2010.10.14 (Thu)
チリ落盤事故:作業員全員救出を祝ってチリのワインで乾杯!
最近では、中国との諍いや、検察の腐敗など暗いニュースが多かった日本だが、このチリの救出劇は日本でも盛んに報じられた。暗いトンネルを抜けた後の青空のように、暗いニュースが続いた後の明るいニュースは人々の心を明るくし、活気付けてくれたような気がする。
フェニックスというロケット型のカプセルで地下700メートルから69日ぶりに地上に連れ戻された作業員たち。普通なら、69日も過酷な生活をした後は、衰弱し、疲れきって見えるはずなのに、不思議なことに誰もが皆、自信にあふれた笑顔で登場した。誰もがまるで国民的英雄にも見えた。人は究極の状況を経て、強くなれるに違いない。
チリのワインはカナダでもとても人気が高い。値段が地元のワインよりも安くてお手頃な上に、カナダの葡萄では作るのがなかなか難しい濃くのある甘みを持った赤ワインが多いからだ。今晩は救出された作業員を祝福するために、チリ産のワインを飲んだ。こんな状況にぴったりなミスチルのヒーローを聞きながら。
感動的な救出劇の裏には妻と愛人の葛藤などもあったようで、さすがはチリのお国柄か、なんともプライベートな家庭事情までオープンに報道されてしまうようだ。
2010.07.22 (Thu)
暑い日はアイス・バッグでワインを冷やして飲む

このところ、仕事から帰ってきて、裏庭にあるデッキで池の小さな滝の音を聞きながら、ワインを飲むのが楽しみになっている。その日の夕食のメニューによってワインの赤か白を選ぶんだけど、白ワインを冷蔵庫に入れるのを忘れたときに限って、白ワインが合う夕食が食べたくなってしまう。
ウチの室温は人間が生活する上での適温が21~22℃くらいだとすると、節電のため、ちょっと高めの24℃に合わせてある。冷蔵庫で室温の白ワインを、飲むのに適した温度である10℃前後まで冷やすとなると数時間はかかってしまう。冷凍庫で冷やすという裏技もあるけど、あまりに急激に温度が下がるため、ワインの風味をそこなってしまう。だから、結局はチキン料理なのに、赤ワインを飲んでしまったりすることが以前はよくあった。
でも最近は、アイスバッグという便利なものができたので、そんなことはなくなった。このバッグは特にワインを冷やすためのもので、水漏れは100%なし。耐久性にも優れている。色も赤、青、黄色、オレンジ、黒など何種類もあって、自分に合ったカラーが選べるようになっている。

そして、何よりもすばらしいのは、なんと、このバッグに氷と水を入れてワインを冷やせば、たったの15分で白ワインを飲む適温になるのだ。だから、白ワインを冷蔵庫に入れ忘れても、これさえあれば、お料理を作っている間に適温まで冷やせるっていう寸法だ。
ピクニックに持っていっても便利だし、お花を生けることもできる。実際、ワイナリーではこのアイスバッグにお花を生けてあって、「おお!こんな使い方もあるのね。」と買っていくお客さんが多い。

ウイッ。暑い日は適温に冷やした白ワインがおいしいので、ついつい飲みすぎてしまった。
あまり、飲みすぎると、Cocoちゃんにたしなめられるので、今日はこの辺でやめとこうっと。
2009.09.13 (Sun)
Stoney Ridge Wineryで働く人々

カべルネ・フランの葡萄

横着をして車からズームで写真を撮ったらボケてしまった。

葡萄の実が大きくなるように余分な実をカットした後。
Cabernet Franc(Wikipedia)より
カナダ
カべルネ・フランはオンタリオのナイアガラ・ペニンシュラ、プリンス・エドワード・カウンティ、エリー湖の北岸、ピーリー・アイランド、BC州オカナガン・ヴァリーなどに植えられてから、より人気が出て、人々にもよく飲まれるようになってきた。カべルネ・フランはよく他の品種の葡萄にブレンドされて使われるが、最近では、一つの品種のワインとして、又アイスワインとしても人気を得ている。カベルネ・ソヴィヨンに比べて、葡萄が早く実るため、他の赤ワイン用葡萄よりもカナダの涼しい気候に適している。オンタリオ州のカべルネ・フランはマイルドな酸味とともにワインに植物やラスベリーの風味を加味する。、
今日は、私がワイナリーに勤めてから、すでに3人の新人が入ったので古いメンバーと共に紹介しようと思う。
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2009.08.22 (Sat)
Stoney Ridge Wineryでの出来事:ワインとチーズ

庭からとってきた黄色いバラと白いアジサイ
昨日は、再びワイナリーに鹿の赤ちゃんがやってきた。いつも最初に見つけるのが、ワイナリーの中にあるチーズ・ショップを担当のアン。今のワイナリーは、アンからチーズ・ショップを買い取り、アンもついでに雇われたってわけ。アンはチーズ・ショップを長年経営していただけあって、ものすごく痩せているんだけど、コレステロールがオンタリオ州でも最も高いそうで、大学のコレステロールの研究に協力しているほどだ。コレステロール値を聞いてみたら、確かに私よりも高かった。アンによると、そんなにコレステロールが高いのは、遺伝とタバコが原因らしいけど、その他に、チーズをたくさん食べたからかもね。コレステロールを下げる薬をかれこれ20年ほど常用しているらしい。
驚くことにタバコを吸うとコレステロールが上がるらしい。そういえば、私が行ったクリニックのドクターもそんなことを言っていた。父も私もタバコは全く吸わないけど、祖母が吸っていたので、そこから遺伝したのかもしれない。その後、コレステロールの検査は、7月の上旬に済ませたのに、検査の結果について何の連絡もない。きっとコレステロールの値が下がったから何の連絡もないのだと思うけど、電話で結果くらい教えてくれてもよさそうなものなのに。
このワイナリーのチーズ・ショップには、スイス、フランス、イギリス、スペイン、ポルトガル、アイルランドなど世界中から輸入されたチーズから地元のチーズまでかなりの種類が揃っている。チーズについてはあまり詳しくなかったけれども、最近ではとても詳しくなってきた。みんな試させてもらったけど、どれも本当においしい。特にワインと合わせると、最高。こんなにおいしいチーズとワインに囲まれて、私のコレステロール値は今後どうなってしまうのだろうか(汗)。
前回は、2階のデッキにいたときに、鹿さんがやってきたんだけど、今回は、1階のワイン・バーにいたときにやってきた。そして、驚くことに、今回は、鹿の赤ちゃんが2頭一緒にやってきたのだ。

アンの知らせを受けて、スタッフやお客さんと鹿のベイビーをそっと扉から除いているところ
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