2009.04.05 (Sun)
北朝鮮ミサイル発射誤報の大失態を演じた麻生お笑い内閣
政府は4日午後0時16分に、「官邸対策室」名で、「さきほど、北朝鮮から飛翔体(ひしょうたい)が発射された模様」と何度も発表したが、5分後に「さきほどの情報は誤り。飛翔体の発射は確認されていない」と撤回した。この様子は、下の動画で見る事ができる。
2009年4月4日【政府混乱】北朝鮮「発射」→5分後に誤報と判明
耳に胼胝(タコ)ができるくらい何度も北朝鮮のミサイルが発射されたと言った後にいきなる誤報だったと訂正する様は、かなり笑えるニュースだった。
Tags : 北朝鮮 |
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2008.12.11 (Thu)
民主党の要請を受けて防衛省がアパとの関係を全職員調査
調査内容は,
1. あらかじめポイントがたまったアパホテル・メンバーズカードの提供を受けたか
2. アパホテルへの宿泊の有無とその際割引サービスの提供を受けたか
3. 同グループが経営するマンション、賃貸アパートへの入居の有無
4. 入居者がいた場合は入居の際の部隊などからの斡旋の有無
など。
「私が危険人物のタモガミです」田母神元幕僚長記者会見1/4
「白人国家が有色人種を侵略してきた」田母神元幕僚長記者会見2/4
タモガミ謀略史観の全容! 田母神元幕僚長記者会見3/4
「日本はいい国だと言ったらクビになった」田母神元幕僚長記者会見4/4
一緒に読むと面白いブログ:『きっこのブログ』平和のための英知
Tags : 防衛省 |
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田毋神俊雄前航空幕僚長 |
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石破茂 |
2008.11.07 (Fri)
田母神前空幕長が投げかけた波紋

画像は、『晴天とら日和』よりお借りしています。
このエントリーは、もっと前に書こうと思っていたのだが、小室哲哉の詐欺事件や米大統領選などが重なって、遅くなってしまった。その後、田母神前空幕長は定年退職したそうだが、本来は、懲戒免職されるべきなのに、6000万円の退職金までもらうそうだ。あまりにも生温い処置に怒りを覚えずにいられなかった。
その根底には、事が大きくなる前に、田母神前空幕長を定年退職として片付けて、トカゲのシッポ切りでなんとか済ませようとする防衛省や政府のいやらしい意図があるのはミエミエだ。その証拠に、田母神氏は定年退職が発令される前に「懲戒に当たるかどうか議論したい」と防衛省側に伝えていたにもかかわらず、同省は「論文に問題があるのは明らか。審理には長期間かかり、必要ないと判断した」とし、強制的に定年退職させている。
今回のこの問題は、田母神前空幕長が教育を受けてきた防衛大学や防衛省の根本的な教育のあり方が問われる問題だ。防衛省や政府は南京虐殺や慰安婦問題など日本軍に都合の悪い莫大な資料を全て燃やしたり、証言などの証拠隠滅を図ったという過去がある。
核心さんのお父様は、南京虐殺に関わった第65連隊第1大隊所属日本兵士の一人で、「百人斬り訴訟」で勝訴した本多勝一氏のインタビューを受けて、南京での出来事をありのまま語ったことがあった。すると、右翼団体や知り合いの日本兵や防衛省などから言ったことを取り消すようにと大きな圧力がかかったという。政府がいかに南京虐殺がなかったことにしようと捏造したかの資料は、下記のエントリーで紹介した。
田母神前空幕長にしては、防衛省で常識となっている意見を表明しただけなのに、強制的に定年退職になるとは納得がいかないと思ったのであろう。田母神前空幕長が田母神前空幕長が「チラシの裏」に表明した意見は、よく2ちゃんねるの右翼軍事掲示板やネトウヨによるコメントで見られるものであり、右翼の間では常識とされている意見に一致する。私は、たぶん、そういったほとんどの意見は、防衛省に勤務する人々や天下りなどの政府関係の人々によって書かれているのではないかと疑っている。
「アパ」主催の懸賞論文には、78人の航空自衛官が応募していたことが、民主党の外務防衛部門会議で明らかになった。78人のうち62人が第6航空団(石川県小松基地)に所属。田母神氏は小松基地司令を務めていた時代(1998年10月から1999年12月まで)に、APAの元谷外志雄代表と知り合い、その後二人は密接な関係を保ち、昨年8月には航空自衛隊小松基地のF15戦闘機に試乗させたことも明らかになっている。そういった親しい間柄だったために今回の最優秀賞受賞は、出来レースだったのではないかとも言われている。
論文の応募者総数は235人で、その30%が空自隊員だったという。防衛省は、航空幕僚監部の教育課が「自己研さんに役立つ」と全国の部隊に紹介していたことを明らかにした。驚く事に、論文を投稿していたのは1等空佐、2等空佐が各3人、3等空佐が4人、尉官が64人と、大半が幹部クラスだったそうだ。空自トップの田母神氏の意向を踏まえて組織的に投稿していた可能性が出てきたことからも、この問題は、単に田母神前空幕長一人の責任が問われるだけでなく、組織的に関与していた防衛省そのものの責任を問われるべきであり、ここまで大きくなるまでこの問題を見過ごしていた浜田靖一防衛相は、責任をとって辞任するべきだ。
又、2007年の3月に田母神を空幕長に任命したのは、当時の防衛大臣は、久間章生だ。防衛利権を貪り尽くし、「原爆投下はしょうがない」の失言で辞職を余儀なくされたなさけない男だ。そしてその時の首相はご存知の通り、政権を途中で投げ出した安倍晋三だった。田母神の任命には、久間や安倍はもちろんの事、APAの元谷外志雄代表もかかわった可能性がある。
APAの元谷外志雄代表は、安倍晋三の後援会である「安晋会」の副会長でもあり、安倍に田母神氏を空幕長として推薦したのは、田母神氏と交友関係にあった元谷外志雄の可能性もある。当時の首相が、耐震偽装で問題となった企業の代表である元谷外志雄のような者に、日本の防衛省の人事に口出しさせて、重要な決定を下していたとしたら恐ろしいことだ。これまでやってきたことに加え、安倍の責任は重い。次期、衆院選で、久間と安倍の二人は必ず落選させなければならない。
マスコミの攻撃は、田母神一人に集中しているが、何よりも批判されなくてはならないのは、戦争責任を逃れるために歴史を『歪曲』(「わいきょく」<=麻生は絶対に読めないだろう。

今回の問題に関して、閣僚たちは、建て前は、田母神を批判しているが、本音は全く反対の所にあるに違いない。すでに削除されてしまったNHKニュースからとらちゃんが、この問題への一部の閣僚の反応を転載して下さった。
NHK「論文問題 閣僚から批判相次ぐ」
ミエミエのウソばっかりしゃべるんでないわ、って思っちゃった!
▼
中曽根外務大臣
「さきの大戦への政府の立場は『村山談話』などに示されており、論文は不適切だ。中国、韓国にすでに説明しているが、今後機会をとらえて必要があれば説明していきたい。任を解き、退職の措置を取ったことは適切であり、退職金の問題は、規定があり、防衛省が考えることだ」
石破農林水産大臣
「航空自衛隊のトップの地位にある人が、政府の見解と明らかに異なることを発表したことは、政府内で意見が割れているとも受け取られかねず、文民統制の考え方からして好ましくない」
舛添厚生労働大臣
「航空自衛隊のトップである以上、政府の一員であり、政府の見解とそごをきたさない形で発言すべきであり、防衛大臣の決定は妥当だ。ただ、今回は刑法犯罪を犯したわけではなく、定年退職という措置を取ったのだと思う」
塩谷文部科学大臣
「論文は、空幕長という立場においてはたいへん不適切だ。論文の中で『戦後教育のじゅ縛』と指摘しているが、そういうことはなく、できるだけ正しくしっかりと教えており、村山談話、あるいは小泉談話で侵略戦争ということを明確にうたっている」
斉藤環境大臣
「国の基本的な方針に反する発言を行い、まったく良識を欠いている。地位にふさわしくない言動、行動であり、更迭は当然だ」
中川財務・金融担当大臣
「論文を読んでいないので、中身についてコメントは控えたい。総理の判断をわれわれは尊重しなければならない」
(読みもしないでソ~リの判断ウンヌンっておかしいぞ!)
え?小泉談話なんてあったのってびっくりしたんだけど、ネット探しても中国では有名みたいなんだけど、日本ではほとんど知られてないみたい。石バカボンは確か集団的自衛権に賛成じゃなかったか?
全くもっともらしく、田母神前空幕長を全員一致で批判しているが、それなら、田母神前空幕長の「チラシの裏の落書き」の載った「APA」 の懸賞論文サイトを閉鎖せずにいまだに放置しているのはなぜか。田母神前空幕長の意見を政府見解と異なると言いながら、「APA」のサイトをそのまま放置しておくのは、まさに、田母神前空幕長の意見を広めたいという魂胆があるのではないか。政府見解と異なる田母神前空幕長の意見を英語に翻訳し、世界中どこからもアクセスできるようにしてあるにもかかわらず、放置しているというのは、日本の国益を損なう行為だろう。
この問題は、とらちゃんも伝えている通り、海外のニュースでも数多く紹介されているのだ。
『晴天とら日和』「田母神俊雄航空幕僚長・天下の妄言『日本は侵略国家であったのか』。これで日本の進路を見誤る事のないように念じる。」
とらちゃんは、「田母神問題『日本は侵略国家であったのか』。これは防衛省ぐるみの確信犯ではないのか!」と言っているけど、私にしたら、今回の問題は、防衛省ぐるみの確信犯だというのは、もちろんのこと、極右政治家がウヨウヨいる自民党と防衛省が悪徳業者「APA」と綿密に申し合わせて仕組んだ元谷外志雄の著書や「APA」の宣伝のような気がしてならない。「APA」は、田母神前空幕長への300万円の賞金の他に、自民党にいくら献金したのだろうか。
参院外交防衛委員会は、田母神俊雄前航空幕僚長を11日に参考人として招致することを決定したそうだが、その時に、野党には、田母神俊雄前航空幕僚長一人の責任追及だけではなく、防衛省、自民党、APAの関与についても、深く掘り下げて調査してもらいたい。
参考記事:
『保坂展人のどこどこ日記』「田母神航空幕僚長」がトップに君臨した自衛隊の体質
『回廊を行く――重複障害者の生活と意見』「国家」の涙--前空幕長の罪と罰
『天木直人のブログ』更迭だけではすまない航空幕僚長の暴言
『志村建世のブログ』自衛隊の誇りと田母神論文
『岩手日報』論文応募隊員は78人 防衛相、退職金返納要求
田母神氏は なんちゃって「論文」 の中で、「しかし人類の歴史の中で支配、被支配の関係は戦争によってのみ解決されてきた。強者が自ら譲歩することなどあり得ない。戦わない者は支配されることに甘んじなければならない」 とまるで、戦争を肯定するようなことを恥ずかしげも無く堂々と書いている。日本は、再び同じ過ちを繰り返さないためにも、過去の侵略を認め、反省しなければならない。戦死者から授かった九条を守らなければならない。
我が窮状
九条
第二章 戦争の放棄
第九条 【戦争の放棄、戦力及び交戦権の否認】
<1> 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
<2> 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
こどものための九条
六 戦争の放棄 第二章 戦争の放棄
みなさんの中には、今度の戦争に、お父さんや兄さんを送り出だされた人も多いでしょう。ご無事にお帰りになったでしょうか。それともとうとうお帰えりにならなかったでしょうか。また、空襲で、家やうちの人を、失(亡)くされた人も多いでしょう。今やっと戦争は終わりました。二度とこんな恐ろしい、悲しい思いをしたくないと思いませんか。こんな戦争をして、日本の国はどんな利益があったでしょうか。何もありません。ただ、恐ろしい、悲しいことが、たくさん起こっただけではありませんか。戦争は人間を滅ぼすことです。世の中のよいものを壊すことです。だから、今度の戦争をしかけた国には、大きな責任があると言わなければなりません。この前の世界戦争のあとでも、もう戦争は二度とやるまいと、多くの国々ではいろいろ考えましたが、またこんな大戦争を起こしてしまったのは、まことに残念なことではありませんか。
そこで今度の憲法では、日本の国が、決して二度と戦争をしないように、二つのことを決めました。その一つは、兵隊も軍艦も飛行機も、およそ戦争をするためのものは、一切持たないということです。これから先日本には、陸軍も海軍も空軍もないのです。これを戦力の放棄といいます。「放棄」とは、「捨ててしまう」ということです。しかしみなさんは、決して心細く思うことはありません。日本は正しいことを、他の国より先に行ったのです。世の中に、正しいことぐらい強いものはありません。
もう一つは、よその国と争いごとが起こったとき、決して戦争によって、相手を負かして、自分の言い分を通そうとしないということを決めたのです。おだやかに相談をして、決まりをつけようというのです。なぜならば、いくさをしかけることは、結局、自分の国を滅ぼすようなはめになるからです。また、戦争とまでゆかずとも、国の力で、相手を脅すようなことは、一切しないことに決めたのです。これを戦争の放棄というのです。そうしてよその国と仲良くして、世界中の国が、よい友だちになってくれるようにすれば、日本の国は、栄えてゆけるのです。
みなさん、あのおそろしい戦争が、二度と起こらないように、また戦争を二度と起こさないようにいたしましょう。
「あたらしい憲法のはなし」(日本国憲法・自民党改憲草案の分析と批判)
この問題は、田母神俊雄前空幕長の更迭だけでは済ませられない問題だと思ったら、今日もランキングの応援宜しくお願いします。

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2008.11.01 (Sat)
田母神俊雄空幕長が更迭された本当の理由
植草一秀の『知られざる真実』「渋谷事件」と総選挙の争点
植草さんのブログがアクセス禁止になったことについて、とらちゃんが貴重なご意見を表明されている。
『晴天とら日和』植草さんのブログがアク禁にされた件で、「毎日新聞社」側の意趣返しに、あまりにも大人気ないと思う。
なんとも「いつのまに日本も北朝鮮になったんだ!」と憤慨するような『アク禁』という通常考えられない手段を講じた、「毎日新聞」側に、反戦な家づくりの明月さんと共に「断固抗議」致します!
毎日側が、「前後の脈絡から掲載する必然性もなく」と主張しますが、植草さんは「前後の脈絡から掲載する必然性がある」としたから掲載したわけだ。(その部分はは所謂見解の相違なわけで、その相違部分を持ってして圧力を掛けて「アク禁」にするとは、言論界にとって言語道断ではありませんか!)
公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合において、その引用は、公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内であり、且つ又、出所を明示(著作権法第48条)されておられました。にも関わらず、メールの確認が遅れただけで、ブログへのアクセスが遮断される措置が取られた。って異常やないですか!
毎日新聞は、植草さんには著作権法32条(引用)はないのだ、と言っているに等しいではないか! これこそ甚だしい言論弾圧ではありますまいか!
バナーは、ヘンリーさんから。
毎日ってまさか記事を引用された全てのブログについて、引用記事がエントリーの内容に関連しているかどうかって見張っているわけないよね。植草さんのブログだけ監視しているとしたら、かなり不公平な話じゃない?
この植草さんのブログがアク禁になったことに前後して、麻生内閣の「不景気対策」が発表になったけど、これって、国民のためというか、自分たちが勝つための「選挙対策」だよね、はっきり言って。3年後に10%まで消費税を増税することは、多くの批判をあびてトーンダウンしてきたようだけど、ひどいものだね。とらちゃんがこの問題についてもたくさんのニュース記事を集めて下さって、麻生が記者会見でどんな発表をしたのか、まだ見ていない人にとってはかなり参考になると思う。
『晴天とら日和』 【オレ様内閣】「究極の<忍法バラマキの術>選挙対策」の後に『消費税増税』とは国民を嘗めてるのか、って思う。
前置きがかなり長くなっちゃったけど、さっそく本題に入ろう。『きっこのブログ』田母神航空幕僚長を更迭でも書かれているし、自エンドTBPにもすでにたくさんの方がこの話題についてTBしてくださっていて、日本の歴史を捏造するような論文を書いた田母神俊雄空幕長を批判している。

いきなり更迭されるようなひどい論文とはどんなものなのか、アパのサイトに行って読んでみた。

上の画像をクリックすると、アパのサイトで、論文が読めるよ。
なるほど、『はてな』で「これはひどい」でブックマークされそうな内容だ。
しかし、論文としては、ダブルスペースで9ページと比較的短いものだ。
というか、ここまで捏造していたら、とても論文と呼べる代物ではないだろう。
チラシの裏に書かれた落書き、又は、戯言ほどの価値しかない。
『日本は侵略国家であったのか 田母神俊雄
アメリカ合衆国軍隊は日米安全保障条約により日本国内に駐留し ている。これをアメリカによる日本侵略とは言わない。二国間で合意 された条約に基づいているからである。我が国は戦前中国大陸や朝鮮 半島を侵略したと言われるが、実は日本軍のこれらの国に対する駐留 も条約に基づいたものであることは意外に知られていない。日本は19 世紀の後半以降、朝鮮半島や中国大陸に軍を進めることになるが相手 国の了承を得ないで一方的に軍を進めたことはない。現在の中国政府 から「日本の侵略」を執拗に追求されるが、我が国は日清戦争、日露 戦争などによって国際法上合法的に中国大陸に権益を得て、これを守 るために条約等に基づいて軍を配置したのである。これに対し、圧力 をかけて条約を無理矢理締結させたのだから条約そのものが無効だと いう人もいるが、昔も今も多少の圧力を伴わない条約など存在したこ とがない。
という第一パラグラフで始まるこの論文は、次の2つのパラグラフで終わる。
自分の国を自分で守る体制を整えることは、我が国に対する侵略を 未然に抑止するとともに外交交渉の後ろ盾になる。諸外国では、ごく 普通に理解されているこのことが我が国においては国民に理解が行き 届かない。今なお大東亜戦争で我が国の侵略がアジア諸国に耐えがた い苦しみを与えたと思っている人が多い。しかし私たちは多くのアジ ア諸国が大東亜戦争を肯定的に評価していることを認識しておく必要 がある。タイで、ビルマで、インドで、シンガポールで、インドネシアで、大東亜戦争を戦った日本の評価は高いのだ。そして日本軍に直 接接していた人たちの多くは日本軍に高い評価を与え、日本軍を直接 見ていない人たちが日本軍の残虐行為を吹聴している場合が多いこと も知っておかなければならない。日本軍の軍紀が他国に比較して如何 に厳正であったか多くの外国人の証言もある。我が国が侵略国家だっ たなどというのは正に濡れ衣である。
日本というのは古い歴史と優れた伝統を持つ素晴らしい国なのだ。 私たちは日本人として我が国の歴史について誇りを持たなければなら ない。人は特別な思想を注入されない限りは自分の生まれた故郷や自 分の生まれた国を自然に愛するものである。日本の場合は歴史的事実 を丹念に見ていくだけでこの国が実施してきたことが素晴らしいこと であることがわかる。嘘やねつ造は全く必要がない。個別事象に目を 向ければ悪行と言われるものもあるだろう。それは現在の先進国の中 でも暴行や殺人が起こるのと同じことである。私たちは輝かしい日本 の歴史を取り戻さなければならない。歴史を抹殺された国家は衰退の 一途を辿るのみである。
民主党鳩山幹事長 代表質問(YouTube動画)と麻生の失言というエントリーにも書いたが、この論文に使われている「大東亜戦争」(英語では"Greater East Asia War")という言葉は、当時、日本の侵略戦争を正当化、美化する用語として使われており、戦後、GHQ(連合国軍総司令部)が公文書での使用を禁止したものだ。英語では、"Pacific War"が使われなければならない。それにもかかわらず、英語にも訳されている論文に「大東亜戦争」という言葉を使っているというのは、全く驚くばかりだ。
麻生もこの論文を「個人的に(論文を)出したとしても、立場が立場だから適切ではない」と述べたそうだが、心の底ではよく書いてくれたと思っているのではないか。なぜなら、9月30日に首相官邸で記者団から日本の過去の戦争観の話が出たとき、麻生も「太平洋戦争」を「大東亜戦争」と呼んでいたし、超A級戦犯を祖父に持つ麻生としては、この論文の内容は彼の立場をよくするからだ。「日本の朝鮮半島や中国への軍事的行動は、相手国の了承を得た上でのものだった」、「日本は、蒋介石により日中戦争に引きずり込まれた被害者」、又、太平洋戦争開戦に関しても、「日本はルーズベルト(米大統領)の仕掛けたわなにはまり真珠湾攻撃を決行することになる」など、戦争責任者の子孫である麻生には都合のいい主張がてんこ盛りだからだ。まさにカプチーノ泡太郎や安倍晋三などの超A級戦犯の子孫にとって、この「濡れ衣」論文は、「濡れ手にアパ」じゃなくて、「濡れ手に粟」だったと言ってよかろう

それではなぜ、田母神航空幕僚長は、いきなり更迭されたのかと言うと、もちろん、選挙前に野党に弱みを握られたくないという与党の判断ももちろんあると思うが、何よりも、この論文がアメリカ様の逆燐に触れてしまい、夫のごとく日本が慕うアメリカ様から三行半をつきつけられたからではないかと思う。その問題と思われる部分を以下に転載する。
さて日本が中国大陸や朝鮮半島を侵略したために、遂に日米戦争に突入し3 百万人もの犠牲者を出して敗戦を迎えることになった、日本は取り返しの付かない過ちを犯したという人がいる。しかしこれも今では、日本を戦争に引きずり込むために、アメリカによって慎重に仕掛けられた罠であったことが判明している。実はアメリカもコミンテルンに動かされていた。ヴェノナファイルというアメリカの公式文書がある。米国国家安全保障局( N S A )のホームページに載っている。
膨大な文書であるが、月刊正論平成18 年5 月号に青山学院大学の福井助教授(当時)が内容をかいつまんで紹介してくれている。ヴェノナファイルとは、コミンテルンとアメリカにいたエージェントとの交信記録をまとめたものである。アメリカは1940 年から1948 年までの8年間これをモニターしていた。当時ソ連は1 回限りの暗号書を使用していたためアメリカはこれを解読できなかった。そこでアメリカは、日米戦争の最中である1943 年から解読作業を開始した。そしてなんと37 年もかかって、レーガン政権が出来る直前の1980 年に至って解読作業を終えたというから驚きである。しかし当時は冷戦の真っ只中であったためにアメリカはこれを機密文書とした。その後冷戦が終了し1995 年に機密が解除され一般に公開されることになった。これによれば1933 年に生まれたアメリカのフランクリン・ルーズベルト政権の中には3 百人のコミンテルンのスパイがいたという。その中で昇
りつめたのは財務省ナンバー2 の財務次官ハリー・ホワイトであった。
ハリー・ホワイトは日本に対する最後通牒ハル・ノートを書いた張本人であると言われている。彼はルーズベルト大統領の親友であるモーゲンソー財務長官を通じてルーズベルト大統領を動かし、我が国を日米戦争に追い込んでいく。当時ルーズベルトは共産主義の恐ろしさを認識していなかった。彼はハリー・ホワイトらを通じてコミンテルンの工作を受け、戦闘機100 機からなるフライイングタイガースを派遣するなど、日本と戦う蒋介石を、陰で強力に支援していた。真珠湾攻撃に先立つ1 ヶ月半も前から中国大陸においてアメリカは日本に対し、隠密に航空攻撃を開始していたのである。
ルーズベルトは戦争をしないという公約で大統領になったため、日米戦争を開始するにはどうしても見かけ上日本に第1 撃を引かせる必要があった。日本はルーズベルトの仕掛けた罠にはまり真珠湾攻撃を決行することになる。さて日米戦争は避けることが出来たのだろうか。日本がアメリカの要求するハル・ノートを受け入れれば一時的にせよ日米戦争を避けることは出来たかもしれない。しかし一時的に戦争を避けることが出来たとしても、当時の弱肉強食の国際情勢を考えれば、アメリカから第2, 第3 の要求が出てきたであろうことは容易に想像がつく。結果として現在に生きる私たちは白人国家の植民地である日本で生活していた可能性が大である。文明の利器である自動車や洗濯機やパソコンなどは放っておけばいつかは誰かが造る。しかし人類の歴史の中で支配、被支配の関係は戦争によってのみ解決されてきた。強者が自ら譲歩することなどあり得ない。戦わない者は支配されることに甘んじなければならない。
さて大東亜戦争の後、多くのアジア、アフリカ諸国が白人国家の支配から解放されることになった。人種平等の世界が到来し国家間の問題も話し合いによって解決されるようになった。それは日露戦争、そして大東亜戦争を戦った日本の力によるものである。もし日本があの時大東亜戦争を戦わなければ、現在のような人種平等の世界が来るのがあと百年、2 百年遅れていたかもしれない。そういう意味で私たちは日本の国のために戦った先人、そして国のために尊い命を捧げた英霊に対し感謝しなければならない。そのお陰で今日私たちは平和で豊かな生活を営むことが出来るのだ。
つまり、「日本が戦争を始めたのは全て、中国や米国のせいで、日本には全く責任ないよ。」とこの論文は言っているばかりか、「白人国家の支配から近隣諸国を開放してやったんだし、人類の平等は日本がもたらしたんだから、日本に感謝しろよ。」とまで暴言を吐いている。そして、このパラグラフの最後では、「英霊にも感謝しろ。」と戦争美化のネトウヨ的な主張で終わっている。いわゆる、典型的な2ちゃんねる系ネトウヨの主張そのものである。きっと田母神俊雄は言うまでもなく、防衛省の幹部達は、勤務時間中に2ちゃんねるで捏造された歴史観を吹聴し、遊んでいるのだろう。
彼らは、日本の戦争参加や東アジア諸国侵略は米国や中国に仕組まれたものなどと、歴史を捏造することが、日本を愛することだと勘違いしているようだが、本当に日本を愛する事とは、歴史的な真実を追究し、過ちを認め、被害を与えた国々の被害者たちに謝罪することではないのか。そうすれば、日本は世界中から信頼される輝かしい国になれるのだ。
麻生太郎は、「村山談話」を踏襲(



それにしても、こんな捏造論文が最優秀賞で、賞金300万円?アパグループがいかにインチキな会社か、そして、手を抜いて建てた耐震偽装マンションで、その住居者から不当な利益を奪っているかがわかるね。
田母神俊雄空幕長もさすがに今回の更迭に関しては、「そんなの関係ねぇ。」とは言えなかっただろう

これを機に、野党は、参院で審議中の新テロ対策特別措置法改正案成立への反対を強化し、自民党に抗議しようではないか。
関連ニュース:
空幕長更迭 立場忘れた軽率な論文発表(11月2日付・読売社説)
「歴史歪曲に憤り」 前空幕長論文で中国外務省コメント(朝日新聞 11月1日22時44分)
<航空幕僚長>複数の現職自衛官も応募 「更迭」の懸賞論文 (毎日新聞 11月1日)
侵略否定で空幕長更迭表明 集団的自衛権行使も要求(共同通信 11月1日)
今日から11月。日も短くなり、寒さも増しますが、風邪などひかないようにお気をつけ下さい。素敵な週末を♪

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【政権交代】を目指すブログリスト
今日の夕方、保坂議員のトークライブがあるので、興味のある方は、ぜひご参加くださいね♪
<どうする!?格差・非正規雇用問題>
国会で格差や非正規雇用の問題を取り上げてきた保坂のぶとが、
働く非正社員の若者たちと、これらの問題をどう解決すべきか語り
合うスペシャルトーク。
▼日時:11月1日(土) 18:00開場 19:00開演
▼会場:Asagaya/Loft A (JR阿佐ケ谷駅下車徒歩2分)
〒167-0043東京都杉並区阿佐ケ谷南1-36-16 B1F
http://www.loft-prj.co.jp/lofta/map.html
▼ゲスト:
関根秀一郎さん(派遣ユニオン書記長)
池田一慶さん(ガテン系連帯)
福島みずほ社民党党首
▼入場料:1000円+1オーダー
■【保坂のぶと杉並事務所】
TEL:03-5347-1601 FAX:03-3391-1650
■【保坂展人と元気印の会】
TEL03-5477-7377 FAX03-5477-6067
Tags : 防衛省 |
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中国侵略 |
朝鮮半島 |
植民地支配 |
正当化 |
2008.09.24 (Wed)
自民党総裁選と防衛省ミサイル茶番劇で嘘を垂れ流す読売新聞

文末の過去ログを参考にしていただければお分かりの通り、このブログでは、早くからミサイル防衛に莫大な日本の防衛予算が無駄に使われていることを指摘し批判して来た。しかしながら、「豚に口紅」じゃなくて、「豚に真珠」でもなくて、「馬に念仏」だったらしく、日本の防衛省は、全く聞く耳を持たない。つい最近もPAC3の実写訓練について政府御用新聞、ゴミ売りの社説などを使って、無駄遣いばかりする親不孝な放蕩息子よりも価値のないPAC3を、日本には無くてならないモノかのように強調し、国民に誤った情報を与えている。
『大津留公彦のブログ2』「自衛隊PAC3実射訓練終了 こんな事に1兆円使っていいのか?」で、青柳さんからの「PAC3実射訓練中止要請の署名を頂いた皆様へ」と題した集計・活動報告と御礼を紹介していらっしゃったので、ここでもその中の一部、林芳正防衛大臣に宛てた要請書を転載した。
【要請書】防衛大臣・林芳正様
税金無駄使いのPAC3ミサイル実射訓練の中止を求めます
防衛省は、ミサイル防衛(MD)用迎撃ミサイルPAC3の初の実弾による迎撃実験を、9月15日からの週に行います。浜松基地の機材を、米国ニューメキシコ州ホワイトサンズ射場に持ち込み、米軍の協力を得て実施されます。模擬ミサイルを二発のPAC3で迎撃する実験の経費は、米国に支払う役務費も含めて約23億円に達します。
政府は「純粋に防御的」「専守防衛にかなう」としてMD導入を正当化してきました。しかし、MDの本質は、相手の反撃を無力化することで先制攻撃をし易くするという点にあり、「先制攻撃促進装置」と言うべきものです。そのことは、東欧への米国のMD基地建設計画に対してロシアが強硬に反対し、MD基地を核攻撃の対象にすると威嚇したり、アラブ首長
国連邦(UAE)が、米国またはイスラエルがイランの核施設を攻撃した場合に報復対象になることを恐れて、米国から約7500億円に及ぶ最新鋭迎撃ミサイルであるサード(THAAD)ミサイルの購入を求めていることなどに明らかです。
そもそも、日本におけるPAC3の配備は極めてずさんなものです。それは納税者を欺く以下の「三重の詐欺」により成立しており、"偽装兵器"そのものです。
1.「はじめに配備ありき」で性能確認は後回し
性能確認試験という意味合いを持つ今回の実射訓練は、本来配備前に行われるべきものです。しかし、政府は「北朝鮮の脅威」を口実に計画を前倒し、07年3月から首都圏4基地と浜松基地へ次々と配備を強行してきました。米ブッシュ政権が採用した「スパイラル(らせん状)開発」――性能確認がなされずとも配備を先行させ、随時更新を繰り返す――という詐欺的手法をそっくり真似たのです。
2.周辺国からのミサイルは想定外という隠された実験データ
驚くべきことに、米国の国防情報センターが掲げている97年から07年にかけて行われたPAC3の29回の実験リストによれば、PAC3が「合格」したとされる実験は、射程300~500kmの短距離戦術ミサイルや航空機を想定したものに過ぎません。日本政府がMDの対象とする北朝鮮や中国の弾道ミサイルはそもそも想定外なのです。
3・実射訓練の放棄は「無用の長物」の証明
防衛省は、性能確認試験以降、通常は配備後も毎年行っている兵器の実射訓練を「膨大な費用」を理由にMD用ミサイルに限って行わないとの方針を表明しています。これはつまり当てるつもりがないということです。「実射訓練しない武器」をそれでも保有するとは、防衛省自らMDが「無用の長物」であることを白状しているに等しいのです。
貧困と環境破壊が拡大し、食糧危機が叫ばれるこの時代に、利権まみれの偽装兵器に血税を投入することは政府による犯罪です。実験中止とMDからの撤退を要求します。
2008年9月14日 核とミサイル防衛にNO!キャンペーン
大田区西蒲田6-5-15-7
又、『ようこそイサオプロダクトワールドへisao-pw』の「自衛隊ミサイル迎撃の茶番劇!」では、今回メディアで成功したと騒がれているPAC3の実験は実際は成功でもなんでもなかったと暴いている。
それにしても、総裁選でも茶番劇をまるで国民にとって重要な選挙のように偽装し、つまらないことも大げさに報道していたゴミ売りだが、今回のPAC3の実験に関しても社説でとんでもない嘘を垂れ流している。
ミサイル防衛 空自も迎撃に成功した(9月22日付・読売社説)
どんな高性能の防衛装備でも、保有しているだけでは宝の持ち腐れだ。様々な訓練を重ね、国土防衛の実効性を高める努力が欠かせない。
航空自衛隊の高射部隊が米ニューメキシコ州の米軍射場で、地対空誘導弾パトリオット・ミサイル3(PAC3)の初の迎撃実験に成功した。日本のミサイル防衛(MD)にとって重要な一歩だ。
海上自衛隊は昨年末、米ハワイ沖で海上発射型迎撃ミサイルSM3の迎撃実験に成功している。
まず海自イージス艦のSM3が大気圏外で敵の弾道ミサイルを迎撃する。さらに地上十数キロの地点でPAC3が迎え撃つ。2段階の防衛網の有効性が確認された。
北朝鮮は、日本全土をほぼ射程に収める中距離弾道ミサイル・ノドンを大量に配備している。
2006年7月には、ノドンと短距離弾道ミサイル・スカッド計6発を移動式発射台から発射し、一定の範囲内に着弾させた。実戦的な運用能力を示すものだ。
北朝鮮のミサイルの脅威に対処するためには、MDの整備は優先度の高い課題である。
金正日総書記の健康不安説が流れるなど、今後の北朝鮮情勢は極めて不透明だ。万一の有事の備えを怠ってはなるまい。
防衛省は10年度までに、イージス艦4隻にSM3を、全国の16空自部隊にPAC3をそれぞれ配備する予定だ。だが、MDは、単に迎撃ミサイルを配備するだけでは有効に機能しない。
ミサイルを探知する警戒管制レーダーFPS5や、防空情報を一元管理する空自の自動警戒管制システムとの適切な連結が不可欠だ。ミサイル発射の事前情報や早期警戒情報を持つ米軍との情報共有や連携強化も重要となる。
より効果的な運用に向けて、米軍との共同訓練などを通じて、問題点を一つ一つ検証し、改良していく作業が大切である。
訓練が重要なのはMDに限ったことではない。
自衛隊は今、燃料高騰の影響で訓練の短縮や規模の縮小を強いられている。08年度予算の見積もりと比べて、燃料の平均単価が6割も上昇し、8月までに244億円を追加支出した結果、燃料費の節減を迫られているためだ。
高知県沖での国籍不明の潜水艦による領海侵犯など、緊急事態はいつ発生するか分からない。
訓練による部隊の練度と士気の維持は自衛隊の生命線だ。政府は必要な訓練が実施できるよう燃料費を早急に手当てすべきだ。
(2008年9月22日02時08分 読売新聞)
はあ?北朝鮮のミサイルの権威って?金正日総書記が病気だっていうのに、誰がミサイルを飛ばすの?それも何の目的で?
そして、高知沖の国籍不明の潜水艦にしても、鯨だって噂があるんだけど、それは確認しないで、こういった国民を脅かすようなことをよく書けるものだ。
日本の今の現状からしても、米国の推進するミサイル防衛に何兆円もの莫大な血税を注ぐべきではない。国民の声を無視して米国に国民の税金を貢ぎ続ける事が自殺行為であることがいまだにわからないKY自公政権は、一度ぶっ壊されるまでわからないのだろう。ここまでのスーパーKYぶりでは、ぶっ壊されてもわからないかもしれないが・・・・。
関連過去ログ:
汚職問題もうやむやな中でイージス艦SM-3迎撃実験に莫大な費用をかける防衛省(2007.12.19)
防衛ミサイルが殺人ミサイルに豹変するとき(2006.12.18)
それでも日本は米国に貢ぎ続けるのか?(2006.05.17)
ミサイル防衛に「NO!」と言える日本人に(2006.04.13)
総選挙で、KY自公政権と一緒にゴミ売り新聞もごみ箱の中に消えろと思ったら、今日もランキングの応援宜しくお願いします。

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2007.11.29 (Thu)
カナダでも従軍慰安婦決議案が可決。そして、守屋夫妻がついに逮捕
昨日は夕方とても強い風が吹いて、雪吹雪みたいな感じだった。今日は雨や雪は降らなかったのでペット君たちと散歩に行った。そのときに撮影した写真を交えて記事を書こうと思う。

100年以上の歴史のある木
米下院、オランダ下院につぎ、カナダ下院でも慰安婦問題について日本政府に公式謝罪を求める動議を可決した。
慰安婦問題で日本に謝罪要求=カナダ下院が動議可決
(時事通信社 - 11月29日 11:01)
【ニューヨーク28日時事】カナダ下院本会議は28日、第2次大戦中の従軍慰安婦問題で日本政府に公式謝罪を求める動議を全会一致で可決した。同様の決議を採択した米下院とオランダ下院の動きがカナダ議会に飛び火した形だ。ただ、動議に法的拘束力はない。
動議は、従軍慰安婦を性的奴隷として扱った事実はないとする主張を公的に否定し、「強制的売春制度」への旧日本軍の関与について全面的な責任を負うよう、カナダ政府は日本政府に奨励すべきだと言明。この中には「元慰安婦に対する国会での正式かつ誠実な謝罪表明」も含まれると述べた。

折れた枝や古くなった木からつくられた暖炉用の薪
文末に転載したTorontoStarには、Jangさん (84才)ら、全員が80代の元慰安婦がカナダを訪れて、日本政府に公式謝罪を求める動議を可決するようにカナダ下院に求めたことが記されている。
この話題については、13日の金曜日じゃなくて『13日の水曜日』がいろいろなところから貴重な資料や記事を集めてくれていて、とても参考になる。
カナダ下院「慰安婦」謝罪要求動議を公式採択 (11/29)
カナダ下院「慰安婦」謝罪要求決議について、ようやく日本で報道 (11/28)
27日にカナダ議会で元「慰安婦」達が証言(追記有) (11/27)
『カナダde日本語』のこれまでに書いた従軍慰安婦に関する記事(16記事)
追記関連記事:
『村野瀬玲奈の秘書課広報室』の玲奈ちゃんがわかりやすく理論的な論旨をブログで展開して下さっている。このトピックに興味のある人には必読。
「謝罪」を台無しにする歴史修正主義者(11/30)
元従軍慰安婦の訴えを聞きたがらない歴史修正主義の底にある考えを解剖してみる(11/29)
次に防衛利権の問題だけど、いよいよ守屋たかり夫婦が逮捕されたようだね。

守屋幸子容疑者(SankeiWeb:異例「妻も収賄」 高級クラブ、ブランド品…常軌逸した「おねだり妻」 より)
逮捕されたときは、ベージュの布を頭から被っていた幸子容疑者だけど、上の記事を読む限り、守屋武昌前防衛次官を裏で操っていた張本人は幸子容疑者のようだ。
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2007.11.15 (Thu)
ボジョレー・ヌーヴォ解禁日の影で泣く守屋武昌や宮崎元伸
ボジョレー・ヌーボー占い
診断結果
美爾依さん のテイストタイプは『ベルーガ・キャビア』です
あなたにお薦めのボジョレーは
『ジョルジュデュブッフ キュベ』です
ボージョレ地区でも特に良質な葡萄が生産される北部38の村のみで造られるボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー。日本人の嗜好性にあわせたフルーティな味わいに仕上がった逸品です。(セブン&アイオリジナル商品)
渋味が成熟した味わいを演出するゾーン
キャビア、大好きだけど、この『ジョルジュデュブッフ』という舌をかみそうな名前は聞いたことがないなと思ったら、日本人向けに日本の企業が作ったもののようだね。なんとなく、「ジョージ・W・ブッシュ」と名前が似ているところが気になるところだが・・・・(笑)。
ボジョレー・ヌーヴォ解禁日の影で泣いているのはやはり、昨日の『きっこのブログ』でも触れていた収賄罪や偽証罪での立件が濃厚になってきた守屋武昌・防衛省前事務次官(63)や業務上横領などの疑いで東京地検特捜部に逮捕された山田洋行元専務の宮崎元伸らだろう。

宮崎元専務、ゴルフ接待300回超 山田洋行社長証言(11月15日Asahi.comより )
上の写真の頭がズラのように不自然な守屋武昌の右側にいる女性が夫と一緒に山田洋行にたかっていた例の「女帝」妻だろうか。
たかり体質は、守屋氏の妻にも“感染”していた。
先の証人喚問で、守屋氏は宮崎容疑者から妻への接待について、「東京・赤坂のカラオケクラブに2、3度行ったことは聞いています」と軽く語っていたが、とてもそんな次元ではなかった。
毎日新聞によると、守屋氏の妻は東京・赤坂の高級クラブなどで、宮崎元専務から頻繁に接待を受け、主にカラオケを楽しんでいたという。さらに、妻は同省幹部の妻4、5人を連れて店を訪れることもあったが、「山田(洋行)につけておいて」と店員に伝え、自分たちで代金を支払うことはなかったという。関係者が証言した。
守屋氏の妻は、防衛省の課長級以上の夫人が集まる親睦組織「美鳩会」でも権勢を振るい「女帝」と呼ばれていたという。守屋氏の妻が車で会合場所などに到着した際は、ドアの外に夫人らがズラッと並び、深々と頭を下げて迎えたという。
守屋夫妻に対する高級クラブでの接待費は一店舗で月数十万円に上ることもあったという。
東京地検特捜部は、山田洋行から経理関連の資料を、守屋氏や妻が通っていた飲食店などから伝票類の任意提出を受けている。今後、守屋氏のゴルフ接待に関する偽証の可能性を追及するとともに、守屋氏への贈収賄容疑も視野に、守屋夫妻に対する利益提供の全容解明を進める。
(11月10日 夕刊フジより)
上の記事に出てくる「美鳩会」に関しては、とらちゃんのところでも紹介されていた AERAの記事、「美鳩会」の妻パワー(11月12日)が詳しい。
そして、山田洋行と日本ミライズと元防衛庁との関係(旧住友銀行もからんでいるようだ)については、マツナガさんのとこで紹介されていた下記のFACTAの記事が詳細にその闇を暴いている。
防衛省震撼「山田洋行」の闇
1千億円商権争奪で内紛泥沼化。次期輸送機CX利権と、旧住友銀行「西川案件」の暗部が浮かぶ。2007年6月号 [日本の武器商人]
この事件の闇はかなり深そうで、きっこのブログに書かれているように、火の手が政府に上がる前に、小泉純一郎が小池百合子を使って山田洋行と守屋武昌を防衛省から切り離したとしたら、この影で利権を一番むさぼっていたのは、実は小泉純一郎なのではないか。この件について何もしゃべりたくないせいか、マスコミの前から姿を隠しているそうだが、国会での証人喚問に小泉を呼ぶべきだと思うのは私だけだろうか。
防衛省がここまで腐敗してしまったのもそれを管轄してきた元防衛庁長官であった額賀福志郎や久間章生らが汚職まみれで腐りきっている奴らばかりだっただからだろう。
衆議院選ではこれまでの自民党政治にNOをつきつけよう!

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2007.11.07 (Wed)
小沢一郎続投を心から喜びたい
私の中では60%の確率で辞任、40%の確率で辞意撤回かなとドキドキしながら、ネットを覗いたら、ナナナナナント!あのめったに自分の意思を変えることのない強情な小沢代表が、民主党役員らに説得されて無事に辞意を撤回していた。
「ああ、よかった」とほっとして、Eカップの胸を撫で下ろしながら、自エンドにTBされたいろいろな意見やマスコミのニュースを読むと、結構小沢代表に対して批判的な意見が多かった。マスコミは自民党によって金銭で飼いならされているからしょうがないとしても、ブログの記事に的外れな小沢批判が多いのには閉口した。
まあ、詳しい事情は『晴天のとら日和』のとらちゃんが民主党のHPから準備してくださったネット中継を日本時間の5時から見てからでも遅くないので、どこが的外れなのかは後ほど書こうと思う。
小沢代表、嘘はいけません。国民の信用を取り戻すために正直に全て話してください。そして、もしアメリカから圧力がかけられているとしたら、その件も詳しく。
2007/11/07
【ネット中継】小沢代表緊急記者会見 17:00頃~
それにしても、今回の小沢辞任劇は日本では緊急ニュースとして大きく報道されていたようで、たとえそれが批判的に報道されたとしても、衆議院選挙前の民主党や小沢一郎のいい宣伝になったことは確かだ。
逆に自民党にとっては、民主と連立政権を組むことで延命しようとしていた目論見がはずれてしまった上に、小沢代表が辞任するのを指をくわえて待っていたら、急遽小沢氏は辞意撤回に転じてしまったため、二重のダメージを受け、自滅への道まっしぐら。今期の「ねじれ国会」で法案がまだ一本も成立していないこともあり、あたふたし始めた。
急遽、フクダがナベツネと作戦変更会議を開いたり、自民党御用記者を集めてエサを与えながら、小沢に不利な記事を書けと指示し始めたような感じ。自民党は今かなりあせっていると思う。なぜなら、今回の小沢辞任劇で自民党の弱さが露呈され、自エンドへの道が加速されたからだ。
ただ単に喜んでばかりいられないのは、これから、新テロ特措法がどうなるか想像もつかないことだ。自民党としては、内容を変更してでも、どうしても通したい法案だろう。
今回の小沢辞任劇で8日に予定されていた守屋武昌前防衛事務次官と防衛専門商社「山田洋行」の宮崎元伸元専務の証人喚問が15日に延期された。この証人喚問が長引けば長引くほど、守屋や宮崎はつじつまを合わせて工作しやすくなるのである。
マツナガさんによれば、今週発売される週刊ポストに守屋武昌前防衛事務次官の汚職の大スクープが載っているようなので、興味のある方は、是非読んでね。
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2007.08.23 (Thu)
社保庁長官が更迭とマダム寿司が防衛相を辞退のニュース
<社保庁>村瀬長官を更迭、後任に坂野・元総務庁局長(毎日新聞 - 08月24日)
柳沢伯夫厚生労働相は24日夕、緊急に記者会見し、社会保険庁の村瀬清司長官(60)と厚労省の辻哲夫事務次官(60)を退官させ、31日付で村瀬氏の後任に元総務庁行政管理局長の坂野泰治・日本放送協会監事を、辻氏の後任に元内閣府事務次官の江利川毅・日興フィナンシャル・インテリジェンス理事長を充てる人事を公表した。柳沢氏は「勇退を認める」と語ったが、年金記録漏れ問題などを受けた事実上の更迭と言える。江利川氏は旧厚生省出身だが、いったん退官した人材を事務次官にする異例の人事となった。
柳沢氏は、村瀬、辻両氏を退官させる理由について、先の通常国会で社保庁を非公務員型の日本年金機構へ改組する社保庁改革関連法が成立したことや、年金記録漏れ問題解消に向けたスケジュールが出そろい、退任の意向を示していたことなどを挙げた。村瀬氏は在任期間が3年になったこと、辻氏も前職を含めると次官級職を3年務めたことを付け加えた。
しかし、実際は昨年発覚した職員による国民年金保険料の不正免除、今年問題化した年金記録漏れ問題と、相次いだ社保庁の不祥事の責任を取らせた格好だ。参院選での与党惨敗を受け、厚労省・社保庁の体制一新に向けた人事構想が官邸主導で進められていた。
坂野氏は、内閣審議官を経て道路関係四公団民営化推進委員会事務局長などを務めた行政改革の専門家。江利川氏は旧厚生省で年金課長、年金担当審議官などを歴任し年金制度に精通している。
一方、退官する村瀬氏は04年7月、損害保険ジャパン副社長から転身した。歴代長官は厚生省・厚生労働省のキャリアが就任してきたが、04年に職員による年金加入記録のぞき見や、保険料の福祉施設への流用など不祥事が相次いで発覚し、村瀬氏が初の民間出身者として起用された。数値目標設定など民間流の手法を導入し、職員の意識改革を進めたものの、就任後も不祥事がやまず与党の一部からも更迭論が浮上していた。【吉田啓志】
◇対応次第で庁内の士気低下も
24日夕、急きょ柳沢伯夫厚生労働相が厚労省の辻哲夫事務次官と社保庁の村瀬清司長官の退任を発表したのは、村瀬氏の後任に坂野泰治・日本放送協会監事が就任するめどがついたためだ。年金記録漏れ問題による参院選での与党惨敗を受け、首相官邸は「社保庁改革の象徴」として村瀬氏を更迭し、後任も民間から招へいする意向だったが、火中のクリを拾う人はおらず、結局は役人出身者に落ち着いた。
「村瀬氏更迭」は、塩崎恭久官房長官を中心に官邸主導で進められた。年金業務・社保庁監視等委員長の葛西敬之JR東海会長らの人脈も活用し、国鉄改革に携わった人材を選ぶことも模索したようだ。インパクトのある人事で社保庁にショック療法を施すとともに、内閣支持率のアップをももくろんだ。
しかし、世間の批判を一身に浴びる社保庁のトップへの就任を承諾する民間人を探すのは難航。塩崎、柳沢両氏は27日の内閣改造で退任するとみられており、退任に間に合わせる妥協策として、公務員出身ながら行政改革に詳しい坂野氏に就任を打診した。
ただ、坂野氏は事務官としての経験は豊富でも、長として実際に組織改革をリードできるかは未知数だ。職員との対話に力を費やし、「民間流」の手法を伝えてきた村瀬氏に対する社保庁幹部の信頼は厚く、同庁内には「三顧の礼で迎えた村瀬氏を見せしめで退官に追いやる官邸はあまりにひどい」との不満が充満している。江利川毅氏は厚生省出身だけに厚労省内の違和感は少ないが、坂野氏の場合は、対応次第では庁内の士気が逆に低下する危険性をはらんでいる。【吉田啓志】
社会保険庁の村瀬清司長官と厚労省の辻哲夫事務次官を退官させるのはいいけど、最高責任者である柳沢伯夫厚が辞任しないんじゃ話にならないよ。
小池防衛相、続投望まず=情報漏えいで引責と説明
【ニューデリー24日時事】小池百合子防衛相は24日、滞在先のニューデーリーで記者団に対し、27日に予定される内閣改造に関し「テロ対策特別措置法延長をしっかり実現してくれる人にバトンタッチしたい」と述べ、続投は望まない意向を明らかにした。その理由としてイージス艦の情報漏えい事件を挙げ、「防衛省内で誰も責任を取っていない。この点でわたしは責任を取りたい」と説明した。
小池氏は事務次官人事をめぐり、守屋武昌次官と対立。小池氏が当初西川徹矢官房長を据えようとしたのに対し、守屋氏が抵抗し、官邸を巻き込んだ内紛に発展した。最終的に増田好平人事教育局長を起用することで決着したが、内閣改造での小池氏の処遇が焦点となっている。
きっと晋ちゃんに今度は外務大臣にしてもらうよう、印パ外遊中に頼んだのかもね~。と思ったら、今度は閣外に去る意向を晋ちゃんに伝えたというニュースが入ってきた。
<小池防衛相>閣外に去る意向も首相に伝える
じゃあ、何がしたいのかというと、「党の一兵卒として安倍晋三首相を支える立場で働きたい」なんてけなげなこと言っているけど、「内閣改造後は自民党の役職に就きたい」というのが安倍に伝えた本心のようだ。
こんな支離滅裂のばあさんを自民党の役職なんかにしたら、それこそ、国民の多くの反感を買うだろうね。
だいたい、今回、防衛相になったのだって、税金で大臣としての贅沢三昧の海外旅行を楽しむのが目的だったんじゃないかって思えるほど、防衛相になったとたんに肝心の国内の防衛会議を欠席してまで短期間にアメリカだのパキスタンだのって飛び回って、自己アピールや保身に必死だったものね。
こんな自分のことばっかり考えていて、公私混同の政治家はいらないよ~!
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2007.07.21 (Sat)
今度こそ選挙法違反を繰り返してきた自公をぶっつぶせ!
『きっこのブログ』ですでに下記の記事をお読みになられた方は多いと思うが、こういった現実を見ると、久間が防衛大臣だった時はまだましだったのではないかと思うほど、小池百合子が防衛大臣になってから沖縄の状況は悪化している。
続・政府による殺人未遂事件(7月22日)
政府による殺人未遂事件 (7月21日)
普天間移設調査でトラブル 「バルブ閉めた」と反対派2007年7月21日 20時12分
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設予定先の同県名護市のキャンプ・シュワブ沿岸海域で21日、移設に向けた那覇防衛施設局の環境調査を委託されている業者の作業ダイバーと、移設反対派リーダーの平良夏芽牧師(44)が海中でもみ合いになるトラブルがあった。
平良牧師は「海中でボンベのバルブを閉められた。命にかかわる一線を越えた行動で、刑事告訴も検討したい」と話している。
平良牧師によると、同日正午すぎ、名護市の辺野古漁港沖約1キロの海底3、4メートルで、委託業者の作業ダイバー3人が、環境調査でジュゴンなどの行動を調べるパッシブ・ソナー(音波探知機)の土台を海底に固定しようとした。平良牧師が作業を阻止しようと土台にしがみつくと、ダイバーは平良牧師を羽交い締めにした。
(共同)
『反戦な家づくり』の明月さんが述べられているとおり、いくら委託業者といえども、防衛省(那覇防衛施設局)の外注業者であり、防衛省の管轄下である以上、防衛大臣の小池百合子の責任であり、小池を防衛大臣に任命した安倍晋三の責任でもあると思う。ひたすら世界から孤立する米軍のために沖縄の美しい自然を破壊してまでも醜い基地をつくろうとし、自衛隊を国民の敵にすることに何の抵抗も感じない小池百合子初め、自民党の腐りきった体質の果てがこれである。

↑『糸数慶子氏のHP』のブログより
去年の11月の沖縄県知事選の記事にも書いたように、沖縄は基地に頼らなくても、立派にやっていけることが証明されているにもかかわらず、沖縄県民は米軍基地が沖縄に大きな経済発展をもたらせてくれていると勘違いしているようで、全ての人が基地建設に反対しているわけでもなさそうだ。その辺の沖縄県民の意識を高めるためにも、沖縄の自然を守るためにも、今回は平和と脱基地を強調する野党統一候補野(社民、社大、共産、民主、国民新党推薦)の糸数慶子氏に当選して欲しい。
昨日も安倍晋三が民主党に公職選挙法違反で刑事告発されたが、今度は沖縄で広告条例違反と警告されている。

『きっこのブログ』で知った「イソップ通信」より
一国の首相たる者がこのような違反を繰り返すとは、安倍晋三はいったいどこまで知能が低いのか。日本の恥さらしもいいとこだ。次の首相はもう少し良識をわきまえた大人の頭脳を持った人物であることを期待したい。
しかしながらこんなのは序の口で、こういった自民党による公職選挙法はこれだけではなく、もっと大胆に行われていたのである。どおりで何十年も政権を維持してこられたわけだ。
自衛隊関係で少し前から気になっていたブログがあった。
『猫に小判 ~ 自衛隊内部を滅多切り ~ 』 というブログで自衛隊の内部情報を容赦なくすっぱ抜くブログだった。それが、『津久井進の弁護士ノート』の「目の前で一つのブログが消された!」という記事にも書いてある通り、突然消滅してしまったのだ。
その『ブタに真珠』じゃなくて、『猫に小判』というブログに書いてあったことで特に驚いたのが、自衛隊員は100%全員が自民党に投票させられているという内容の記事だった。幸運にも、津久井さんのところにコピペがあったので、その記事をここに紹介する。
自衛隊が選挙になると毎度、やっている教育
それは どこの党に投票するか そして 視認情報を集めてくる 教育である。
その教育は部隊毎に行われ 定期秘密保全検査のため 機会教育簿に教育をしたという証拠として記載するのである。
その機会教育簿がこれだ。
≪図の挿入≫
この機会教育簿には、 『政党を良く承知せよ』と書かれている。
これは 私も現役時代に教育をしたことがあるが、 いわゆる
自○党に入れろ! と言うことである。
『投票したならば中隊本部に連絡せよ』と 言っている。
これは 部隊で作成している非常呼集網図を使い連絡しろ!
と 言っているのである。
要するに 自衛隊では投票率が、ほぼ100%なのである。
機会教育簿の下には 視認情報を持ってくるように言っている。
所見には 教育をしたものが、今回、このような教育を3回したと書いている。
国民のみなさん。
自衛隊は、組織を利用して自○党に投票するよう 教育し投票させる行為は、公職選挙法や自衛隊法 違反ですが こんな事が許されていいのでしょうか?
上の記事の≪図の挿入≫ のところの図。

↑これがその「機会教育簿」だ!
さらにラッキーなことに『米国からの便り』の拳志郎さんが、『猫に小判』の魚拓を探してきて下さったので他の記事も少し読める。
それにしても、国民の税金を使って国民を監視しているばかりか、選挙前になるとこんな選挙法違反までやっていたとは開いた口が塞がらなかった。もちろん、言うまでもなく、これは許されるべきではない。
『美しい国』とはほど遠く、実は自民党に支配され続け、国民に還元されるはずの利益までも政治資金に吸い取られるという『恐ろしい国』だったのである。しかし、あまりにも長く続きすぎた政権はついに人材を使いつくし、最後に馬鹿な人物を首相に担ぎ出してくれたおかげでやっと今回政権交代できそうな状況までに至った。
が、しかし、「民主党の5人は選挙後に寝返るのか」というゲンダイネットの記事によると(記事全文を読みたい人は記事最後にある「追記の開閉」をクリックしてね)、安倍は、たとえ44議席を下回っても続投する構えだそうなので、自民党を大惨敗させない限り、安倍政権が続くと覚悟した方がいいということだ。ええええ?まさかぁって感じだが、これが現実になると困るので、有権者は自公を大惨敗させないといけない。
安倍を辞任させるには、自民を40議席以下に押さえ込まないとダメなようである。果たして、これは可能なのか?全国の有権者4万3000人余りを対象に、電話による世論調査を実施した共同通信によると、自民党は過半数困難で40議席割れもアリエールそうだが、4割の有権者がまだ誰に投票しようか決めておらず、情勢が変化する可能性もあるということだ。
『47News 参院選2007』自公、過半数困難 参院選情勢の全国調査(2007年07月22日)
共同通信社は、29日投開票の第21回参院選に関し、19-21日の3日間、全国の有権者4万3000人余りを対象に、電話による世論調査を実施、取材結果を加味した上で情勢を探った。自民党は選挙区、比例代表ともに振るわず、40議席割れもあり得る。公明党も目標の13議席確保が微妙で、自公両党は参院で非改選を含み過半数の維持が困難な状況。民主党は選挙区、比例ともに躍進し、結党以来最高の50議席台後半をうかがい参院第1党となる勢い。年金記録不備や「政治とカネ」の問題などが自民党への逆風となっているとみられる。
ただ約4割の有権者が投票態度を決めておらず、情勢が変化する可能性がある。
共産党は4議席、社民党は2議席を確保しそうだが、いずれも改選議席(共産5、社民3)を下回る状況。国民新党は1議席に届きつつあり、新党日本は議席獲得が厳しい情勢だ。
【共同通信】
関連記事:
参院選情勢調査:与党、過半数厳しく 自民は1人区で苦戦(毎日新聞 7月22日)
こうなると、まだ誰に投票するか決めていない人の票の動きが気になるところだが、そういう人はきっと投票にも行かない可能性も大きいのではないかと思われるのであり、この共同通信の世論調査の結果+αがそのまま参院選の結果になると考えられることもなきにしもあらず・・・・。1人でも多くの人が投票に行くように、投票に行く時はなるべく家族や友達を誘って一緒にいくようにしよう。
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