2009.09.01 (Tue)
小選挙区では落選したのに比例でよみがえった自民党の粗大ゴミ議員たち
最近では新しくTBしてくださる方も増え、リスト配信数、トラックバック数ともに次点の自民党系TBPに大差をつけてトップだった。
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作成日:2007.09.14
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しかしながら、自エンドを達成し、政権交代が実現したからと言って喜んでばかりはいられない。こいつらこそ落選すべきという自民党議員が比例で大量に復活しているからだ。みちのくさんからも、下記のようなコメントをいただいた。
中川昭一の落選するのは当たり前ですが、
麻生太郎、福田康夫、安倍晋三、森善郎、竹部勉、町村信孝、
甘利明、中川秀直、二階敏博、小渕優子、小泉進次郎、谷垣禎一、
石原伸晃、小池百合子、平沢勝栄らが落選しないで、
当選したことが本当に許せません(怒)
確かに、海部俊樹元首相は落選したけれども、あれだけ評判の悪かった麻生太郎、福田康夫、安倍晋三、森善郎ら首相経験者や小渕優子や小泉進次郎ら元首相の娘や息子が当選したのは不思議だった。小泉進次郎多の場合は、ライバルの民主党議員を無視した動画が広く知れ渡り、かなり選挙に不利に影響したにもかかわらず、当選している。
日本の昔話に「つるの恩返し」という逸話があるが、日本人は義理堅い国民なので、地元の国民は恐らく、地元から首相が出たということでその地域になんらかの恩恵をもたらした元首相やそのご子息に尊敬の念を抱き、選挙で応援しているのだろう。又、首相経験者や閣僚経験者は、経済的に豊かであり、選挙活動費などにもあまり不自由しないということも当選しやすくなる一因かもしれない。
今日のニュースで小泉内閣では財務大臣を務め、総裁選にも立候補した経験のある谷垣禎一氏の選対副本部長の弟が買収容疑で逮捕されたことが報道されていた。これは氷山の一角にすぎないと思う。
谷垣氏選対副本部長の弟逮捕=買収容疑で京都府警
今回は小選挙区で国民から国会議員として期待された役割を果たさずに落選させられた多くの議員が、比例復活という形で当選したが、これもおかしな話だ。ESQさんもおっしゃられるように、民主主義に反していると思う。
『Nothing Ventured, Nothing Gained.』 衆議院選挙2009を振り返る(自民党にゾンビ議員が大量発生等に思うこと)
小選挙区で、ノーを突きつけられた人が比例で復活するのは、いくら死票の反映といっても、非民主的であると思えて仕方ない。死票となった声を反映しているのだから、むしろ民主的という考え方もあり得るとは思うが、やはり、小選挙区での敗北を見越した保険制度のような気がしてならないのである。
そもそも比例制度は少数者の声の反映という意味合いで作られたものであるが、私はむしろ重複制度はやめて、比例単独候補を増やして活動させる方が、良いと考えている。
なぜなら、いわば有権者は一人2票持っているわけであって、そのうちの比例票はあくまで小選挙区の候補ではなく、政党に対する票なのであるから、その票により小選挙区で落選した人物がゾンビとして復活するというのは、制度の本来的趣旨からいって、整合的ではないように感じるわけである。
自エンドは成し遂げたものの、町村信孝、 甘利明、中川秀直、二階敏博、小渕優子、小池百合子、野田聖子ら自民党の粗大ゴミ議員の給与が、国民の税金から支払われ、いまだに国会でウロチョロするというのは何とも目障りなものだ。比例制度の見直しが求められる。
Tags : 比例復活 |
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2009.08.21 (Fri)
衆院選世論調査で民主党が300議席超す勢い
8月20日のゲンダイネットの本番直前 自民大物「討ち死に候補」35人のリストにも森喜朗の名前が連ねてある。
田中美絵子さんって写真だけのイメージだとかなりおしとやかな女性のように思っていたんだけど、動画を見てみると、結構勢いがあって男らしい人(笑)のようだ。これでは、森センセが追いやられるのもわかるような気がする。それにしても、ピンクのシャツに白いパンツが似合う女性だね。まわりの応援団のおっさんたち(笑)がピンクの鉢巻をしているのも笑えるけど、演説の最中に頭を下げるように指導されているところなんかも新鮮で微笑ましい。
全国的に見ても、民主党の勢いはすごいようで、朝日や読売の世論調査による序盤の情勢予測によると、民主党は小選挙区選、比例選ともに自民党を圧倒し、300議席を超える単独過半数を確保するのではないかと伝えられている。
『読売』の比例代表 東京 (定数17)を見てみると、保坂展人議員は、社民党で1位に指名されているので、保坂氏を応援する方々は、比例では「社民党」に投票されるのがいいだろう。そうすれば、万一小選挙区で負けた場合も、比例で勝ち残れる可能性があるので。
読売の電話調査によると、今年の衆院選にはこれまで最高の89%の人々が興味があると答えているようだが、こういった報道に安心しきって、「どうせ投票に行かなくても政権交代するだろう」などと思わずに、とにかく、8月30日までには、一人でも多くの人を誘って無事に投票を終わらせていただきたい。
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2009.07.11 (Sat)
都議選の争点と衆院選での自民大物一掃セール

オンタリオ湖の向こうに薄っすらと見えるトロントの市景
明日12日はいよいよ都議会選挙の日。「都議選終盤情勢: 民主党が都議会第一党の座を狙う勢い」というエントリーにも書いた通り、情勢は民主党に有利なようだけど、まだまだ楽観するのは早すぎる。敵もかなり姑息な手段を使って追い上げているようだ。
きっこちゃんが、「都議選で自公与党が悪質な選挙違反」というエントリーで紹介されていたHさんのブログ『OMOTESANDO』の「期日前投票の実態」というエントリーでは、毎回選挙の度に行われている自公の悪質な選挙工作が暴露されているので、もうほとんどの方が読まれたかとおもうが、もしまだだったら、ぜひ読んでいただきたい。静岡県知事選でも行われたと推測されるお年寄りを利用した工作が徹底されているようだ。
植草さんが「ネットと声かけ運動で都議選投票率を高めよう」というエントリーでも述べられているとおり、投票率を高めてこういった不正の影響を最小限にとどめよう。
選挙に必ず足を運ぶ特定の組織やグループに政治を支配させてはならない。政治は特定の組織やグループのために存在するものでない。政治は地域に暮らすすべての人々の生活に決定的な影響を及ぼすのだ。だから、必ず投票所に足を運び、政治を託すべき人を見出し、一票を投じるべきである。
さらに、植草さんは、東京都議選の3つの争点を挙げられている。
まだ投票先が決まっていない方は、ぜひ参考にされたらいいと思う。
1.国政レベルの政治図式を念頭に置き、政権交代への道筋を明確に示すのかどうか。東京都議選は総選挙前哨戦の最後を飾る。「政権交代」が最大のテーマになる総選挙に向けて、都議選でも「政権交代実現」の都民の意志を示すのかどうか。
2.石原都政の象徴である「新銀行東京」と「築地市場の豊洲への移転」をどのように評価するか。
3.石原都知事が推進するオリンピック東京招致をどう評価するかだ。
政権交代実現を望み、「新銀行東京」、「築地市場の豊洲への移転」を評価しない、オリンピックの東京招致に賛成しない有権者は、国政レベルでの「政権交代実現推進勢力」に1票を投じるべきである。民主、社民がその軸になる。
国政レベルの「政権交代実現推進勢力」に投票が集中されることにより、有権者のメッセージが明確に示されることになる。同時に、迫り来る次期総選挙での政権交代実現に大きな弾みがつくことになる。
今回の都議選は、国政選挙に大きな影響を与えると言われているけど、『ゲンダイ』では、国政選挙である次期衆院選挙では、時代遅れの自民党の「大物一掃セール」が予測されているといい、一掃されるであろう大物議員35人の名前を挙げている。
Tags : 東京都議会選挙 |
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2008.08.02 (Sat)
『Change』からはほど遠い福田内閣改造

予告どおり8月1日に福田内閣改造があり、その内容はあきれるほど福田総理らしい改造で、国民生活よりも単に自分の保身延命のために派閥の長をバランスよく閣僚に組み込んだだけという内容だ。植草一秀の『知られざる真実』の植草氏は今回の内閣改造を下記のように見ている。
新体制の基本特性は「反小泉」、「財務省基軸」、「派閥均衡」だ。
福田政権樹立に貢献した8つの派閥、町村派、津島派、古賀派、(谷垣派)、山崎派、伊吹派、高村派、二階派の領袖に対する目配りが維持された。古賀氏は4役に残留し、谷垣氏、伊吹氏、高村氏、二階氏は閣内で処遇された。
麻生派は総裁選の敵対派閥で政権の枠組みから外れていたが、麻生派の鈴木恒夫氏初入閣と合わせて、麻生太郎氏が幹事長に就任した。
福田降ろしが本格化する場合、麻生氏が在野の場合、麻生氏が後継首相候補の筆頭になる。麻生氏を政権に取り込むことによって、麻生後継での福田降ろしを予防したいとの意思を読み取ることができる。
社民党のみずほタンも同じような見解を示している。
福田改造内閣の発足に当たって(談話)
本日、福田改造内閣のメンバーが発表された。
しかしながら、多くの閣僚メンバーが留任しており、自民党の役員が異動して入閣するなど、派閥順送りの人事であり、まったく新鮮さに欠けるものである。国民のために何をするかではなく、「自民党の、自民党による、自民党のための」延命内閣である。福田保身内閣としか言いようがない。
この内閣では、小泉内閣から延々と続いてきた国民生活に犠牲を強いる路線を転換することは不可能である。この内閣で、国民の暮らしは良くならない。昨年の発足から10ヵ月間、福田内閣のもとでも社会保障費は削減され、地方自治体への支援を切り縮められたことにより、格差が拡大し続けてきた。非正規労働者が増え続け、派遣労働などの不安定な雇用が増大していることに加え、原油の高騰や食料品など基本的な生活物資の値上げが続き、国民生活はますます厳しさを増している。引き続く地震災害や、原発の事故などに対しても、国民生活の安全を保つために政府は真剣に考えるべきである。
続く・・・・
社民党の保坂議員も今回の内閣改造は、福田組、新学期の「席替え」改造かという程度と述べている。
同じく辻元清美タンもオールスター下げ潮内閣→10%内閣へと福田内閣改造を鋭く批判している。
福田改造内閣の顔ぶれが決まった。唯一のサプライズは町村官房長官の留任という声も多い。
はっきりしているのは、上げ潮派を排除したこと。そして全派閥からまんべんなく入閣させる内向き人事だったこと。福田総理は「政策実現内閣」とよんだ。実現すべき政策とは「増税」に違いないが、さすがに「増税実現内閣」とはいえなかったのだろう。
派閥オールスターを集めたものの、人気も景気も低迷必死。「オールスター下げ潮内閣」では、ただただ国民の暮らしは追いつめられるばかり。
終わってみれば消費税も支持率も「10%」ではしゃれにならない。あらためて一刻も早い解散総選挙をすべき!
国民にとって、何がサプライズかって言ったら、そりゃ、確かにあのアホ町村が官房長官に留任したことだろう。又、Asshole太郎が幹事長になったこともいろいろな意味でサプライズだった。でも、このメンバーの年齢をみただけでも、福田総理を含む22名の全閣僚を足したら1394歳で、平均年齢は63歳。この内閣の中で一番若いのが47歳っていうんだから、いくら老人大国の日本でも、内閣人事の年齢までここまで高くしなくてもいいなじゃない?世界広しといえども、内閣閣僚の年齢がここまで高いのは日本くらいじゃないだろうか。当選回数だって上がるワナぁ~。それだけ長く生きているんだからさ。
ちなみにカナダのハーパー政権では、ハーパー首相が48歳と若いこともあるけど、閣僚の平均年齢は、53歳と日本よりも10歳も若い。ハーパー内閣の閣僚数は27名で、福田内閣の閣僚数よりも5名多い。又、ハーパー内閣の前のマーチン内閣では閣僚は39名だった。それに比べたら17名も減らした末の27名なのだ。
内閣閣僚の年齢層が高いと、やはり、どうしても思い切った政策の『Change』はできないよね。『Change』をスローガンに時期米国大統領をめざすオバマだって、1961年生まれの46歳だし(8月4日で47歳になる)、きっと彼が大統領になったら、組成する内閣は、40代から50代中心になるだろう。北米と比べると、どう見ても、日本の内閣って年齢が高すぎているし、活力や若々しさという魅力に欠けてるような気がする。普通、63歳って言えば、体力、知力とも衰えてきて、そろそろ退職する年齢だよね。町村がちょうど63歳だけど、彼の言動を見ても、言わなけりゃいいようなよけいなことばかり言っているのは、もちろん非常識なせいもあるけど、年齢のせいで、思考力が低下しているってこともあるんじゃないかな。でも、私の知っている人の中には80歳になっても体力、知力とも衰えを見せないような人がいることも事実。だけど、それは、かなり珍しい例かも。
それでは、さっそく新内閣のメンバーを見てみよう。
自民党4役
幹事長 麻生太郎 67(麻生派)
政調会長 保利耕輔 73(無派閥)
総務会長 笹川尭 72(津島派)
選挙対策委員長 古賀誠 67(古賀派)
閣僚
総務 増田寛也 56(留任・民間)
法務 保岡興治 69(山崎派)
外務 高村正彦 66(留任・高村派)
財務 伊吹文明 70(伊吹派)
文部科学 鈴木恒夫 67(初入閣・麻生派)
厚生労働 舛添要一 59(留任・無派閥)
農水 太田誠一 62(古賀派)
経済産業 二階俊博 69(二階派)
国土交通 谷垣禎一 63(古賀派)
環境 斉藤鉄夫 56(初入閣・公明)
防衛 林芳正 47(初入閣・古賀派)
官房 町村信孝 63(留任・町村派)
国家公安委員長・沖縄北方・防災 林幹雄 61(初入閣・山崎派)
消費者 野田聖子 47(無派閥)
金融・行政改革 茂木敏充 52(津島派)
経済財政 与謝野馨 69(無派閥)
少子化・拉致問題 中山恭子 68(初入閣・無派閥)
右派に人気が高かった死に神法務大臣やバカボン石破が突如消えていなくなったけど、無能な舛添が厚生労働大臣としてしぶとく居座ってるね。又、植草氏が言うように、中川秀直、小池百合子、武部勤、渡辺喜美、石原伸晃、猪口邦子など小泉勢力の人脈は、新体制から完全に排除されている一方、郵政民営化に反対した野田聖子や保利耕輔氏が入閣している。
悪評高い小泉カラーを払拭するのが目的なのだろうが、しかし、植草氏が言うように、「小泉一派」があまりにもきれいに取り除かれているところを見ると、大がかりな「偽装」が施されている可能性もあり、今後の「小泉一派」の動向に注視が必要だ。
ところで、いつもは鋭い選挙予測で評判なマツナガさんの今回の内閣改造予測は大ハズレだった。予測が当たった人だけ赤で表示。
現内閣残留組
総務大臣 増田寛也
法務大臣 鳩山邦夫(実は結構、総理の信頼が厚い)
外務大臣 高村正彦(朝鮮問題の継続外交)
防衛大臣 石破 茂
以上は福田康夫総理の信頼が厚い。
厚労大臣 舛添要一・・・横滑りか他に入閣、後任は伊吹文明?
再入閣組には、
副総裁兼任厚労大臣 伊吹文明=>財務大臣
財務大臣 与謝野馨=>経済財政
行革担当・経済政策担当 中川秀直
経産大臣 石原伸晃 甘利明大臣への対抗馬。
官房長官 細田博之
福田総理は「財政再建組」の与謝野と「上げ潮派組」の中川を競わせ、高みの見物か。
細田は手堅いことから町村に代わって官房長官に再任。
初入閣組
少子化担当大臣 小渕優子(最近子供を生んだ。内閣の目玉商品)
町村派 農水大臣 坂本剛二
古賀派 文部科学大臣 逢沢一郎
麻生派 環境大臣 森 英介
参議院枠は前回の積み残し
国家公安委員長 山崎正昭
沖縄・北海道担当 吉村剛太郎
公明党枠
国交大臣 井上義久
国家公安委員長と沖縄・北海道担当は一つにまとめられてしまったんだったね。まあ、今回は残念だったけど、これから衆院解散、総選挙の情報などもいろいろと飛び交うと思うので、引き続き、マツナガ情報にもアンテナを張り続けてみたいと思う。
参考資料:
『晴天とら日和』 カテゴリー:政治フクダ
この記事を書くに当たって、福田内閣改造に関して誰よりも素早くたくさんの情報やニュースを集めてくれたとらちゃんのブログを参考にさせていただきました。ありがとう。とらちゃん♪
『きっこのブログ』焼け石に水の内閣改造
きっこちゃんも、当然この内閣改造に不満を表明していらっしゃいます。
国民生活のための政治に『Change』するにはほど遠い内閣改造だったと思ったら、今日もランキングの応援よろしくお願いします♪

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2008.04.17 (Thu)
空自イラク派遣違憲判決:自民党は嘘つき集団かっ!

ボルスターを使ったヨガのポーズ
長時間同じ姿勢で、機械と向かい合っていること自体、本来の人間の行動としては異常なのだが、ネットで次から次に興味のある記事を読んでいると、その連鎖がとまらなくなり、結果的に寝る間も惜しんで面白い記事を漁ったり書いたりしている自分がいるのである。
頭と目と手を使うだけで、筋肉をほとんど使わないこの姿勢は長時間続けると体内の血液の循環を停滞させ、精神的にも感情的になりやすいようだ。長時間ネットする人は、適度に身体を動かした方がいいと思う。特に長時間ネットで過ごすことの多い人気ブロガーには、簡単に狭いスペースで一人でもできるヨガがおススメだ。できれば、毎日簡単なポーズから初めて徐々に複雑なポーズができるようになると体調がものすごくよくなると思う。

『晴天とら日和』より
4月17日の名古屋高裁では、自衛隊のイラク派遣は違憲という判決が出た。この詳しい判決については、関連記事を読んでいただくとして、今日は、特に、自民党の政治家たちがいかに嘘をついて国民を騙してきたかということを中心に書きたいと思う。
その判決の中で、青山裁判長は、イラクの現況について「国際的な武力紛争が行われ、特にバグダッドは戦闘地域に該当する」と認定した。その上で空自が2006年7月以降、米国の要請を受けて、クウェートからバグダッド空港に多国籍軍の兵士を輸送している点について「多国籍軍の戦闘行為に必要不可欠な軍事上の後方支援」と指摘し、「他国による武力行使と一体化した行動で、自らも武力行使を行ったとの評価を受けざるを得ず、イラク特措法や憲法に違反する」と述べたということだ。
危険きわまりない空自バグダッド派遣(2006年8月4日)という記事を2年前に書いたのだが、ここで引用したニュース記事の中で、額賀ははっきりとバグダッドは被戦闘地域だからという理由で、自衛隊のイラク派遣をバグダッドに拡大していたのだ。
イラク派遣計画を変更 空自撤収判断は次期政権(デーリー東北新聞2006年08月04日)
政府は4日午前の閣議で、イラク南部サマワで活動した陸上自衛隊の撤収完了を受け、イラク復興支援特別措置法に基づく基本計画の変更を決定した。陸自活動に関する従来の規定を削除し、航空自衛隊の活動実施区域を2カ所追加。派遣期間は従来通り今年12月14日までだが、延長は避けられない見通しだ。空自撤収の判断は、ポスト小泉政権に引き継がれる。
空自は、既に7月末から活動をバグダッドにも拡大。政府は「バグダッド飛行場は非戦闘地域」(額賀福志郎防衛庁長官)としているが、「イラクで最も安全面のリスクが高い地域」(外務省筋)との指摘もある。宗派間の対立が激しさを増す中、空自撤収を求める声は一段と強まりそうだ。
この他にも小泉純一郎が『自衛隊がいる所が非戦闘地域だ』という全くまとはずれなことを言っていたのは有名な話。これで、いかに当時の自民党・総理大臣や防衛庁長官が嘘つきかということがわかったと思う。こんな嘘つきが、現在も財務大臣になっているんだから、日本経済も悪化するわけだ。
さらに、小泉、額賀に輪をかけてアンビリーバボーなのが、虚言癖で高名を誇る町村信孝官房長官でこの判決が出た後も、「依然として非戦闘地域の要件を満たしていると、こういうふうに政府は判断をしておりますので、こうした高裁の判断については納得できるものではございません。今の自衛隊の活動に何ら影響を与えるものではございません」などとたわけた寝言を言っているのだ。その上、なぜバグダッドが非戦闘地域かというと、民間の飛行機が飛ぶからときたもんだ。
あのね、いくら民間の飛行機が飛ぶっていったって、今の所イラク航空とロイヤルヨルダン航空の飛行機が アマーンとジョルダンに飛んでいて、その他にFedExとDHLがこのバグダッド飛行場から民間と軍用のエアカーゴを定期的に飛ばしているだけだよ。2003年にはこの飛行場から飛び立ったDHLのエアバスカーゴ便がミサイルに撃たれて緊急着陸したんだよ。今でさえ、この空港の周りは数多くの軍隊が配備されているから少しは安全になってきたものの、この空港からバグダッド市街地までの主要道路は「世界で最も危険な道」とまで呼ばれてるんだよ。
参考サイト:Baghdad International Airport(wikipedia 英語)
民間機が飛んでいるから非戦闘地域だなんていうめちゃくちゃな理論を国民が信じると思い込んでいる時点で、賢い国民だったら町村がいかに低能かわかるだろう。どうせ嘘をつくならもっとうまい嘘をつけよ>町村。
18日の読売には、町村の他に高村外相や石破防衛相のぶっ飛んだ違憲じゃなくて意見も紹介されている。
違憲判決に官房長官ら、イラク支援継続「問題ない」で一致(2008年4月18日)
「武力行使の解釈について裁判官がどこまで実態が分かっているのか、(戦闘地域と判断する根拠となる)『国に準ずる組織』をどう理解しているのか、その辺に誤りがあるのではないかという印象をお互いに語った」(町村)
「一人の人(裁判官)の意見。外相を辞めて暇でもできたら読んでみる。崇高なものであるかのごとく錯覚を与えて政治利用しようとするのはよくない」(高村)
「極めて遺憾だ。判決を導き出す立論過程で、(違憲判断が)論理構成上必要であったわけではない。傍論部分にすぎず、なぜあえて言及したのかやや理解しかねる」(石破)
名古屋高裁の判決よりも自分たちの方が正しいと信じて疑わないこの横暴ぶりには開いた口がふさがらなかった。
関連記事:(日付順)
『ペガサス・ミラー』「祝名古屋高裁判決.明日は「ミサイル防衛」問題で福岡で講演会」
ポラリス-ある日本共産党支部のブログ
『晴天とら日和』「名ばかりソ~リ・フクダは「傍論、判決は国の方が勝った」だってさぁ。名古屋高裁で空自のイラク活動は違憲の判決が下る。『平和憲法この国にあり!』」
津久井進の弁護士ノート「さあ!いよいよ憲法9条の出番!~名古屋高裁判決」
『反戦な家づくり』「青山邦夫裁判長について」
さらにさらに、今そのあまりにも馬鹿げた言動で注目されている自民党の有村治子の嘘が発覚した。映画『靖国 YASUKUNI』に出演している刀匠刈谷氏へ直接電話して圧力をかけた問題で非難されまくっている有村だが、彼女が刈谷氏の言葉として紹介したものが実は刈谷氏のものではなく、刈谷氏の奥さんのものだったというのだ。
この件については、下記のブログが詳しい。
『blog*色即是空』「■映画『靖国』問題 出演者の刈谷直治さんが削除希望をしているというのは、有村治子議員による"作り話"だった」
とにかく、嘘と欺瞞に満ち満ちた議員でミチミチている自民党にはいますぐ日本の政治の表舞台からいなくなって欲しいと思っているのは、私だけではないだろう。民主党の菅直人代表代行によると、17日夜、日本テレビのCS番組で、福田康夫首相に対する問責決議案の提出を4月30日に租特法改正案が再可決された段階で検討すると語ったそうなので、自民党の悪政に振り回されるのもあと少しの辛抱だろう。野党には、福田だけではなく、町村や額賀、石破、高村に対しても問責決議案をお願いしたいんだけどね。
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2008.04.16 (Wed)
4・15ショックが広がっている: 後期高齢者医療制度(長寿医療制度)の廃止を!
すでに党内からもこの新しい医療制度について疑問視する声があがっているとのこと。
<後期高齢者医療制度>政府・与党に危機感 「天引き」不満 (毎日 4月15日)
後期高齢者制度混乱…自民党からも批判続出(産経 4月15日)
これだけ混乱が大きくなったのも、虚言壁の目立つ町村信孝官房長官の「7~8割の人は保険料が下がる」という嘘を信じちゃったお年寄りが多かったせいもあるのだろう。7~8割の中に自分も含まれていると思ったら、とんでもない。これまで扶養家族として払う必要がなかった保険料が年金から天引きされているんだから。舛添要一厚生労働相が町村発言に対して「正確な数字は言えない」と逃げ回っているそうだが、保険料が安くなる人が全体のどのくらいいるのか、答える義務があると思う。
一方、野党四党は、年金から後期高齢者医療制度の天引きが開始された4月15日を前にお年寄りの集う巣鴨で、「アウシュビッツ」に勝れども劣らない史上最悪の長寿医療制度を廃止するために訴えていた。
4/14 後期高齢者医療制度の廃止を 市田書記局長が4野党宣伝で訴え
共産党の市田書記局長は、この演説の中で、 「姥捨て山」は無料だが、この医療制度ではお金が取られた上、早死せよと言われる」と訴えている。これを聞けば、おじいちゃんもおばあちゃんも、後期高齢者医療制度((長寿医療制度)がどんなに恐ろしい制度がよくわかると思う。年金問題も解決していないうちに、年金から医療保険が天引きされ、さらに、残りの年金から介護料金も払わなければならない人にとってはかなりの負担増になる。
自公政権はなぜ、官僚の天下り、政治家の利権漁り、大企業の減税など金持ちはより金持ちに、そして、貧困層などの国民など、貧しいものはより貧しくなるような政治を行って平然としていられるのだろうか。
後期高齢者医療制度を廃止させるためにも、自公政権の終焉を一日も早く実現させたい。
関連記事:
このままでは数年後、日本は北朝鮮のような国になる(4月16日)
名ばかりソ~リ・フクダ:可愛げのないジイサンやなぁ、と改めて思った「ぶらさがり会見」+後期高齢者医療保険料の天引き大混乱+天下り(4月15日)
後期高齢者医療制度(長寿医療制度) 関連記事 (yahoo!ニュースより)
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2008.01.18 (Fri)
マスコミは民主党・小沢一郎代表叩きに必死だな
『なごなぐ雑記』の宮城さんが書かれているように、「三分の二で再可決される儀式に立ち会うよりも、この三分の二を変えるための動きを優先」した小沢代表の行動がマスコミからバッシングされる言われは全くないのだ。
小沢氏逆ギレでググッてみて出てきたのが、15,500件だった。
森田実氏までが、「「野党第1党の党首にとって議会活動はすべて。それ以外に重要なものがあるというのは国会軽視であり、優先順位を間違っている。小沢氏は昨年の参院選で圧勝して傲慢(ごうまん)になった」(Zakzak)とまで言われているのには、思わず苦笑してしまったが、確かに党首として議会に出席するのは大切だが、議会にもいろいろある。大切な議会もあれば、採決をとるだけの議会、それもすでに結果はわかっているそれほど重要ではない議会もある。そんな議会を一緒くたにして「野党第1党の党首にとって議会活動はすべて」というのは、ちょっとずれているような気がする。その上、傲慢になったとまで言われてしまっては、小沢代表が気の毒だ。
もっとも、森田氏の場合は、親心から、息子を親が叱るような暖かい気持ちがその言葉の裏に感じとれるので、まあいいんだけど、福田総理に至っては、「大政治家がおっしゃっていることですから。それに対してとやかく言うことはありません」だなんて、慇懃無礼としか思えないような発言をしている。町村信孝官房長官も「まあ、小沢代表のご意見として承っておきます」といかにも小沢代表の言葉を尊重しているようなふりをしているが、その裏ではマスコミによる小沢代表のバッシングを企てていたに違いない。
自公は衆院選のために政策を安倍晋三の政府、官僚、大企業重視型の「美しい国」から国民の生活を重視するものに180度転換するそうだけど、まるで、それじゃ、「生活第一」という民主党の政策の真似じゃない。それでもこの前書いたように、言っていることとやっていることが全く正反対なのは、すでに国民には見破られているんだけど、小沢代表もそれを『夕刊フジ』の新春特別号インタビュー「原点見直し 一気に勝つ」というインタビュー記事ではっきりと指摘している。
「癒着構造に浸った自公政権に改革は無理」
--福田内閣は「最後の1人、最後の1円まで年金を支払う」と約束していたが、突然、舛添要一厚労相が「ないものはない」と言い出し、福田首相まで「公約違反というほど大げさなものか」と開き直った
「あまりにも無責任、不誠実だ。『国民のために』という意識が少しでもあれば、首相や閣僚の口から、あのような言葉が出るはずがない。国民生活に関心がない証拠だ。そこに、官僚を跋扈させ、腐敗させる原因がある。社保庁だけじゃない。防衛省など他の省庁も同じだ」
--福田首相にはリーダーシップが感じられない
「さっき説明したように、福田首相は『こういう政治をしたい』と訴えて選ばれたわけではない。結果として、自公政権や官僚制度、つまり官僚を頂点とする政官業癒着構造の延命が目的化している」
--国民生活は二の次だ
「小泉純一郎内閣以来、『強い者をより強くして、トータルで経済が大きくなればいい』という政策が取られているが、現実はごく一部に富が集中して、残りの大半は苦しい生活を強いられている。大企業と中小企業、都市と地方など、格差はどんどん広がっている。弱肉強食政策の論理破綻は明白だ」
--内閣支持率が急落している
「国民がやっと実態に気づいた。福田首相はじめ内閣があまりにもいい加減で、無責任なので、さすがに頭にきたのだろう。一部マスコミは当初、首相の口先のごまかしを『軽妙』『洒脱』なんて持ち上げていた。だから、マスコミは当てにならない(笑)」
なかなか鋭いじゃん、小沢氏。国民のことを考えるよりも私利私欲を優先している自公やマスコミがいくら今頃、国民生活を重視するなんて言ったって、そんなもの嘘だって誰もが見破っている現状では、衆院選や総選挙での勝算はまずないのではないかと思うのである。
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