2006.12.06 (Wed)
共謀罪創設法案、防衛庁省昇格法案を廃案へ
日本にこれだけ次々と国民の生活を不安に陥れるとんでもない法案が目白押しだったことはかつてあっただろうか。それにしても、これに対する国民の抵抗力は力強いものになっているはずなのだが、中には全く無関心の人もいる現実がある。ほとんどの日本国民はこういった法案がどんな意味を持っているのか、又、これから何が起ころうとしているのか全く理解していないのだろう。
まず、共謀罪に反対する人々のリアルでの活動については、『ヘンリー・オーツの独り言』の「嬉し恥ずかし一億二千万 共謀の日3」という記事で見つけた「共謀罪反対署名 <共謀罪新設反対 国際共同署名>」というサイトが詳しい。
又、『保坂展人のどこどこ日記』によると、野党側が共謀罪の「論点整理文書」を与党に提出したそうで、その全文書の内容が転載されている。与党はこの文書に誠意をもって回答した上で、共謀罪創設法案の審議を再開させていただきたい。
次に防衛庁の省昇格法案についてヤマボウシさんから、「オカシイ世の中討論委員会」のMLを通して、下記の天木直人氏と筆坂秀世氏の対談の情報をいただいたので、紹介したい。
我ら言葉のほかに失うものなし
天木・筆坂熱血インターネット対談 (2006・12・04)
NATO首脳会談と「防衛省」昇格法案の衆院通過(天木直人)×
シビリアン・コントロールは幻想(筆坂秀世)
天木直人氏によれば、NATOは、米国の「テロとの戦い」への犠牲をNATO加盟国だけで負担するのは困難になってきたので、NATO以外の米国の従属国(日韓豪)にも負担を要請することに合意したそうだ。負担とは、戦闘が激しいアフガニスタン南部で死傷者が増えている英国、カナダ、オランダの部隊の犠牲の負担のことである。 そして、これと同じ時、日本では自衛隊の海外展開が本来任務になる「防衛省」昇格法案が衆議院を通過したのだが、これは、事実上の自衛隊法改正の成立であり、自衛隊の海外派遣を「本来任務」に格上げし、海外派遣を何時でも可能にする「海外派遣恒久法(一般法)」や集団的自衛権行使への道を開くものだと訴えている。
確かにカナダ軍のアフガンでの死傷者は増加しており、毎日のようにテレビで帰らぬ人となった兵士が棺に入って帰国する姿がテレビの映像に映し出されるのを見るたびに、とても悲しい気分になる。このため、ブッシュのポチであるカナダ首相ステファン・ハーパーの政策に反対する多くの国民が政権交代を訴えている。日本の国民は、自衛隊員が帰らぬ人となって帰国するのがテレビで毎日映し出されるようになったら、どんな思いを抱くだろうか。
「シビリアン・コントロールは幻想」という記事の中で筆坂秀世氏は天木直人氏の意見をサポートしている。シビリアン・コントロール(文民統制)という言葉の裏に隠された真実として、それは、とても危険なものであり、そこに実際にあるのは、シビリアン・コントロールなんかではなくて、アメリカン・コントロールだとしめくくっている。
まさに、今回の防衛庁省昇格法案は、アメリカに要請されたもの以外の何ものでもなく、米国にA級戦犯であった祖父の命を救ってもらった安倍を首相の座につけたのも、ここぞとばかりに米国に都合のいいように法の改悪を次々に展開しているのも、全ては米国からの指令を受けて行われていることにすぎない。こういった事実を踏まえて、日本は米国の属国じゃないんだという認識のもとで、野党には是非、共謀罪創設法案や防衛庁省昇格法案を初めとしたその他もろもろの悪の法案を廃案に導いていただきたい。
おまけ:
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*『AbEndフォーラム』にも参加中。
まず、共謀罪に反対する人々のリアルでの活動については、『ヘンリー・オーツの独り言』の「嬉し恥ずかし一億二千万 共謀の日3」という記事で見つけた「共謀罪反対署名 <共謀罪新設反対 国際共同署名>」というサイトが詳しい。
又、『保坂展人のどこどこ日記』によると、野党側が共謀罪の「論点整理文書」を与党に提出したそうで、その全文書の内容が転載されている。与党はこの文書に誠意をもって回答した上で、共謀罪創設法案の審議を再開させていただきたい。
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天木直人氏によれば、NATOは、米国の「テロとの戦い」への犠牲をNATO加盟国だけで負担するのは困難になってきたので、NATO以外の米国の従属国(日韓豪)にも負担を要請することに合意したそうだ。負担とは、戦闘が激しいアフガニスタン南部で死傷者が増えている英国、カナダ、オランダの部隊の犠牲の負担のことである。 そして、これと同じ時、日本では自衛隊の海外展開が本来任務になる「防衛省」昇格法案が衆議院を通過したのだが、これは、事実上の自衛隊法改正の成立であり、自衛隊の海外派遣を「本来任務」に格上げし、海外派遣を何時でも可能にする「海外派遣恒久法(一般法)」や集団的自衛権行使への道を開くものだと訴えている。
確かにカナダ軍のアフガンでの死傷者は増加しており、毎日のようにテレビで帰らぬ人となった兵士が棺に入って帰国する姿がテレビの映像に映し出されるのを見るたびに、とても悲しい気分になる。このため、ブッシュのポチであるカナダ首相ステファン・ハーパーの政策に反対する多くの国民が政権交代を訴えている。日本の国民は、自衛隊員が帰らぬ人となって帰国するのがテレビで毎日映し出されるようになったら、どんな思いを抱くだろうか。
「シビリアン・コントロールは幻想」という記事の中で筆坂秀世氏は天木直人氏の意見をサポートしている。シビリアン・コントロール(文民統制)という言葉の裏に隠された真実として、それは、とても危険なものであり、そこに実際にあるのは、シビリアン・コントロールなんかではなくて、アメリカン・コントロールだとしめくくっている。
まさに、今回の防衛庁省昇格法案は、アメリカに要請されたもの以外の何ものでもなく、米国にA級戦犯であった祖父の命を救ってもらった安倍を首相の座につけたのも、ここぞとばかりに米国に都合のいいように法の改悪を次々に展開しているのも、全ては米国からの指令を受けて行われていることにすぎない。こういった事実を踏まえて、日本は米国の属国じゃないんだという認識のもとで、野党には是非、共謀罪創設法案や防衛庁省昇格法案を初めとしたその他もろもろの悪の法案を廃案に導いていただきたい。
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