2020.05.18 (Mon)
アベノマスク おそまつ物語
さてさて、一見、批判が下火になってきたかのように見えたアベノマスクだが、次々と驚くような事実が判明している。今のところ、アベノマスク問題を真摯に追求してくださっているのは、福島瑞穂議員一人だが、誰から見ても政府が血税を無駄遣いしていることに対して、しっかりと事実を見極め、無駄に血税が使われないように意見してほしい。
5月1日の参議院厚生労働委員会で、厚労省の吉田医政局長は、福島議員の妊婦用マスクの不具合に関しての質問に、黄ばみは「生地本来での色が残っているだけで、品質に問題ない」とし、異物混入の原因はわかっていない、さらに、カビ発見の方法は「目視と水分チェック」と言っていた。そんなマスクを検品する費用が最初は8億円、のちに800万円と修正された。47万枚のうちの一割の4万7千枚に不具合が見られたということだが、普通だったら、これだけ不具合があったら、全品返品して、新たに新しいマスクを他から購入するのが常識だろう。なぜか、残りを血税を使って保健所の職員がこの忙しいさ中に検品して使うという。
カビは目に見えないものなので、恐らく他の見た目はOKなマスクにもカビの胞子がついていて、雨季になる日本の湿気で緑色のカビになるということは小学生でもわかることだ。
この厚生労働省のアホのような受けごたえをしていた人が医政局長だと後ほど知って、開いた口がふさがらなかった。こういう使えない官僚が厚生労働省のトップの一人だという今の日本の現実は非常に嘆かわしいことだと思う。きっと受験戦争が日本をここまでトチ狂った国にしてしまったのだろう。
いまだに、マスクは全国に郵送されておらず、発注先にもなぞが残ったまま。下記YouTuber "Japan2010art" は、他の動画でもわかる限り詳細な発注日時や発注先の発注書などを追求している。
これだけ官僚によって品質が保証されているアベノマスクだが、不思議なのは、官僚たちは誰一人としてアベノマスクを装着していないことだ。さすがに安倍チンはほかのマスクをしたら、石を投げられるだろうから、しょうがなくしているのだろうが・・・・。やっぱり、みんな「このマスクはヤバい」と思っているのだろう。そんなマスクを国民に配布する政府は、全く信用がおけない。もともと布マスクのウィルス防御効果はほとんどないに等しく、全く無駄なことに血税をつぎ込むバカな官僚たちへの批判はなりやまないだろう。
最近では生活苦で自殺者が増加中であるというこの緊急事態に、給付金の配布を遅延させながら、8億円もかけて不良品マスクの検品をする日本って、やっぱりギャグ国家だわ。8億円あったら、どれだけの命が救えるだろうか。

画像:アベノマスク不要なら回収「地元貢献の一環に」と新たな動き
(2020.4.18 13:00 Lmaga.JP)
大阪府和泉市の菓子工房「T.YOKOGAWA」では、捨てるのももったいないということで、アベノマスク2枚で300円の商品券と交換してくれるサービスを開始したそうだ。医療用にはとてもじゃないけど使用できないマスクだが、不測の事態を見据えて地元の医療機関に寄付するという。
2011.05.25 (Wed)
厚生労働委員会「海外からの放射線線量計の行方」
社民党の福島瑞穂議員が、5月中旬の厚生労働委員会で5万個にも及ぶ放射線線量計が提供されたにもかかわらず、福島の現地や東電などの配布予定先にいまだに届いていないという事実を外務省の担当官に認めさせた。外務省の担当官は、どこにどれだけの線量計が届いたのかということさえも把握していない様子。又は、知っていながら知らないふりをしているのかもしれない。
私が思うに、作業員や福島の住民らに実際の放射線量を知って欲しくないがために、政府がわざと、海外から送られた線量計を成田の倉庫に隠しておいたのではないのだろうか。世界の人々の善意を無駄にし、真の情報を隠すことによって、国民の安全を守るどころか、国民を危険に晒す今の日本政府や菅政権の言動はまさに殺人行為であり、とうてい許せるものではない。
官僚に完全に取り込まれてしまった菅内閣を打倒し、隠蔽体質の政府にメスを入れて霞ヶ関改革を実行するしか、日本の未来を守る方法はない。
2011.04.21 (Thu)
東電の工程表は、七夕の短冊
東電が先日発表した工程表は、七夕の短冊と同じで単にこうなればいいなという願いを書いたものにすぎないという岩上氏の厳しい発言から始まった。
Live Videos by Ustream
みずほタンと田中優氏の対談も、とても参考になったので、どうぞ。
2010.07.29 (Thu)
普天間問題が日本の歴史を変えようとしている
外務省国際局長だった孫崎氏も動画のインタヴューで語っている通り、まだ、何一つ解決していない普天間問題。この問題をきっかけに日米関係が大きく変わるかどうかは日本国民の一人ひとりにかかっていると思う。これまでどおり、日本が米国の属国であることを知りながら知らんぷりするのだったら、日本はいつまでも米国の属国のままだ。しかし、ここで、国民が立ち上がり、米国にきちんと意見が言えたなら、日米関係は画期的に変わっていくと思う。
又、この問題は、普天間飛行場を国外に移設することを訴えた社民党に大きな混乱を招いている。社民党の顔でもあった辻元清美議員を離党させただけではなく、社民党内から福島瑞穂党首ら執行部の総退陣を求める声がでている。恐らく米国に都合の悪いこと、つまり普天間飛行場の県外や国外移設を主張する政治家はその政治生命を絶つように米国CIAから命令が届き、日本のCIAの組織がその命令を実行するのだろう。
ちなみに板垣氏のブログには、最近では民主党の小沢一郎氏がCIAのターゲットとなったと書かれている。
◆さて、本題に入ろう。アメリカ中央情報局(CIA)は、ソ連・中国・北朝鮮などの共産国や国内の社会主義革命勢力・共産党・極左冒険主義グループからアメリカを守るの防波堤としての日本列島に保守勢力からなる政治団体、すなわち自由民主党を設立させ、資金援助してきた実績がある。お陰で日本は、赤色革命を免れ、天皇制を維持することができた。
最近では、アメリカの意に沿わない個々の政治家の政治生命を脅かし、絶つことを目的とした地下活動、地下工作に力点を置いているようである。自民党の実力者に対して、マンツーマンでCIA要員を張り付けて、軍事衛星も作動させて四六時中、監視し続けているという。そのターゲットになっていたことで有名なのは、竹下登元首相、橋本龍太郎元首相、加藤紘一元幹事長(元防衛庁長官)、山崎拓元幹事長(元防衛庁長官)、谷垣禎一元財務相らであった。とくに橋本元首相は、中国人女性スパイとの密通、谷垣元財務相も中国人女性との関係、艶福家で知られる山崎拓元幹事長も複数女性問題が監視されていたのは、すでに週刊誌などで報じられてきたので、多くの国民が周知のことである。
◆直近では、民主党の小沢一郎前幹事長が、最大のターゲットにされた。新手の手法が使われたのである。道具にされたのが、「検察審査会」であった。「市民団体」という実に怪しげな団体が、審査の申立てを行っている。ちなみに審査の申立てや相談には,一切費用がかからないところがミソである。しかし、新聞、テレビなどのマスメディアは、「申立人は『真実を求める会』で司法書士や元新聞記者からなる」と報道しているが、これ以上の記述はない。一部のメディアは「司法書士が日護会の黒田某、元新聞記者が政治団体國民新聞に勤務していた西村某であることは明白」などと伝えている。この程度である。そこで、CIAによる工作説が浮上してくるのである。
ところで、日本の右翼には、実態のある右翼(政治団体として街宣車で活動)と実態のない政治団体を持ち活動している右翼の2種類がある。CIAに工作される側が意識しているか、していないかは問わず、しっかりしたオフィスを構え、会員も多数いるような政治団体、つまり、実態のある政治団体ではなく、名前だけの幽霊団体に近い政治団体にアプローチして、場合によっては、資金を提供して、わけのわからない「市民団体」名をかたって、特定の政治家を追い落とす目的で検察審査会に審査を申し立てて、まずは窮地に追い込むのである。この仕掛けの尻馬に乗って、大騒ぎするのが、マスメディアなのである。しかも、「検察審査会に審査申し立て」という事実があれば、「政治家は悪」とアプリオリに決め付けて、早朝から連日連夜、まるで狂ったように批判・非難し続けて、多くの視聴者の脳髄に刷り込む。最悪なのは、この間、「市民団体」の正体すら一度も取材することもなく、明らかにしようともしない。もしかしたら、「市民団体」の背後にCIAの黒い影を感じて、その怖さへのまさに恐怖から、具体的な解明を避けていたのかも知れないのである。
Tags : 民主党 |
小沢一郎 |
社民党 |
福島瑞穂 |
辻元清美 |
米国 |
普天間飛行場 |
移設問題 |
2009.11.19 (Thu)
あまりにも稚拙すぎる小泉進次郎の国会質疑
小泉ジュニアら新人議員が“質問デビュー”
(読売新聞 - 11月19日 09:04)
与野党の新人議員が18日、衆院の各委員会で“質問デビュー”を果たした。
内閣委員会では自民党の小泉元首相の次男、小泉進次郎氏(28)が「稚拙な質問もあるかもしれないが最後までおつきあい下さい」と切り出し、天下りに関する鳩山内閣の対応などを問いただした。
この日に備え与謝野馨・前財務相に指導を仰ぎ、父親の元首相からは「ゆっくり話せ。早口になるな」とだけアドバイスがあったという。菅国家戦略相から「いい質問だった」と握手を求められる一幕も。
一方、財務金融委員会では、民主党の新人議員5人が質問。近藤和也氏(35)は「私のような新人議員が当選を続け、長期政権になることが日本経済を強くする」と自信満々の与党質問だった。
瑞穂タンの逆質問に対して「自民党になったばかりだから答えられない。」だなんて、大丈夫か。自民党になったんじゃなくて、自民党の議員になったというべきだろう。このように、進次郎の質問では、あちこちで言葉足らずが目立った。こんなのに国会で質問されるなんて、自民党も本当に落ちるとこまで落ちたんだね。
菅国家戦略相が「いい質問だった」と言ったのも、民主党の良さをより一層きわだたせるゆるゆるな質問ということだろう。こんな稚拙な質問の後に、まるで何かの手柄を立てたように嬉しそうに語る小泉進次郎ってやっぱりKYだね。ぷっ。
これまでさんざん天下りを擁護してきた自民党が、天下りに関して民主党に質問することからして、矛盾を感じるし、その辺の事情もわからないでただ意味のない質問をする進次郎ってやっぱりマヌケな奴だと思う。こんな点を指摘したら、きっと又、「自民党になったばかりだから答えられない。」って答えるんだろうね。こんなところを見ても、自民党は新人教育が全くなってないということが言えよう。
こんなのが与党じゃなくて、本当に良かった。
2009.09.21 (Mon)
子供手当ては所得制限をつけるべき
特に夜遅くに記事を更新したときは、もう疲れきっていて、脳は半分眠り始めて、マブタも半分閉じているので、その記事を書いた後に読み直すこともできない。そんなときは翌朝起きてから読み直して誤字脱字を訂正するようにしている。本とは違って、ブログはいつでも訂正可能だし、最初にアップしたときに誤字脱字があってはならないという規則もないので、最終的に訂正すれば誤字脱字はOKだと思っている。
自分で気づかない誤字脱字も数多くあって、それをいつも指摘してくださるきっこちゃんには心より感謝している。上述のきっこちゃんのエントリーにきっこちゃんに誤字を指摘されて激怒した人がいたって書かれてあったけど、せっかく親切に誤字脱字を教えてもらったのに、その気持ちをわからずに怒り出すような人は社会に出てもうまくやっていけないだろう。間違いを指摘されて怒り出すなんて何様だと思っているのか。
確かに、いきなり誤字を指摘されてムッとする気持ちはわからなくはないけど、指摘して下さったのは、ブログにケチをつけるつもりではなくて、ブログの信頼性を高めるためだということを理解できないといけない。私だったら、そのブログに何の愛着もなく、どうでもいいと思ったら、わざわざ時間を割いて、間違いを指摘することはしない。だから、私の場合は、どんなに小さな間違いでも指摘してくださった方には、心から感謝している。時間のあるときはお礼を述べるし、ないときは心の中で「ありがとう。」とつぶやく。
本になると、出版される前に編集者が全てチェックしているから誤字脱字はほとんどないけれども、プロの作家だって誰もチェックしなかったら、誤字脱字は必ずある。何度もチェックして出版されてから誤字脱字が見つかる場合もある。だから、私たちのような毎日ブログを書いている普通のブロガーが誤字脱字をするのは当然だと言えよう。きっこちゃんのように長文を書く人や、海外在住で日常、漢字を使わない人には特に多く見られるので、大目に見て欲しい。

今日は前置きがプチ長くなってしまったけど、先日、消費者・少子化担当相になられた瑞穂タンが「民主党の子供手当てに所得制限をつけるべき」と発言したことから、所得制限をつけるべきか否かが議論されているので、そのことに関して私の意見を述べたい。
私のブログの読者の方ならすでに「子供手当ての問題点」というエントリーを読まれているのでお分かりの通り、私は子供手当てには絶対に所得制限をつけるべきだと思う。そもそも手当ての目的は、自民党・小泉政権によって格差が広がってしまったのを是正するためであると理解しているが、もし、所得制限をつけずに、全ての中学生までの子供のいる家庭に子供手当てを支給した場合、「格差是正」という子供手当ての本来の目的は意味のないものとなってしまう。
例えば、年収5000万円で中学生までの子供のいる家庭に子供手当てが支給されたら、年収500万円で中学生以上の子供のいる家庭や子供のいない家庭との格差はますます広がってしまう。子供のいる家庭が全て低所得とは限らないので、子供手当ては1000万円以下とか2000万円以下とか所得制限をつけないと、おかしなことになってしまう。上述のエントリーで述べたとおり、カナダでは所得制限がつけられているし、もし、制限をつけなかったら、必要のないところに、血税が流れることになり、莫大な税金の無駄遣いとなるだろう。
つまり、民主党マニフェスト(テキスト版)の「税金のムダづかいを徹底的になくし、国民生活の立て直しに使う。それが、民主党の政権交代です。」とうたっている公約違反となる。
藤井裕久財務相は「政治に対する信頼は、マニフェスト(政権公約)に書いたものを断固守るということだ。民主党のマニフェストには断固所得制限なしでやると書いてある」と述べているが、民主党のマニフェストをチェックしたところ、どこにも所得制限なしでやるとは書いていないのだが・・・・。
たとえ、民主党のマニフェストのテキスト版に書いてあったとしても、社民、国民新との連立政権となったのだから、瑞穂タンや亀井静香センセの意見に耳を傾けながら、マニフェストを調整するべきであろう。
Tags : きっこのブログ |
民主党 |
マニフェスト |
藤井裕久 |
子供手当て |
所得制限 |
社民党 |
福島瑞穂 |
国民新党 |
亀井静香 |
2009.09.16 (Wed)
鳩山内閣の顔ぶれ

写真: 読売 「鳩山首相」きょう午後指名
今日の午後、いよいよ民主党の鳩山由紀夫氏が衆参両院での首相指名選挙を経て、第93代、60人目の首相に指名される。60人目だなんてキリがいいところがなんともいえないね。すでに小沢一郎が幹事長になることや、菅直人が副総理、岡田克也が外相、そして、福島瑞穂が消費者・少子化担当相、亀井静香が金融、優勢問題担当相などは聞こえてきているが、そんな鳩山内閣閣僚にはどのような人々が内定しているのだろうか。
鳩山内閣、入閣が内定した顔ぶれ
(読売 2009年9月16日)
入閣が内定した顔ぶれ(敬称略、▼は内定、▽はポスト最終調整中。〈 〉内は当選回数)
▼首相 鳩山由紀夫 62(民主・衆〈8〉北海道9区)
▼副総理・国家戦略 菅 直人 62(民主・衆〈10〉東京18区)
▼外務 岡田 克也 56(民主・衆〈7〉三重3区)
▼官房 平野 博文 60(民主・衆〈5〉大阪11区)
▼金融・郵政問題 亀井 静香 72(国民・衆〈11〉広島6区)
▼消費者・少子化 福島 瑞穂 53(社民・参〈2〉比例)
▽総務 原口 一博 50(民主・衆〈5〉佐賀1区)
▽法務 千葉 景子 61(民主・参〈4〉神奈川)
▽財務 藤井 裕久 77(民主・衆〈7〉参〈2〉比例南関東)
▽文部科学 川端 達夫 64(民主・衆〈8〉滋賀1区)
▽厚生労働 長妻 昭 49(民主・衆〈4〉東京7区)
▽農水 赤松 広隆 61(民主・衆〈7〉愛知5区)
▽経済産業 直嶋 正行 63(民主・参〈3〉比例)
▽国土交通・防災・沖縄・北方 前原 誠司 47(民主・衆〈6〉京都2区)
▽環境 小沢 鋭仁 55(民主・衆〈6〉山梨1区)
▽防衛 北沢 俊美 71(民主・参〈3〉長野)
▽国家公安 中井 洽 67(民主・衆〈11〉三重1区)
▽行政刷新 仙谷 由人 63(民主・衆〈6〉徳島1区)
とらちゃんがブログでゴネたら、仙谷氏とポストが入れ替わって、年金問題担当の厚生労働相になった(笑)!厚生労働相になられる予定の長妻昭氏にはぜひ、年金問題解決に向けてがんばっていただきたい。
これまでも郵政民営化問題を追及してきた亀井静香氏の金融・郵政問題担当相や実際にスーパーで買い物をしてきてどれだけ値上がりしたかを動画で消費者に見せてくれた福島瑞穂氏の消費者・少子化担当相も適役で、まさにこれからが腕の見せ所。期待したい。はっきり言って、環境税を増税しようとしていた瑞穂タンが環境大臣にならなくてよかった。
それにしても、前原が国土交通と防災・沖縄・北方を兼ねるって大丈夫か。
Tags : 鳩山由紀夫 |
鳩山内閣 |
小沢一郎 |
菅直人 |
岡田克也 |
平野博文 |
亀井静香 |
長妻昭 |
福島瑞穂 |
前原誠司 |
2009.09.09 (Wed)
民主党新政権の行方

民主党御三家の似顔絵は、『壱花花WebSite』より
『市民のML』
「ピープルズ・プラン研究所」とは、20世紀の世界がゆきついた「持続不可能」な状況へのオルタナテイブを探求する開かれたグループで、1年半の準備期間を経て、1998年6月に設立されたそうだ。
地球規模の環境破壊、資本主義による国内外の貧富の拡大、国際政治経済軍事権力の集中、被差別集団の権利拡大に対する反動、政治的無力感の蔓延など、個人の努力だけでは変えることのできない現在の社会の圧力に絶望しない力をつけよう―ピープルズ・プラン研究所はそこから出発します。世界各地ですでに始まっているオルタナティブな社会システムをつくりだす闘いと相互に作用し合い、社会変革をめざす20世紀の運動をふりかえり、既存のカテゴリーを問い直し、新しい理論と思想を生み出すための知的作業、研究・普及・ネットワーク活動を、研究者と運動者の協力で進めます。
とても参考になったので、さっそくブログで紹介させていただきたい。莫大な情報量なので、興味のあるトピックだけお読みいただけたらと思う。
【重複ご容赦、転送・転載歓迎】
ピープルズ・プラン研究所の山口です。
以下の記事をウェブサイトに掲載しましたので、ご覧ください。
『季刊ピープルズ・プラン』編集長の白川真澄が、民主圧勝の結果を生んだ日本
社会の空気を読み解くと同時に、民主新政権を「日米安保」、「雇用・社会保
障」、「右翼ナショナリズム」の3点から厳しく分析します。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
「総選挙・政権交代と新政権の行方」
白川真澄
2009年9月6日
http://www.peoples-plan.org/jp/modules/article/index.php?content_id=29
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
◆「民主党マニフェストを採点する」シリーズ
【1】外交・安全保障/憲法(山口響)
http://www.peoples-plan.org/jp/modules/article/index.php?content_id=18
【2】刑事政策/治安対策(山口響)
http://www.peoples-plan.org/jp/modules/article/index.php?content_id=19
【3】子ども・男女共同参画(漢人明子)
http://www.peoples-plan.org/jp/modules/article/index.php?content_id=20
【4】障害者政策(つるたまさひで)
http://www.peoples-plan.org/jp/modules/article/index.php?content_id=21
【5】雇用・社会保障(白川真澄)
http://www.peoples-plan.org/jp/modules/article/index.php?content_id=23
【6】税制(白川真澄)
http://www.peoples-plan.org/jp/modules/article/index.php?content_id=24
【7】分権改革(稲村和美)
http://www.peoples-plan.org/jp/modules/article/index.php?content_id=25
【8】教育政策(大内裕和)
http://www.peoples-plan.org/jp/modules/article/index.php?content_id=26
【9】農業政策(大野和興)
http://www.peoples-plan.org/jp/modules/article/index.php?content_id=28
※上記シリーズにいくつかの選挙分析論文を追加して、手刷りの冊子にする予定
です。発行の際にはあらためてご案内します。
Tags : 民主党 |
マニフェスト |
ピープルズ・プラン研究所 |
福島瑞穂 |
亀井静香 |
連立政権 |
公的教育予算 |
教育基本法 |
新旧対照表 |
環境破壊 |
2009.08.23 (Sun)
自エンドまであと1週間:自公政権最後の悪あがき
いつも自公政権に対して辛口の政治批評を述べてくださるきっこちゃんや「自エンド(自民党)TBP」にTBしてくださる皆様のおかげで、あと1週間で長い間夢にまで見た「自エンド」を迎えようとしている。いつもいつも『カナダde日本語』の記事を冒頭で紹介して下さり、迅速に政治関係の旬なニュースを伝えてくださる『晴天とら日和』のとらちゃんにも心から感謝を述べたい。そして、このブログを読みに来てくださる読者のみなさま、コメントやTBを送ってくださるみなさま、いつも貴重なご意見をありがとうございます。
2007年9月14日に始めた「自エンドTBP」のトラックバック数は本日で28,328件となり、昨日の配信数は31,101回だった。ブログ村のトラコミュ「自エンド」への参加メンバーも100名を超えた。今の自公政権に不満を持つ国民がかなり多いという証拠だろう。あと1週間で、これまでの努力が報われると思うと、とても感慨深いものがある。このまま行けば、2009年8月30日は、日本の政治史を塗り替えた日、国民が主権を取り戻した日として忘れられない日になるだろう。
毎日新聞が公示翌日の19日から21日にかけて行った特別世論調査によれば、民主党は271人を擁立した小選挙区の大半で優位に戦いを進め、比例代表と合わせて320議席を超す勢いだという。逆に自民党は小選挙区、比例代表とも振るわず、100議席を割り込む可能性もあるとか。
この土壇場にきても、自公政権のKYぶりが国民をうんざりさせている。最後の悪あがきで民主党への卑劣なネガティブキャンペーンを繰り広げているが、自公政権の過去の4年間の悪政を国民に対して謝罪することなく、反省することもないせいで、全てが逆効果となっている。
それにしても、自公政権は国民の税金で、ネット上でもSNSや大手新聞や地方紙などあちこちに広告を載せて必死な様子が伺える。Mixiや毎日新聞には自民党、読売新聞には公明党の太田君の広告が出ている。しかしながら、その内容が内容だけに、広告によって、かえって自公政権は墓穴を掘っている。対照的に、民主党の広告はほとんど見当たらないにもかかわらず、情勢はかなり民主党に有利な展開だ。民主党は選挙が近づけば近づくほど、さらに攻勢を強めているように見える。
麻生は麻生で巻き返しのいいチャンスとでも思ったのか、アホウマンスのために兵庫県の豪雨災害の現場をいつもの高級そうなスーツではなく、作業服で視察したまではよかったんだけど、豪雨で行方不明になられて安否が気遣われる2名に対して、「ぜひ遺体が見つかるように今後とも努力をしていただきたい」などと、行方不明者の家族の心配を逆なでするようなトンデモ失言をしてしまった。最後の最後まで失言続きで、ここまで失言の多い首相はさすがに自民党といえども、これまでいなかったのではないだろうか。
そして、その舌の根も乾かないうちに今度は、自民党崩壊直前のこの期に及んで、麻生は移動する電車内で女子高生を“ナンパ”するパフォーマンスを報道陣に披露したっていうんだから、あきれちゃう。麻生にとっては、自民党の終焉よりも女子高生のナンパの方が重要らしい。衆院選で勝ったら、麻生が首相としてこのまま居座る自民党なんかに誰が投票するか。
『反戦な家づくり』の明月さんが、「梅田駅前で福島瑞穂さんを発見」というエントリーで瑞穂タンが大阪で街頭演説を行う様子を動画に収めてくださったので、紹介させていただきたい。これを見ると、瑞穂タン、ノリにノっているって感じがするよ。
鳩山由紀夫代表が、民主党がどんなに議席を増やしても、社民党や国民新党との連立を組むと発表したばかりだけど、瑞穂タンには政権交代後、閣僚入りして、民主党が右傾化しないよう監視して欲しい。
動画の続きは明月さんのところでね。
あと、『Google未来を選ぼう衆院選2009』では、自分の住所を入れると、自分の選挙区の候補者が「みんなが選んだ5つの質問」に回答する動画が見られたり、選挙区で候補者の検索状況がわかったりする。ただし、動画を送っていない候補者は、同じ政党の動画を送った候補者の動画が代わりに表示される。
Tags : 政権交代 |
衆院選 |
小泉マニフェスト2005 |
自エンド |
麻生太郎 |
鳩山由紀夫 |
福島瑞穂 |
2009.08.10 (Mon)
長崎原爆の日に
「心の傷跡」とか、「傷跡どうなった?」とか、この言葉は日常会話の中でも頻繁に使われる言葉なので、これを間違って読んだということは、自分が読んでいる原稿の意味が全くわかっていないということだろう。こんな男が1年間も首相をやっていたなんて、いまさらながらぞっとする。
麻生の頭の中には自分のことしかなく、被爆者へのいたわりの気持ちなど何一つないのだろう。原爆で多くの人々が心身共に傷つけられたという事実も全く理解していないのだと思う。ただ官僚が書いた原稿をそのまま意味も考えもせずに棒読みしただけなのだ。
ちなみに、麻生が原爆擁護ホームを訪問したときの動画があるが、満面の笑みで、普通の健康な人に話しかけるのと同じように接しているのがわかる。以前もポケットに手をつっこんだまま東急ハンズのレジの人に失礼なことを言って非難をあびていたが、下の動画でも、原爆被害者の方を訪問した際、ベッドにきて、いきなりベッドのふちに両腕をかけてその上にあごを乗せるという不謹慎な態度に絶句せざるを得なかった。あまりにも態度が悪いのである。
その後のインタビューでも、被災者への思いやりはほとんど感じられず、広島、長崎が当時の悲惨な状況が想像できないほど復興しているなどと、被災者には関係のないばかげたことをほざいているのだ。
同じ日に民主党の鳩山由紀夫代表も被災者の方々を訪問されたようだが、こちらは、被災者の気持ちを理解して、とてもしんみりと話をしていた。又、その後のインタビューでは、訴訟を起こした原爆被害者だけではなく、訴訟を起こしていない被爆被害者も救済するべきだと語り、好感が持てた。
Tags : 長崎 |
広島 |
原爆 |
平和記念式典 |
鳩山由紀夫 |
麻生太郎 |
核武装論 |
非核三原則 |
福島瑞穂 |
志位和夫 |