2012.05.25 (Fri)
がれき受け入れ反対行動と「原発」国民投票
これまで、アレルギーになったことなど一度もなかったのに、去年の春から始まってしまったということは、日本の地球の裏側に住んでいても、福島第一原発事故の影響があるのでは?と疑ってしまう。
さて、昨日のエントリーで紹介した北九州のがれきの試験焼却について、『世に噛む日日』の北九州にお住まいの管理人さんが、北九州市ががれきの試験焼却に踏み切った背景などを詳しく述べられていたので、興味のある方はぜひ参考になさってください。
北九州市長が瓦礫試験焼却に前のめりになったことに関する二、三の理由
以下、がれき受け入れ反対行動と「原発」国民投票からのお知らせ。
お世話になります。
瓦礫受入反対行動のお知らせです。
放射能拡散という原則原理を覆す環境省の施策には疑問を覚えます。
原発廃炉時に出る放射性物質付着の瓦礫処理の候補地選びでしょうか?
以下、賛同いただければ、アクション・拡散をお願いします。
●●賛同を考えられる方は是非、読んで下さい●●
<記者有論>震災がれき 広域処理にこだわるな(2011年5月19日朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/intro_m2/TKY201205180461.html
伊藤智章(宮古支局長)
震災がれきの広域処理に疑間がある。膨大な運搬費用をかけ、放射能汚染を心配する地域住民と摩擦を起こしてまで急ぐ必要があるのか。
朝日新聞宮古支局から1キロの宮古港にも、がれきの山がある。昨年11月、東京都への運び出しが始まった。がれきの放射線量は東京の方が高いこともあるのに、反対する人たちがいる。それに比べ、「さすがは剛腕都知事」と最初は感心した。
でも、東京に搬出するのに1トン当たり処理費4万4千円に加え、輸送費が1万5千円かかると知って考え込んだ。北海道、北陸などへ搬出すれば、さらに輸送費はかさむ。それでいいのか?
何しろ、県外搬出予定量は岩手が57万トン、※宮城は344万トン※にのぼるのだ。地元処理分を含めて、経費は全額国費負担。国は2年でまず1兆円を用意している。
環境省は「岩手はふだんの11年分、宮城は19年分ある。目標の『3年以内の処理』には広域協力が不可欠」と説明する。でも、リサイクルに回すなどしており、岩手でいえば処理が必要なのは半分以下。しかも、被災地も仮設炉などで能力を増強しており、県外に頼む必要があるのはその一部だけだ。
3年にこだわらず、国費負担を1、2年延長すれば、県外に頼まなくても処理できる計算だ。量の多い宮城県石巻市などは、例外的に集中して広域支援すればいい。
置き場のグラウンドや港湾の利用が制約されるというが、被災地は広大だ。阪神大震災では3年以内に処理したが、都市部と同列に考えなくてもいいはずだ。「がれきの山をみることで被災者が傷つく」という説明も聴くが、少なくとも私は現場でそういう人に会ったことがない。
岩手県の岩泉町長や田野畑村長は「ゆっくり地元で処理し、一屋用や経済に貢献してほしい」と私に話したが、現状は県が仕切り、首長の意向を反映する余地はない。両町村計13万ントのがれきをすべて東京に運べば、運搬費だけで20億円。同村の一般会計の3分の2に当たる規模だ。処理速度を上げるため、大手業者などによる巨大な分別プラントが稼働している。これも期限を延ばせば、もっと地元が参入できるだろう。仮設住宅の建設も急ぐあまり、国が費用を持ち、県が発注したところ、断熱材不足など不具合が続出した。がれき処理も同じ構図だ。現場から離れた判断を懸念する。
※宮城は344万トン※
5/19発表 344万トンが100万トンに変更
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120519t11017.htm
【全国の医師・歯科医師の皆様】
北九州市のガレキ受入が市民の意見を一切無視して、市民にも知らせずに強行されようとしています。
北九州市には東北や関東で体調を崩されて、必死の思いで避難されて来られた方々が多く居られ、またこれから東北や関東の子供達の保養地としても汚染せずに守らなければなりません。
医師・歯科医師として、宮城県、石巻市、福岡県、北九州市にガレキ受入反対の要望書を出します。
全国からこの要望書の賛同者になって頂ける方(医師・歯科医師に限る)は件名を「手紙に賛同」とし「郵便番号・住所・お名前・何科の医師か・所属病院(医院)名」を記入しy6301p@yahoo.co.jp にメール下さい。
※時間がないため締め切りは5月21日(月)午後11:30とさせて頂きます。
お手紙に添える賛同者リストに掲載させていただきます。
国内外・所在地・国籍問いません。
一通のメールに何人でも書いていただけます。
賛同には費用は一切かかりません。
【記入例】郵便番号と住所を一列に書いて貰えれば助かります。
また、苗字もそれぞれつけて下さい。
件名 「手紙に賛同」
本文例 803-8051 福岡県北九州市小倉北区城内1-1(〒・住所を一列に)
内科医 ○○クリニック(勤務・院長) 北九太郎
220-0011 神奈川県横浜市西区高島2-16-1
産婦人科医 ○○病院勤務(勤務・院長)小倉花子
※ なお要望書には賛同していただいた先生方の住所の記入は致しません。
いただいた個人メールは手紙賛同リスト作製後にきちんと破棄し、流用しません。
石巻市・宮城県・福岡県・北九州市にも個人情報の取り扱いには充分注意するよう、文書でお願いをいたします。
【どうか、皆さま、ツイッター・FB・ブログに拡散下さい】
宮城県知事 村井嘉浩様
石巻市長 亀山紘様
福岡県知事 小川洋様
北九州市長 北橋健治様
震災ガレキ「受け入れ」について医師・歯科医師からの要望書
2012年5月 日
歯科医師 村上歯科医院院長 村上知行
内科医 小杉中央クリニック院長 布施純郎
内科医 北川内科クリニック院長 北川喜久雄
<はじめに>
この度の東北大震災による多数の犠牲者に対し心から追悼の意を込めるとともに、医師として人命救済を第一に考えております。また被災地において苦しむ多くの方々、避難を余儀なくされている方々の一刻も早い支援、救援を切に願っております。
<ガレキ受け入れ反対>
ガレキの広域処理は、日本全土を放射能汚染させることになります。「ガレキを受け入れない」ことは、安全な避難場所と汚染のない野菜などの食料の供給を確保することになり、被災地の方々への支援に充分値するものと考えております。
ガレキの総量は阪神淡路大震災より少し多い程度で、被災地での処理が充分可能と考えられます。そのために国や自治体が中心となって「人」「物」「知恵」「技術」「金」の支援・補助のシステムをいち早く作るべきだと思います。
【医学的メッセージ】
福島の原発事故で最も心配されるのは、呼吸、食料、土壌の粉塵から体内に入った放射性微粒子による内部被曝です。まず疲れ、無気力から始まり、心臓病、流産、不妊、白内障、加齢現象、などを発症しついには白血病、ガンになる〔確率的〕ことが分かっています。
放射線の影響を受け易い妊婦や小児は、特に注意が必要です。また、内部被曝を考える場合には,飛程の長いガンマ線や、セシウムだけでは正確な評価はできません。体内での飛程は、アルファ線核種(ウラン、プルトニウムなど)では、30?40マイクロメーター程度。ベータ線核種(セシウム、ヨウ素、ストロンチウムなど)では、2.5ミリメートル程度と、極めて短いですが大きなエネルギーが局部に集中するため、細胞や臓器の受ける損傷は、ガンマ線の1億倍とも言われています。また、アルファ線、ベータ線の放出速度は遅いため,遺伝子の変異が緩徐に進行し、次世代,次次世代へと受け継がれる可能性も高くなります。
被曝の人体への影響については、まだ不明な点もありますが、国も国民も、現状を直視し、真実を追究する目をもたなければ5年後、10年後に数百万人という犠牲者が出る事を、チェルノブイリ原発事故から学ぶべきでしょう
●●富山県●●
富山県の瓦礫受け入れ反対の署名がオンラインであります。是非ご協力を
6/12〆【緊急拡散署名】ガレキ受入やめて@富山 http://t.co/oqjjPV3f
目標3000で今1600弱です。2分で出来ます。
宜しくお願いします。
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難波 希美子
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福島原発の放射線放出量 チェルノブイリの1/5に(12/05/25)
福島原発の放射線放出量がチェルノブイリの1/5と聞くと少ないような気がするが、チェルノブイリは事故が発生してから25年も経っているのだから、25年全期間の放射線放出量なのか、それとも最初の1年だけの放射線放出量なのかによって、その1/5の意味合いも違ってくる。もし、25年間で放出された量と比較しているとしたら、福島原発が放出している量は、たったの約1年間でチェルノブイリの1/5だとしたら、チェルノブイリを越えた莫大な量ということになる。
そして次は、「原発」国民投票】からの大切なお知らせ。
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