2009.03.08 (Sun)
西松から6000万円の裏献金を受けていたのは、二階経済産業相だった
今日はTESLナイアガラの会議があって、一日中出かけていたせいで、かなり記事をアップするのが遅くなってしまった。YAMACHAN、ごめん。その後、とらちゃんもすでに「二階は6000万円の裏金の主!⇒「二階氏については裏献金を受けていたと報じられている。自民党の説明責任についてはどう考えているか」」というエントリーで伝えてくれているけど、共同通信も二階経済産業相が西松建設から6000万円の裏献金を受け取っていたということを報道している。
二階経産相側を聴取へ 来週にも会計責任者ら(共同通信3月7日)
西松建設関係者が自民党の有力国会議員側を名指しして「10年以上にわたり総額6000万円前後の現金を渡していた」と裏献金を供述していることが、既に判明。この有力議員は二階経産相で、特捜部は慎重に裏付けを進めている。
民主党の小沢氏の秘書が逮捕された件では、西松の献金をよく自民党の議員達もやっているように政治団体から受け取っていたことが問題になっているだけだが、二階の場合は、西松側から直接手渡しで現金をもらっており、それを記帳せずに自分の懐に入れていたということだから、実刑は免れないだろう。
いつのまにか立ち消えということで処理されてしまう可能性もなきにしもあらずだが、その時は、検察がいかに自公政権と深く癒着しているかということを証明することになるだろう。二階は、現閣僚なので、もしこれで、中川昭一元財務大臣につぐ二人目の閣僚の辞任ということになれば、麻生内閣に大きなダメージを与えることは避けられないと思う。
自公政権の目的は、とにかく小沢一郎代表を辞任させることだ。そうすることによって、政権交代を阻止することができるからだ。
植草さんも「選挙妨害を克服しかんぽの宿疑惑を徹底究明すべし」というエントリーで下記のように述べられている。
どのような背景があるにせよ、総選挙直前にこのような行動が取られることの政治的な意味を洞察しなければならない。小沢一郎氏が指揮する民主党を中心とする本格政権が樹立されることを、どうしても阻止したいと考える巨大な力を持つ勢力が存在すると考えざるを得ない。
又、『きっこのブログ』で紹介されていた「予言が現実になった/田中良紹」(内憂外患)にも次のように書かれている。
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2008.12.18 (Thu)
負のスパイラルに陥った自民党

昨日は日中とても暖かくて、雨が降っていたので、雪はほとんどとけたのに、夜から朝にかけて雪が降って、朝起きたら、これだもんな。ちっ。
いつできたのか知らないが、いつのまにか『The Journal』というプロフェッショナルなジャーナリストによる政治系のサイトができていた。
このサイトの主宰は、高野 孟(たかの はじめ)氏で、《THE JOURNAL》宣言によると、「「これがジャーナリズムだ!」という心意気で、インフォメーションの量の多さではなくインテリジェンスの質の高さを追求する、まったく新しいブログ・サイトを創設します。」という出だしで始まっている。
なんでも、「プロフェッショナルなジャーナリストをはじめ各分野の知の達人たちが協働して1つの情報解放空間を共有し、「これでいいのか、日本!」と論じ合っていくクオリティ高いメディア」だそうで、『The Journal』を構成しているブロガーには、政治家やプロのジャーナリストなど著名人の名前が連なっている(中にはトンデモ・テレビ・ジャーナリストや聞いた事もない占い師なども含まれているが・・・・笑)。
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2008.11.29 (Sat)
党首討論:小沢の圧倒的勝利で終わる

ああ、ややこしや。どっちが首相でどっちが党首?
(写真は、毎日新聞より)
昨日の党首討論は、小沢一郎の圧倒的勝利だった。小沢代表の直球のようにストレートな質問に面と向かって答えず、話題を全然関係ない方に持って行ってごまかす麻生の態度は非常に不謹慎であり、小沢代表に完敗した形となった。
米国だと、討論のすぐ後に、テレビ局や新聞社がどちらに勝敗があったかのアンケートをするから、結果が一目瞭然で即わかるようになっているんだけど、自民党の支配下にある日本のマスコミにはできないことだろう。日本のマスコミに代わって、このアンケートを作ってくださったきっこちゃんには本当に感謝したい。いまのところ、小沢代表が勝ったと思っている人は、1087人で、麻生が勝ったと思っている人は、94人。引き分けが233人となっている。麻生が勝ったと思っている人が94人もいるということも驚きだが、この結果を見ても小沢代表が勝利を収めたと思っている人の方が圧倒的に多いことは明らかだ。
『きっこのブログ』緊急アンケートです!
党首討論の資料は、とらちゃんが完璧に集めてくださったので、討論の内容もわかりやすくまとめてくれているので、そちらをご参考に。
『晴天とら日和』【党首討論】あっ・そ~ソ~リVs小沢代表。小沢代表ワンサイドの印象が強烈!(全文掲載+ノーカット)
今回の党首討論での麻生の答弁は、矛盾に満ちていた。小沢代表が麻生に「政局よりも政策」として、衆院選挙を先延ばししたのに、年末に必要な経済政策である2次補正予算を来年に先送りしたのは「国民への背信行為」として、その理由を2度尋ねたが、麻生は、年内の対策は1次補正予算だけで十分だからと繰り返した。金融危機の緊急対策を要したからこそ、追加予算として、10月30日に第2次補正予算の審議に入ったのに、今度は年内は、1次予算で十分だというのは、つまり、経済危機は思ったより深刻ではなかったと認識したということだよね。
小沢代表がそれなら、衆院解散を断行できるじゃないかと麻生に迫った場面は、今回の党首討論のクライマックスだったと思うが、麻生がここで「ばかやろう!じゃ、解散してやる!」と、祖父、吉田茂のようにキレて馬鹿やろう解散になることを期待していたのだが、期待はずれに終わった。麻生は、今度は、百年に一度の金融危機を持ち出し、今、解散総選挙をしたら、政治的空白ができてしまうから解散はできないと答えた。
これから年末に向けて、金融危機で企業の倒産件数が増え、失業率もうなぎ上りだろう。そんな時に、第2次補正予算に組み込まれた中小企業への追加政策は先送りにしたくせに、百年に一度の金融危機だから解散はできないと、自分の都合に合わせて金融危機の深刻さを使い分けている麻生の無知、馬鹿さゆえのしたたかさには誰もがあきれ返ったことと思う。
麻生が2次補正を今国会に提出しなかったのは、多くの問題点を指摘されて審議が暗礁に乗り上げ、年末の衆院解散に追いこまれる恐れがあったからでもあるが、解散もしないのに2次補正の目玉となっている定額給付金を年末にバラマキしても国民はそのありがたさを来年春の選挙までに忘れてしまうからと踏んだからに違いない。まさに、麻生が言うのとは全く反対で、「政策よりも政局」を重んじた結果である。
植草さんも今回の党首討論のまとめとして、下記の貴重なご意見を表明されている。
植草一秀の『知られざる真実』党首討論が示した麻生首相「公より私」の政治姿勢
結局、麻生首相は自民党惨敗の可能性に脅(おび)えて、自分が高らかに宣言した解散総選挙から逃げ回っているだけである。問題は、麻生首相の「私」的利益を追求する行動が、罪なき国民の生活を深刻に脅かし、苦しめていることだ。
不況深刻化に対して、すべての「私」を取り払い、「公」のために、「国民」のために全身全霊を注ぐのが、あるべき為政者(いせいしゃ)の姿だ。麻生首相の政治姿勢は「政局より政策」でなく、「政策より政局」=「公より私」である。
歪んだ現状を是正できる唯一の方法は、次期総選挙に際して、国民が正しい判断を下すことである。国民は今日の党首討論で改めて確認した麻生首相の「公より私」の政治姿勢を忘れてはならない。
国民の声に耳を傾けて矛盾をストレートに指摘した小沢代表に比べて、小沢代表の質問に答えるに答えられず、矛盾した説明を繰り返した麻生は、答弁の途中で自分を総理ではなく、党首と呼んだりして、どっちが首相か野党党首かわからなくなるほど困惑していたが、麻生以上に困惑したのは、今回の討論会で、堂々とした野党党首のストレートな質問を、矛盾した答弁で姑息に逃げ回る一国の首相の醜態に直面した国民ではないかと思うのである。
関連ニュース:
亀井代表代行バッサリ首相斬り「党首討論は小沢圧勝」 (夕刊フジ 11月29日)
ついに出た“阿呆”太郎という週刊誌の見出し (ゲンダイネット 11月29日)
野村萬斎氏のややこしや
どっちが首相でどっちが党首かぜんぜんわからなかった。討論では、小沢が圧勝で麻生は完敗だったと思ったら、今日もランキングの応援宜しくお願いします。

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