されるだろう。この予算委員会の質疑応答を見ていても、菅氏の方がよほど総理に適しているように見えた。そして、この質疑は裁判で菅弁護士が安倍被告人を裁いているようにも見え、笑えた。これからもズバズバと聞きにくい質問を鋭く繰り返す菅直人氏に期待したい。
2006.08.12 (Sat)
首相の靖国参拝 その2
靖国神社境内にある歴史博物館「遊就館」に今春以降、米要人からストレートな批判が続いた。
シーファー駐日米大使は7月12日、TBSテレビで「遊就館の歴史観には困惑している。小泉純一郎首相は遊就館ではなく、靖国神社を訪れているのだと何度も強調するが、私は遊就館の歴史観に納得しないし、間違っていると思う」と述べた。
同20日には、アーミテージ元米国務副長官が産経新聞紙上で「首相の参拝に問題がなくても、境内にある遊就館の一部展示の説明文は、米国人や中国人の感情を傷つける。日本の一般の歴史認識にも反する」と指摘した。
元防衛研究所戦史部主任研究官の永江太郎氏(69)は、不安になった。02年に同館がリニューアルオープンした際に一新し、大幅に増えた説明パネルに、明治から戦時中までの歴史を記述した監修責任者だからだ。
知人の神社職員から「自分たちでは書けないから」と頼まれた。事務局長を務める学術団体「軍事史学会」(会員約1000人)の会員約10人に執筆を分担。英文翻訳の出版社も永江氏が手配し、それぞれ約3カ月の突貫作業だったという。
「すべて米国や中国などの公刊戦史に基づいている」という自信はあったが、「日米関係にひびを入れたくない。重要人物たちの発言だし、誤解から2国間関係に発展することはありうる。放っておけない」と考えた。
産経記事が出た3日後には同館の担当者に面会し、一部の説明に出典を書き加える対策を持ち掛けた。返事はまだ来ないが、靖国神社は9日、毎日新聞の問い合わせに「補強できる点があれば補強することにしている」と答え、準備を認めた。
約49億円で同館を改装・増築した湯沢貞前宮司も7日、テレビ番組で「行き過ぎとの指摘もあり、展示を変えることはあり得る」と述べた。中国、韓国のA級戦犯合祀(ごうし)・首相参拝批判に対する強気と比べ、米国発の批判には反応が敏感だ。
なぜ、中国や韓国の度重なる批判は全く気にもしないのに、米国の要人からひとこと言われただけで、突然手の平を返したように反応が異なるのか?まるで、中国や韓国は日本よりも下、アメリカは日本よりも上とみなしているようではないか。
私はこの遊就館には行ったことがないが、以前どこかのサイトで中国人学生が靖国神社に参拝に行ったところ、たまたまこの遊就館を見学して、そこに飾ってあるパネルなどを見て、怒りに震えたという日本語の作文を読んだことがある。赤旗の「これが靖国神社「遊就館」の実態だ」は遊就館の様子をとても詳しく伝えている。これを読んでみると確かにそこには戦争が美化されており、A級戦犯に指定され処刑された東条英機などの遺影までかざられており、軍国主義に染まった日本が蘇ってくるようだった。遊就館に展示されているパネルは、旧日本軍を美化又は正当化するために作られたものである。
なるほど、これじゃ、アーミテージ元米国務副長官が上の記事で語っているように、遊就館の展示は、米国人や中国人の感情を傷つけるに違いない。日本政府は靖国神社を首相に堂々と参拝させたり、遊就館にこういった展示物を飾ったりしたら、過去の植民地支配や侵略を反省するどころか、正当化していると見られてもしかたがないのだ。
ところが、外務省の「歴史問題Q&A」では、首相が靖国参拝することは、過去の植民地支配と侵略を正当化しようとするものではないと言い切っている。つまり、日本政府は、国をあげて国民を欺き、騙しているのである。
外務省 歴史問題Q&A
Q.6 靖国神社を総理が参拝することは、過去の植民地支配と侵略を正当化しようとするものではないですか。
小泉総理は、靖国神社参拝について、「私の参拝の目的は、明治維新以来の我が国の歴史において、心ならずも、家族を残し、国のために、命を捧げられた方々全体に対して、衷心から追悼を行うことであります。今日の日本の平和と繁栄は多くの戦没者の尊い犠牲の上にあると思います。将来にわたって、平和を守り、二度と悲惨な戦争を起こしてはならないとの不戦の誓いを堅持することが大切であります」と述べており、過去の植民地支配と侵略を正当化しようとするものではないことは明らかです。
なお、小泉総理自身は、2005年8月15日の談話や同年4月22日のアジア・アフリカ首脳会議において、我が国は、かつて植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えたことを謙虚に受け止め、痛切なる反省と心からのお詫びの気持ちを常に心に刻みつつ、第二次世界大戦後一貫して、経済大国になっても軍事大国にはならず、いかなる問題も平和的に解決するとの立場を堅持している旨述べ、我が国の先の大戦に係る歴史認識を国際社会に対して改めて明らかにしています。
「二度と悲惨な戦争を起こしてはならないとの不戦の誓いを堅持することが大切であります」と言いながら、戦争を正当化するためにつくられた靖国神社を参拝することが「過去の植民地支配と侵略を正当化しようとするものではないことは明らか」などととよくもぬけぬけと言えるものだ。本当に二度と戦争を起こしたくなかったら、靖国参拝なんてしないはずだ。
特にこの第2パラグラフの白々しさには脱力を感じる。小泉を見ていると、「アジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えたことを謙虚に受け止め、痛切なる反省と心からのお詫びの気持ちを常に心に刻みつつ」なんて真っ赤な嘘だってほとんどの国民が思っているだろう。「我が国の先の大戦に係る歴史認識を国際社会に対して改めて明らかにしています」だって?もちろん、戦争を正当化する歴史認識のことだよね。ここははっきりと「大戦を偽る歴史認識」と書くべきだろう。
最後に日米の小泉の靖国参拝への批判記事を紹介しよう。
日本の歴史問題、米国専門家も懸念 アジア戦略と対立
2006年04月30日13時38分(Asahi.com すでにリンク先の記事は削除されている)
日本の歴史問題への対応が、日本と中韓両国との関係だけでなく、日米関係にも悪影響を及ぼしかねないとの懸念が米国の日本専門家の間で広がっている。小泉首相が参拝を続けてきた靖国神社が示す歴史観は先の戦争を正当化するもので、日本の戦争責任を認めたうえで成り立つ戦後の国際体制の否定に通じると見ているためだ。日韓や日中の関係悪化は、東アジアの安定を望む米国の国益にそぐわないと考えていることもある。
ジョンズ・ホプキンズ大学ライシャワー東アジア研究所のケント・カルダー所長は「戦争を正当化することは、日本と戦った米国の歴史観と対立する。異なった歴史解釈のうえに安定した同盟は築けない」という。在京米大使館で大使の特別補佐官を務めたこともあるカルダー氏は「多くの米国人が靖国を知るようになると、日米関係の障害となりかねない」と恐れている。
ジョージ・ワシントン大学アジア研究所のマイク・モチヅキ所長も「米国のエリートは概して靖国神社の歴史観には否定的だ。歴史問題が原因で、日本に対する批判的な見方が強まっている」と指摘する。
日本は戦後、国際社会復帰にあたって講和条約で極東国際軍事裁判(東京裁判)を受諾した。靖国神社には、その東京裁判で裁かれた東条英機元首相らA級戦犯も合祀(ごうし)されている。米国の識者らが懸念するのは、首相の参拝が結果的に戦後日本の出発点に反することにならざるを得ない点だ。
ブッシュ大統領が首相の靖国参拝を批判することはなく、国防総省も日本の歴史問題を重視していない。だが外交を担う国務省内には、日米が協力して中国を国際社会のパートナーにしていこうという時に、日中首脳会談もままならない日本に対するいらだちがある。
国務省内の不満について、カルダー氏は「隣国と対話できない日本は、米国にとっても役に立たない。日米同盟が機能するのは、日本がアジアのなかで役割を果たしてこそだ」と解説する。
対米関係に携わってきた日本外務省幹部も「政権の外では日本の歴史問題に対するワシントンの雰囲気は厳しい。今は日米両首脳が蜜月関係にあるから騒がれないが、首相が代われば分からない」と話している。
これを読んでも小泉が国益よりも私的感情を大切にしているというのがよくわかる。日中首脳会談ができないのを中国のせいにしているが、大きな勘違いだ。普通これだけの地位になる人だったら、自分の感情を殺してでも、国益を大切にするのが普通なんだけど、小泉には無理な注文だね。自己中のかたまりで、他国や他人に対する思いやりが全くない小泉にいくら何を言っても「小泉の耳に念仏」だろうけど。こんな恥さらしが5年間も日本の首相だったなんてなさけない。これだけ米国からも非難されているのにまだ参拝するつもりなんだから、こんな奴を総裁にした自民党がいかに低脳団体かというのがよくわかるし、自民党を与党として認め、長い間支持し続けている日本国民にも責任がある。
今では自民党内でも靖国参拝に批判的な意見がでているようだが、民主党の鳩山由紀夫も小泉の参拝自粛を強く求めている。
「国益損なう公約」 首相の靖国参拝で鳩山氏(Kyodo news 2006年08月11日)
民主党の鳩山由紀夫幹事長は11日午後の記者会見で、小泉純一郎首相が8月15日に靖国神社を参拝する意向を示唆していることについて「国益を損なっても公約を守るというのは、国民から見れば不可思議な話だ。あまりにも過去の日本の行為、歴史を軽く見ている」と批判し、参拝を自粛するよう強く求めた。
実際に15日に参拝した場合は「国の内外からとても大きな批判が出るだろう」と強調するとともに、「中国や韓国の主張を聞く方がおかしいというような、偏狭なナショナリズムがわき起こることを懸念する」と述べた。
麻生太郎外相が提唱した靖国神社を「国営化」する私案に関しては「A級戦犯の合祀(ごうし)問題には何も言わないで、特殊法人化すれば解決するとは到底考えられない」と指摘した。
そんなわけで、世界中から注目を浴びている8月15日の小泉の参拝だが、これだけ国内外から靖国参拝について批判をあびても、何も感じないのだろうねぇ、小泉のことだから。
今日は長くなってしまったので、麻生の靖国国営論についての批判は又次回にまわそうと思う。
つづく
参考記事:
米議会演説向け「靖国参拝はノー!」(中央日報2006.05.14 17:38:49 )