2009.11.30 (Mon)
郵政民営化見直し:亀井静香vs竹中平蔵(YouTube動画あり)
植草一秀の『知られざる真実』 亀井静香郵政相との直接対決完敗の竹中平蔵氏
11月28日の読売テレビ「ウェークアッププラス」に亀井静香郵政担当相と竹中平蔵氏が生出演し、直接対決した。論議は明らかに亀井郵政担当相の勝利だった。
郵政改革と経済政策が論議された。いずれも竹中平蔵氏が日本政治史に大きな汚点を残した分野である。
鳩山政権与党は8月30日の決選の総選挙に際して、「郵政改革の実現」を政権公約に掲げて選挙を戦った。国民は鳩山政権与党を全面的に支持し、圧倒的多数の議席を付与した。「郵政改革の実現」は国民の強い意志である。
1995年の総選挙で国民は小泉竹中政治の郵政民営化路線にゴーサインを与えた。この選挙結果を受けて郵政民営化が実施されたが、郵政民営化は国民の意思を離れた方向に向かってしまった。「郵政民営化」の美名の下で進展したのは「郵政米営化」あるいは「郵政私物化」と呼ばれるものであった。
この動画を見ると、郵政民営化によって私腹を肥やした竹中が必至で民営化を正当化しようとしているんだけど、ぜんぜん説得力がなく、植草さんが述べられているように、完全に亀井静香郵政相に負けていた。いまや、郵政民営化が失敗だったことは周知の事実である。
それにしても、竹中・小泉のイヌ、西川善文前日本郵政社長が今度は三井住友銀行の顧問に就任したとか。
『晴天とら日和』 亀井静香Vs竹中平蔵+西川善文前社長が三井住友銀行の顧問に就任.
もし、三井住友銀行に口座を持っていたら、絶対に他の銀行に移しただろう。散々郵政民営化で利権を得てきた西川に、これ以上儲けさせたくないからね(笑)。
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2009.10.20 (Tue)
日本郵政の西川社長辞任で小泉・竹中泪目
政権交代で、なんか悪者がどんどん表舞台から消えて行くのを見るのは、ネトウヨが発狂するのを見るのと同じくらい楽しいね♪これまで国民の血税を米国に売却してその利権を貪り尽くしてきた売国奴、小泉や竹中も今頃は泪目で、いつ逮捕されるかとビクビクしてたりして。
ハエを追い払うようにマスコミのカメラを憮然として追い払う西川元社長。これまでどれだけひどいことをやってきたのか、わかってんの?全く反省の色が見られないようだ。
日本郵政の西川社長、辞意固める(TBS動画)
郵政見直し:西川社長が辞意 後任は外部起用軸に
(2009年10月20日 12時12分 更新:10月20日 13時8分)
日本郵政グループの持ち株会社、日本郵政の西川善文社長(71)が、辞任する意向を関係者に伝えていたことが20日、明らかになった。鳩山内閣では亀井静香金融・郵政担当相などが西川社長に自発的に辞任するよう強く求めており、20日に郵政民営化見直しの閣議決定が行われたことも踏まえて、辞意を固めたものとみられる。小泉内閣以来、自公連立政権が進めた郵政民営化は、組織、人事とも大きな転換点を迎える。【望月麻紀】
(後略)
とらちゃんが過去の関連記事や動画も含めて、たくさんの情報を集めてくださっている。
『晴天とら日和』 やっと、西川のジイサン辞任する気になったか。ヤレヤレ、。。。(郵政次期社長に、「植草一秀」氏を推薦します!)
植草さんがお喜びになるのも当然だろう。
植草一秀の『知られざる真実』 日本郵政西川社長解任の方向が明らかになった
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2009.08.19 (Wed)
小泉マニフェスト2005と自民党政権4年間の総点検

小泉マニフェスト2005と自民党政権4年間の総点検

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2009.06.27 (Sat)
植草一秀痴漢冤罪事件:近藤崇晴裁判官の不当判決に異議あり
証拠は被害者とされる女性のあいまいな証言だけであり、事件の目撃者も信憑性の低い矛盾した証言をしているという。しかし、もう一人の目撃証人が信憑性の高い証言をしていることが救いだ。
植草さんの手指の付着物から採取された繊維鑑定においても、被害者とされる女性のスカート構成繊維と「類似している」とされたが、弁護側が私が駅事務室でもみ合った駅員の制服生地の構成繊維と比較する大学教授鑑定を行なったところ、駅員の制服生地の構成繊維と「極めて類似している」との鑑定結果が得られたそうだ。そもそも、DNA鑑定でさえ、間違いがあるのに、繊維鑑定なんてどこまで信用できるのか。
私は植草さんを信じている。郵政民有化を通して、日本の財産を米国に売り渡した売国奴、小泉、竹中の悪を暴き、政権交代をめざして、命がけでブログを毎日更新されている植草さんを支援していきたいと思う。
植草一秀の『知られざる真実』 痴漢冤罪事件最高裁不当判決について
裁判所がどのような判断を示そうとも、真実はただ一つである。
私は嘘を言わない。私は天に誓って無実潔白である。したがって、心には一点の曇りもない。このような不当判決に遭遇して、怒りは沸騰するが、これが残念ながら日本の現状である。
幸い、多くの皆様が真実を見つめ、私の発する真実の声に真摯(しんし)に耳を傾けて下さっている。私を信じ、私の無実を確信して下さる方が多数存在する。
この皆様方の心を支えとして、私は自信を持って、今後も進んで参りたいと思う。
日本の命運を決する総選挙に向けて、微力ではあるが私もネットから全身全霊を込めて情報を発信している。そのタイミングでこのような不当判決が下されたことに対して、大変強い憤りを感じるが、いかなる弾圧に直面しても、節を屈せず、微力ながら一歩ずつ前進して参りたいと考えている。
多くの心ある人々の力を結集して、政権交代をあらゆる障害を乗り越えて達成しなくてはならないと考えている。
日本の警察・検察・司法制度の前近代性除去は、政権交代後の新政府の最重要課題のひとつになる。
なにとぞ、今後とも温かいご支援とご指導を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
事件の概要については、拙著『知られざる真実-勾留地にて-』巻末資料に記述されているそうなので、興味のある方はぜひお読みいただけたらと思う。
![]() | 知られざる真実―勾留地にて― (2007/08) 植草 一秀 商品詳細を見る |
又、6月23日に発売されたばかりの副島 隆彦との共著、『売国者たちの末路』もそのタイトルからして、とても面白そうだ。
![]() | 売国者たちの末路 (2009/06/23) 副島 隆彦植草 一秀 商品詳細を見る |
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2009.03.20 (Fri)
郵政民営化前の「簡保」で100万件に及ぶ未払い
このところ、郵政民営化の話題は、小沢代表秘書逮捕の報道にかき消されてしまっているが、「簡保」未払い問題として再燃の可能性も出てきた。しかし、今の所、この問題を伝えているのは、『livedoorニュース』の「PJニュース調査」のみであり、今後メディアがこの問題を報道するかどうかはわからない。
郵政民営化前の「簡保」で100万件規模の未払い案件が発覚=PJニュース調査で明らかに(livedoorニュース 3月19日)
日本政府・日本郵政公社が郵政民営化前の郵便局で販売していた「簡易生命保険(簡保)」で、100万件規模に上る多数の未払い案件が存在することがこのほど、PJニュースの調査で明らかになった。郵政民営化については昨今「かんぽの宿」の売却問題などが急浮上し、あらためてその意義が問われている。今回の簡保の未払い問題も今後、解散・総選挙をにらんだ国会で、与野党攻防の新たな争点になりそうだ。
植草さんが、植草一秀の『知られざる真実』「かんぽの宿」麻生一家と小泉一家「手打ち」の疑惑で、郵政民営化委員とポリシーウォッチ、そして「国際公共政策研究センター」幹部に見過ごせない関係があるという情報を提供して下さっている。
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2009.03.04 (Wed)
小沢一郎民主党代表は辞任否定、秘書逮捕は不公正な国家権力の行使と批判

今回の小沢代表秘書逮捕は、政権交代が近づいてパニクッた自民党が仕組んだ「国策逮捕」だろう。最後の悪あがきをして、衆院で逆転しようと企んでいるのだろうが、これまで自公政権が国民にやってきた年金の横領、汚染米事件、郵政民営化、防衛汚職などの悪政が今回の小沢代表秘書の「国策逮捕」で逆転するのではないかと考えるところが、さすが自公政権だけあって、救いようのない脳みその軽さだ。
写真:小沢氏辞任せず 側近に続投の意向伝える
(産経 3月4日)
民主党の小沢一郎代表の公設秘書が政治資金規正法違反容疑で逮捕された事件で、小沢氏は3日夜、代表職を辞任しない意向を側近に伝えた。党執行部も小沢氏を擁護する構えだ。ただ、衆院選への悪影響を懸念する党内の一部からは、小沢氏の議員辞職も含め、進退を問う声が上がっている。麻生太郎首相は、事件による世論の動向を見極めた上で、慎重に衆院解散・総選挙の時期を検討することになる。
国策逮捕(ウィキペディアより)
主に東京地方検察庁特別捜査部がマスコミにリークしながら、大きく注目を集める人物を小さい犯罪でも逮捕することにより世論、ひいては国家全体を「彼等自身が考える、あるべき姿に直す」という目的で行われる捜査である。「鈴木宗男事件」の際に逮捕された外務省元主任分析官・佐藤優の著書『国家の罠』で国民の間に知れ渡るようになった。
最近では特捜部の捜査手法が社会秩序の安定を目的に、一罰百戒を狙った逮捕に重きを置く公安警察に近いものになっているという指摘もある[1]。
麻生内閣の支持率が一桁台まで落ち、現総理大臣よりも野党代表の方がずっと高い支持率があるという前代未聞の状態だ。このままでは、政権交代が実現するとどのメディアでも言われているし、国民のことなど全く考えずに、自分達の利益だけを追求する自公政権にとっては、死に物狂いで政権にしがみつきたかったのだろう。そのためには、次期総理大臣として世間の注目を集めている小沢代表を小さい犯罪でも逮捕して、世論を次期選挙に少しでも有利にしようとする魂胆がありありと透けてみえる。その上、給付金をばら撒けば、4月の選挙対策は万事OKということだったのだろう。
下は、ずっと前からよくコメントを下さるネトウヨの「一般市民」さんからいただいた悪意に満ち満ちたコメント。
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麻生内閣支持率一桁台 |
2009.02.14 (Sat)
郵政民営化問題:小泉VS麻生
小泉元総理 麻生総理を痛烈批判
かんぽの宿問題から飛び火し、郵政民営化の失敗を総理である麻生が批判。国民にとっても、郵政民営化は失敗だったのは誰の目にも明らかで、その点で麻生に同調する意見は多いだろうと思う。しかし、信念というものを全く持たない麻生は、自分が郵政担当大臣だったときは反対していたが、その後、何年か勉強して今では賛成だなどと麻生らしい迷言を繰り返しているので、国民は又麻生から離れる。
一方、郵政民営化を実行した張本人である小泉、竹中にとっては、この麻生の発言は面白くなく、麻生の人気が低い事をいいことに麻生の発言を批判し、又、話をずらすために定額給付金についても批判している。
ここで、忘れてはならないことは、麻生もひどいが、日本に不幸の種を蒔き、今の惨事を招いた米国の奴隷、小泉はもっとひどいということだ。小泉の定額給付金に関する意見はもっともな事だと思うが、ただそれだけで、小泉に再び同調して自民党に票を入れることはまずないだろう。
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麻生太郎 |
郵政民営化 |
日本郵政 |
西川善文 |
メリルリンチ |
ボーナス |
かんぽの宿 |
2009.02.12 (Thu)
郵政民営化と迷走太郎
私も麻生がこれだけめちゃくちゃなことを言ったりやったりしていて、いまだに支持率が18%もあるとはとても思えない。今のところ、4,727票中、支持は230票、不支持は4,357票、どちらともいえないが140票だから、支持率は4.9%で不支持率は、92%となっている。この数字こそが本来の姿だろう。

画像:恐竜イラスト素材背景素材フリーより
きっこちゃんは、自民党の歴史の中で最も支持率の低い森前首相の爆弾発言についても批判している。
これがとても不思議なんだけど、サメの脳みそといったら、サメに失礼になっちゃうくらいの脳みそと恐竜のように大きなガタイが特徴のザウルス森の発言について、全く正反対のことを報じているメディアもあるのだ。さすが、首相からしてブレまくりだけあって、辞職するといって4時間で取り消したジャイアン早川忠孝ら他の自民党議員もブレまくっちゃっているようだ。
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森喜朗 |
早川忠孝 |
迷走太郎 |
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造反議員 |
小泉純一郎 |
菅義偉 |
細田博之 |
中川昭一 |
2009.02.09 (Mon)
解散もせず「郵政民営化に反対だった」とのたまう麻生の矛盾と内閣支持率

上図:『晴天とら日和』より
植草一秀の『知られざる真実』 CMSA日本支部を巡る「かんぽの宿疑惑」人脈の蠢き
(植草さんへ: いくらTBしても反映されないので、わざとしていないというわけではないということだけご了承ください。きっとFC2とココログの相性が悪いのでしょう。不思議なのは、植草さんからのTBは届くのにこちらからは届かないということです。)
『保坂展人のどこどこ日記』 なぜ「かんぽの宿」売却が随意契約に転じていったのか
日本郵政がメリルリンチに支払ったアドバイザリー料が1億2千万円にのぼったことも、民主党の原口一博議員の追及で明らかになった。1月1000万円で昨年2月から今年の1月まで支払ったのだという。かたや1万円で「かんぽの宿」を売却しておいて、無軌道な契約手続きの水先案内人には1億2千万円。
麻生の「郵政民営化に反対だった」という発言が野党ばかりでなく、与党内でも問題になっているが(中には全く問題ないという能天気な女性閣僚もいるようだが)、麻生政権を形成しているのが、小泉が「郵政選挙」で獲得した衆議院における3分の2を超える議員数だということを忘れているらしい。麻生は漢字の読み方や人の名前が覚えられないばかりでなく、こういった重要なことも忘れてしまっているようだ。保坂氏も述べられている通り、本当に「郵政民営化見直し」をしようというなら、衆議院での3分の2の「再議決」という伝家の宝刀を使いながら政権を維持していることと正面から矛盾してくる。
日曜日には、そんな矛盾した麻生政権打倒を訴える「麻生を倒せ!ないかく打倒デモ」が新宿であったそうで、その様子をヘンリーさんが速報で伝えて下っている。200人が参加したそうだ。こういった動きが出てくるということは、麻生政権も終焉に近いということだ。
Tags : かんぽの宿 |
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麻生内閣支持率 |
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世論調査 |
2008.07.15 (Tue)
サミット後も福田内閣の支持率変わらず

やっとこのところサミット後の福田内閣支持率の結果が発表されたようだ。
今日は、Mainichi Daily News の変態記事問題で広告を出していた企業がみんな逃げてしまい、現在では自社広告しか見当たらない悲惨な状態の毎日新聞から紹介したい(汗)。植草氏のことや磯野氏の件で、毎日の記事はブログに使わないと思っていたんだけど、あまりにも気の毒になったので、今日は使ってあげよう(笑)。自社広告しかないのも多分、謹慎中ということなのかもしれないけど・・・・。

世論調査:サミット「首相が指導力」は27% 毎日新聞
毎日新聞は12、13両日、電話による全国世論調査を実施した。内閣支持率は6月の前回調査比1ポイント増の22%。7~9日の北海道洞爺湖サミットで福田康夫首相が議長として指導力を発揮したと思うかどうかは、「思わない」が62%で「思う」の27%を上回った。サミットを経た首相の評価も「変わらない」が83%にのぼり、サミットが政権浮揚につながっていないことをうかがわせた。
「洞爺湖サミットでの福田総理の評価」というエントリーでサミット後は、首相が国際的に注目を浴び、イメージが上昇するからそれを選挙に使用しようとして衆議院選挙が行われるというジンクスがあるという話を紹介したんだけど、毎日の下の記事によると、イメージアップにつながるのは、外交や人事が内閣支持率のアップにつながった時だけだとしている。

世論調査:内閣支持率…サミット効果不発 毎日新聞
政府・与党内でサミットと内閣改造が政権浮揚策と位置づけられたのは、過去に外交や人事が内閣支持率の大幅アップにつながった例があるからだ。
小泉純一郎首相が電撃訪朝をした02年9月調査の支持率は24ポイント増の67%を記録。小渕恵三首相が自自連立に踏み切った直後の99年1月は14ポイント増の30%、小泉氏が内閣改造を機に安倍晋三氏を自民党幹事長に抜てきした03年9月は11ポイント増の65%だった。
サミットの国内開催は過去4回。サミット後に倒れた93年の宮沢喜一内閣を除き、79年の大平正芳、86年の中曽根康弘、00年の森喜朗3内閣の支持率は、サミット後もほぼ横ばい。政府・与党が実証されていないサミット効果にすがったのは、他に政権浮揚の材料が見あたらなかったからだろう。
まあ、今こうして結果を見てみると、当時、国民はまんまと小泉のアフォーマンスに騙されただけなのだが、特に際立った外交も人事も実践していない福田内閣の場合は、サミット後にこの支持率では、むしろ、宮沢喜一内閣と同じステップを踏むことになりそうだ。なんでも他人事の福田首相にとっては、自分のまわりの裕福層の人々しか見えず、一般の国民がこれだけ苦しんでいるのなんか「ぜんぜん関係ね~」と思っているのがはっきりとわかる。
ここまで支持率が落ちたのだから、もし、私が日本の総理大臣だったら、人気を挽回するために、いろいろと努力する。まず、「鯨研」を初めとした天下りを全て廃止する。特殊法人等、官僚の天下り先が動かす特別会計予算は年間450兆円とも言われ、それが政府による税金の無駄遣いの元凶となっているからだ。それから、ガソリン税を下げて、食品の価格を下げ、少しでも国民の生活が楽になるようにする。もちろん、後期高齢者医療保険を廃止し、5歳以下の子供と75歳以上の高齢者の健康保険は無料とし、出産費用も全て政府が負担する。社会保障制度も充実させ、消費税も自分の党が政権を握る限り値上げしないと宣言する。
福田内閣がこういった国民の生活を向上させる政策をとれないのは、官僚どもにがんじがらめにされているからだ。自民党の政治家はほとんどが官僚と深く癒着しているためにいくら内閣改造したって、誰が首相になったって全く変わらない。福田内閣でも内閣改造の話が出たり消えたりしてるが、やるだけ無駄だ。
考えても見て欲しい。小泉のときに国民の大多数であるB層が騙されて、衆議院解散選挙で自民党は圧勝した。しかし、国民は今ではあれは詐欺だったと気づいているに違いない。その後、幼稚園からエレベーター式の学校を卒業してきた思考能力ゼロの安倍晋三が自民党内の意向だけで、民意を問うこともなくエレベーター式に首相になった。安倍内閣では2007年に参院選で民主党に大敗し、2度も内閣改造をした後、ある日突然、安倍が総理の座をほっぽりだして、その後を継いだのが福田だ。
つまり、小泉の郵政民営化で税金の節約が実現すると国民を騙して首相になった。その小泉の政策を継承して安倍、福田が総理になったが、民意は全く反映されていない。自民党に国民の幸せを思う気持ちがあったら、民意を問うために、ここで衆議院解散、総選挙を行うはずだ。ただ人気のなくなった内閣を改造するよりも、民意を反映した内閣を堂々と誕生させるはずだ。それができないのは、今、選挙をしたら、民主党に破れることがわかりきっているからだろう。
内閣改造に関して、『日刊ゲンダイ』が“クビを切られる大臣”“留任する大臣”という記事で、まず真っ先に首を切られるのは町村だろうという政界関係者の見解を紹介している。まさにその通り!でも、留任する大臣が鳩山法相、舛添厚労相、石破防衛相というのは、にわかに信じがたいものがある。それに今の状態ではいくら内閣改造したって、国民の支持率があがるとは到底思えないのである。
自民党は、80%の国民の意思に反したレームダック化した内閣を何事もなかったかのように続行させることに対して羞恥心はないのか。
最後に、民主党は政権交代をめざすなら、やはり多くの識者が述べている通り、無投票での小沢氏の3選が望ましい。今の民主党の中で政権交代を実現できるのは過去に自民党議員で自民党の内部事情をよくわかっている小沢代表しかいない。岡田克也や野田佳彦、枝野幸男じゃとてもじゃないけど姑息な自民党とは闘えない。民主党内で派閥争いしているひまがあったら、党内全力をあげて次期衆院選に向けたマニフェスト作りの準備にかかれ。時間は限られているのだから。
参考&関連記事:
『晴天とら日和』 『フクダ内閣支持率』:ゴミ報道は取り上げませんが、「日テレ」と「ゴミ売り」は氏家とナベツルコンビがやりたい放題らしいじゃん。 ふふふン~♪(7月15日)
植草一秀の『知られざる真実』 「偽装CHANGE」VS「真正CHANGE」(7月14日)
植草一秀の『知られざる真実』 「CHANGE」最終回-小沢代表を無投票再選すべし-(7月12日)
『vanacoralの日記』 さすが「福田マンセー新聞」(7月14日)
『晴天とら日和』 原油高に対して無為無策のフクダは存在感無し!(7月14日)
『天木直人のブログ』 民主党代表選の重要性を強調する愚(7月12日)
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