2011.08.18 (Thu)
民主党代表選の前に読んで欲しい日本一新の会・平野代表のメッセージ
震災や福島原発事故で菅政権が無能をさらけ出したことによって、民主党の評価は地に落ちた。いまの状態は、前原誠司が代表だったときに起きた偽メール事件のときよりも、さらに国民の信頼を失ってしまったのではないか。あのとき、小沢一郎が代表になって国民の信頼を一気に取り戻し、民主党を次期与党にまで育てあげたことを忘れてはならない。
6月に行われたヤフーの「次の首相にふさわしいと思う政治家は?」というアンケートには、10万票以上が投票された。その結果、26%の票を得て1位に選ばれたのは、小沢一郎だった。15%の票を得た2位の石破茂(自民党)に約2倍の差をつけた。3位は石破茂に3%の差をつけられた前原誠司だった。
日本の国家は官僚によって支配されている。官僚の中でもそのトップに位置するのが、財務省だ。財務省には、国家公務員採用1種試験で合格した人のうち、最も優秀な人材が集められるという。それ故、日本の首相になる人物にも財務(前大蔵)大臣経験者や大蔵族議員などの経験がある人が多い。菅直人も財務大臣だったし、今、次期首相候補として大手メディアが騒いでいるのも現役の野田佳彦財務大臣だ。
ヤフーのアンケートで野田佳彦の人気を見ると、ほんの2%の人しか次期首相にふさわしいと投票していない。まさに小沢氏の13分の1の得票率だ。ヤフーのアンケートが国民の意思を100%反映しているかというと、疑わしいが、10万票という総数からすると、1人が複数回投票できないとしたら、限りなく国民の意向に近いのではないかと思う。
国民の意志とは裏腹に、財務省のパペット(パーなペット)野田佳彦が総理になるようなことになったら、まずは増税を避けることはできないだろう。又、A級戦犯に罪はないと主張している危険な思想の持ち主である。このことからも、首相として靖国参拝をし、小泉純一郎がそうだったように、近隣諸国から日本が又バッシングを受けることになるだろう。世界中の経済が停滞し、アジア諸国が一つになって協力していかなければならないときに、近隣諸国と険悪なムードを作ることはどうしても避けなければならない。
一方の小沢一郎は、党員資格停止処分を受けて自らは代表に立候補できないとしているが、菅直人辞任後には、なんとか党員資格停止処分を解除して、党員資格を取り戻して欲しい。そして、ぜひ、民主党の代表選に立候補して欲しい。それが私たち日本国民の切なる願いだ。
残念なことに、次期、民主党代表選で、国民は投票できない。民主党議員だけが投票権を持つ。だからこそ、自分の地区の民主党議員に電話やメール、Twitterなどで、私たちの意思を伝えようではないか。
下のYouTube動画は、7月31日に浅草で行われた小沢一郎氏の名誉回復と復権を求める街頭行動の様子。国民にここまで信頼されている政治家が他にいるだろうか。
(5) 7/31 小沢一郎氏の名誉回復と復権を求める街頭行動 <浅草>
日本一新の会の平野代表が代表選を前に重要なメッセージをメルマガを通して発信していらしたので、転載したい。どんどん拡散していただきたい。
日本一新の会 メルマガ配信
☆お詫びとお願い
一部の維持会員さんには重複して恐縮ですがますが、本号はより多くの方に読んでいただきたく、転載・コピーも自由といたしますので、よろしくお願い申し上げます。
なお、転載・コピーはテキスト、PDFいずれでも構いません。
日本一新の会事務局
━━【日本一新】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
第62号・2011/8/18
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顧問:戸田邦司
発行:平野貞夫
編集:大島楯臣
(特別無償配信号・転載自由・無限拡散希望)
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<メルマガ・日本一新第62号>
◎「日本一新運動」の原点―69
日本一新の会・代表 平野 貞夫
○ 巨大メディアの「小沢排除」が国を滅ぼす
8月9日(火)、菅首相が国会の答弁で、ようやく退陣の段取りについて発言して、この後に想定外のアクシデントがなければ、8月中には辞めることになる。それに合わせるように、民主党の岡田幹事長は、政権交代マニフェストの基本部分を自民党と公明党の要求を丸のみして修正・見直すとした。事実上、菅首相を辞めさせるために民主党の心を売ったといえる。
巨大メディアの関心が、後継代表選出に移った矢先、野田財務相が飛び出し、巨大メディアの太鼓たたきが始まった。おそらく背後には財務省があってのことだろう。何しろ「大増税」と「大連立」を、早々に打ち上げさせて世論づくりを始めたのだ。この流れでは、まともな代表選なんか期待できない。民主党は実質的には崩壊したといえるが、ここに至った原因やこれからの問題を整理しておきたい。
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2010.09.14 (Tue)
市場でも小沢総理を望む声が大きい
又、今回の選挙では大手メディアvsネットメディアの意見も大きく分かれた。どちらが信頼できるのかその結果も今日明かされようとしている。小沢氏が勝利すれば、ネットメディアの信頼性は高まるが、菅氏が勝ったからといって、大手メディアの信頼性が高まり、ネットメディアの信頼性が薄れるのではない。その場合は、不正が生じた可能性が高い。
私は心から小沢一郎氏が総理になられることを願っているが、万一、勝利できなくともあまり落胆はしない。今回の選挙で小沢一郎の注目度はますます高まったし、これまで誤解されていた小沢氏のイメージがだいぶ良くなったと思うからだ。
このまま米国の言うなりの菅総理が続投した場合、日本は米国支配から逃れられなくなるし、そうすれば、日本は大不況に見舞われる。野党の反発で法案や予算が議会を通らない状況が続き、来年の3月までには菅政権は解散に追い込まれることになるだろう。そのとき、今度こそ総理になるのは小沢一郎しかいない。
しかし、私は小沢一郎が代表選で菅直人に大差をつけて勝利すると信じている。ロイターによると、市場でも「株式市場は財政支出や為替介入の実行期待から、小沢一郎前幹事長の勝利を望む声が多い」(立花証券・執行役員の平野憲一氏)との声が出ているという。
市場のことは、あまりよくわからないが、経済アナリストの菊池英博氏が菅内閣の円高対策に対する無能さを例に挙げながらわかりやすく『日刊ゲンダイ』で解説している。
「間違って菅首相が再選されたら、この国は本当に終わってしまいますよ。円高対策ひとつとっても菅内閣は何もやれない。やれないのは、ドル安政策を仕掛ける米国に遠慮して何も言えないからです。米国の狙いは何かというと、自国の企業を守るために、日本の輸出企業や中小零細を根こそぎ弱らせ、潰してしまうことです。弱らせて、日本企業の技術だけを買い叩く。アメリカは生き残りのために、もはや日本を食いものにすることしか考えていないのです。それがミエミエなのに、菅内閣は何も手を打てない。アメリカの言いなりになり、アメリカの子分の官僚に操られていた方が楽だし、自分の政権が長続きできると思っているからです。この無能無知政権が続いたら、日本は経済的に破滅へ一直線ですよ」
関連記事:
公務はどうした! 蓮舫 民放3局ハシゴに批判噴出
(日刊ゲンダイ 2010年9月3日 掲載)
野田財務相は株最安値放置して代表選
「大臣の仕事に身が入っていないのは、蓮舫だけではありません。小沢・菅会談が行われた8月31日には、午後3時すぎから議員会館の菅の部屋に岡田外相、野田財務相、前原国交相、北沢防衛相、玄葉特命担当相、蓮舫行政刷新相……と、菅支持派の大臣が勢ぞろいして代表選をどう戦うか密談していた。ちょうど、その時間は株価が年初来安値(8824円)を更新してマーケットが閉じた頃です。なのに、財務大臣までが、株暴落を放置しているのだからヒドすぎます。市場関係者は『こんな財務大臣では日本は沈没する』とカンカンでした。彼らは国民生活など眼中にないのでしょう」(政界事情通)
さてさて、昨日のエントリーで紹介させていただいた『民主党代表選挙 菅vs小沢 2010 票読みをやってみた』素人でどこまで票読みが可能なのだろうか?が更新され、現在の国会議員票は、
「小沢一郎」と書く人 219人
「菅直人」と書く人 171人
未公表 19人 / 棄権 2人(衆参議長)
となっている。それにしても、最終予想として、「小沢一郎氏 625ポイント / 菅直人氏 593ポイント。でも得票数に関わらず「菅直人氏再選」とテロップに流れる。」というのはどういうことだろうか。もしかして、不正?
まだどちらに投票するか決めておらず、最終演説を聴いてから決めようと思っている19名の議員の方は、小沢氏と菅氏の演説をじっくりと聞いて判断したらいいと思う。
官僚支配から脱却し、政府の無駄を省いて、国民主権政治を確立したいのであれば、小沢氏。米国、官僚、大企業の言いなりだった小泉政権の再来を願い、弱き国民に負担を強いる弱肉強食政治を望むなら菅氏に投票したらいい。

2009.05.16 (Sat)
民主党代表に鳩山由紀夫氏
とらちゃんが、いち早く情報を集めてくださっている。
鳩山由紀夫 124票
岡田克也 95票
無効票 1票
有効投票数 219票
合計投票数 220票
そして、下の役員人事は、とらちゃんの希望的観測だけど、かなり現実的な人事だと思う。
代表 鳩山由紀夫
代表代行 菅 直人
幹事長 岡田克也
選対本部長 小沢一郎
「岡田克也が民主党代表としてふさわしくない理由」というエントリーにたくさんの貴重なご意見をいただきまして、ありがとうございました。
世論調査ではたくさんいるはずの岡田支持者からの反論があるかなと思ったら、ほとんどありませんでした。やはり、世論調査で岡田氏の支持者が鳩山氏よりも多いというのは、マスコミによる誘導作戦なのかもしれませんね。
上述のエントリーに賛同してくださり、エントリーを紹介してくださった植草さまには、心よりお礼申し上げます。
5月14日の岡田氏代表選出馬表明記者会見で、岡田氏が重大な問題発言を示したことを、「カナダde日本語」の美爾依さんの指摘で知った。これを見逃すわけにはいかない。
「反戦な家づくり」様が指摘されたことを美爾依さんが教えて下さった。岡田氏は小沢代表秘書逮捕問題について、会見で次のように述べたという。
「政党が国家権力の中核にある検察を否定するような言い方は絶対に避け、一定の自制をするべきだ。」
この発言ひとつで、岡田氏が政党の代表として、最も重要な資質を欠いていることが明白になった。民主党が岡田氏を代表に選出するとき、民主党は終焉(しゅうえん)する。総選挙も大きな意味を失う。
岡田氏は、3月3日の小沢氏秘書逮捕を小沢氏個人の問題であるとする。このような人物が民主党幹部として存在し続けてきたことを、民主党員と民主党支持者は心から憤らなければならない。岡田氏の行動は前原誠司氏の行動と大差がない。
岡田氏はいかなる根拠をもって、検察を絶対視するのか。検察を崇(あが)め奉(たてまつ)らなければならない、特別な事情があるのだろうか。
小沢代表秘書逮捕を「政治謀略」であると断定することは困難であるが、客観的な事実は、小沢氏秘書逮捕が「政治謀略」である可能性を強く示唆する。多くの見識ある識者が同様の指摘を示している。
この種の「政治謀略」は、民主主義後進国では決して珍しい事例でない。万が一にでも、「政治謀略」が実行されたとするなら、問題は小沢氏個人の問題ではない。政党が政党の総力を結集して対峙(たいじ)すべき問題である。問題の本質は、「民主主義に対する挑戦」、「民主主義の危機」を意味するものだからだ。
明確な証拠を掴む前に「政治謀略」であると断定することには慎重であるべきだが、「政治謀略」が仕掛けられることなどあり得ないとの前提で、この重大問題を小沢氏個人の問題だと、熟慮もなく切り捨てるのは、あまりにもおめでたい。岡田氏は危機意識のかけをも保持しない人物であると言わねばならない。
政治は政治権力をめぐる壮絶な闘争でもある。政治の現実には、利権が渦巻き、悪魔も介在し得ることを可能性として認識する、冷徹な洞察力がなければ、政治闘争で勝利を得るなど期待できない。
温室育ちの机上の空論だけでは、政治闘争に打ち克ち、国民の手に政治権力を引き寄せることなど不可能だ。岡田氏が民主党代表に就任するとき、無数の民主党支持者が民主党と決別することになるだろう。岡田氏がこの重要事項に気付かなければ、民主党の未来は暗いものにならざるを得ない。
2009.05.15 (Fri)
岡田克也が民主党代表としてふさわしくない理由
まずは、私の直感的な理由から言うと、岡田氏の動画なんかを見ていると、たしかに岡田さんは、ちょっとなまりがあるけど、見栄えもいいし、記者の質問にもそつなく答えている。年齢的にも油が乗り切った頃で、総理としては、最適な年齢だ。でも、なぜかわからないけど、会見を見て思うに、彼の言葉には、小沢代表の言葉のように心に響くものがないのだ。それは、きっとこれまであまり苦労してこなかったからだろう。
岡田氏の言動を見ていると、自信がありそうでなさそうだし、一言で言えば、何をいいたいのかあまりはっきりわからないのだ。
これまでの言動を元に、私が岡田氏が民主党代表にはあまりふさわしくないかもと思う理由は、主に植草さんが「悪徳ペンタゴン」が民主党次期代表に岡田克也氏の就任を渇望している理由として書かれている通りだ。
植草一秀の『知られざる真実』 マスゴミの情報操作が通じない民主党代表選
1.小沢氏に比べて、岡田氏の選挙戦術が明らかに甘いと考えられることである。2007年7月の参議院選挙に際して、小沢代表は「国民の生活が第一」のメッセージを鮮明に打ち出した。ここには、ドブ板を踏んで、有権者の真の声を読み取る小沢代表の政治姿勢が色濃く反映されている。
2005年9月の総選挙で岡田代表は、消費税3%増税を訴え、「日本をあきらめない」のメッセージを発したが、岡田氏のメッセージが心に響いたと感じた有権者はいなかった。
岡田氏は2005年以降、全国を行脚したというが、本当の国民目線のメッセージを示すことが残念ながら現在でもできていない。自民党が岡田氏の代表就任を求めるのは当然だろう。
2.これが最大の理由と考えられるが、岡田氏が積極的な消費税増税論者であることだ。「悪徳ペンタゴン」が次期総選挙後の衆議院任期で最重視している政策は、「消費税大増税」である。今回、麻生内閣による大型景気対策決定を財政当局が容認したのは、2011年度以降の消費税大増税を前提にしたからだ。この点を踏まえれば、民主党の代表は岡田氏でなければならないのだ。
3.消費税問題と裏表の関係になるが、岡田氏は特権官僚の天下り利権根絶に積極的でないと見られている。岡田氏は徹底した無駄の削減を主張するが、「天下り根絶」を積極的に主張しない。2005年の総選挙に際し、私は「天下り根絶」を提言したが、岡田氏は「天下り根絶」を明確には示さなかった。
岡田氏はむしろ公務員の削減、公務員給与の引き下げに力点を置いている。「悪徳ペンタゴン」の一角である「霞が関特権官僚」は、「天下り根絶」についての政策を注視している。岡田氏は「消費税増税」と「天下り温存」を容認する民主党代表候補と見なされているのである。
要するに、岡田氏は、自分が通産省の官僚という国家権力側であったこともあり、国家権力に挑むつもりは毛頭ないばかりか、国家権力に迎合する側の人物であるということだ。その証拠として、『反戦な家づくり』の明月さんが、岡田氏の会見での発言について指摘されている。
『反戦な家づくり』 正体見たり岡田克也
代表選出馬の記者会見で、いきなりこれだ
「政党が国家権力の中核にある検察を否定するような言い方は絶対に避け、一定の自制をするべきだ。」
私は国家権力には絶対に逆らいませんと、現政権に忠誠を誓っているようなものだ。
ダメだこりゃ。
頑固で融通が利かないなんて言う評判は、たぶん岡田サイドが流している自画自賛情報だ。
国家権力の中枢には逆らいません、なんて誓いをたてるヤツに頑固という評価はあたらない。モッタイナイ。ホンモノの頑固者にたいする侮辱だ。
岡田が代表になった場合、意図的に選挙に負ける可能性がある。
前回の衆院選のぼろ負けも、岡田が影で自民党に貢献したという疑惑もある。
この明月さんが指摘している岡田氏の発言は、下の動画の7分くらいから始まる。
小沢代表の大久保秘書が逮捕されたことによって、国民は検察の正体を見せてもらったと感じている人が多いと思う。個人としてだけでなく、民主党は、党を挙げて、国家権力の不当な行使に抗議するべきだと思う。くさい物にふたをするような、上の岡田氏の発言は、そんな国民の意向に反するものである。
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