2008.03.09 (Sun)
捕鯨問題:日本鯨類研究所vsシーシェパード
捕鯨船日新丸とシーシェパードのスティーブ・アーウィンの乗組員の対立の余波では、 日本のマスコミで働く人々は、話を作り上げるために残業している。
まず最初に、彼らは、威嚇射撃を発砲したのを認めた。次に、彼らは、閃光手榴弾だけがスティーブ・アーウィンの乗組員に向けて発射されたと訂正した。 次に、彼らは、再び話を変えて、フラッシュ手榴弾を「警告弾」と述べた。 明朝までには、再び話を変えて、「マシュマロだった」と説明するかもしれない。
日本の海上保安庁と日本の水産庁は爆弾が閃光手榴弾であり、威嚇射撃が発砲されたとメディアに述べた。(罪)(財)日本鯨類研究所 だけが威嚇射撃が発砲されたのを否定して、閃光手榴弾のことを「警告弾」として記述している。
「私は、ビデオが全てを語ると思います。」と、ロッテルダムからの元警察官であるシーシェパードのボランティア、ローランス・ドゥ・グルートは言った。 「私は投下された爆弾に詳しいです。」 「それらは特に、武装した危険な犯罪者と戦う時に、訓練を受けたSWATチームが使う閃光手榴弾のタイプです。」
ポール・ワトソン船長が撃たれたのは嘘だという日本の主張はある程度予想していた。 ジャイルス・レインとベンジャミン・ポッツが第二勇新丸のマストにつながれたとき、(財)日本鯨類研究所は、ビデオ画像が発表されるまでそれが偽りであると主張した。
デヴィッド・ペイジ医師(船上医師)は、3つの負傷が連続してあったが、診察ですべてが深刻な傷であることを確認した。 メルボルン出身のラルフ・ロウは爆発した閃光手榴弾によって背中に傷を負った。そして、タスマニアのロウンセストン出身のアニマル・プラネットカメラマンのアッシュリー・ダンは閃光手榴弾を避けていようとして、彼の腰にけがをした。 ワトソン船長は、彼の胸の左上部に大きい打ち傷と切り傷がある。
ペイジ医師は、ワトソン船長の防弾チョッキから弾丸をつまみ上げて、弾丸によって負った傷を調べた。 ワトソンのシーシェパード反密漁バッジは弾丸の衝撃を和らげたが、また、弾丸によって破損された時にその下の皮膚を切った。
日本は日新丸には2人の海上保安官しかいなかったと主張しているが、シーシェパードの写真とビデオは、少なくとも4人のユニフォ=ムを着た海上保安官がいたのを明確に示している。
日本の町村内閣官房長官が、「クジラを保護するために人間を傷つけてもいいのか? 確かにクジラはかわいくて大切な生き物であると思うが、たとえそうだとしても、人間を傷つけることは許しがたい。」とメディアに言ったと伝えられた。
全くとんでもない話の転換だ。違法な捕鯨活動を擁護するために、日本の捕鯨船と海上保安官が意図的に人間を傷つけた後に、誰も傷つけなかったシーシェパードの船員を非難するとは。
日本の海上保安庁は、海上保安官がライフル銃と着装武器で武装していたのをほんの数日前のメディアに認めた。 今、彼らは、ライフル銃を保持していることを否定している。
日本人は話を変え続ける。
最も重要な事実は、日本の捕鯨船が国際法とオーストラリアの連邦政府裁判所命令に違反して、絶滅の危機に瀕するクジラを捕鯨禁止海域で不法に殺し続けていることだ。
それにしても、町村の虚言癖はオーストラリアでも健在だったとは(笑)。(財)日本鯨類研究所の言う事と、シーシェパードの言う事がことごとく違うけど、どっちかがとんでもない嘘をついているってことだろうね。それにしても、もしワトソン船長がライフルで撃たれたのだとしたら、大事件ですよ~。もう、これ以上騒ぎが大きくならないうちに、っていうか世界中の注目を集めて、すでに取り返しのつかないところまできてしまっているけど、日本はいいかげん、意味もなく南極海まで行って不法捕鯨するのやめたら?
参考サイト:
Sea Shepherd HP
(財)日本鯨類研究所
関連記事:
『非国民通信』日本が商業捕鯨の再開を拒否!
どうも日本では、商業捕鯨をしたいけれど、それが許されないから調査の名目で捕鯨をしている、そういうイメージが作られていないでしょうか? 逆なんですよね、非難されているのは調査捕鯨という挑発行為であって、自国沿岸での商業捕鯨じゃないわけです。現に自国沿岸での調査捕鯨を続けている国は数カ国あるわけで、だからと言って日本ほどには物議を醸してはいません。この辺の事情をねじ曲げて人種差別に持ち込もうとする人も日本では少なくないのですが、問題は人種の違いなどではなく、「調査」などという偽りの大義名分を掲げて他国の沿岸まで遠征してくることにあるわけです。
『A Tree at Ease』捕鯨なんてやめろ
裏で日本政府はこんなことをしていたのか。そういえば、横田めぐみ遺骨判定ねつ造事件でも日本政府のアホさ加減が世界に晒されたが、日本人だけが「北朝鮮が偽の遺骨を出してきやがった」と思っている。この政府のままでは、何も解決しない。こうなったら鯨を食べたいどころの話ではない。直ちに一切の捕鯨を中止し、政府を取り替え、何年もかけて日本の信用を取り戻すべきである。その後、私が生きている間に捕鯨ができるようにでもなればもう一度、堂々とハリハリ鍋を食べてから死にたい。
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2008.03.08 (Sat)
捕鯨問題:「日新丸」と「シーシェパード」の主張の違い
「日新丸」対「シーシェパード」がそれぞれどのように主張しているのかを集めてみた。
昨日の日本のニュースでは、反捕鯨団体「シーシェパード」が日本の捕鯨船「日新丸」に悪臭を放つ液体入りの瓶や白い粉の入った袋を投げ込んだことだけが強調され、非難のもとになっていた。
ところが、今日になってみると、「日新丸」から反捕鯨団体「シー・シェパード」に警告弾が投げられたのが最初で、これがきっかけで悪臭を放つ液体入りの瓶や白い粉の入った袋が「日新丸」へ投げ込まれたのだった。

閃光手榴弾を投げる日本の海上保安庁隊員(Sea Shepherd News、March 7th)
この警告弾について、米環境保護団体シーシェパードの船舶「スティーブ・アーウィン号」のポール・ワトソン船長は「弾頭によって、船員数名が負傷し、船長自身の防弾チョッキにも弾が当たったが、たまたま防弾チョッキの下につけていたバッジに当たったので、命は食い止めた。」と主張している。

弾頭が当たって曲がったバッジとその弾頭を見せるポール・ワトソン船長
しかし、日本側は、「警告弾は音を発するだけで、危害を加えるものではない」と反論している。
調査捕鯨妨害:日本の外務省抗議「警告弾は音だけ」(毎日JP)
【海上保安庁の警告弾】 ソフトボールほどの大きさの手投げ式。ひもを引っ張った後に投げると、数秒後に空中で火薬により破裂して大きな音が響く。人に危害を加えるものではなく、違法操業の取り締まりなどで使用しており、武器にはあたらない。音を出すもののほか、閃光(せんこう)を発するものやペイントで着色するものがある。
又、シーシェパードでは、3人がけがをし、弾丸が残っていると主張しているが、日本の報道では、警告弾が落ちたとき、付近に人はいなかったし、警告弾は火薬を紙で固めたものなので、残ることはありえないと反論している。
昨日は、英国の日本大使館前で捕鯨についての抗議デモが行われたが、日本ではあまり報道されなかった。(時事通信3月6日)
日本国内では、調査捕鯨妨害ということで、ニュースはシーシェパード側に批判的だが、海外では逆に調査と偽った鯨の密漁をする日本の方が悪いと批判されており、すでにカナダの今日のラジオのニュースでも、日本がシーシェパードに向けて発砲したと報じられ、日本に対するイメージは悪化する一方だ。
ギョーザ問題が起こったのも日本国内だけであり、いまだに原因もわかっておらず、ヤラセの感が強い。最近、国内と海外の報道の内容の差が著しくなってきたと感じるのは、海外に住んでいる人だったらみんな思っていることだろう。日本国内だけならどんなニュースでも捏造できるだろうが、海外ではそれは通用しない。間違ったニュースを伝えて日本国内の世論を盛り上げるのも結構だが、それが現実とは全く逆の偽りであるとしたら、そんな世論に翻弄される国民が気の毒だ。
捕鯨の費用は税金で賄われているのはみなさまご存知のことと思うが、自民党も最後のあがきで、税金の無駄遣いを正当化するために情報操作を必死でやっているということだろうか。
シーシェパード・メディアリリース 2008年3月7日 18:00
日本の捕鯨船がシーシェパードを攻撃 - 三名が負傷
ポール・ワトソン船長が胸を撃たれる
手榴弾でカメラマンクルー1名、クルー1名が負傷
午後3時45分(G.M.T. 04:45)、シーシェパードのスティーブアーウィン号と、日本捕鯨船の日新丸との衝突が激化し、日新丸に乗船していた日本の海上保安官がスティーブアーウィン号のクルーに向けて手榴弾を投下した。
弾丸は、スティーブアーウィン号のキャプテン、ポール・ワトソンの胸に命中したが、幸いにもその弾丸は彼が着ていた防弾チョッキによって食い止められた。 弾丸は彼のちょうど左胸の心臓の位置に命中した。 彼が防弾チョッキの下に着ていたセーターの左胸に付けていた反密漁のバッジがその弾丸によって破損した。
デイヴィッド・ペイジ医師がポール・ワトソン船長の防弾チョッキから弾丸を取り出すところがビデオに収められた。医師は、「ワトソン船長は弾丸で撃たれたのだ。」と言った。
ワトソン船長は、防弾チョッキと反密漁バッジのおかげで一命を取り留めた。
続いて、アシュリー・ダン船員とラルフ・ロウ船員が次々と負傷した。オーストラリア、ラウンセストン州出身のダン(35)は爆発する手榴弾を避けようとして、腰に怪我をした。
また、オーストラリア、メルボルン出身のロウ(33)は手榴弾が彼のすぐ後ろで爆発した際に、背中を火傷した。
日本の海上保安庁隊員はシーシェパードが日本の違法捕鯨行為を妨害する目的で日新丸のデッキに腐ったバターを投げたことに対して、報復してきたのです。 今回の発砲事件はスティーブアーウィン号が日新丸に対して、鯨禁漁区である南極海での彼らの違法捕鯨行為をやめさせようとしてからちょうど1週間目だった。
早朝8時 (G.M.T. 19:00)に日新丸は、フランス海域から出るように指示され、彼らはそれに従って、方向を西に変え、オーストラリア海域に向けて進んだ。
この衝突はオーストラリア海域内(南緯63度41分・東経133度27分)で行われた。
日本では、警告弾と言われているが、シーシェパードの報告では閃光手榴弾であったり、ライフルの弾丸であったりする。どっちが本当なんだ?もしこれが本当に閃光手榴弾であったり、弾丸であることが証明されたら、政府・自民党による情報操作は明らかになり、オーストラリア海域でのこれらのテロ行為は犯罪として罰せられるだろう。
Sea Shepherd News(3月7日)の”Japanese Scramble to Spin Shooting Story (日本は、発砲事件を偽って報道し、混乱させている)”というニュースは、明日のブログで日本語で紹介したい。
匿名の方によるコメント:
本当に事実を客観的に見る事の大変さを知りました。この事件の裏側には何か情報操作されているような気がします。反捕鯨団体を環境テロリストに祭り上げて捕鯨行為を再会しようとする意図が見え隠れしていますね。
関連記事:
日本の捕鯨は違法=領有権主張の南極海で-豪裁判所(1月15日)
【シドニー15日時事】オーストラリアが領有権を主張する南極海の一部で日本の調査捕鯨会社「共同船舶」(本社東京)がミンククジラなどを不法に捕獲したとして、環境保護団体ヒューマン・ソサエティー・インターナショナル(HSI)が提訴していた問題で、豪連邦裁判所は15日、この訴えを認め、調査捕鯨を停止するよう命じる判決を下した。ただ、南極海の領有権は豪州など一部の国が主張しているものの、国際的には認められておらず、判決にも強制力はない。
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2007.12.21 (Fri)
薬害肝炎訴訟問題

おとといの記事でも触れた問題発言で有名な町村官房長官だけど、今度は薬害肝炎和解協議で国の修正案を拒否した原告側の対応を批判したっていうんだから、救いようがないよね。
この件についてのニュースは、とらちゃんのその1:「薬害肝炎」の被害者にまで金で横ぶっぽ張り飛ばす気か。フクダ+「アレもやる、コレもやる、⇔言うだけ詐欺!政界のネズミ男」共々選挙でNOを!
その2:頭から炎を噴いて怒っています。フクダ+「アレもやる、コレもやる、⇔言うだけ詐欺!政界のネズミ男」に落選を!
が詳しい。
薬害肝炎訴訟ってみなさまはご存知だとおもうけど、一応知らない方のために説明しておくと、外国では使用を禁止されている「フィブリノゲンや凝固第IX因子製剤といった血液製剤(凝固因子製剤)によってC型肝炎に感染した患者さんたちが原告となって、それら製剤を製造販売した製薬会社(三菱ウェルファーマ<旧日本ブラッドバンク-ミドリ十字-吉富製薬-ウェルファイド>とその子会社ベネシス、日本製薬の3社)と、製剤の製造承認等を行った国に対し、損害賠償を求めている」訴訟だ。(薬害肝炎訴訟についてより)
政府は対象者に線引きして、少しでも補償金を少なくしようとしているようだけど、原告にしてみれば、命の重さはみな同じだから、被害者は全員救いたいという気持ちから政府の修正案を拒否したのに、町村官房長官は、「『この案でなければ受け入れられない』と言うのは、司法の立場をどういうふうにお考えなのか。ただ、簡単に駄目というだけでなく、何らかの対応を考えてほしい」と原告側を非難しているのだが、全く弱い立場の人々の気持ちが理解できないらしい。
法務省関係者によると、これまでにC型肝炎の原因となったフィブリノゲンや、クリスマシンなどの第9因子製剤を投与されたとみられる感染者は約12000人で、一律救済には1800億円かかると国側は試算しているようだが、原告側は補償対象となるのは、最大で1000人程度と反論している。その場合、救済にかかるのは1800億円の1/12の150億円になる。一人当たりたったの1500万円だ。
肝炎ウイルスに感染すると、急性肝炎 →慢性肝炎→ 肝硬変 → 肝臓がんと進行し、生命の危機に晒される体験をしなくてはならない。その代償として、1500万円は安すぎるくらいだ。
ほとんど役に立たないミサイル防衛に500億円も簡単に払っておいて、国、特に厚生労働省の落ち度で罪のない人々にC型肝炎を感染させ、その補償金をけちろうとしている。バカボン石破は確か、生命を守るためには金額は関係ないとかなんとか言ってたよね。今回は前もって米国の弾道ミサイルの情報が全てわかっていての成功(ミサイル何発撃った結果成功したのかわからないけど、成功率50%としたら、2発は撃っているはずだ)であり、敵国の弾道ミサイルの情報がわからない場合は成功率はかなり低くなってしまう。だから、実際このミサイル防衛が人命を救えるという保障は全くないのだ。おまけに、後ほどコメントと共に又触れるけど、このミサイル防衛は日本を守るものではなくて、アメリカを守るものなのだ。
福田康夫首相、舛添要一厚生労働相、町村信孝官房長官はいつもどおり口だけで、「早期解決に向けてさまざまな可能性を模索していく」と患者に希望をもたせるだけもたせて、結局は国の救済範囲をさらに狭くしてしまったわけだ。
さすがに、国民はこの政府の対応に怒りを隠しきれない様子で、 ビートたけしのTVタックルに出演し、厚労省擁護発言をした厚労政務官のブログが只今炎上中だ。
薬害肝炎 厚労政務官はブログ「炎上」(日刊ゲンダイ)
その炎上しているブログというのが、コレ↓。
ケンタブログ 「政務官日記」
なるへそ。厚生労働相の政務官の名前がケンタか。かなり若そうな政務官だね。
あのさ、おとといも言った通り、日本国内は経済的に非常に厳しい状況なんだし、ワーキングプアの層もなんとか救済してあげて欲しいんだよね。ワーキングプアについては、
『きまぐれな日々』 ミサイル防衛と「ワーキングプア」
でも取り上げられていて、最近NHKで放送されたワーキングプアIIIがすばらしい評価を得ているようだ。中には何の解決策も提示していないから、中途半端な番組だったという批判もあるようだけど。『きまぐれな日々』では、この番組について詳しく評価したブログも紹介しているので、興味のある方は是非お読みいただきたい。
又、ミサイルにかかる費用があったら貧困層にと提案したおとといの記事についてpuruさんから下記のコメントをいただいた。
比較するなら
外国を攻撃するのではなく、外国の攻撃から守るためのミサイルが無駄でそのお金を貧困層にというのは、いかにも人道的なように思わせる。 しかし、実態は防御的ミサイルがないばかりに攻撃を受け、何万の人や国民の資産が破壊された時どれだけ費用が掛かるかという考えが抜け落ちている。 反対するなら、あなたは個人でそれを補償できますか?
勘違いしている人も多いと思うんだけど、SM-3は日本を守るためじゃなくて、アメリカに向けて発射される長距離弾道ミサイルを日本から打ち落とすためのミサイルでしょう。アメリカを他国の攻撃から守るためのミサイル防衛に莫大な何百億という費用をかけておいて、ワーキングプアの人々や厚労省の落ち度でC型肝炎に感染させた患者の方にその1/3の金額も保障できないってことは、日本人よりもアメリカの方を優先させているってことだよね。これって絶対におかしいと思うよ。防衛ミサイルがないばかりに攻撃を受けるって今の時代、どこの国が日本に攻撃をしかけるの?北朝鮮だってテロ国家の看板を下ろそうとしているし、中国が日本を攻めてくることだってアリエナイザー。想定できる敵国がないから、今度はUFOが攻めてくるとかこないとか馬鹿らしい話になっている。こんな平和な時代に誰が日本を攻めてくるというの?絶対に存在しないUFOについて真剣に議論している馬鹿閣僚たちと同じレベルだよ。
一時期、世界中でUFOが実在するという噂が広まって、テレビでもUFOを撮影したという画像や宇宙人に誘拐されたという人のインタビューが流されたり、映画でも『未知との遭遇』や『ET] などUFOや宇宙人が地球に下りてきて人間と遭遇するものが流行ったりした時期があった。これらの時期は日本でもその著書『Cosmos』が映像化されて、かなり有名になった天文学者カール・セーガン( 1934年11月9日 – 1996年12月20日)が全盛をきわめていた頃だった。彼は、その著書の中で、とてもわかりやすく宇宙について説明してくれた(悪く言えば単純化だが・・・・)ので、一般人の宇宙への興味を駆り立ててくれた人だった。しかし、あまりにも単純化しすぎたため、又、地球以外にも宇宙に生物がいるという持論を持っていたために、彼の持論に異論を唱える天文学者は多かった。彼が人生の最後に書いた本、『人はなぜエセ科学に騙されるのか』では、これまでの彼の持論を覆し、読者にUFOの目撃証言やオカルトなどに単純に騙されないよう警告している。
そういった意味で、UFOなどのエセ科学を本気で信じていると公言する馬鹿を防衛大臣や官房長官にしている与党の浅はかさはなんとも哀れに思えてくると同時に、防衛省に変わってから防衛大臣が総理大臣の許可なくミサイルを発射できる権限を持つということに国民は危機感を持った方がいいかもしれない。単なる他国の飛行機を、UFOが責めてきたからと言う理由でバカボンがミサイルのボタンを押し、それが戦争に発展しないという保証はないからだ。
とらちゃんが今回の閣僚のUFO発言についてまとめてくれているのでご参考まで。
「UFO」3バカトリオ+イシバがUFO論議“参戦”「ゴジラ、モスラは災害出動」。はぁ~ぁ~?防衛省の疑惑問題忘れて呑気にアッチもコッチもUFO論議。ワテ・ホンマに・よう言わんわ~♪
とにかく、薬害肝炎訴訟問題はほんの一部の問題にしかすぎず、長年一つの政権が続いたせいで、政府と官僚と企業の癒着が進み、国民にとっては不幸な行政が行われる結果となってしまったというのが事実だ。特に、厚労省と防衛省の汚染はひどく、一刻も早く政権交代をして、きれいに大掃除しなくてはいけないと感じている国民は多いだろう。これで、福田内閣の支持率もぶぶぶっと下がるだろうし(笑)。
政権交代したからって汚職が完全になくなる保障はないけど、このままいけば今の政治を変えないと、政官に都合の悪いことは封印されたまま、この政府と官僚と企業の癒着はますますひどくなるばかりだ。まずは、今一番可能性の高い政権交代から始めてみようよ。
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2007.12.19 (Wed)
汚職問題もうやむやな中でイージス艦SM-3迎撃実験に莫大な費用をかける防衛省
防衛省問題もまだ解決しないうちに、イージス艦がハワイ沖で初の弾道ミサイル(SM-3)のテストを行い、迎撃に成功したと聞いて不快に思われた方も多いのではないだろうか。
海自イージス艦、海上配備型迎撃ミサイル(SM-3)の迎撃実験に成功
海上自衛隊イージス艦、弾道ミサイル迎撃試験に成功(日本)
上の動画の最後に
みなさまは、SM-3というミサイル1本の値段はいくらくらいだと思われるだろうか。
ミサイルのお値段は?
という過去の記事に書いた米国国防省のサイトによると、イージスシステムの改修費用(約300億円)とSM-3ミサイル(9本で約200億円)で売りにだされていた。ということは、ミサイル一本が約22億円ということになる。大変な無駄遣いだと思う。この金額を全国に550万人いると言われているワーキングプア(年収2百万以下の働く貧困層)の人達に分け与えてあげたら、一人約1万円もらえることになる。年末の散財が重なるときに1万円もらえたら、嬉しいのではないだろうか。しかしながら、今の政府・野党は550万人のワーキングプアを喜ばせるよりも、防衛費削減を余儀なくされているブッシュ政権を喜ばせることを優先したいようだ。
ミサイル防衛の詳細についてはさんざん去年のちょうど今頃書いたので、そちらを参考にしていただけたらと思う。ミサイル防衛に関しては知識があまりなかったのに気力にまかせて書いていたおかげで、ミリヲタからコメント欄で訂正されていることもあるということをお断りしておく。
ミサイルのお値段は?(2006年12月14日)
防衛ミサイルが殺人ミサイルに豹変するとき(2006年12月19日)
2007年度予算でミサイル防衛費過去最高(2006年12月20日)
JSFさんの反論への答え(2006年12月21日)
日本がMD費に巨額をつぎ込む理由って?(2006年12月23日)
それで、やたらと問題発言の多い「ボンボン育ち」の町村信孝官房長官だが、UFOを信じていると言う。彼が信じているのは、もしかして、ピンクレディのUFOじゃないのか?
ピンクレディ - UFO
ああああぁ~。
安倍内閣もひどかったが、福田内閣も「友人の友人はアルカイダ」発言の鳩山邦夫法相を初めとして、どいつもこいつもとんでもない奴ばかりだ。
次はもうちょっとましな内閣をつくるためにも政権交代から始めよう!
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