2008.04.21 (Mon)
衆院山口2区補選 民主がリード

山口補選「頂上決戦」の様相(4月21日中国新聞より)
少し前までは、本当か嘘かわからないけど、山口補選の状況は自民党のノーパンしゃぶしゃぶ耐震偽装議員がリードということになっていたけど、20日に福田首相が山口入りして応援演説すると民主党の平山議員がわずかにリードという情勢になった。
衆院山口2区補選 ガソリン暫定税率に加え、後期高齢者医療制度も争点に(FNN動画ニュース)
いくら今までは自民党寄りの市民が多かった山口でも、上の動画のような福田首相の演説なんか聞いたら、応援したくなくなっちゃうだろう。福田は応援演説で、「高齢者の医療はお金がかかるからみなさんに負担して欲しい。」というようなことを言っているのだ。長寿保険制度でほとんどの人の負担が少なくなるって嘘をつかなかったことは評価したいけど、この福田首相の応援演説を聞いたら、誰でも自民党には投票したくなくなっちゃうだろう。政治家や官僚や大企業ばかり税金の無駄遣いでいい思いをして、収入減を強いられている国民にはもっと税金を払えだなんて、こんな演説を聞いて誰がこんな政党に投票したいと思うのか。きっと創価学会員や自民党が勝つことによって利益が生まれる人くらいなものだろう。
地方では首都圏よりも車を利用する人が多い。又、高齢者も多い。そんな人たちがガソリン代が安くなったことで少しは楽になったことを実感しているそばから、道路を作るためにガソリン税の暫定率を元に戻し、高齢者のための保険料も上げるなどと言ったら、自公が全く国民の方を向いていないことくらい誰でもわかるだろう。ついに自公政権は自分たちの正体を晒さねばならないときが来たのだ。
伊吹文明幹事長は「ガソリン税(の暫定税率失効)で地方に迷惑をかけておいて、(税率を)元に戻したら首相問責決議案で衆院解散に追い込むという小沢代表の手にだけは絶対に乗らない」と暴言を吐き、問責決議案が可決されても無視すべき、サミット前の衆院解散はないなどとたわけたことを言っているが、サミット前の解散があるかどうか、それは自民党が決めることではない。国民が決めることだ。又、小泉も「問責決議案を出して国民から問責されるのは民主党だ」などと理由も述べずに意味不明なことを言って民主党を牽制しているそうだが、国民から嫌悪されているオマエが言うな。
小泉元首相、衰えぬ国民的人気(Mixi時事通信)という記事のコメント欄を読めばいかに小泉が国民に不人気かよ~くわかるだろう(笑)。誰を対象に、どのように、いつした調査なのか、何件の回答があったのかなどと調査内容を一切明らかにされていないこの記事が時事通信の捏造記事だということはすぐわかる。
このままいけば、山口補選では、民主党が勝つだろう。そして、これを受けて、民主党は、首相問責を提出し、サミット前に衆院解散する。サミットには、日本の新しい政治体制で対応するべきだと思う。サミットを口実に衆院解散を先延ばししようとしている自公の暴論に耳を傾ける必要など毛頭ないのだ。
関連ニュース:
福田首相、KY応援…山口2区補選、タブー連発に陣営困惑 (2008年4月21日 スポーツ報知)
支持率低下にあえぐ福田康夫首相(71)が20日、衆院山口2区補選(27日投開票)の応援に駆け付けた。観衆の前で福田首相は「(後期高齢者)医療制度が」「ガソリン税が」などと、地元陣営がタブーとしてきた話題に次々と言及。場の空気を凍らせた。地元からのオファーなしに官邸主導で山口に乗り込んだ首相。選挙はまだ1週間あるが、地元関係者は「来ない方がよかった」と落胆していた。
その瞬間、時が止まった。
下松市で医療問題について話していた福田首相が「お年寄りの医療はお金がかかる。若い人が支えてくれています。だけど(お年寄りも)少しくらい負担してくれてもいいじゃないの」と各地で混乱を招いている後期高齢者医療制度に触れると、それまで拍手していた観衆の動きも笑顔もピタリと止まり、完全に空気が凍った。隣にいた候補者の山本繁太郎氏の顔も硬直していた。
そんな状況も知らず、福田首相は、暫定税率の期限切れで下がったガソリン税についても「いつまで下げてるんですか?」と聴衆に問いかけたが、返答はなくシーンと静まりかえったまま。「税金の不足分はどこでまかなうんですか? (野党は)答えがないんです」とぼやく始末。KY(空気の読めない)スピーチに横で、山本氏がフリーズしたままだった。
各世論調査でも「ガソリン税再値上げ」「後期高齢者医療」に批判が高まり、内閣支持率低下の要因にもなっている。そんな空気を読んだ自民党陣営では「今回の選挙では『ガソリン税』と『後期高齢者医療』はタブー」との戦術を徹底。候補者の山本氏の口からは一度もその言葉は出なかった。
首相はこの日、岩国市、光市、下松市の3か所で応援演説。同行した公明党の太田昭宏代表(62)が「公明党の支援者の皆さんが来てくれた」と“動員”をにおわせたように、それぞれ5000人、2000人、3500人(陣営発表)が集まった。最初の2回は無難に演説していた首相だが、聴衆の多さに気をよくしたのか、最後にKY発言が出てしまった。
もともと、首相が山口入りする予定はなかった。政府関係者によると「人気がないから呼ばれない」と報じられて焦った官邸が「世論調査で自民が追い上げていることを知って総理投入を敢行した」という。
山本陣営も首相の発言について「意向が分からない。地元では争点にしてないのに…」と困惑気味。「今回もオファーしてないが、今後もないと思う」とぶ然。「これでは失敗。来ない方がよかった」との声も出た。
民主党関係者によると、同党の調査では山本氏がわずかに逆転したという。だがこの日、時を止めた首相が、自民党に向いていた風をも止めてしまったのかもしれない。
(後略)

にほんブログ村 政治ブログ 現在 2 位
1位に返り咲けるよう応援お願いします♪

BlogPeopleランキング
「政治」部門 現在 1 位

FC2政治ランキング 現在 1 位
『民主党- トラックバック・ピープル』
http://member.blogpeople.net/tback/09160
『自エンド - トラックバック・ピープル』
http://member.blogpeople.net/tback/09077
ブログ村トラコミュ『自エンド』
http://politics.blogmura.com/rpc/trackback/85445/9w2tguyw8nnr
にトラックバックしています。
Tags : 衆院山口2区補選 |
後期高齢者医療制度 |
ガソリン税 |
平岡秀夫 |
山本繁太郎(しげたろう) |
福田康夫 |
小泉純一郎 |
小沢一郎 |