2008.06.12 (Thu)
ぐっちーさんはやっぱり官僚の味方だった
ぐっちーさんの『債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら』の「そんなに悪いのか・・・」という記事のコメントを読んでもらうとわかると思うけど、コメント欄に書かれているのは、ほとんどが官僚または天下り職員のようで、ぐっちーさんが居酒屋タクシーのどこが悪いんだという内容の記事に同意するコメントが多い。こういった記事に対して、擁護するのは、一般市民ではなく、間違いなく官僚や天下り職員だと思う。つまり、ぐっちーさんは、植草氏に謝罪することもなく、政府官僚の助けを借りながらブログ復帰に向けて着々と進んでいるのだ。
植草一秀の『知られざる真実』
「アサヒ芸能」名誉毀損訴訟での勝訴確定(6月8日)
を読むと、メディアも一向にぐっちーさんが捏造記事を書いた件について報道する気はなさそうだ。ぐっちーさんにインタビューした毎日新聞のデジタルメディア局の磯野彰彦次長氏のブログ『まいまいクラブー竹橋発』によると、朝日新聞の10日付朝刊の「メディアタイムズ」欄にこれまた一方的な(植草氏ではなく)ぐっちー氏だけのコメントが載っていたらしい。
朝日新聞(朝刊)に一連の騒動に対するぐっちー氏のコメント
>「泥仕合になるのでノーコメント。うそだ>と思えば見なければいい」と話す。
なんたるふてぶてしい態度だろうか。肝心の磯野氏はどうかといえば、上記ブログの中で、
少しだけお答えしたい。本人には問い合わせをし、やりとりもした。が、よくわからないところが残っている。正直に申し上げれば、もやもやしている。植草氏のブログや、植草氏を支援する人たちのブログには目を通させてもらった。この「竹橋発」の読者にもそれは読んでもらいたいと思う。
よくわからないところが何なのか。なぜもやもやしているのか何も書いていないので、まるで、適当にごまかして逃げているような感じがする。又、『竹橋発』の読者にも「植草氏を支援する人たちのブログを読んでもらいたい」と書きつつ、「植草氏を支援する人たちのブログ」へのリンクはおろか、全く紹介されていない。
一方、毎日新聞の磯野氏は昨日、私のブログにもコメントを残してくださった。そのコメントでは、植草氏の件には触れていないので、ここでは触れないことにしよう。
ぐっちーさんの記事を盗用した地方局のアナウンサーは社会的責任を問われ、現在休職している。彼のやったことはもちろん、いけないことだが、休職という罰を受けている。
それに対して、いくら官僚や政治家の知り合いがバックについているからって、捏造記事を書いてそれを問われても、泥仕合になるからノーコメントと答え、責任を取らずに、ばっくれているこのぐっちーさんの態度には、人間としての良心は全く残っていないのかと怒りをもって問いかけたくなる。
私は何よりも、ぐっちーさんがなぜブログに書いた植草氏に関する捏造記事を削除しないのか理解に苦しむのだが、ぐっちーさんの記事を連載しているAERAはおろか、地方局のアナウンサーの盗用については大々的に報道した毎日新聞や産経新聞もこの件についてほとんどだんまり状態だ。
これは、植草氏が今日の「『福田首相問責決議可決』報道について」という記事でも書かれていたように、史上初の重要事態である首相問責が、小泉の「関係ねぇ」という言葉を反映するかのように、異常に軽く扱われているのと共通しており、メディアに何らかの圧力がかけられているとしか思えないのである。
日本の憲政史上の重大事実である首相に対する問責決議可決が、このようにマスメディアに軽く扱われる不自然さに私たちは敏感にならなければならない。情報は操作されて人々に伝えられるのだ。氾濫する無数の操作された情報のなかから、真実を洞察することは至難の業だが、その困難を克服しなければならない。
政治権力は政権交代の実現を回避するために、あらゆる手段を講じてくると考えられる。情報操作はもっとも強力な手段である。心ある人々が全力をあげて真実を伝えてゆかなければ、日本の明るい未来は拓かれない。私の言論活動にも当然のことながら、執拗な攻撃が繰り返されることになると思うが、ひるまずに真実を伝える情報を発信してゆきたいと思う。
これらのことだけでも、うんざりしているところに、新たなるバトルが繰り広げられている。
植草氏の記事で知ったのだが、もう一人、小泉マンセーの悪名高きアルファブロガーが少し前までは植草氏を擁護していたにもかかわらず、突然反撃に出た。このおばあさん、私は子供の年齢からして40代かなと思っていたのだが、写真を見ると60代のように見える。自己紹介の記事を読んでみると、なんと!50代だそうだ。それにしても自分のシワだらけのみっともない写真をブログに堂々と載せちゃって何をトチ狂ったかな。
彼女の「冤罪を仕立て上げられた教授が、陰謀論という冤罪を捏造?」という記事は、あまりにも悪意に満ちあふれた文章で読んでいる私でさえ、めまいを感じたくらいだから、彼女を支援者の一人だと思っていた植草氏にはかなりショックだったのではないだろうか。
それにしても、少し前までは、植草氏が逮捕されたことを冤罪事件として擁護するようなことを書いていたのに、突然ここまで容赦なく個人攻撃をかけるというのは、どういった腐った根性をしているのだろうか。池田大先生や木村剛氏など自分に利益になる人は徹底的に持ち上げるが、自分の生活を脅かそうとする人は徹底的に叩く。それも、口汚く罵る。こんな人格欠陥者が雑誌のライターになるってこの国はいったいどうしちゃったのだろうか。
最近の彼女の記事を読んでみると、写真を初めてアップしたときの記事や自分の偏差値を自慢している記事がある。彼女の文を読むと、リアルでは誰にも褒めてもらえないから、自分で自分を持ち上げているのが、こっけいでたまらない。又、人をその学歴や偏差値などで、差別していることも覗える。ちょっといまどき珍しい感覚の持ち主であることがわかると思う。うなじがきれいだって言われただけで、今のご主人と結婚しちゃったっていうほどだから、それまでの人生は男性とつきあうこともなければ、みじめで暗くて、一度も人に褒められた事がなかったのだろう。それが、50になってやっとアルファブロガーになって彼女の人生の中で初めて世間に認められたのだろう。そして、今こうして雑誌のライターにまでなっちゃってそれで舞い上がって、写真をアップしたみたいだけど、このおばはん、だいじょうぶか。
はたして、こうして人の心に土足で踏み込んでくるような女が書いた雑誌を読む人がいるのだろうか。植草氏も言っている。
ブログ世界も清濁併せ持つ世界であることを改めて痛感させられた。「貞子ちゃんの連れ連れ日記」は人気のあるブログかも知れないが、「素晴らしい」と表現した記述は撤回させていただく。このような方がアルファブロガーに名を連ねるのは、本当の優良ブロガーの方には迷惑なことだと思う。
私も心からそう思う。まあ、アルファブロガーといっても貞子のようにどうしてこの人が?という人もいれば、アルファブロガーじゃなくたって素晴らしいブロガーはいるものだ。ただ、ぐっちーや貞子のブログはアルファブロガーの評価を著しく低下させるものだ。それを修復させるためにも、ぐっちーや貞子が本文やコメント欄で植草氏を誹謗・中傷する記事の削除を強く求めたい。
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(前略)木村剛氏をご存じない方が多いと思うので若干補足する。2003年のりそな銀行処理に際して、2003年5月14日まで、りそな銀行の破たん処理を強硬に主張していたのが木村剛氏である。ところが、5月17日のりそな処理には預金保険法102条第1項第1号措置が適用され、りそな銀行は税金により救済された。
第3号措置を強硬に主張していた木村氏は政府決定に対する最大の攻撃者にならなければおかしかった。しかし、木村氏は手の平を返し、政府決定を全面的に擁護した。私はテレビ番組で何度も木村氏と全面対決した。竹中金融相(当時)の裏側で活動していたのが木村氏だった。
詳細については、拙著『知られざる真実-勾留地にて-』第1章「偽装」第7節「摘発される人・されない人」、第8節「りそな銀実質国有化」(39-45ページ)、第15節「標的にされたりそな銀」、第16節「1・3・5の秘密」、第17節「小泉・竹中経済政策の破綻」、第18節「巨大国家犯罪疑惑」、第19節「「りそな銀」処理の闇」、第20節「求められる事実検証」(70-89ページ)に記述しているので、藤井氏の批判が妥当であるか否かをぜひ読者ご自身の目で確かめていただきたいと思う。藤井氏は拙著を多くの読者に読ませたくないと考えられたのだと思うが、このような記事を掲載していただいたお陰で、2003年のりそな銀行処理についての記述をより多くの方に読んでいただくことにつながれば幸いである。
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おまけ:
やっぱり小沢でナイト
Bay City Rollers の"Saturday Night"を「たか&総理ンク・ストーンズ」がパロディってる(笑)。やっぱり小沢じゃないと!
2007.07.24 (Tue)
参院選予想修正

きっこ作第二弾
このところ、いろいろなブログやニュースで盛んに参院選予想が語られている。実際の情勢は私が少し前に立てた予想よりもずっと民主党に有利のようだ。でも、自民党には組織票もあるわけだから、まだまだ油断大敵だ。
私の意識の中で自民党の人気は投票日が近づくにつれて、下がっており、逆に民主党の人気は上がっている。マスコミによる情勢報告やさまざまなブログによる参院選予想と共に私の参議院予想も修正してみた。
今回参考にしたブログ:
『ネット発 声を挙げよう blog』 参議院選挙予測・修正版
私の予想(修正後):
自民 33 公明 10 与党系無所属 1
民主 62 共産 5 社民 3 九条ネット 1 国民新党 2
非与党系無所属 4
私の予想(修正前):
自民 40 公明 12
民主 56 共産 5 社民 2 九条ネット 1 その他5
まだどこに入れようか決まってない人も多いと思うけど、そんな人は、今話題の「毎日ボートマッチ(えらぼーと)」を試みて欲しい。
詳しくは、『きまぐれな日々』の「参院選民主党候補の憲法問題に対する認識」という記事がとても参考になる。
私の考えに一番近い政策を持った政党は共産党だった。そして、2番目が社民党。それ以降は国民新党、民主党、新党日本、公明党、自民党の順だった。九条ネットは政党ではないので、ボートマッチに含まれていなかったのが残念だ。
投票の参考材料になると同時に、自分の考えと各政党の主張を比較することで、選挙の争点となっている政策への理解を深めることができるようになっているので、まだどこに投票しようか迷っている方はぜひトライして欲しい。
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Tags : 参院選予想 |
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