2020.05.19 (Tue)
河井前法相公選法違反「本格捜査」で安倍政権倒壊すぐそこ
自民党の河井案里参院議員が初当選した昨年7月の参院選をめぐり、夫で前法相の河井克行衆院議員が地元議員らに現金を配ったとして捜査が進められている。すでにテレビで御覧の通り、河井案里氏及び河井克行前法相の秘書らが公選法違反で逮捕・起訴された。それに続き、広島地検特別刑事部に東京地検特捜部等からの多数の応援を含めた「検察連合軍」による、克行氏自身の公選法違反の容疑での捜査が本格化している。
現在の検事総長の稲田伸夫氏が全力で前法相の河井克行衆院議員を起訴しようとしている。検事総長の任期は2年間という決まりがあるが、政府からは、1年半で引退せよと言われているという報道もある。そうして、黒川弘務氏を検事総長にして、自民党議員である河井氏を無罪にしようという思惑がミエミエなのだ。稲田検事総長の任期は2年間なので、2018年7月25日から2020年の7月25日までのはずなので、なんとか在任中に河井克行前法相を検挙したいのではないだろうか。こうしてみると、安倍政権がコロナで国民が苦しんでいるにもかかわらず、それを無視して「検察庁法案改正」を一刻も早く強行採決したかった理由がわかる。
報道によると、広島地検は、河井案里氏と夫の克行氏(衆院広島3区)が参院選の公示前の昨年4月頃、広島県内の首長や地方議員らに票の取りまとめを頼む趣旨で広く現金3万円から30万円を渡したとして、案里氏の事件と並行して、3月下旬頃から、50人を超える県政界関係者の任意聴取を行っているとされており、元広島市議会議長、元広島県議会議長などの広島県政界の有力者の関係先への家宅捜索も行われている。
すでに現金授受の証拠は揃っているが、問題は、河井夫妻から広島県政の有力者への現金の授受があったとされる時期が2019年4月頃ということであり、参議院選挙の約3か月前だ。従来の公選法違反の摘発の実務では、「買収」罪が適用されるのは、選挙運動期間中など、直接的に、投票や選挙運動の対価として金銭等を供与する事例に限られ、選挙の公示から離れた時期の金銭の授受が、買収罪で摘発されることは殆んどなかったそうだ。これまでは、「地盤培養行為」としての「政治活動に関する寄附」の性格を有するものは、投票や選挙運動の対価・報酬という要素が希薄なものとされていたからだ。
案里氏が初当選した昨年7月の参議院議員選挙の際、昨年4月から公示前までの間に、案里氏と夫の克行氏が支部長を務める二つの自民党支部の口座に、1億5000万円が党本部側から提供されたことを、安倍総理本人も国会で追及された際に認めているどころか何ら問題ないとしている。
一方、同じ参院選の広島選挙区に自民党公認で立候補して落選した溝手顕正氏への拠出は1500万円だった。 溝手氏は、2006年に第1次安倍内閣に入閣し、国家公安委員会委員長、内閣府特命担当大臣(防災)に任命されていたが、その後失言などが目立ち、第一次安倍改造内閣からははずされた。週刊文春2019年6月19日号は、2007年夏の参院選で安倍首相が小沢民主党に惨敗した際、当時防災相だった溝手氏が会見で「首相本人の責任はある。(続投を)本人が言うのは勝手だが、決まっていない」と痛烈に批判したこと、12年2月にも、野田佳彦政権に対し、消費税増税関連法案への賛成と引き換えに衆院選を迫る「話し合い解散」を主張した安倍氏を、会見で「もう過去の人」とこき下ろしたことなどで、安倍首相には、溝手氏に対する「積年の恨み」があったと報じている。じゃなければ、同じ自民党から立候補した二人の議員の一方には1億5,000万、もう一方には、その10分の1の1,500万円というような差別をしたりしないよね。
もし、検察が、公選法の買収罪で河井克行氏らを起訴した場合、これまで横行してきた「選挙に関する金銭の授受」が、公示日から離れた時期のものであっても買収による摘発の対象になるということになり、選挙をめぐる「不透明な資金のやり取り」は原則としてできないということになる。それによって、日本の公職選挙の情景は大きく変わることになる。
さらに、「河井克行」氏は、戦後初めて、前法務大臣として検察に逮捕された「最低最悪の政治家」という汚名を歴史に残すことになりかねない。その場合、政治生命はもちろん、社会的信頼すらも失うことになる。郷原氏は、そんな河井前法相に「逆転の一手」を助言している。それは、選挙資金の全てを明らかにすることだという。
最後に、郷原氏は河井前法相への本格捜査が安倍政権に与える「致命的打撃」を下記のように述べている。
東京地検特捜部からも多数の応援が加わって、新たな県政界の有力者の関係先の家宅捜索が行われるなど、克行氏に対する広島地検の捜査は、重大な局面を迎えている。
検察は、安倍政権下で、ほとんど「牙を抜かれた状態」であったが、ここに来て、政権そのものにも弓を引くことになりかねない状況になっているのは、安倍首相が、政権の長期化による「傲慢」ゆえに、二重に、常識を逸脱した「暴挙」を行ったことに起因している。
一つは、それまで、二人区で、自民・野党で議席を分け合ってきた参議院広島地方区に、案里氏を強引に擁立し、何とかして案里氏を当選させるため、自民党本部から溝手氏の10倍もの選挙資金を提供するという常識を逸脱したやり方をとったことだ。
週刊文春2019年6月19日号は、2007年夏の参院選で安倍首相が小沢民主党に惨敗した際、当時防災相だった溝手氏が会見で「首相本人の責任はある。(続投を)本人が言うのは勝手だが、決まっていない」と痛烈に批判したこと、12年2月にも、野田佳彦政権に対し、消費税増税関連法案への賛成と引き換えに衆院選を迫る「話し合い解散」を主張した安倍氏を、会見で「もう過去の人」とこき下ろしたことなどで、安倍首相には、溝手氏に対する「積年の恨み」があったことが、案里氏の擁立の背景にあったと指摘している。
森友・加計学園問題、「桜を見る会」問題では、自身や昭恵夫人の「お友達」優遇という安倍首相の「個人的事情」が発端となって、官僚組織の「忖度」や「隠蔽」による権限の「私物化」が行われ、厳しい批判を受けたが、その度に、「違法性」を判断する権限を有する検察の動きが封じ込められ、「違法ではない」との言い逃れを可能にして批判をかわしてきた。
今回の事件が、上記文春報道で報じるように、それまで長年自民党議席を維持してきた溝手氏に対する安倍首相の個人的な悪感情が発端となったのだとすると、それは、「お友達」優遇とは真逆の「嫌いな人」に対する党の選挙対応の「私物化」が行われたということである。
法務副大臣も務めた現職議員であった克行氏が、参議院議員選挙に立候補する妻への支持を呼び掛け、自ら多額の現金を県政界の有力者に配って回るという信じ難い行動に及んだのは、まさにそういうことをしてでも、何が何でも案里氏を当選させるようにと、自民党本部から巨額の資金が提供されたからである。
安倍首相の二つ目の「暴挙」は、これまで安倍政権には一切逆らわなかった検察組織に対し、閣議決定で「違法な検事長定年延長」を行うことで、安倍政権による検察支配を完結させようとしたことだ。
私も、閣議決定直後から、このやり方を徹底批判したが(【黒川検事長の定年後「勤務延長」には違法の疑い】)、そのような、検察の歴史に泥を塗るような方法で、検事総長人事まで捻じ曲げようとしたことが、検察組織からの強烈な反発を招き、自民党本部にも波及する前代未聞の公選法違反の強制捜査が行われようとしている。広島地検に集結した東京地検特捜部等からの応援を含む検察連合軍は、コロナ感染拡大の厳しい状況にもめげず、克行氏への公選法違反事件の捜査を着々と進めている。
まさに、権力一極集中による「政権の私物化」が招いた、二つの究極の「傲慢なふるまい」が、鋭利な「巨大ブーメラン」となって、安倍首相自身の身に突き刺さろうとしているのである。
やはり、長年一つの政権が権力を握ると、ろくなことが起こらないね。国民には、一人10万円を送金するのにもさんざん待たせているくせに、自分が当選させたい議員には、即1億5,000万円をポンっと送金。それも、自民党内の嫌いな議員を落とすためだって。次の選挙はみんなよく考えて投票しよう♬ でも、検察がこの河井前法相を逮捕できるのかどうか、気になるね。注目しよう!
「河井前法相“本格捜査”で安倍政権倒壊」を解説 郷原信郎の「日本の権力を斬る!」#10
https://www.youtube.com/watch?v=PNqQ19EmHbA
河井克行氏の事件は安倍政権に迫れるか!?元特捜検事の郷原信郎が、日本の権力を斬って、斬って、斬りまくります!
第10回 「河井前法相“本格捜査”で安倍政権倒壊」を解説
<郷原信郎の他のメディア>
ブログ 「郷原信郎が斬る」
https://nobuogohara.com
Yahooニュース個人「問題の本質に迫る」
https://news.yahoo.co.jp/byline/goharanobuo/
Twitter @nobuogohara
https://twitter.com/nobuogohara
参考記事:
河井前法相“本格捜査”で、安倍政権「倒壊」か
https://news.yahoo.co.jp/byline/goharanobuo/20200427-00175504/
【安倍政権「ガバナンス崩壊」のままで、「国難」を乗り越えられるのか】でも述べたように、新型コロナ対策で「ガバナンス崩壊」状態に陥った安倍政権は、「アベノマスク」配布などをめぐって、その後も迷走・混乱を続けており、常識的には「終了モード」に入ったように思える。
しかし、これまで、森友・加計学園問題などで、危機的事態に追い込まれ、「桜を見る会」問題では、「説明不能」の完全な“詰み”の状態に陥ったが、「投了」せず、そのまま、「居座り」を 続けてきた「安倍“一強”政権」である。安倍首相が、自ら首相の座を降りるということには、なかなか現実感がないという人が多いであろう。
しかし、今、大規模捜査体制で臨んでいる河井克行前法相の公職選挙法(公選法)違反事件の捜査の展開によって、さすがの安倍長期政権も音をたてて「倒壊」することが必至の状況になっている。
この事件の捜査は広島地検特別刑事部が行っているが、20年前に、私もその部長を務めていた。「海砂違法採取事件」等の検察独自捜査で、元県議会議長など広島県政界の有力者に何回も挑んだ。当時と同じ政治家の名前が今回の事件の関係者としても出てきている。地方地検の特別刑事部の捜査体制は誠に貧弱で、検察独自捜査には限界があった。しかし、今回の広島地検の捜査の様相は全く異なる。東京地検特捜部などから大量の応援部隊が投入され、「検察連合軍」の捜査が、安倍首相側近と言われる河井克行前法相(以下、「克行氏」)に迫っているように思える。
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございます♪
おまけ:
2010.10.05 (Tue)
『日本一新の会』からのお知らせ
緊急拡散
山崎行太郎氏からの呼びかけです。
10.6(水)16:00~
緊急シンポジウム「検察と外交、何が問題点なのか」
佐藤優 鈴木宗男
場所 衆議院議員会館 一般の方も参加可能
hanekiyoさんからの呼びかけ
小沢さん支援の抗議デモ
9日土曜日 午後一時~
民主党前よりスタート 警察には届け済みです。
発信元はツイッターのsoilyanoさんです。
Http://twitter.com/soilyano
緊急拡散2-にこ動画本日
にこにこ生放送
10/5 本日23:00~
緊急特番「徹底討論 民主党小沢氏強制起訴を問う」
弁護士 郷原信郎氏 民主党議員 原口一博氏
司会 角谷浩一郎氏
以上
2010.02.09 (Tue)
サンプロで激論を交わす大物元検事と小沢幹事長の2月8日定例会見 (YouTube動画)
さらに、2月8日に行われた小沢幹事長の定例会見の動画もYouTubeにアップされた。小沢幹事長は大手メディアからのあほらしい質問にも皮肉たっぷりにまじめに答えているし、爆発的な売れ行きを記録した『週刊朝日』の上杉隆記者の「記者クラブ」に関する質問も最後にあるので必見だ。
サンデープロジェクトHPより
小沢氏不起訴!元秘書ら3人起訴!
緊急激論!これは検察の敗北か?
小沢一郎幹事長の資金管理団体の土地購入を巡る事件で、東京地検特捜部は小沢幹事長の元秘書で衆議院議員の石川知裕被告ら3人を起訴する一方で小沢幹事長本人は嫌疑不十分で不起訴とした。
去年3月の西松事件以来表面化した小沢幹事長VS東京地検特捜部の熾烈な戦いは、「不起訴」という結論に至った。
果たしてこれは、検察の敗北なのか?
番組では、自民党と民主党の国会議員、さらに今回の事件に関して独自の視点からコメントを続けてきた二人の大物元検事、宗像紀夫氏と郷原信郎氏がまたまた大激論!
今回の検察の捜査に問題はなかったのか?
小沢幹事長VS検察の死闘はこれで大団円なのか?
小沢幹事長の政治的な責任は?
小沢幹事長続投で民主党はどうなるのか?
サンプロでしか見られない!事件の裏側、深層に迫る大激論。
必見ですぞ!
2010.02.04 (Thu)
【緊急告知】郷原信郎氏に独占インタビューのお知らせ『The Journal』より

写真:Cackling Goose & Canada Goose Photos © Bill Schmoker
今日からTwitterの表示を変えてみた。これまで美爾依だけのつぶやきだったんだけど、今日からフォローさせていただいているみなさまのつぶやきも表示されるように変更した。だから、むかついたときのつぶやき、泣きたいときのつぶやき、笑えるつぶやき、愛のつぶやきなど、どんどんつぶやいてね。これは、『TwitterWind』と呼ばれるブログパーツで、いつも楽しい記事で笑わせてくれている気弱な地上げ屋さんのところで見つけたもの。
さてさて、今日4日は、いよいよ石川知裕議員の勾留期限が切れ、東京地検特捜部によって石川議員や秘書の大久保隆規氏、そして、元秘書の池田光智氏が起訴されるかどうかの発表が注目される。この地検による発表後に『The Journal』では、郷原氏の独占インタビューを予定しており、終了しだいに配信されるとのこと。お見逃しなく。
『The Journal』【緊急告知】本日、郷原信郎氏に独占インタビュー
本日、2月4日、政治資金規正法違反の容疑で逮捕された、石川知裕(いしかわ・ともひろ)民主党衆院議員(36)の勾留期限が切れる。
東京地検特捜部は、同日16:00より、一連の捜査についての見解を発表することになっている。
これには我々は出席することができない。
しかし、これを受けて、同日18:00より郷原信郎(ごうはら・のぶお)氏が記者会見を行うことになっている。
Infoseek 内憂外患編集部と《THE JOURNAL》編集部は合同で、この1時間前の17:00より、郷原氏に独占インタビューします。
内容は、ICレコーダーで録音、終了後にすぐMP3で配信する予定です。
郷原氏の言葉を"そのまま"お伝えします。
一応、そのインタビューを見る前の準備資料として、1月21日の岩上安身氏による郷原氏の緊急取材の内容を転載させていただく。
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2010.01.15 (Fri)
石川知裕議員の元秘書、金沢敬氏の正体
小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」をめぐる政治資金規正法違反疑惑は、郷原信郎氏の日経ビジネスオンラインのコラム「小沢幹事長の「4億円不記載」とは一体何なのか」を読んでも何が問題なのかよくわからないと書かれているし、実際、一般の人が報道を読んだだけでは、何が問題なのかさっぱりわからない問題だけに、『反戦な家づくり』の明月さんの説明はとてもわかりやすく納得がいく。結局、とりたてて問題とする必要もない数年前の記載ミスをメディアが大げさに騒いでいるだけであるというのがわかった。
『反戦な家づくり』の「陸山会をめぐる問題を解説してみる」というエントリーが産経の記事に反論している。
そして、明月さんはさらに、「陸山会」の元会計事務担当、石川知裕議員の元秘書、金沢敬氏についての口コミ情報まで記載して下さっている。すでにとらちゃんがブログで金沢敬氏について伝えてくださっているので、ほとんどの読者の方は彼がどのような人物なのかご存知だと思うけど、一応、簡単に説明しておくと、金沢氏は、自民党本部で開かれた「小沢幹事長政治資金問題勉強会」で、去年の3月に小沢氏の事務所が家宅捜索を受けた際、小沢氏の指示で石川議員らと共に証拠の隠滅を図ったと証言し、国会の場でも参考人として証言する用意があると述べた人物だ。
金沢氏の写真をまだ見ていない方は、YAMACHANがとらちゃんのブログからコピペしているので、ご覧いただきたい。
この金沢氏、一年で石川議員の秘書をやめた後は、「ふくまる不動産」の社長として働いているそうだ。かなり危険な人物のようで、読者のpoivreさんがコメント欄で紹介してくださったbenitomoro33さんのブログ『sincerely my thought』が石川知裕議員の元秘書の金沢敬氏の正体を暴露している。
それによると、ある北海道在住の女性が、立地条件にしては値段のお手頃な「ふくまる不動産」の物件に引っ越すことになったまではよかったんだけど、入居前に部屋を見るので、社長が一緒に立ち会うことになっていたのに、一時間待っても来ないので電話したら、下記のようなものすごい暴言を吐かれたそうだ。(この会話の一部は前述の明月さんのエントリーでも口コミとして紹介されている。)
で。一言目が『なに?』
・・・「はぁ?」とは思ったけれど名前を名乗り
「部屋の立会いは・・・?」と尋ねると
『忙しくて今日は行けないから!忙しくて連絡できなかった!』と言う
「困ります!立会いが必要と言ってたじゃないですか!」
・・と食い下がると更に驚きの態度。
『だから謝っただろうが!オレはアンタと違って
忙しいんだよ!クソババア!行けないったら行けないんだよっ!ババア!』と
電話の向こうで50代と思しき男が激昂。
この後も酷い暴言が続き、あまりの暴言に一部の通話を録音。
最後には契約期間が始まっているにも関わらず
『アンタみたいな面倒な客、イヤだ!もういいっ!イヤだから金返すから 契約、止めてくれ!
金、返すよ!出て行ってくれ!』と言い放ち電話を一方的にガチャ切り
まるでヤクザだね。物件の管理(掃除など)も出来ない上に、自分の顧客に対してこのように乱暴な言葉で振る舞うというのは、常識を逸しているとしかいいようがない。
それにしても、さすがにいくらヤクザ団体の自民党とはいえ、こんな人物を報道陣の集まる勉強会に招いて、証言させるわけがない。このヤクザのように振る舞った不動産屋の社長と金沢氏は本当に同一人物なのだろうか。この疑問を晴らすために、ブログ主に聞いてみると、ここで言われている「ふくまる不動産」の社長と金沢敬氏は同一人物であるということがわかった。しかし、このブログ主に迷惑がかかるし、彼女の要望でもあるので、この女性のブログのリンクは貼らないでおく。
、
さらに、きな臭いことに、benitomoro33さんによれば、金沢敬氏は「新党北海道」という新しい政党を作る予定なのだそうだ。このようなヤクザまがいの男が政治家になって、その政党の代表になったら、北海道はどうなってしまうのだろうか。これはあくまでも私の推測だが、恐らく、これは自民党の息のかかった政党で、自民党がこの政党を支援するかわりに、小沢幹事長や石川議員に不利な証言をするように頼まれたのではないだろうか。そうでなければ、自民党の会合であのような証言をするはずがない。

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2009.10.23 (Fri)
保坂展人氏が総務省顧問に

総務相顧問 保坂・亀井氏起用
(NHKニュース 10月22日 6時15分)
コロ助さんがコメント欄でいち早く教えてくださったので知ったのだが、保坂展人氏が総務省の顧問に就任されたそうだ。これまでも年金や郵政問題に関して徹底的に調査をされてきた保坂氏なので、総務相の顧問就任はまさに適役と言えよう。これは個人的な意見だけど、保坂氏は、人とのインターラクションが重要で、時にはお世辞や細かい心配りもしなければならない政治家よりも、人に媚を売る必要もないし調査に没頭できるという点で、研究職や顧問のような職業の方がお似合いなような気がする。
『保坂展人のどこどこ日記』 総務省の「顧問就任」という意外なスタート
数日前に原口一博総務大臣より連絡があり、国民新党の亀井久興さんと共に、「総務省の顧問を引き受けてもらえないか」と打診があった。今年全般、「かんぽの宿と郵政民営化の闇」を追及してきたこともあり、政権交代後に徹底究明したいテーマのひとつでもあった。だが、「郵政」にかぎらす、総務省全般にわたって意見を述べてほしいとのこと。霞が関に向けて「真実は如何に」と546回質問してきた私が、役所の中から調査・点検をアドバイスする機会が生れるというのは面白いと思った。社民党の中からも「どうぞやってください」という話になったので、昨日に内諾。本日の発表となった。
保坂氏の他に原口総務相は地方自治や郵政など同省が所管する分野に、全部で9人の顧問を任命されたそうだ。
9名の顧問は次の通り(あいうえお順)。
亀井久興・前衆院議員、国民新党顧問 (ウィキペディア)
郷原信郎・名城大教授
神野直彦・地方財政審議会会長 (日経ビジネスON LINE インタビュー)
福武総一郎・ベネッセホールディングス取締役会長
保坂展人・前衆院議員
水島広子・元衆院議員(精神科医) (ウィキペディア)
宮本太郎・北海道大教授
八代英太・元衆院議員 (ウィキペディア)
山崎養世・太陽経済の会代表理事
地方自治に関しては別途、大阪府の橋下徹知事らでつくる「首長連合」のメンバーなどから選ぶ方針ということだけど、いったい誰がなるのだろうか。一抹の不安がよぎる。
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2009.10.19 (Mon)
郷原氏が総務相顧問、湯浅氏が国家戦略室政策参与でネトウヨ発狂中(笑)

小沢一郎氏の秘書が政治資金規正法違反で逮捕されたときには、郷原氏には大活躍していただいたし、去年の年末年始に日比谷公園に派遣村を設立し、これまでの自公政権の膿を国民の目の前にはっきりと知らしめた湯浅氏の功績も大きかった。この二人が政権交代の実現に一役買ったのはまぎれもない事実だろう。

その上、小沢幹事長は、さっそく、25日投開票の参院神奈川、静岡の両補選候補者の抜き打ち視察を始めた模様。又、小沢幹事長は、同じく25日投開票の川崎、神戸の両政令市長選推薦候補陣営も激励し、20日にも鳩山由紀夫首相を静岡、神奈川補選の応援のため現地入りさせるという念の入れようだ。
情勢は神奈川補選、静岡補選、神戸市長選いずれも民主党が優勢だが、川崎市長選では現職と横一線だそうだ。
こうなったらネトウヨはオチオチ夜も寝ていられなくなるね♪
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参院静岡補選 |
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2009.05.29 (Fri)
首相が「罪を犯す意思がない行為でも逮捕される」と公言する国 by郷原信郎氏
(転載ここから)
首相が「罪を犯す意思がない行為でも逮捕される」と公言する国
名城大学教授・弁護士 郷原信郎
5月27日の党首討論の中で、麻生首相の口から耳を疑うような言葉が発せられた。「本人が正しいと思ったことであっても、少なくとも間違った場合は逮捕される」
鳩山民主党代表が、企業団体献金の廃止の問題に言及したのに対して、麻生首相は、小沢前代表の秘書の事件とそれに関する説明責任の問題を持ち出した。そして、鳩山代表が、「小沢前代表は第三者委員会の場で説明責任を果たした」と述べた上で、企業団体献金を廃止すべきとする理由について、「正しいことをやっていた、全部オープンにしていた。でもそのことによっても逮捕されてしまった。ならばその元をたたなければいけない」と述べたことに対して、麻生首相は、次のように発言した。
(転載ここまで)
上の動画の3分38秒あたりから麻生の問題発言が始まる。
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政治資金規正法 |
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2009.05.18 (Mon)
鳩山由紀夫民主党新代表が「日曜討論」と「サンプロ」に出演(YouTube動画あり)
鳩山由紀夫氏が新代表になった翌日にiNuHKの「日曜討論」とテレ朝の「サンデー・プロジェクト」に出演した。
植草さんによると、17日のNHKの「日曜討論」は、ひどい偏向報道だったようだ。詳しくは、植草さんのブログに詳しく記述されている。
一方、同日に放映された電波芸者田原総一朗が司会を務めるサンデー・プロジェクトは、田原の意向に反して、鳩山由紀夫氏に好意的に進んだようだ。
とらちゃんが、サンデー・プロジェクトの動画をアップしてくださった。
『天木直人のブログ』は、「鳩山由紀夫首相の誕生と自公政権の終焉」 (5月17日)というエントリーで、サンプロの様子を次のように語っている。
この番組は、まさしく鳩山首相の誕生と自公政権の終焉を象徴するような番組になってしまった。前代未聞の椿事が国民の前に繰り広げられた。小沢批判を続けようと思っていた田原総一朗の思惑を裏切り、小沢批判に偏向するメディアの異常さを追及する声が出演者から殺到した。出演していた朝日新聞の星浩の顔がゆがみ、「なんだか民主党の応援番組のようになってしまった」、と田原が苦笑していた。
電波芸者の田原総一朗のことだから、民主党政権になることを察知して、民主党に都合のいい番組作りを始めたようだ。
あまりにも馬鹿げた質問を執拗に繰り返す田原のアホさかげんがよくわかる番組だった。しかしながら、鳩山氏の応援団の勢いも強そうだし、これから政権交代に向けていろいろな誹謗・中傷がますます勢いを増すだろうが、そういったネガティブな波に呑み込まれずに、国民と民主党議員全員一体となって政権交代を実現しようではないか。
Tags : サンデー・プロジェクト |
鳩山由紀夫 |
田原総一朗 |
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2009.04.11 (Sat)
「検察の暴走を許すな!」by 『週刊金曜日』のお知らせなど

ソファでくつろぐナオミ・キャンベル
このところ、メールでいろいろなお知らせなどが届いているので、紹介します。
まずは、News for the People in Japan よりイベントのお知らせです。
4/17(金) 18時30分開場、19時開演
『週刊金曜日』PRESENTS スペシャル版 in LOFT/PLUS ONE
検察の暴走を許すな!
民主党の小沢一郎代表の公設第1秘書が3月24日、東京地検特捜部に政治資金規正法違反(政治資金収支報告書の虚偽記載罪)で起訴された。 だが、メディアが盛んに報じた 「もっと大きな犯罪」 による再逮捕はなかった。小沢代表からの事情聴取は当面見送られた。
来たる総選挙によって政権交代が起きると言われているなか、「政治に強い影響を与える」 検察の捜査のあり方に批判が高まっている。 検察の取り調べの実情を暴露し、検察の 「正しい」 あり方を考える。
【出演】
青木 理さん (ジャーナリスト)
石坂 啓さん(『週刊金曜日』 編集委員)
神林広恵さん (ジャーナリスト、元 『噂の眞相』 デスク)
佐高 信さん(『週刊金曜日』 発行人)
佐藤 優さん(作家、起訴休職外務事務官)
鈴木宗男さん (衆議院議員、新党大地代表)
安田好弘さん (弁護士) ほかゲスト多数。
【場所】 ロフトプラスワン
新宿区歌舞伎町1-14-7 林ビルB2 電話03-3205-6864
【入場料】 前売 1500円
当日 2000円 (共に飲食代別)
※こちら にて予約受付中
【問い合わせ】 『週刊金曜日』 編集部 (伊田)
電話03-3221-8527
あ~あ、郷原信郎氏が出演していたら、カナダからでも飛んで行ったのに・・・・(笑)。
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