2010.07.27 (Tue)
辻元清美氏社民党離党へ
沖縄県の米軍普天間飛行場を県内に移設するとした政府方針に反発して連立を離脱した社民党執行部に対する不満から辻元清美氏が社民党離脱の意向を示したとか。私はてっきり、辻元氏も普天間飛行場の県内移設に反対していたと思っていたので、この理由を聞いて、けっこうショックを受けた。
民主党との連立から離脱したために、国交副大臣を辞めなくてはならなかったことがよほどくやしかったのだろう。重野安正幹事長が強く引きとめたために、離党届はまだ提出しておらず、今晩よく考えて、結果は明日出すとのこと。
外交官と教師は3日やったら辞められないというけれども、大臣ももちろん1度やったらやめられないのだろう。なんでも大きな権力を持つ職業はその味を1度しめたらなかなか手放したくなくなるらしい。
辻元氏の場合は、短期間だったにもかかわらず、国交副相を辞任するときも大粒の涙を流して泣いていたことだし、社民党の政策とは正反対の位置にいる官僚に丸め込まれたと見ていいだろう。そういった点では権力に弱い辻元氏にはがっかりさせられた。もう少し芯のある人だと思っていた。
辻元氏が本当に社民党を離党するのか、万一離党した後も政治家を続けるのか、民主党に鞍替えするのかなど目が離せなくなりそうだ。
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