2010.12.04 (Sat)
12月5日デモ&ウォルフレン講演会のお知らせ
第一部と第二部に別れており、第一部では午後1時から5時まで。デモは、日比谷公園大音楽堂から霞ヶ関、虎ノ門、新橋駅ガード、銀座、日比谷通り、を経て日比谷公園で解散。第二部は、アムステルダム大学名誉教授であり、著名なジャーナリストでもあるウォルフレン教授による講演会。場所はTKP東京駅日本橋ビジネスセンターに変更となった。午後5時半開場、6時開開演、7時半終了予定。
【12・5 第一部】 集会&デモ行進
●概要
主催:市民の連帯の会
日時:12月5日(日) 13時00分~17時00分(解散)
場所:日比谷公園大音楽堂(野音)
デモ行進順序:大音楽堂→霞門→霞ヶ関一丁目→桜田通り→虎ノ門交差点→外堀通り→新橋駅ガード→銀座(外堀通り)→数寄屋橋交差点→晴海通り→日比谷交差点→日比谷通り→内幸町交差点→日比谷公園(中幸門)解散
※再訂正
●デモの目的
検察制度の根本的な改革を求める。腐敗の根本にある裏金問題を国民の目に明らかにし、裏金を使用した検察幹部(OBを含む)に対して国庫に返還させる。
村木事件を始め、数々の冤罪を生んできた取調べ方法の抜本的改革を求める。(可視化、押収物・残記録の公開等・・可視化法案の成立へ)
■検察の裏金問題を国民の目に明らかにしその責任を追及し裏金の返還を求める。
■村木事件の検察の責任を追及する。
■取り調べの全面可視化、押収証拠物及び残記録の全面開示を要求する。
●スローガン
「大林宏検事総長よ、自ら使った裏金を返せ」
「村木事件で事前決済した最高検伊藤次長検事は辞職せよ」
「前田主任検事、佐賀副部長、大坪特捜部長だけを起訴したトカゲのしっぽ切りはやめよ。最大の責任は検察トップではないか」
「検察よ、お前は何様なんだ。自分自身を問い直したらどうだ」
「裏金を国民に返せ、おまえ達のやっていることは犯罪だぞ」
「冤罪で人生や生活をめちゃくちゃにされた人たちに謝れ」
「法律は国民生活の基本中の基本だ、正しく運用しろ」
「私たちは、検察権力がやったことを決して忘れないぞ」
「管総理よ、法務・検察の犯罪を隠蔽するな」
●「呼びかけにあたっての3つの取り決め」
1.自分達にとって都合の悪いものは隠蔽しない。
2.意見や考えが異なる団体や個人を排除しない。
3.情報は操作しない。
主催:12・5市民の連帯の会 実行委員会
【三井環事務所】東京事務所
〒110-0015 東京都台東区東上野6丁目1番4号 イワツキビル201号 TEL. 03-3844-8722 FAX. 03-5827-3132
メールアドレス:info@syowakikaku.com
http://www.solidarite.jp/
●デモでのプラカード、旗、ハチマキ、着ぐるみ等は各自で制作お願いします。
●当日、会場で支援のカンパをお願いします。
参照:
・12月5日(日)抗議デモのチラシ
http://www.solidarite.jp/chirashi1201.pdf
・三井環のWEBサイト:Solidarite - ソリダリテ - http://www.solidarite.jp/
【12・5 第二部】 講演会
●カレル・ヴァン・ウォルフレン教授講演会
演題:
「独立日本の未来に求められる確固とした責任感のある政治」
The future of an independent Japan demandsdecisive and unhampered responsible politics
●概要
『12/5カレル・ヴァン・ウォルフレン教授講演会』
日時:2010年12月5日(日)、17:30開場、18:00開演、19:30終了予定。
場所:TKP東京駅日本橋ビジネスセンター
http://tkptn.net/
JR「東京駅」から徒歩5分。
地下鉄・銀座線、東西線「日本橋駅」A5 出入口真上。
「ウォルフレン教授講演会、新たな開催場所のお知らせ、実行グループより。」(「権力とマスコミの横暴を正し、人権を守る国民の会」 2010年12月 4日 (土) )
http://kennryoku-teikou-kok.cocolog-nifty.com/blog/2010/12/post-2f62.html

https://docs.google.com/viewer?url=http://www.tsuiq.info/A4-144.pdf
ウォルフレン教授の講演は、いくつかネット上の映像を通して視聴することができますが、今回の講演の内容は、離日を前にしたウォルフレン博士が、愛する日本の自覚ある私たちに残していきたい究極のメッセージになるはずです。次の英文メールは、教授が同志Norikoさんに送ってきたメッセージです。
「ドクター・ダンと話し合ったように、私は今回の著書の中から、あるテーマについてお話したいと思っています。その内容は、日本が置かれている状況に、特に関わりがあります。すなわち何かにつけてアメリカに隷属している危険な状況への対処の仕方ということです。日本は、真の独立国にならなくてはなりません。これはまた、日本のいかなる政府であっても、体制を見直す覚悟がなければならず、新しい政策を策定し、それらを実践するチャンスに恵まれる必要があるということです。
そこで、以下のようなタイトルではどうでしょう。
独立日本の未来に求められる確固とした責任感のある政治」
"As I discussed with Dr. Done, I would talk about some themes of my book where they relate especially to Japan’s situation. This means treating the dangerous situation of slavishly following the United States in everything.
Japan must become truly independent.
That also means that any government in Japan must be a government ready to rethink the status quo and develop new policies, and must be given the chance to do so.
So, as a title I suggest:
The future of an independent Japan demands decisive and unhampered responsible politics."
参照:
・カレル・ヴァン・ウォルフレン ジャーナリスト 2010.11.17 (日本記者クラブビデオYouTube)
・カレル・ヴァン・ウォルフレン氏講演会ビデオ1~10 2009年11月25日 (資料ブログ)
・カレル・ヴァン・ウォルフレン氏のホームページ
2010.01.24 (Sun)
聴取後、身の潔白を訴えた小沢一郎と窮地に陥った東京地検特捜部
なるほど、外国人参政権付与法案に反対している右翼団体が、同法案を成立させようとしている民主党のドン、小沢幹事長をいまいましく思っているのだろう。
又、この「日本会議」の役員名簿を見ると、石原チン太郎を初め、めまいがしそうなほどの極右思想家たちがひしめきあっている。日本にはいまだにこういった化石のような思想を持った特権階級に属する人々が、税金の無駄遣いをなくして、少しでも国民の生活を豊かにしようとする民主党の前に立ちはだかっているのだ。なぜなら、現在は税金が自分たちに回ってきているけれども、それが国民に還元されるようになったら、特権階級にいる自分たちに回ってくる分が少なくなるからだ。
事情聴取が終わった後に、小沢幹事長は、メディアに説明内容を文書で公表し、予定になかった記者会見を開いて改めて政治資金規正法違反への関与を否定した。幹事長を続投する考えを示した上で、特捜部の捜査にも協力すると述べた。
一方の特捜部は聴取内容を受けてさらに捜査を進めるとみられるが、検察vs小沢の勝負はすでにあったも同然となっている。なぜなら、今回検察が政治資金規正法違反としている疑惑は、次の2つにしぼられるが、それに対する小沢幹事長の回答を聞く限り、秘書が虚偽記載で罪を問われる可能性はあるかもしれないが、小沢幹事長が政治資金規正法違反を犯したとは考えられないからだ。
1.虚偽記載:「陸山会」による不動産の代金支払の記載が実際には04年であったのに、05年の収支報告書に記載されていた。
小沢幹事長の回答 (47NEWSより):
【所有権移転日を05年にした理由】
何の相談も受けていません。購入資金は自分で出しており隠し立てする必要はないし、所有権移転日を翌年にすることに政治的にも何のメリットもないので、なぜ翌年にしたのか分かりません。
と関与を否定。
2.裏金献金:「陸山会」が購入した土地代の原資に、水谷建設社長から(元は鹿島建設によって支払われたとされている)賄賂として渡された1億円が含まれている
小沢幹事長の回答 (47NEWSより):
【2004年10月に貸し付けた4億円の原資】
(1)1985年に湯島(東京都文京区)の自宅を売却して、深沢(世田谷区)の自宅の土地を購入し建物を建てた際、税引き後残った約2億円を積み立てておいた銀行口座から89年11月に引き出した2億円(2)97年12月に銀行の家族名義の口座から引き出した3億円(3)02年4月に銀行の家族名義の口座から引き出した6千万円を、東京都港区元赤坂の事務所の金庫にて保管していました。04年10月には、同金庫に4億数千万円残っており、うち4億円を陸山会に貸し付けました。
4億円の一部は建設会社からの裏献金であるやの報道がなされておりますが、事実無根です。不正な裏金など一切もらっておりませんし、事務所の者ももらっていないと確信しています。
と土地代に建設会社からの裏金が含まれていないことを断言。
1.の虚偽記載について特捜部は、なんとか小沢幹事長が秘書と共謀して虚偽記載を行ったことにしたいようで、小沢氏の関与を認めたとされる元秘書の石川氏の供述と小沢幹事長の発言の違いに焦点をあてると思われるが、石川氏が本当に小沢氏の関与を認めた供述をしたかどうかが問われる。現在の犯罪捜査における取り調べでは、録音・録画(可視化)を義務づけられていないため、石川氏が無理やり嘘の供述をさせられた可能性もある。刑事訴訟法改正案(「可視化法案」)の成立が緊急に求められている。
2.の裏金献金については、小沢幹事長も秘書らも完全に否定しており、これを証明するのは難しい。銀行口座の預金情報も特捜は手に入れていることだろうし、この点で小沢幹事長が嘘をつくことはまずないと思われる。そして、計約6億の「個人資金」でその土地代を一時立替えたとしたら、この中に、小沢幹事長の秘書が建設会社から受け取ったとされる1億円の裏金が入るスキもないはずだ。又、一部報道では水谷建設の社長の新幹線の切符を、社長が東京にいたことを裏付ける証拠になるとしているが、東京にいたからといって、裏金を渡した証拠にはならないはずだ。
西松建設の献金問題事件でも赤っ恥を書いた特捜部だが、今回も、国民から非難の嵐を浴びるのも時間の問題になりそうだ。なんの裏付けもない2ちゃんねる情報を元に捜査なんてするからだよ(笑)。これに伴って、アンチ・オザワ報道部もトーン・ダウン。さあ、どうする特捜部?