2012.04.16 (Mon)
福井県庁前で枝野に帰れコール
14日に関西電力大飯原子力発電所の運転再開に理解を求めるため、福井県庁を訪れた「えだNO」に市民から帰れコールが炸裂した。このところ、相手によって言うことをコロコロと毎日のように変えて、まるで精神不安定剤でも飲んだかのような陰気な顔つきの男が経済産業省の大臣だというのだから、日本の閣僚の質もかなり落ちたものだ。最も官僚にとっては、なんでも言うことを聞いて、これまでも何が起こっても「ただちに影響はない。」と顔色一つ変えずに国民を騙し続けてきたこのような人物がかえって重宝するのだろう。
この犯罪者「えだNO」を官僚と共に裏で操るのが、仙谷由人である。一時おとなしくしているので安心していたら、最近では民主党内外で原子力村からの指令を受けて忙しそうに動き回っているではないか。14日にも野田と共に福井入りし、大飯原発再稼動に向けて地元議員に根回ししたそうだ。
野田内閣の幹部らの中でも特に原子力村からの支援を受けている悪魔の落とし子である野田、枝野、岡田、仙谷、細野は、次期選挙で必ず落選させなければならない。原子力総連などの政治団体から資金提供を受けた民主党議員は下記の通り(Facebookより)。

経産省からのエネルギー団体への天下りも目に余る。

福井県庁前:大飯原発再稼働反対「枝野は帰れ!えだNO!」
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2012.03.22 (Thu)
『ぬまゆのブログ』が再開していた
Fukushima residents report various illnesses
フクシマ在住者が病状を報告
有名な映画なのですでに見られた方は多いと思うが、もしまだの方がいらしたら、米国のプルトニウム被害についての映画、「ダーク・サークル」(1982年)(日本語字幕つき)は必見だ。
デンバーの近くのロッキーフラッツ核兵器工場とその周辺では多くの被爆者や奇形の動物を出した。動物は繁殖サイクルが短いので、数ヶ月で奇形が現れるが、人は、奇形が現れるまで20年かかるそうだ。
郵便配達中に水爆を落とされて被曝した日系アメリカ人や放射能実験に使われた家畜とアメリカ兵士の話はあまりにも悲惨で、目を覆ってしまった。
そして、ついに広島や長崎に原爆が落とされた。たしかに広島、長崎への原爆が戦争を終結させたかもしれないが、同時に核兵器拡散の始まりでもあった。そして、その後、原子力と名前を変え、福島原発事故へとつながったのだ。
Dark Circle from koba on Vimeo.
アメリカでの動物実験や人体実験のように、今福島でも人体実験が行われているのかもしれない。それ以外、子供たちを避難させない理由はないだろう。ぬまゆさんが自ら犠牲になって、政府に訴えているのがいまだにわからないのだろうか。
日本は、この核兵器や原発によるダーク・サークルから抜け出し、自然エネルギーへの早期転換を実施し、きれいな空気や水そして、人々の健康を取り戻さなければならない。
以前、ぬまゆさんについて触れていた自民党の片山さつき氏のブログを紹介したが、そのコメント欄がとてもにぎわっていたので、ここに転載させていただきたい。もちろん、原子力村からの原子力推進させようとする意図がみえみえのコメントも見られるが、今、日本国民が政府に対して果てしなく大きな不信感を持っているということがわかると思う。
2012.03.18 (Sun)
メルトダウン5日間の真実
テレビ朝日『報道ステーション』の古舘伊知郎氏が先日脱原発宣言をして話題になったが、去年の年末12月28日には特別番組で、メルトダウンについて徹底的に追求していたことを田中優氏のフェイスブックで今日初めて知った。1度見始めると、やめられなくなり、1時間48分があっという間にたってしまった。
これを見て思ったことは、やはり、Speediの情報を流していたら、もっと多くの人が被曝せずに助かったこと、そして、政府(文科省、保安委員、原子力安全委員会と官邸は、Speedi情報が国民にいきわたらなかったことについて、お互いに責任をなすりつけているということ。
そういえば、最近、ことあるごとに海外の報道で、日本政府を責める記事があったと思ったら、翌日は国内で総理官邸を責める記事を読んだりする。政府と総理官邸がいまだに責任回避に必死な様子が伝わっている。
そして、東電は、原発事故は津波によって起こり、地震で原発が損傷して起こったことを否定し続けてきたが、この番組では、「原発内部は地震で既に損傷していたのではないか」という検証が徹底的に行われた。政府が福島第一原発で起きた事故を地震よりも津波のせいにするのは、地震で事故が起きたことになれば、地震大国の日本で原発を維持するのは難しくなるからではないか。普段はめったに来ない何十年、何百年に1度の大津波のせいにすれば、原発安全神話で引き続き国民を騙せるとでも思ったのだろう。
又、ベントシステムに欠陥があったこともわかった。
年末の忙しいときに報道されたので、見逃した方はぜひご覧下さい。
メルトダウン5日間の真実
Uploaded by LunaticEclipseMinama on Feb 21, 2012
メルトダウン5日間の真実
http://www.tv-asahi.co.jp/hst/info3/index.html
番組概要
東日本大震災から既に9ヶ月が過ぎました。
直後に発生した福島第一原発事故の収束作業は少しずつ進み、政府は16日、「冷温停止宣言」をして「事故そのものは収束した」との見方を示しました。しかし、原子炉の中が今、どうなっているのかは依然わからず、国民の不安解消とは程遠い状況です。
2011年12月28日。「報道ステーション スペシャル」は、あえて事故直後5日間の動きに絞って、
「そのとき本当に起きていたこと」を検証します。原発の内部で起きていたこと、総理官邸で起きていたこと、そして周辺の住民に起きていたことの真実は何なのか。
取材を通して浮かび上がったのは、政府や東京電力の説明とはかけ離れた、原発の抱える重大な問題点。見えてきたのは、当事者たちの危機対応能力に起きた「メルトダウン」でした。
みどころ
福島第一原発では1号機から3号機が次々とメルトダウン。複数の建屋で水素爆発が起きた。
番組では様々なデータ・証言・実験などから、この「連鎖事故」の新たな姿を浮かび上がらせる。
初めて指摘される、原発の重大「欠陥」・・・それはあの水素爆発と関係があるのか!?
さらに総理、東電幹部、原子力安全・保安院長など当事者の証言から、事故発生後5日間を
多角的に分析。
政権中枢での「情報統制」、放射性物質拡散の予測をめぐる「混乱」、その裏側に迫る。
福島第一原発原子炉:メルトスルー・地下ダム
http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/nature/2011/06/post-2de1.html
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2012.02.07 (Tue)
原発国民投票にブチキレた池田信夫が山本太郎攻撃か
さて、悪名高き原子力村の広報担当者の一人でもある池田信夫こと池田のブーが、山本太郎氏が積極的に全国で進めている原発国民投票により、原発の維持が危うい状態になりつつあるのに狂乱し、山本太郎攻撃を始めた。しかしながら、その攻撃の仕方があまりにも的外れなので、ここに晒してみようと思う。ちなみに、原発国民投票は、大阪に次ぎ、ついに東京でも、今日、法定数を突破した。
『池田信夫blog part2』より
トリックスターとしての山本太郎
原発事故のあと反原発運動が盛り上がるのはどこの国でも同じだが、日本の特徴は「子供を守る母親の心」とか「金より命を大事にする」といった心情的なスローガンが多いことだ。その典型が、今や反原発運動のアイコンとなった山本太郎である。
彼の著書は「脱原発で仕事を干された」といった自分の話ばかりで、低線量被曝のリスクなどの事実には関心がない。原発は無限に危険で放射能はゼロにすべきなのだから、そのリスクなんてどうでもいいのだ。これは「放射線のリスクはわからないが原発が危険だということだけはわかる」と主張する安富歩氏と同じだが、山本のほうが余計な理屈がないだけわかりやすい。
山本は、丸山眞男のいう「古層」的な思考様式が現代の日本に生きている貴重な標本である。丸山は日本の古代的な規範の特徴として「集団的功利主義」と「心情の純粋性」をあげた。
集団的功利主義とは西洋的な個人ベースの功利主義ではなく、共同体の「吉凶」を基準にして善悪を決める規範である。ここでは共同体がケガレによって汚染されるのをハライ・キヨメで浄化することが儀式の役割だ。μSvの放射線のケガレを忌避して瓦礫の受け入れを拒否する自治体に対しては、さすがに河野太郎氏も「震災がれきの受け入れに賛成する」と表明したが、ツイッターの反響は「裏切り者!」といったRTで埋まっている。
心情の純粋性は、山本太郎の唯一の売り物だ。仕事を干されたことが純粋さの証明になり、目的の合理性は問われない。共同体をハライ・キヨメで浄化するためには、その儀式を行う祭司の心が純粋でなければならないので、これが内面化されるとキヨキココロを尊重する美意識が生まれる。原発問題でも、環境保護の社会的費用を考える人々は「御用学者」とか「原子力村」といったレッテルを貼られ、不純なクラキココロとされる。
こうした心情の純粋性を重んじる日本的情緒は、時として結果を無視した心情の暴走をまねく、と丸山は指摘した。その典型が、天皇親政を求めてクーデタを起こした皇道派青年将校である。五・一五事件では首相を暗殺するという重大な犯罪にもかかわらず、117万人が犯人の助命嘆願をした。そういう「空気」が、ますます青年将校のヒロイズムを高め、二・二六事件から戦争へとつながった。
これは山本七平の指摘した「空気」の支配と似ている。客観的リスクを無視して「PCBが有害でなくても気持ち悪いからゼロにしろ」とか「ダイオキシンはどんな微量でも有害だから全国のゴミ焼却炉を廃棄しろ」とか「できるかできないか考えないで原発をゼロにしよう」という朝日新聞のような心情倫理が、日本人には広く支持を受けるのだ。
イデオロギー的には逆の立場だった丸山と山本が、ほとんど同じことを指摘しているのは興味深い。このような心情の暴走が起こる原因も、彼らが共通に指摘するように目的合理性の欠如である。それは対外的な戦争が少なく、共同体の秩序を維持することがもっとも重要だった日本の特殊性によるものだろう。身内の融和を守るために対外的な戦力を犠牲にするような部族は、中東のような地域では淘汰されてしまうが、日本はそういう経験をしたことがなかった。
戦後の「革新陣営」も、こうした心情の純粋性に依拠していた。それは決して権力をとらず、結果責任を問われないことを前提にした「甘え」である。さすがに福島みずほ氏のように古典的な空想的社会主義は支持を失ったが、結果を考えないできれいごとを主張する「平和ボケ」は、反原発運動に受け継がれている。山本太郎は、こうした日本の伝統を象徴するトリックスターである。
早い話が、天皇親政を求めてクーデタを起こした皇道派青年将校と山本太郎氏をダブらせ、心情の純粋性が心情の暴走をまねき、戦争を引き起こすこともあるということを言いたいようだが、比べる対象がまったく頓珍漢で笑わせてくれる。青年将校は、首相を暗殺した凶暴な殺人犯であるのに対し、山本太郎氏は、世界から原発をなくそうと訴え、活動している平和思考の芸能人である。人々が山本氏を支持したからといって、戦争が起こるはずがない。
又、「結果を考えないできれいごとを主張する「平和ボケ」は、反原発運動に受け継がれている。」などとまがりなりにも教育者たるものが発言するべきではない。このような発言をする教授から教育を受けたいと思う生徒がいたら、驚きだ。反原発はきれいごとで済まされるようなことではなく、「平和ボケ」でもない。原発を維持することによって、現実的に日本の将来に起こることを危惧するからこそ、原発に反対しているのだ。原発の被害を過小評価し、安全神話で国民を騙す原発推進派のほうがよほど、「結果を考えないできれいごとを主張する「平和ボケ」ではないか。

Trickster(Wikipedia)
以下、中には、池田のブー崇拝者も若干名いるようだが、「命より金を大事にする」池田のブーの陳腐な記事に対するコメントが記事とは対照的にすばらしかったので紹介する。
2012.02.02 (Thu)
福島第一原発:4号機が倒壊したら・・・・小出裕章先生のお話
有名人が脱原発を訴えると影響が大きいので、原子力村に支配された日本のメディア、特に記者クラブは脱原発を堂々と訴えた渡辺謙氏のスピーチの内容を伝えるのを避けたに違いない。特に読売と産経、そしてその系列のメディアには、洗脳されないよう気をつけたほうがいい。
そんなわけで、日本のメディアでは4号機がいまにも倒壊しそうな危険を秘めていることもほとんど報じられていないが、京都大学の小出裕章氏によると、4号機は依然、危険な状態らしい。このところ、大震災が近い将来起こるようなことを書いた記事をよく見かけるが、そういった記事を読むたびに4号機のことが気にかかってしょうがない。何かあったら、すぐに逃げられる準備を整えておいた方がいいだろう。
書き起こし:『ざまあみやがれい!』4号機倒壊で放出する放射性物質の量「最大の場合、ケタで多い放射性物質が吹き出してくる。10倍を超える」小出裕章 2/1(2)
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2012.01.20 (Fri)
大飯原発ストレステスト会議の様子(動画あり)
iwakamiyasumi4 2012/01/18 09:06
要約:
福島から来ました。福島の原発はまだ収束していません。そのことをみなさんはご存知のはずです。それなのになぜストレステストがどうのこうので再稼動がどうのこうのって。特に皆さん男性の方ですね。女性は原発選びません。命がだいじなんです。世界中の女性はみんなつながって命を守るために必死に生きています。みなさんにも子供さんお孫さんはいらっしゃるでしょう。福島県のインターネットの普及率はすごく低くて、今日この会議のことを知っている人も皆無です。会議があるたびに新聞に載せるなりしていただかないと私たちの声をここまで届けることはできません。
収束したと思っていらっしゃる方、手を挙げてください。どなたですか。福島第一原発が収束していると言い切れる方は手を挙げてください。
外野から「誰もいないじゃない。」「誰が野田に言わせたのは。」などの声。
子供たちがどんな思いで毎日毎日暮らしているか。4歳の子が、「おばあちゃん、僕がレンジャーマンになって放射能をやっつけてやるよ。大人になったらやっつけてやるよ。」って2軒先のお宅のお孫さんが教えてくれました。こういう現状です。外で遊べないんですよ。福島に住んでみてください。どれほど異常な空気が流れているか。どこが収束なんです?
もうみんな疲れて、もういいよ。どうせ3月4月で被爆しまくったから、もういいよ。疲れたよ。って。国が安全っていうなら、私たちのこと殺したりしないでしょ。ちゃんと守ってくれてるんでしょ。私の母は74歳です。昼間見るNHKと夜見るNHKが言うことと、昼間見る民放者の大手のメディアのみなさんが言うことと、夜中見る民放が言うことと、どっちが正しいんだろうね。わかんねって。そういう形です。
真実を伝えても福島県民は驚きませんし、パニックになったりしません。本当にいのちが大切だと思っていらっしゃるんだったら、真実を伝えてください。それで、自分たちで検索して行動しますから。福島第一原発は収束していないです。嘘をつかないでください。子供たちに嘘をつかないで下さい。嘘をつくことはいけないことですよね。そう教えているんじゃないですか。子供たちに。違いますか。お金を儲けることだけ、お金をどこかからいただくためだけに出世するんですか。そうじゃないですよね。もう少し、大人として男性として子供や女性を守ってください。10代20代の若い女の子、男の子たちはもういいよってやけくそになってあきらめています。みなさんがたにこれから税金を払っていく存在です。
どうなんですか。福島第一原発は収束したんですか。いつ死ぬのかわからないです。いまでももくもくと煙が出ていることだけはわかっています。あれはなんですか。どなたか教えて下さい。岡本さんいかがですか。福島第一原発は収束したんでしょうか。私たちは安全なんでしょうか。もう10ヶ月たちました。どうしてみなさんはだまってらっしゃるんですか。勇気がないんですか。大の男の大人が誰も答えられないんですか。下向かないでまっすぐ私の顔を見て下さい。岡本さんってかた手を挙げてください。岡本さんこんにちは。(岡本氏は何も答えずに完全に無視。)
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山口彰 |
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2012.01.10 (Tue)
福島第一原発4号機が崩壊する前に避難の準備を
まずは、Facebookの『We think about Fukushima Daiichi.「福島第一原発を考えます」』のMiki Shunjiさんの投稿から。4号機が崩壊した際の避難対策について述べられている。

[和訳]
対策:関東・東北地方からの避難について
関東・東北地方から避難する準備は整いましたか。私たちはいま、政府との原子力戦争の真っ只中にいます。
不安定な原子炉の状況から判断すれば、私たちは高濃度の放射能に汚染された東北・関東地方から非難する準備に取りかかるべきだと思います。6月上旬にセシウム137が突然増加した情報は、福島原発はいまだに予想不可能である危険性を伝えています。
もし次に予測できない事故が起これば、無能で無責任な政府は、国民がパニックに陥って交通渋滞になるのを避けるために、有無を言わさずに主要道路を閉鎖するでしょう。
ですから、私たちは、このような最悪の状況を受け入れなくてはならなくなる前に、避難ルートを個人的に確認しておかなくてはなりません。
*東京から出発するほとんどの電車は、止められるという覚悟をしておく。
*関東・東北地方から避難するためのルートを確認し、覚えておくこと。
*車の燃料は、常に満タンにしておく。
*避難のために十分な水と調理済みの食事を用意しておく。
*家族のために寝袋や毛布、軍手などを準備する。
*太陽電池のラジオや救急箱が必要となる。
*現金、クレジット・カードやその他の動産全てもお忘れなく。
(注:リンクは筆者による。)
4号機の危険性は、京都大学の小出裕章先生も心配されている。
20120109 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章
1月9日 4号機倒壊の危険性と40年原則廃炉について 小出裕章(MBS)
2012年1月9日(月)、MBS(毎日放送)ラジオの「たね蒔きジャーナル」に、小出裕章氏(京大原子炉実験所助教)が出演されました。
・原子力発電所の賛否を問う住民投票条例の制定を目指す市民団体「みんなで決めよう『原発』国民投票」の大阪府での署名活動で、有権者の50分の1(約4万3000人)を超える約5万人分があつまったことについて
・「40年で原則廃炉」というザル法について。
・4号機の水素爆発が、1号機3号機とは変わっていたものだったこと。その爆発のせいで建物が倒壊する危険性があること、について。
小出先生の4号機に関するお話の書き起こしを一部『ざまあみやがれい!』より転載させていただく。
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2012.01.02 (Mon)
福島第一原発:4号機の配管からの水漏れは1日の地震が原因か
このニュースを聞いたとき、いまにも崩れそうな福島第一原発の4号機の姿が脳裏をよぎった。案の定、報道では、今最も危険な状態な4号機の使用済み燃料プールの循環冷却に使っている配管から水漏れが起きている可能性が指摘されていた。Twitterでも、地震がこの漏れの原因だったのではないかと騒がれているようだ。
誰もがお正月くらい、ゆったりと過ごしたいでしょうに、今の日本では気の休まるときがないように思われる。お正月休みくらい、ゆっくりと骨休めできるよう、東電には4号機をしっかり補修してほしい。
今日はお正月ということもあり、めでたい話をしたいところだけど、今の日本の状況ではそうもいかないので、引き続き原発事故を分析して情報を提供してくださるクリス・バズビー博士とアーニー・ガンダーセン氏の最新の動画を紹介したい。これまで、二人の動画を一つのエントリーで紹介することはなかったと思うけど、今日は、お正月ということもあり、一石二鳥でいこうと思う。
まずは、バズビー博士の字幕入り動画から。
福島原発核分裂中! 政府マスコミ情報操作犯罪!バズビーFukushima Criminal Event!
*日本語訳全文・English transcript: http://.blog.fc2.com/blog-entry-302.html
Dr.バズビー:福島原発の犯罪的事故に捜査必要! Fukushima 'criminal event' calls for investigation
<日本語訳:Jo2Rayden>
RussiaToday さんが 2011/12/27 にアップロード
・健康への影響は、だれかが言っているよりも、非常に、はるかに深刻でしょう。
・日本がこれを認めるのに、時間がかかるのは、原子力産業から、強大な圧力があるからだ。原子力業界の人達は、一般に、原子力の拡大シナリオに関する巨額の利益を失う。
・日本人が、この原発事故で囚われの身になるだけでなく、この出来事で、世界の人々が、すべてのメディアにより、囚われの身になっている。
・この大惨事のような恐ろしい事故の影響に関する情報には、マスコミに、巨大な鉄の錠前が、掛かっっている。
・本当に、犯罪的な出来事です。もし、人々が、政府が把握している放射能レベルを知らされている場合は、これは刑事責任になるのです。
・国際原子力機関は、汚染の程度を白状すべきです。人々は、置き去りにされた。人々を、避難させるべきだった!
・原子炉は、いわゆる冷態停止状態と言われる。これは適当な情報操作だ。
・避難民は、一斉に家に戻るべきではない。汚染が酷過ぎ、極めて見込みのないことです。
・ごく最近、キセノン・放射性同位体が、各原子力発電所から、放出されています。キセノン・放射性同位体の半減期は、非常に短い!つまり、核分裂は、まだ各原子炉で、起っているのです!
TEPCO Believes Mission Accomplished & Regulators Allow Radioactive Dumping in Tokyo Bay
from Fairewinds Energy Education on Vimeo
こちらの和訳は、『阿修羅』に魑魅魍魎男さんが投稿してくださった。
フェアウィンズ・アソシエーツ アーニー・ガンダーセン氏 アップデート
http://www.asyura2.com/11/genpatu19/msg/720.html
投稿者 魑魅魍魎男 日時 2011 年 12 月 30 日 18:03:44: FpBksTgsjX9Gw
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2011.12.30 (Fri)
岡田克也のムカつく発言
番組冒頭で、役員天国の日本の現状に触れ、増税よりも公務員改革を求めたリスナーのハガキが読み上げられたあと、「必要以上に公務員を叩くということは、政治家として慎まなければならない。そうはいってもけしからない部分や無駄はあるし、それを正していかなければならない。」と答えた。
本音は、前半の部分で、公務員を擁護しているという印象を強く感じた。後半の部分は、単なるリップサービスとして言ったまでで、印象が薄かった。なぜなら、公務員の給与を下げるという話題と共に、具体的にどのようにという部分を語るのを避け、早く次の話題に移したいという雰囲気がありありと伺えたからだ。
公務員改革の話題の後、原発の話題に移った。ラジオのインタビュアーが、民主党の東京電力へ対応の仕方や福島の避難地域を解除し子供たち福島へ戻すことを批判するリスナーからのハガキを読んだ。すると、又、東京電力を擁護し、次のような発言をした。
「福島の子供たちのことを考えると胸が痛む。なんとかしたいと思うのは当然で、そのために今政府は、全力で努力しています。時間とお金はかかると思いますが、誠意をもって、やっていると思う。東京電力にいろいろな批判がありますが、東京電力だけを批判するのは、フェアじゃないと思う。福島の現場で被災者の方と向かい合って、そうとう怒られながら、必死になって説明したり、努力している東京電力の社員の方もたくさんいるので、東京電力だけを悪者にして、そこに全ての責任を押し付けるのはフェアじゃないと思う。政府も当然責任があるから。そこは、責任を分かち合いながら、しっかり対応していかなければならないと思う。」
岡田は、なんとかしたいという思いは当然であると言っているが、何の対策も打たれずに時間だけが流れているではないか。思うだけなら、誰でもできるのだ。すでに3.11の事故が起こってから9ヶ月も過ぎているのに、政府は、福島の子供たちを強制避難させることもなく、その場に放置プレー。政府は、「時間とお金はかかると思いますが、誠意をもって、やっていると思う。」とは口先だけで、本当に誠意をもってやっていたら、即座に福島の子供たちを全員避難させていただろう。子供を被曝から守るのに、時間なんてかけていたら、みんな被曝してしまうことぐらい、わからないのか!
その他、増税に対しても、当然のことであると主張したり、小沢一郎氏の裁判に関する話に及んでは、いまだに小沢氏を犯罪者と決めつけ、党員資格停止は当然だといきまいていた。
全く話にならない。コイツの頭の中は、全てお金と権力で成り立っているとしか考えられない。被災者や国民よりも、自分の政党の議員よりも、利権が手に入る政府や東電や裁判所の方が大切なのだ。
次期選挙では、絶対に落選させなくてはならない。
2011.11.02 (Wed)
玄海原発の再稼動と福島第一原発2号機の核分裂
日本国民は、震災、原発事故、放射能汚染、除染、がれき問題などさまざまな問題を抱え、限界にきている。そんなときに、玄海原発を再稼動させる九電や古川康佐賀県知事の無神経さには怒りを覚えずにはいられない。九電の代表取締役会長の松尾新吾と代表取締役社長の眞部利應、そして、九電から政治資金を受け取っていた古川康佐賀知事をいますぐ辞任させるべきだ。さらには、玄海原発の再稼動を認めた政府の担当者の責任もこの二人以上に重い。
「やらせ、メール」問題を追究するために、郷原信郎氏を委員長とした第三者委員会が設置され、第三者委員会は、「やらせメール」の裏に九電と古川康佐賀県知事の不透明な関係が存在していたことを突き止めた。
9月30日付けの朝日の記事によると、「九電幹部ら7人は、知事の政治団体に対して2006~09年、計42万円を個人献金の形で寄付。昨年10月の政治資金パーティーでは、九電がパーティー券を買ったり関係会社にあっせんしたりしていた。ほかに、木原奉文県議(前県議会原子力安全対策等特別委員長)も09年、九電幹部ら9人から計6万5千円の献金を受けている。」と報道されている。
「やらせメール」問題の詳細は、最終報告書を参照のこと。
その上、九電は、昨日まで停止中だった4号機を、12月には点検のために停止されるというのに、11月1日午後11時に強引に再稼働させた。12月までの1ヶ月間だけ稼動させるとは、あまりに民意を無視した横行ではないか。
ちなみに、九電のHPを見ると、下の眞部社長のメッセージが目に入ってきた。
明るい生活と社会を支えつづけていくことを、約束します。
日頃から当社の電気をお使いいただき、大変ありがとうございます。
このたび当社は、お客さまにより信頼され、より安心していただける企業になることを目指して、「九州電力の思い」をつくりました。
この思いは、「これからの時代の変化の中でも変わることなく電力やエネルギーを安定してお届けする、そしてその先にあるお客さまが安心して暮らせる明るい生活と社会を支えつづけていく」という当社の約束でございます。
お客さまの「快適で、そして環境にやさしい」そんな何気ない毎日を支えていくために、また、この毎日を子どもたちが安心して暮らせる未来につなげていくために、私たち九州電力は、「ずっと先まで、明るくしたい。」という新ブランドメッセージのもと、全社一丸となって新しい一歩を踏み出します。
今後とも当社への変わらぬご愛顧をよろしくお願い申し上げます。
人間の力では制御できない危険な原発を再稼動して、人々の不安を煽っているくせに、よくも「お客さまにより信頼され、より安心していただける企業になることを目指して、・・・・」「お客さまが安心して暮らせる明るい生活と社会を支えつづけていく」などとぬけぬけと言えるものだ。
玄海原発は、再稼動第一号であり、これを許したら、次から次へと原発再稼動の波が押し寄せるだろう。すでに再稼動されてしまったが、なんとか停止させることはできないのだろうか。たったの一ヶ月ということで、これにはそれほど多くの国民は反対しないかもしれないが、今後原発再稼動を続々と起こさないために、この再稼動第一号を停止させることが重要なのだ。
タイミングのいいことに、玄海原発を再稼動させるやいなや、福島第一原発の2号機に核分裂反応を起こしたときに発生するキセノンが検出された。報道では、ホウ酸を注入しているため、核分裂反応が連続的に起きる臨界になる可能性は考えにくいとしているが、制御不可能の原発のことだから、どうなるか全く予測できない。
ちなみに、玄海原発の再稼動を受けて、混乱が予想されたのだろう。九電の株はどんどん下がっている。株を持っている方は、要注意!
九電の暴挙に怒りの声をあげよう!
九州電力本店 092-761-3031 原子力発電本部長 豊嶋直幸(とよしま なおゆき)宛