2009.12.04 (Fri)
橋下知事に神戸市の空港事業室長から抗議の電話

写真:『jaga.way-nifty.com』 キャンプ・シュワブ全景 より
橋下腐痴痔が普天間の移転先として、関空の軍民共用化や神戸空港の活用などを提案したことに、神戸市の空港事業室長から怒りの電話があったそうだ。メディアではあまりこの件は大きく伝えていないけれども、橋下の発言が大きな波紋を呼ぶことは誰もが予想していたこと。
昨日のエントリーで大阪のとらちゃんはどう思ってるのかなと書いたら、さっそくその日のうちに意見を表明してくださった。
基地機能一部移転、橋下知事と協議 + 増える激安店&激安商品。
そして、今日も又、もっと詳しく意見を述べてくださっている。
橋下徹発言「普天間を関空に」に対して、「グアム移転以外にありません。」と断固として申し上げる!
やっぱり、とらちゃんが橋下の意見をまともに受けとるはずはないよね。
ところで、明月さんが、「普天間基地はグアムに移転するようだ」というエントリーで、伊波洋一宜野湾市長が11月26日に衆議院第2議員会館で行ったPowerPointプレゼンテーションの資料と思われるものを紹介してくださっている。
普天間基地のグァム移転の可能性について
宜野湾市長伊波洋一
日時:2009年11月26日(木)
場所:衆議院第2議員会館・第2会議室
1.「海兵隊のグァム移転が司令部中心というのは間違い。
沖縄海兵隊の主要な部隊が一体的にグァムへ移転する。
普天間飛行場の海兵隊ヘリ部隊も含まれる。」
~米国海兵隊司令官ジェイムズ・コンウェイ大将委員会証言~
● 重要な決定事項の一つは、約8000人の海兵隊員の沖縄からグアムへの移転である。これは、沖縄で海兵隊が直面している、民間地域の基地への侵害(encroachment)を解決するためのものである。
● グアム移転により、アジア・友好同盟国との協働、アメリカ領土での多国籍軍事訓練、アジア地域で想定される様々な有事へ対応するのに有利な場所での配備、といった新しい可能性が生まれる。
● グアムへの移転は即応能力を備えて前方展開態勢を備えた海兵隊戦力を実現し、今後50年間にわたって太平洋における米国の国益に貢献することになる。
そして、こちらが、このプレゼンテーション用の資料の解説だ。
平和フォーラム・ヒアリング 2009/11/26
「普天間基地のグアム移転の可能性について」伊波洋一(宜野湾市長)
これを読むと、普天間基地のグアム移転の可能性はかなり高いと思われる。これまで、普天間の移設先はキャンプ・シュワブじゃないといけないと言ってきたのは、米国というよりも基地建設によって、建設業界から利権が転がり込む自民党だったのではないかとふと思ってしまった。自民党では、あまりにも評判の悪い政党の名前を変えるか変えないかが議論されているが、「道路族党」とか、東国原を総裁にして「土建化せんといかん党」にしたら、結構受けるかもね(笑)。「幸福実現党」と連立政権を組む「不幸実現党」でもいいかも。
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