2009.09.18 (Fri)
民主党政権になって何が変わるのか
自エンドに変わって、昨日から民主党TBPリンクリストを上部に持ってきた。なぜか、設定を間違えたのか、設定が変わったのか、TBを送ってくださった方のブログ名が表示されなくなってしまったようだ。ただ、記事のタイトルの上にカーソルを置くと、ブログ名や冒頭の文が読めるようになっている。新しくTBPの話題を設定しない限り、以前のようにブログ名が表示されないようだ。
そこで、鳩山政権という新しいTBPを作ってみた。承認された場合は民主党TBPに代わり、こちらをトップに持ってこようと思う。まさか、さすがに、この話題は、これまで「自民党政治」「民主党政治」などtパクリまくってきたあの人に、「鳩山政権政治」なんてパクられないと思うけど・・・・(苦笑)。

「漆間元官房副長官が辞任」という記事が南青山さんによって阿修羅にアップしていただいたんだけれども、阿修羅の週間拍手ランキングで前代未聞の4位になっている。これも、蜂鳥のジョーさんのコメントのおかげで、私の文はほとんど何も意味していない。この記事は、ヘンリー・オーツさんやとらちゃんによってもブログの中で紹介していただいた。他にも紹介して下さったみなさま、ありがとうございました。いつも、エントリーを紹介してくださるみなさまには、心より感謝させていただきたい。
先週末から今週にかけて珍しく病気になってしまった。といっても、熱は全くなく、扁桃腺が腫れて声が出なくなってしまったり、咳が止まらなくなってしまっただけなんだけど、夜、寝ているときも、喉が痛くてよく眠れないほどだった。こんなに喉が痛くなったのは初めて。もしかして、新型インフルエンザ?なんて心配になったし、今週から大学で日本語を教え始めて、声が出ないと結構つらいので、クリニックに行った。抗生物質の処方箋を書いてもらって、薬局で喉の痛みと咳止め用のシロップを買って飲んだら、なんとか少しはましになってきた。でも、おかげで、ワイナリーはイベントがあったのに2日ほど休んでしまった。
そんなわけで、このところ、たくさん貴重なコメントをいただいているのに、返事が書けなくて申し訳ない。今日は民主党政権になって変わることを書こうと思ったんだけど、とにかく睡眠をとらねばならないので詳しく書いている時間がないので、簡単に箇条書きにして、詳しくは又後ほど少しずつ書いていこうと思う。
◇記者クラブ廃止(鳩山首相の記者会見では実現できなかったけれども、徐々に実行されると信じたい。)
◇官僚の記者会見禁止
◇失われた年金記録、救済対象拡大
◇天下り廃止
◇後期医療制度を廃止
◇母子家庭手当て再開
◇子供手当て開始
◇障害者自立支援法を廃止
◇高校無償化
◇高速道路の無料化
◇暫定税率廃止
◇取り調べの全過程の録音・録画(可視化)を捜査機関義務づけ
◇八ツ場ダム、川辺川ダム建設中止
◇補正予算の一部執行停止
◇アニメの殿堂新設中止
◇インド洋での海上自衛隊の給油活動打ち切り
◇死刑廃止(?)
◇教員免許更新廃止(?)
◇米軍キャンプ沖縄から撤退(?)
民主党政権になっても自公政権と変わらないなんていったの誰だよ(笑)。これはほんの一部だけれども、これを見ただけでも、これまで官僚のために無駄遣いされていた税金が国民に戻ってくるのがわかるだろう。
逆に、こんな民主党政権の新大臣たちの決断が官僚の反感を買っているようだ。官僚たちの脱官僚を訴える民主党新政権の大臣への風当たりはかなり厳しいようで、中でも、長妻厚生労働相が非常にがんばっていろいろと国民のためにやってくれているだけに、これまでネットカフェ化していた厚生労働省職員からの逆風が激しい。長妻厚労相が初登庁した際も拍手と花束は一切なしで、冷たい空気が流れていたとか。これからは、2ちゃんねるへの書き込みもできないくらい長妻厚労相に働かされちゃうかもね。お気の毒に(ぼうよみ)。ネトウヨを装った公務員による悪意あるコメントも減るに違いない。
それとは対照的に、厚生労働相を752日務めた舛添の鼠男には職員から花束が贈られ、最後には盛大な拍手で見送られたっていうんだから、やってられないよね。自分たちのリクリエーションのために国民の税金をネコババしたくせに、国民のために働くのがイヤだというなら、職員全員クビにして、もっとやる気のある人を雇ったらいいと思う。長年、自民党政権が続いたおかげで、根性まで腐りきってしまったのだろう。
民主党政権がこれまでたまった各省の膿を出してくれることを願う。
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2009.09.17 (Thu)
鳩山政権発足

鳩山政権が正式に発足(民主党ウェブサイトより)
鳩山由紀夫代表は、16日に召集された特別国会の首相指名選挙で第93代総理大臣に選出され、同日夜、民主党はじめ社民、国民新の3党による鳩山連立内閣が正式に発足した。非自民政権が誕生したのは1993年の細川政権以来、16年ぶり。野党が単独過半数を得て、政権交代が実現したのは戦後初めて。まさに、国民の皆さんお一人お一人によって、歴史がつくられた。
鳩山内閣の新閣僚は皇居での任命・認証式を経て首相官邸で初閣議を開催。閣議後は新閣僚が揃って記念撮影に臨んだ。
それにしても、首相官邸のウェブサイトからあのダミ声太郎の顔が跡形もなく消えて、鳩山首相に一新したのを見たときには、なんとなく不思議な気分になった。やはり、日本の政治の歴史的激動のスタート地点に私たちが立っていると思うと、とても感慨深い。

鳩山内閣総理大臣記者会見-平成21年9月16日(YouTube動画)
せっかく新政権が発足したというのに、会見で記者から出た質問は、どれも悪意のある質問ばかり。少し前によく、2ちゃんねるあたりで民主党バッシングのスレで話題になっていたような子供手当ての財源だとか、西松建設だとか、最後には朝日の記者から個人献金の質問まで飛び足したときにはあきれて開いた口がふさがらなかったよ。新政権に向けての抱負とか、日本をどのように変えて行きたいかとかもうちょっとポジティブな質問がたくさんあっただろうに。
戦後初の単独過半数を得て、やっと新政権が誕生したというこの歴史的偉業に対しての祝福ムードを台無しにしたこいつらは、KY記者と命名してやろう。記者クラブ廃止といいながら、廃止しなかったからこんなことになるんだと思うよ。
読者のRevolutionさんが、なぜ記者クラブを廃止できなかったのかといういきさつをコメント欄で教えてくださったので、紹介しておこう。
ついに本格的な民主政権がスタートします。
午後6時からの首相会見で、これはさすがに残念だったんですが、記者クラブ連中の他に雑誌記者や外国人記者を会場に招いたんですけど、フリーランスの方々はお預けを喰らってしまったようでした。
なにやら大手メディアが恫喝まがいの脅迫電話を藤井氏や平野氏に執拗にしていたとかでやり方は某宗教団体を彷彿とさせるものなんだけど、今日の外国人記者や雑誌記者の会場入りは、今日だけの特別と言わずに、今後もずっと特例扱いでいいから入れてあげてほしいです。なんせ日本の国債はすべて特別国債。その悪しき前例に倣って『特別に』を恒常にしたところで文句を言われる筋合いはないことでしょう。なんせ『暫定』と『恒久』の意味を履き違えている自民党でしたから。
もう一つ残念だったのは農水大臣が筒井氏じゃなかったことと、国交省大臣が田中康夫氏じゃなかったこと。(沖縄北海道担当も鈴木宗男氏じゃなかったのはちょっと……)
でも国交省大臣に前原を起用したってことは、国交省はこれから冷や飯を食わされるって意味になると思えば、まあそれでもいいかなと。これまで利権を財務省に次いで貪ってきた連中だし。
何はともあれ、民主党丸の船出。
小泉、安部、福田、麻生という無能の船長たちとは一味も二味も違うところを鳩山首相には魅せてほしいです。
確かに、ネットメディアやブロガーなどのフリーランス記者を招待したら、かなり莫大な数になって会場に入れなくなってしまうという事態も発生したのかもしれないけれども、記者クラブの廃止を一度は口にしたんだから、いくら大手メディアから恫喝まがいの脅迫電話をもらったとしても、せめて、抽選で選ばれたメディアだけを招待するとか、記者クラブの奴らを優先するのではなく、メディア全員を平等に扱うべきだったと思う。
結局は自民党の息のかかったメディアから悪意のある質問を浴びせられて四苦八苦することになるのは鳩山首相なので、これからは本当に記者クラブ廃止に向かって動いて欲しい。
以下に、鳩山内閣総理大臣記者会見の全文を記録として転載しておく。
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