2012.04.03 (Tue)
民主党を離党すべきは野田総理
自民党はもともと消費税増税に賛成していた党なので、賛成に回るはずだが、民主党を解散させるために、小沢一郎氏を切り、いつ解散するかを明確にしないと、賛成に回らないとしている。
世論調査などでは、民主党よりも自民党の支持率が高いので、今解散したら、民主党はまちがいなく政権を奪われるだろう。
恐らく、野田は(菅も)、財務省から、消費税を増税するなら、総理にしてやるといわれたのだろう。だから、官僚との約束どおり、消費税を上げるために必死になっている。もし、消費税を上げられなければ、総理の地位も危うくなる。民意ではなく、官僚の意思で首相になった野田が所属する民主党は、もともと政権を握って4年間は消費増税の議論をしないと国民と約束したのだ。だから、今、増税の議論をしていることからして、すでに国民を裏切ったことになるわけだ。本来なら政治家として、何よりも国民との約束を守るのが筋なのだが、国民よりも官僚との約束を守ろうと必死になっている野田が、見苦しい。
野田は、そんなに消費税を上げたければ、民主党を離党して自民党に行けばいいノダ。今、民主党を辞任すべきは、国民との約束を大切にして、消費増税法案に反対する民主党議員ではなく、野田総理、ヲマエだ!
民主党役職辞任29人に 野田総理らは慰留の考え(ANNニュース12/04/03)
消費税の増税法案に反対して、民主党の小沢元代表のグループの議員29人が新たに党の役職の辞表を提出しました。野田総理大臣らは辞表を受理せず、慰留していく方針です。
民主党・樽床幹事長代行:「これまで野田総理、輿石幹事長こういう体制を皆で支えてきたわけですから、これからも皆で支えていきたいと個人的には強く願っている」
消費税の増税法案が閣議決定されたことに反発して、すでに野田内閣の政務3役4人が辞表を提出しています。今回、鈴木幹事長代理ら29人が加わり、辞表を提出したのは合わせて33人に上ります。野田総理らは受理せず、慰留していく方針です。しかし、消費税の増税法案は衆議院でも民主党から53人が反対に回れば否決されるため、野党の協力が得られるか見えない現状では衆議院の通過も厳しい情勢になっています。