2007.08.23 (Thu)
社保庁長官が更迭とマダム寿司が防衛相を辞退のニュース
<社保庁>村瀬長官を更迭、後任に坂野・元総務庁局長(毎日新聞 - 08月24日)
柳沢伯夫厚生労働相は24日夕、緊急に記者会見し、社会保険庁の村瀬清司長官(60)と厚労省の辻哲夫事務次官(60)を退官させ、31日付で村瀬氏の後任に元総務庁行政管理局長の坂野泰治・日本放送協会監事を、辻氏の後任に元内閣府事務次官の江利川毅・日興フィナンシャル・インテリジェンス理事長を充てる人事を公表した。柳沢氏は「勇退を認める」と語ったが、年金記録漏れ問題などを受けた事実上の更迭と言える。江利川氏は旧厚生省出身だが、いったん退官した人材を事務次官にする異例の人事となった。
柳沢氏は、村瀬、辻両氏を退官させる理由について、先の通常国会で社保庁を非公務員型の日本年金機構へ改組する社保庁改革関連法が成立したことや、年金記録漏れ問題解消に向けたスケジュールが出そろい、退任の意向を示していたことなどを挙げた。村瀬氏は在任期間が3年になったこと、辻氏も前職を含めると次官級職を3年務めたことを付け加えた。
しかし、実際は昨年発覚した職員による国民年金保険料の不正免除、今年問題化した年金記録漏れ問題と、相次いだ社保庁の不祥事の責任を取らせた格好だ。参院選での与党惨敗を受け、厚労省・社保庁の体制一新に向けた人事構想が官邸主導で進められていた。
坂野氏は、内閣審議官を経て道路関係四公団民営化推進委員会事務局長などを務めた行政改革の専門家。江利川氏は旧厚生省で年金課長、年金担当審議官などを歴任し年金制度に精通している。
一方、退官する村瀬氏は04年7月、損害保険ジャパン副社長から転身した。歴代長官は厚生省・厚生労働省のキャリアが就任してきたが、04年に職員による年金加入記録のぞき見や、保険料の福祉施設への流用など不祥事が相次いで発覚し、村瀬氏が初の民間出身者として起用された。数値目標設定など民間流の手法を導入し、職員の意識改革を進めたものの、就任後も不祥事がやまず与党の一部からも更迭論が浮上していた。【吉田啓志】
◇対応次第で庁内の士気低下も
24日夕、急きょ柳沢伯夫厚生労働相が厚労省の辻哲夫事務次官と社保庁の村瀬清司長官の退任を発表したのは、村瀬氏の後任に坂野泰治・日本放送協会監事が就任するめどがついたためだ。年金記録漏れ問題による参院選での与党惨敗を受け、首相官邸は「社保庁改革の象徴」として村瀬氏を更迭し、後任も民間から招へいする意向だったが、火中のクリを拾う人はおらず、結局は役人出身者に落ち着いた。
「村瀬氏更迭」は、塩崎恭久官房長官を中心に官邸主導で進められた。年金業務・社保庁監視等委員長の葛西敬之JR東海会長らの人脈も活用し、国鉄改革に携わった人材を選ぶことも模索したようだ。インパクトのある人事で社保庁にショック療法を施すとともに、内閣支持率のアップをももくろんだ。
しかし、世間の批判を一身に浴びる社保庁のトップへの就任を承諾する民間人を探すのは難航。塩崎、柳沢両氏は27日の内閣改造で退任するとみられており、退任に間に合わせる妥協策として、公務員出身ながら行政改革に詳しい坂野氏に就任を打診した。
ただ、坂野氏は事務官としての経験は豊富でも、長として実際に組織改革をリードできるかは未知数だ。職員との対話に力を費やし、「民間流」の手法を伝えてきた村瀬氏に対する社保庁幹部の信頼は厚く、同庁内には「三顧の礼で迎えた村瀬氏を見せしめで退官に追いやる官邸はあまりにひどい」との不満が充満している。江利川毅氏は厚生省出身だけに厚労省内の違和感は少ないが、坂野氏の場合は、対応次第では庁内の士気が逆に低下する危険性をはらんでいる。【吉田啓志】
社会保険庁の村瀬清司長官と厚労省の辻哲夫事務次官を退官させるのはいいけど、最高責任者である柳沢伯夫厚が辞任しないんじゃ話にならないよ。
小池防衛相、続投望まず=情報漏えいで引責と説明
【ニューデリー24日時事】小池百合子防衛相は24日、滞在先のニューデーリーで記者団に対し、27日に予定される内閣改造に関し「テロ対策特別措置法延長をしっかり実現してくれる人にバトンタッチしたい」と述べ、続投は望まない意向を明らかにした。その理由としてイージス艦の情報漏えい事件を挙げ、「防衛省内で誰も責任を取っていない。この点でわたしは責任を取りたい」と説明した。
小池氏は事務次官人事をめぐり、守屋武昌次官と対立。小池氏が当初西川徹矢官房長を据えようとしたのに対し、守屋氏が抵抗し、官邸を巻き込んだ内紛に発展した。最終的に増田好平人事教育局長を起用することで決着したが、内閣改造での小池氏の処遇が焦点となっている。
きっと晋ちゃんに今度は外務大臣にしてもらうよう、印パ外遊中に頼んだのかもね~。と思ったら、今度は閣外に去る意向を晋ちゃんに伝えたというニュースが入ってきた。
<小池防衛相>閣外に去る意向も首相に伝える
じゃあ、何がしたいのかというと、「党の一兵卒として安倍晋三首相を支える立場で働きたい」なんてけなげなこと言っているけど、「内閣改造後は自民党の役職に就きたい」というのが安倍に伝えた本心のようだ。
こんな支離滅裂のばあさんを自民党の役職なんかにしたら、それこそ、国民の多くの反感を買うだろうね。
だいたい、今回、防衛相になったのだって、税金で大臣としての贅沢三昧の海外旅行を楽しむのが目的だったんじゃないかって思えるほど、防衛相になったとたんに肝心の国内の防衛会議を欠席してまで短期間にアメリカだのパキスタンだのって飛び回って、自己アピールや保身に必死だったものね。
こんな自分のことばっかり考えていて、公私混同の政治家はいらないよ~!
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